ゆるめるモ!(You'll Melt More!)の徹底解説まとめ

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ゆるめるも!(You'll Melt More!)とは、フリーライターの田家大知がももいろクローバーの「ピンキージョーンズ」に触発されて、「辛い時は逃げてもいいんだよ」をテーマとして自ら街頭でスカウトして集めてきたメンバーで結成された女性アイドル・グループ。名前の由来は「(窮屈な世の中を)ゆるめる」というメッセージと「You'll melt more!(あなたをもっとトロけさせたい)」という2つの意味が込められている。

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バック・バンドは4人編成、しかもうち2人は女性という少数精鋭であり、これが良い演奏をしてゆるめるモ!のパフォーマンスをより盛り立てている。ゆるめるモ!のメンバーも4人に減少しているのだが、人数が少なくなった分、それぞれのメンバーの熱量が倍増し、パフォーマンス力も歌唱力も、人数減少と反比例して上昇してきている姿を見ることが出来る。バンドとの相性も申し分なし。セット・リストに関しても「逃げろ!!」がなかったり、オープニングがいきなり「idアイドル」だったりと、意表を突く、というよりも新たな歩みを踏み出した4人の新たな挑戦といった意味合いを強く感じる。


楽曲概説

01. idアイドル
作詞:後藤まりこ
作曲:後藤まりこ
編曲:後藤まりこ・ハシダカズマ

「YOU ARE THE WORLD」に収録されていた楽曲。

今までとは全く異なる、アグレッシヴなオープニング曲に導かれて、ゆるめるモ!の4人がステージに登場。そしていきなり通常であればクライマックスでパフォーマンスされる「idアイドル」で始まる。意表を突くオープニングでもあり、非常に効果的なオープニングでもある。生バンドの演奏も大所帯バンドとは違い、少数精鋭でキチっとまとまっている。ただライヴ全編にキーボードの音なども聞こえてくるので、カラオケも併用しているものと思われる。勿論、メインはバンドの演奏である。観客のレスポンスも今まで以上に熱がこもっており、これまでにない熱いオープニングとなっている。

02. Hamidasumo!
作詞:ハヤシヒロユキ
作曲:ハヤシヒロユキ
編曲:ハヤシヒロユキ

「Hamidasumo!」及び「YOU ARE THE WORLD」に収録されていた楽曲。

アグレッシヴでアジテーション高めの楽曲が続く。あののギター・ソロもすっかりと板についてきた。しふぉんがクラウドサーフィンを始める。

03. 不意打て!!
作詞:ハヤシヒロユキ
作曲:ハヤシヒロユキ
編曲:ハヤシヒロユキ

「YOU ARE THE WORLD」に収録されていた楽曲。

ハイ・テンションな楽曲の連続。ゆるめるモ!のヴォーカルも申し分ない。そして何よりも今回のバンドの演奏も非常に安定している。

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04. 私の話、これでおしまい
作詞:小林愛
作曲:マル
編曲:マル

「Electric Sukiyaki Girls」及び「Unforgettable Final Odyssey」に収録されていた楽曲。

ここで長めのMCが入る。そして円陣を組むと同時に「私の話、これでおしまい」のイントロが始まる。ゆるめるモ!のヴォーカルは本当に上手くなった。

05. アントニオ
作詞:小林愛
作曲:マモル
編曲:マモル

「アントニオ」に収録されていた楽曲。

歌う方も演奏する方も非常に難しい楽曲。観客もノルのが難しい楽曲とも言えるだろう。

06. 人間は少し不真面目
作詞:小林愛
作曲:ハシダカズマ
編曲:ハシダカズマ

「女の子よ死体と踊れ」に収録されていた楽曲。

バックのバンドが本当に良い演奏をしている。4人というほぼ必要最小限のメンバーなので、個々の楽器の音が良く聴こえてくるし、バランスよく、それでもきちんと各々が自己主張している。

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07. 孤独な獣
作詞:小林愛
作曲:ハシダカズマ
編曲:ハシダカズマ

「孤独と逆襲EP」に収録されていた楽曲。

再びここでMC。少しシリアスな内容のMCが続くことだけが、少し心配ではある。そしてライヴ映像としては初出しの「孤独な獣」が始まる。

08. もっとも美しいもの
作詞:小林愛
作曲:Koji Nakamura
編曲:Koji Nakamura

「YOU ARE THE WORLD」に収録されていた楽曲。

前の曲から間髪を入れずに「もっとも美しいもの」が始まる。スタジオ・ヴァージョンにあったエレクトリックをメインとしたアレンジから、ロック・バンドのアレンジに変わっており、楽曲に新しい表情が加わっている。

09. OO(ラブ)
作詞:小林愛
作曲:Tamptin
編曲:Tamptin

「Unforgettable Final Odyssey」に収録されていた楽曲。

恒例の扇子を持ったパフォーマンス。聴けば聴くほど良くなってくる楽曲だ。

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10. 震えて甦れ
作詞:小林愛
作曲:田家大知・ハシダカズマ
編曲:ハシダカズマ

「孤独と逆襲EP」に収録されていた楽曲。

ここでMC。そしてライヴ映像初出しの曲が再び。アグレッシブでドラマチックであり、ライヴのクライマックスのひとつになるべくして制作されたような楽曲。やはりタイミングを取るのが難しかったのか、ブレイク時のドラムスの変拍子は多少抑えられている。あののギター・ソロをここでも聴くことがでくる。ラストの「どうする」のコーラスには鳥肌すら立つ。

11. スキヤキ
作詞:小林愛
作曲:田家大知・松坂康司
編曲:松坂康司

「Electric Sukiyaki Girls」及び「Unforgettable Final Odyssey」に収録されていた楽曲。

間髪を入れずにベースの印象的なイントロが始まる。ゆるめるモ!のパフォーマンスからは、たくましさを感じられる。

12. たびのしたく
作詞:小林愛
作曲:ハシダカズマ
編曲:ハシダカズマ

「Unforgettable Final Odyssey」に収録されていた楽曲。

大作が続く。ホーン・セクションがいないため、よりロック色が強まっている。

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13. Only You
作詞:小林愛
作曲:田家大知・ハシダカズマ
編曲:ハシダカズマ

「文学と破壊EP」及び「YOU ARE THE WORLD」に収録されていた楽曲。

本編ラストの楽曲。まさに興奮の坩堝と化したステージ。ゆるめるモ!のパフォーマンスに、生バンドの演奏、そして観客の熱気、静と動、セーヴとカオス。しふぉんが、あのが観客席にダイヴ、これは演者と観客の信頼関係が成立していなければ出来ないパフォーマンスである。ライヴの理想的な時間と空間がここには拡がっている。

14. 私へ
作詞:小林愛
作曲:大星徹
編曲:大星徹

「YOU ARE THE WORLD」に収録されていた楽曲。

アンコール1曲目。まずメンバー各自からのコメント。あののコメントはいつもながら心を打つ。本ライヴでのMCは全体的にシリアスで少し内向きな内容が多かったように感じる。それでもアンコール1曲目にこの名曲「私へ」がパフォーマンスされることで全てが浄化されたようにも思える。

15. ナイトハイキング
作詞:小林愛
作曲:ハシダカズマ
編曲:ハシダカズマ

「WE ARE A ROCK FESTIVAL」に収録されていた楽曲。

アンコール2曲目、そして本当のラスト。これまた名曲。そういえばこの時点での最新ミニ・アルバムである「WE ARE A ROCK FESTIVAL」からはこの「ナイトハイキング」しか選曲されていない。このミニ・アルバムのステータスが微妙な位置にあることの現れかもしれない。

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<特典映像>

01. 震えて甦れ(けちょんver.)
02. 震えて甦れ(しふぉんver.)
03. 震えて甦れ(ようなぴver.)
04. 震えて甦れ(あのver.)

特典映像はそれぞれのメンバーをメインにフィーチュアーした「震えて甦れ」。専属のカメラがそのメンバーだけを追って撮影している映像が中心になっているので、まさにそのメンバーの一挙手一投足を見ることができる。

7月5日:咲-Saki-(DVD)

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咲-Saki-
参加メンバー:あの
発売日:2017年7月5日
レーベル:バップ
規格:DVD

あのが出演した映画「咲-Saki-」のDVD作品。「Blu-ray 限定盤」に付けられている映画のメイキングや、舞台挨拶をまとめたディスク、フォトブック、Tシャツは本作品には付属されていない。

「咲-Saki-」とは、小林立氏による麻雀漫画。麻雀でインターハイ優勝を目指すことになる女子高校生たちの姿を描いた内容となっており、スクウェア・エニックス「ヤングガンガン」2006年4号~6号にかけて短期掲載された後、2006年12号より連載が開始。その後インターネットラジオのドラマ放送、ドラマCDのリリース、2009年にはテレビ・アニメ化、2016年には実写版としてテレビドラマ化されている。

2017年2月3日には小沼雄一監督で実写版映画が公開され、鶴賀学園1年生で、リーチをかけても警戒されず、自分が振り込んでも気づかれずに無視される程の存在感の薄さから「ステルスモモ」という異名を持っている、麻雀団体戦:副将「東横桃子」の役であのが出演している。

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2017年3月19にち、Cinema Art Online に掲載されたインタビューより。

――『咲-Saki-』の出演が決まった時の率直な感想を教えて下さい。

あの:最初はっきり教えてもらってなくて「ゆるめるモ!」っていうグループ活動もしてるんですけど、メンバーみんなでいるときにマネージャーがポロッと言って。でも、みんな信じてなくて、自分も信じてなくて、「そんなわけねぇーじゃん!」みたいな(笑)
「なんでそんな話しが…?まずおかしいじゃん!」ってなってました(笑)

――今回の映画で東横桃子の衣装である鶴賀学園の制服を見た時の第一印象を教えてください。

あの:地味(笑) いろんな学校がある中でも一番地味だし、現実世界の制服の中でも普通の学校と比べて地味な方だなって思って、でもこれはこれでとても好きです。シンプル・イズ・ザ・ベスト!

――『咲-Saki-』に出てくる学校で着たかった学校の制服は? また、この役をやってみたかったという役はありましたか?

あの:役はないですけど、制服で選ぶなら一番着たかったのは、永尾まりやちゃんの! かっこいいなって思って、デザインとかシルエットも可愛いです。

出典: cinema.u-cs.jp

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――同世代の方が多い現場だったと思うのですが、撮影現場の雰囲気はどうでしたか?

あの:あのですね。匂いがすごかった。女の匂いというかすごいフローラルなお花の匂いがした。女の子が集まるならではの匂いを嗅げて癒されました。

――撮影現場での空き時間は何をして過ごしていましたか?

あの:ほとんど寝てました。(笑)

――学園毎に撮影したと思いますが、メンバーとは喋ったりはしましたか?

あの:みんなのほうから沢山喋りかけてくれて、撮影の最後の方は壁もそんなになく喋っていた気がします。喋りかけてくれる優しさを感じました。

――普段はあまり喋らないのですか?

あの:そうですね。普段はあまりしゃべるほうじゃないので、最初皆さんとの関わり方や接し方がよくわからなくて一人でいたんですけど、その距離感もリアルに学校ぽくて。今はあんまり同世代の人と喋る経験がないから、すごい青春ぽいなって思いました。

出典: cinema.u-cs.jp

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――影のような役でしたがあのさん自身との共通点はありましたか?

あの:気配を消すというのが特徴的なのですが、それは場合によっては学生のときとかも得意だったので、なるべく目立たないように過ごすというのがすごい共通している部分だなっていうのとか。逆に自分とかけ離れてるなっていうのは加治木先輩が大好きで、抱きついたり、すごい猛アピールで、大好き!ってところがあるんですけど、そういうのが本当にわからなくて、普段は冷たいとか素っ気ないと言われる方なので、だから、そこが一番かけ離れてて、結構がんばってつくりました。

――どういう風につくりあげたのですか?

あの:岡本夏美ちゃんは、最初サバサバしてるなって思いました。でもとにかく沢山喋りかけてくれて、演技経験がほぼほぼ初めてだった自分に、堂々としてて初めてとは思えないよって言ってくれたり優しくて、すごくしっかりした子なので、本当に加治木先輩のたくましさを感じられて好きっていう感情が芽生えたので、できました。

――他のメンバーの方とは?

あの:他のメンバーの方は現場全体がすごく珍しい感じで私に興味を持ってくれて、物珍しそうな接し方をしていたので、面白かったです。

――麻雀は普段やったりしますか?

あの:全くやらないです。

出典: cinema.u-cs.jp

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――麻雀は撮影に入ってから練習したのですか?

あの:撮影の前に打つ練習とかをひたすら何時間もやったりしてました。

――難しくなかったですか?

あの:最初はすごく難しくて、できなかったですけど、案外しばらくしたらできちゃう。できたら簡単だなって思った。

――続いて10代について聞かせていただきたいのですが、ぶっちゃけ今の10代の印象は?

あの:頭が、、、、。(笑) なんだろな…? 頑張って生きていらっしゃるなって(笑)。自分自身にはあんまりいい印象がないですが、10代って何かに没頭するってことがすごい明確だなって思って、そういうのがすごいいいなって。はっきり好きなものは好きで熱中してるから、いい意味で一つのことしか見えなくなるし今回も麻雀に熱中してる女子高生の物語なので、熱中するということにすごい憧れというか羨ましいなって思いました。あんまり熱中するものがなかったんで、『咲-Saki-』に出て少し体験できたかなって思っています。

出典: cinema.u-cs.jp

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