ゆるめるモ!(You'll Melt More!)とは【徹底解説まとめ】

ゆるめるも!(You'll Melt More!)とは、フリーライターの田家大知がももいろクローバーの「ピンキージョーンズ」に触発されて、「辛い時は逃げてもいいんだよ」をテーマとして自ら街頭でスカウトして集めてきたメンバーで結成された女性アイドル・グループ。名前の由来は「(窮屈な世の中を)ゆるめる」というメッセージと「You'll melt more!(あなたをもっとトロけさせたい)」という2つの意味が込められている。

10月25日:怪獣倶楽部~空想特撮青春記~ (Blu-ray)

怪獣倶楽部~空想特撮青春記~
名義:テレビ・ドラマ
参加メンバー:あの
発売日:2017年10月25日
レーベル:バップ
規格:Blu-ray

あのが出演した、2017年6月に深夜ドラマ「ドラマイズム」の作品として放送されていた全4話の連続ドラマのBlu-ray作品。

概要は「怪獣倶楽部~空想特撮青春記~」DVDを参照のこと。

11月29日:YOUTOPIA 通常盤

YOUTOPIA 通常盤
名義:ゆるめるモ!
参加メンバー:けちょん、しふぉん、ようなぴ、あの
発売日:2017年11月29日
レーベル:You'll Records
規格:アルバム

収録曲
01. 歩くの遅い犬
02. 逃げない!!
03. ミュージック 3、4 分で終わっちまうよね
04. モイモイ
05. しんぼりくむ れすぽんす する
06. You とピアザ
07. サマーボカン(Remastered)
08. やる
09. うんめー
10. あ!世界は広いすごい
11. ごろごろ物思い
12. ナイトハイキング(Remastered)
13. 永遠の瞬間
14. must 正
15. 天竺

2015年11月11日リリースの「YOU ARE THE WORLD」以来、約2年ぶりにリリースされたサード・アルバム。通常盤と初回限定盤の2種類が同時リリースされており、それぞれ異なったジャケットになっている。本作は通常盤である。

ジャケットのグラフィック・アートはデジタル・アート作家の楠田諭史氏が担当している。ジャケット・デザインは今まで通りHONDALADAYのDie氏。衣装はMIYANISHIYAMA氏、メンバーが頭に被っている動物のデザインは吉田孝弥氏がそれぞれ担当している。

*楠田諭史(くすださとし):日本のデジタル・アート作家、グラフィック・デザイナー。熊本県出身。ジグソー・パズルの制作やHKT48のライヴ・ツアー・ポスターのデザインなども担当している。

楠田諭史氏がデザインしたHKT48のライヴ・ツアー・ポスター。

*MIYANISHIYAMA(みやにしやま):福岡県出身のフリーのアート・ディレクター。雑誌のエディトリアル・デザインから空間デザインまで幅広く手がけている。

MIYANISHIYAMA氏がデザインした衣装に身を包むようなぴ。

*吉田孝弥(よしだたかや):彫刻家。粘土などを用いてヴィヴィッドな配色の作品を制作している。

先日「夏休モ!~ゆるめるモ!#平成最後の夏 関東ツアー~」新横浜NEW SIDE BEACH!! 公演に行って参りました。この公演の衣装はYOUTOPIAの時のものだったのですが、会場にいた方はあのちゃんのお面が違うことに気づいたでしょうか? そうです。今回、新規造形でパンダを作らせていただきました?!(2018年8月24日:吉田孝弥氏のTwitterより)。

このアルバムは、ゆるめるモ!結成5周年記念アルバムでもある。

2017年12月2日、Real Soundに掲載されたプロデューサー:田家氏への「5周年を振り返って」のインタビューより。

――ゆるめるモ!は2012年に結成してから5周年となりましたが、振り返ってみていかがでしたか?

田家大知(以下、田家):やっぱり濃かったなと思います。苦しいこともたくさんありましたけど、僕の言うセリフじゃないですね。運営として学びながらだったので「もっとできたのにな」っていうこともありますし。曲の出し方や見せ方、タイミング、順番も。メンバーに関しては、彼女たちを一番いい方法で輝かせて、今までなかったグループが世の中を動かせるようにひたすらがんばってきたんです。

――脱退するメンバーもいたことについてはどう考えていましたか?

田家:そうならないように考えてきましたけど、体調や進路のことは仕方ないんです。残ったみんなに「僕らでやろうよ、大丈夫だよ!」って言ってましたね。本当は大丈夫じゃないんですけど、仕方ないんですよ。

――脱退についてもメンバーの休みについても、縛りつけないのがゆるめるモ!ですよね。

田家:他のグループを見ると、うちは特殊なんだろうなと思います。だから僕ら運営にも、日本社会へのアンチテーゼがあるのかもしれないですね。毎回授業に出てがんばることが正しいわけではないし、ちゃんとやるべきことをやってればいいじゃないか、とか。「出席原理主義」みたいな人から見たら「やる気ないじゃないですか」と言われるかもしれないけど(笑)、その中で面白くできてるんじゃないかなと思いますね。

――私が初めて田家さんにお会いしたのが2012年で、ゆるめるモ!を始動した頃でした。「アジポタ」というアジアのポータルサイトがあって、そこで「自殺するぐらいなら逃げていい」というメッセージとともに結成されたのがゆるめるモ!でした。インドネシアのバンドとやったり、メンバーが生演奏をするライブをやったりしていた初期は、今振り返ってみていかがですか?

田家:僕、いい意味でも悪い意味でも足元が見えてない人で。「今日メンバーが休みます」とか言われても、僕は先のことばかり考えてるんで、重大なことに思えないんですよ(笑)。初期の頃はお客さんもいなかったけど、僕はその時点で5年後を考えていて、その日のライブのことを全然考えなかったんですね。次の作品のことや、次の展開のことばかり考えてるから、最近はメンバーがその合間を埋めてくれてるんです。

――その当初の展開は思い通りできましたか?

田家:思い通りにはいかなかったですね。もっと早く人気が出るかなと思ってたんですけど、簡単じゃなかったです。

――アジア進出は諦めてないと2014年に話していましたが、今もそれは変わってないですか?

田家:この間、台湾に行って8回目の海外公演だったんですよ。ベトナム、バンコク、上海2回、香港、台湾、韓国、台湾2回。僕の野望にメンバーも乗っかってきてくれて、海外とつながることの素晴らしさをメンバーも理解してくれてますね。

出典: realsound.jp

――2013年に新メンバー5人が加入して、そのうち3人(ようなぴ、しふぉん、あの)が今も残っていますね。あのとき8人体制になって、その後6人体制になっていく痛みもあったんじゃないでしょうか?

田家:「去る者追わず」だけど、別れなんですごく悲しいですよ。だからといって、ゆるめるモ!がガクッとなることはまったくなくて、今まで通りがんばっていくしかないんです。この大きな船は進んでいくものだし、「悲しいけどまた会おう!」という気持ちなんです。船の舵から手を離すことはなくて「ガンガン行くぜ!」っていうのは変わらないですね。いい送り出し方をして「また遊びに来てよー!」っていう感じというか。僕がすごく悩んでダメージを受けすぎて、船を進めることができない、なんてことはないですし。

――なんで田家さんはそんなにバイタリティーがあるんですかね?

田家:それは自分でも思います。マグマみたいな熱が冷めることもなく、日々のことに揺れることもなく、ただ進んでいくみたいな。ゆるめるモ!で世の中を動かしたいという気持ちがすごくあるんですよ。熱意と言うと軽いんですけど、やらなくちゃいけないことだと思います。

――使命感とも言えますかね?

田家:使命感ですね。音楽があることによって、楽になったり勇気が出たりするようにしたいんです。音楽でいろんなものを破壊すると、楽になる人がいるはずなんですよ。僕にとっては「世の中をゆるめる」っていうのは「世の中をぶっ壊す」と同じ意味なんです。変なルールとか壁があるから窮屈な思いをしてる人がいっぱいいるじゃないですか? それをぶち壊していく存在がいれば、世界が広くなるだろうなと思うんです。

――田家さんがゆるめるモ!を結成したのは30代後半じゃないですか。なぜその年代で情熱が爆発したんでしょう?

田家:ゆるめるモ!はきっかけに過ぎないんだろうなと思います。世の中に対する違和感はずっとあって、でも手段と方法がわからなくて、バンドをやったりライターをやったりしたりして。あと、僕が極端なんですよね。「海外に行ってみよう!」と思って、10代の時に最初に行ったのがアフリカのチュニジアなんです(笑)。

――「最初はアジア」とかじゃないんですね(笑)。

田家:いろいろすっ飛ばしたくなるんです(笑)。海外旅行の2、3回目で世界一周をしたんですよ。でも、猿岩石と同じ時期に同じルートを行っていて、僕はテレビを見てないし猿岩石のことも知らないので「猿岩石と同じルートだね」って言われてすごく悔しくて(笑)。そのときに、世界一周することで地球の大きさを把握して、世界は一周できるんだと確認できたのはすごく良かったですね。

出典: realsound.jp

――そして、最終的にフィットしたのがアイドルのプロデュースだったんですかね?

田家:まだ結果を出せてないので「フィットしてる」とは言えないんですけど、今の自分ができる最良最善のことがアイドルプロデューサーだとして、やりたいことはいっぱいあるし、モチベーションが落ちることはまったくないんです。

――メンバーのケアも大変だったんじゃないですか?

田家:それも大事なことなんです。やっぱり励ますのはすごく重要なんだな、って思いますね。たまにアホなことを言ったり、「できるできる!」とか「イェーイ!」とかいっぱい言ったりすることで気持ちが外に向くかなと思って、意識してましたね。

――それもメンバーが8人とか6人とかいた時代は大変だったんじゃないですか?

田家:今と比べたら大変でした(笑)。目が行き届かなかったな、って。4人だとすぐ全員に話せるけど、人数が多いと集めるのも大変だし、こっちがまとめようとしても限界があるし。4人になってからは自発的に話し合ってくれてますね。

――どこのグループでもメンバーのトラブルは起きるじゃないですか。そういうときはどう対応していたんですか?

田家:僕はなるべくそこに引きずられすぎないようにしたんです。もちろん一生懸命に向き合いますけど、見解の違いや相性の問題もあって僕らが全部コントロールできるわけでもないので。「いろいろあるみたいだけど、こんなかっこいい曲できたよー!」って(笑)。繊細な人だったら頭抱えて「ああ、なんて大変なことがいっぱいなんだ! やめます!」ってなると思うんですけど、僕は「ズンズン前に行こうね」って話してましたね。

――結果的にはそれが良かったんでしょうね。

田家:そうなんですよ。いろんな日々の悩みがあっても、僕がどんどん先のことを提示することで、前に行こうとしてくれたのが良かったなと思いますね。「この人は悩みを聞いてるけど先のことしか考えてない」とわかってると思うし、視線を上げる形になってきたのかなって思いますね。

出典: realsound.jp

――2014年にはLIQUIDROOM、2015年には赤坂BLITZ、2016年にはZepp DiverCity (TOKYO)でワンマンライブを開催しました。しかし、Zepp DiverCity (TOKYO)以降は、それを超える規模の会場でワンマンライブをできていないことはどう考えていますか?

田家:『YOU ARE THE WORLD』(2015年の2ndアルバム)で攻めすぎたなと思いました。ぶっ倒れるんじゃないかってぐらい詰めこんで作った作品なんですよ。いろんな人に届くだろうと思ったんですけど、届かなかった。僕ら運営チームに宣伝力がなかったり、メディアにリーチさせる方法をまったく知らなかったりして。ゆるめるモ!はより影響力を持った存在になりたいと思ってきたので、このやり方だけではお茶の間に広がってはいかないな、って感じたんです。

――でも、NEU!のオマージュを「SWEET ESCAPE」(2013年の『New Escape Underground!』収録)でした衝撃は忘れられません。

田家:あの時期はどうやっても話題にもならなかったですし、もし普通に良い曲を出していたとしても届きようがないじゃないですか(笑)。あの頃はオマージュという手法をとらせていただいて、わかりやすく記号化したんです。ESG(2014年の『Electric Sukiyaki Girls』)とかSuicide(2014年の『SUImin CIty DEstroyer』)のようにオマージュをすれば、「ゆるめるモ!はなんでもありだよね」って思われて、カテゴライズされないかなと考えて。

――2016年7月10日の新木場Studio Coast公演をもって2人が脱退して、以降は現在の4人になりました。あの時期に囁かれていたメジャーデビューの話はどうなったんですか?

田家:あれはいろいろあって……(笑)。

――今のゆるめるモ!は、テレビには出ているのにインディーズのままで、不思議な存在ですよね。

田家:メジャーで宣伝費をどんどんかけてほしいし、僕らが知らないタイアップのルートも知りたいんですけど、今はインディーズでのやり方を少しずつ知ってきているので、いい話があればメジャーで出したいですね。でも、メジャーでうまく行っていなそうなグループも見ているので、慎重に、今はちょっと自分たちで頑張れることをやりたいかな。

――現在の4人に対して成長したなと思うところはありますか?

田家:大雑把な言い方になるんですけど、全員意識が高い。4人になってから、自分なりに考えて動くことができるようになりました。意志を持つ「個」として動いてくれるので、すごく頼もしいですね。逆に、そうじゃないと今のスピード感ある状況と体制にはついてこられないと思うんです。4人の思いの強さは同じなんで。

出典: realsound.jp

――なぜ5年間ゆるめるモ!を続けられたと思いますか?

田家:「音楽的に遊びたい」っていう僕の思いがすごく強いんですよ。アイデアが尽きたこともないし、頭の中にあるものを早く全部やらないといけないと思ってるし、客観的に見てもそれらのアイデアが形になったら面白いことも見えてるので、勝手に「死んじゃだめだな」と思っていたり。

――だからどんな困難な状況になっても、ゆるめるモ!を続けていけるんですね?

田家:そうですね。そこだけは自信とプライドがあって揺るがないんですよね。負けず嫌いだし、他のグループに絶対負けない自信があるから飄々とやってきて、5年経っても炎が消えることもなくひたすらやっている感じです。

――『YOUTOPIA』の前に、今年はPrimal Screamの『Screamadelica』をオマージュした『ディスコサイケデリカ』と、Talking Headsの『Remain in Light』をオマージュした『TALKING HITS EP』がリリースされたじゃないですか。ああいうのはどの程度反響があるものなんですか?

田家:ないんですよ(笑)。でも、「このグループはそういう方向性の音楽をやりたいんだな」という意志を提示できるのでわかりやすいじゃないですか?

――『TALKING HITS EP』の「NEW WAVE STAR」を聴いて、Talking Headsの「Life During Wartime」だと感じたんですよ。そういう指摘はありましたか?

田家:Twitterとかで見かけたのは10人ぐらいですかね(笑)。でも、それでもいいかな。Talking Headsをリスペクトしてるからメンバーにもそういう面白さを感じてほしいし、感じてると思うんですよ。Primal Screamも知らなかったけど、『Screamadelica』を中古で4枚買ってきて4人にあげたら、4人にとって遠い存在ではなくなったんです。あの子たちの世代では出会いもしないTalking Headsのオマージュをやることによって、自分たちの中へ飲みこむという作業をして、音楽的な深さ、人間的な深さ、歴史的な深さを彼女たちのものにできるんじゃないかなという小さな願いはありますね。

――それができても「NEW WAVE STAR」は『YOUTOPIA』に入ってないですよね(笑)。

田家:それは5周年シングルという意味を強めたかったのと、シングルのジャケットと曲の結びつきも強すぎたので(笑)。あえて入れませんでした。

出典: realsound.jp

――そして『YOUTOPIA』の1曲目「歩くの遅い犬」は、ボーカルがいきなり生々しくて驚きました。艶めかしいですね。

田家:ボーカルをねちっこい感じにしたいと話したんですよ。The Musicとか、The Chemical Brothersにノエル・ギャラガーが参加した「Setting Sun」とか「Let Forever Be」とか、OasisとかSuedeとかThe Stone Rosesもメンバーに送ったかな。曲を渡したら、どう歌いたいかインタビューするんですけど、4人もそういう方向性を理解してくれていて、トリップさせて酔いしれるような形で歌ったんです。結果として艶めかしさ、セクシーさみたいなものはあるかもしれないですね。サイケデリックな曲にしたいなと思いました。

――作曲のmooksというのはどなたなのでしょうか?

田家:「歩くの遅い犬」は、昔解散しちゃったmooksというバンドの曲なんですよ。僕の友達のバンドなんですけど、超かっこよくて。2000年代初期のバンドで、ネットにも情報が残ってないんですけど、時代的に出るのが早すぎたんです。そのバンドの曲をリメイクして世に出したいなとずっと思っていて、共通の知り合いでもある作詞の小林愛さんとも話してたんですけど、連絡も取ってなくて、許可を取るのも大変なのかなと考えてたら、mooksのドラムがまさかのドルヲタになってて、生ハムと焼きうどんと対バンした現場で15年ぶりくらいに再会したんですよ。「あの曲やりたいんだけど」って言ったら、mooksのメンバーたちも全員「ぜひ」って言ってくれて。ドラムは彼に叩いてもらって、上物のアレンジは安原兵衛さんがやってくれて、ギターはあのも弾きましたね。

――2曲目の「逃げない!!」は、「逃げろ!!」のセルフアンサーソング。曲名に驚きました。

田家:いや、これはセルフアンサーソングというわけではないんですよ。それぞれが全く独立したものとして「逃げたいときもあるし、立ち向かいたいときもあるよね」って、2つの形を届けていければと思っています。

――でも、歌詞を読むとスタンスは「逃げろ!!」と同じで、「逃げてもいい」と言っている自分たちを客観視したうえで<私は逃げない/逃げたい君を 置いてはいかない>と歌っていますよね。すごい成長だと思いました。

田家:これは小林愛さん(ゆるめるモ!の重要曲の多くを手掛けてきた作詞家)が4人を見て、今のタイミングで歌うことを考えてくれた感じですね。

――3曲目の「ミュージック 3、4分で終わっちまうよね」は『ディスコサイケデリカ』から。メンバーが言われた罵詈雑言を小林愛さんが歌詞にまとめたものですが、この挑発には強烈なロックンロールを感じます。

田家:面白い試みができたなと思いますね。メンバーと僕の会話の中で「面白くない?」みたいな話になって、「みんなどんなこと言われたの?」って聞いて集めて、愛ちゃんに送ったらこんなにもいい歌詞にしてくれました。

――ゆるめるモ!が受け身のグループじゃないことが端的に出ている楽曲ですよね。

田家:転んでもただじゃ済ませないという感じがしますね。

出典: realsound.jp

yamada3desu
yamada3desu
@yamada3desu

Related Articles関連記事

TIGER & BUNNY 2(タイバニ2)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

TIGER & BUNNY 2(タイバニ2)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『TIGER & BUNNY 2』とは、ヒーローたちの日常と活躍を描いたオリジナルアニメ作品。2011年に放送されて好評を博した『TIGER & BUNNY』の続編である。 ヒーローが職業化している近未来都市シュテルンビルド。ベテランヒーロー鏑木・T・虎徹と若き俊英バーナビー・ブルックスJr.は、それぞれの過去や現在の問題を乗り越え、コンビを組んでの活動を続けていた。そんな彼らの前に新たなライバルとなる新人ヒーローたちと、人々の脅威となる新たな強敵が現れる。

Read Article

TIGER & BUNNY(タイバニ)のヴィラン・エネミー・ENEMYまとめ

TIGER & BUNNY(タイバニ)のヴィラン・エネミー・ENEMYまとめ

悪党と戦うヒーローたちの悲喜こもごもの日常を描いた『TIGER & BUNNY』シリーズには、「ヴィラン」ことそのヒーローたちが相手取る個性豊かな悪役が多数登場する。 自らの正義を示すため悪を断罪するルナティック。物語の裏で暗躍し続けた巨悪アルバート・マーベリック。無邪気な暴君フガンとムガン。伝説のヒーローのライバルたる力の信奉者L.L.オードゥン。ここでは、『TIGER & BUNNY』シリーズに登場するヴィラン(エネミー / ENEMY)をまとめて紹介する。

Read Article

TIGER & BUNNY(タイバニ)のヒーロー・HEROまとめ

TIGER & BUNNY(タイバニ)のヒーロー・HEROまとめ

悪党と戦うヒーローたちの悲喜こもごもの日常を描いた『TIGER & BUNNY』シリーズには、何人ものヒーロー(HERO)たちが登場する。 解雇寸前のベテランヒーローワイルドタイガー。両親の仇を探すためにプロデビューした俊英バーナビー・ブルックスJr.。歌手の夢とヒーロー活動の間で悩むブルーローズ。尊大ながらそれに見合う実力を持つゴールデンライアン。己の非力を悔い、力を求め続けるヒーイズトーマス。ここでは、『TIGER & BUNNY』シリーズに登場するヒーローたちを紹介する。

Read Article

カリーナ・ライル/ブルーローズ(TIGER & BUNNY)とは【徹底解説・考察まとめ】

カリーナ・ライル/ブルーローズ(TIGER & BUNNY)とは【徹底解説・考察まとめ】

カリーナ・ライルとは、『TIGER & BUNNY』及び『TIGER & BUNNY 2』の登場人物で、歌手を目指して努力を続ける女子高生ヒーロー。ヒーロー名はブルーローズ。 NEXTと呼ばれる超常的な能力を持つ新人類で、氷と冷気を自在に操る。歌手になるために契約した事務所から「ヒーローとの兼任ならデビューさせる」と持ち掛けられ、仕方なくこれを了承。キャラ作りも強要され、嫌々ながら活動を続ける。しかし鏑木・T・虎徹からヒーローのなんたるかを諭され、彼を見直し、同時に恋心を抱き始める。

Read Article

ラーラ・チャイコスカヤ/マジカルキャット(TIGER & BUNNY 2)とは【徹底解説・考察まとめ】

ラーラ・チャイコスカヤ/マジカルキャット(TIGER & BUNNY 2)とは【徹底解説・考察まとめ】

ラーラ・チャイコスカヤとは、『TIGER & BUNNY 2』の登場人物で、シュテルンビルドで売り出し中の新人ヒーロー。ヒーロー名はマジカルキャット。 超常的な能力を持つ新人類「NEXT」の1人で、水を自在に操る能力を持つ。ヒーローの中では最年少で、真面目かつ気弱な性格。元プロテニス選手の母を持ち、彼女から“誰も信じるな”と執拗に教えられ、「母に従うべきか、己の心に従うべきか」で思い悩む。先輩のホァン・パオリンとコンビを組むこととなり、彼女に依存と尊敬の入り混じった感情を抱く。

Read Article

トーマス・トーラス/ヒーイズトーマス(TIGER & BUNNY 2)とは【徹底解説・考察まとめ】

トーマス・トーラス/ヒーイズトーマス(TIGER & BUNNY 2)とは【徹底解説・考察まとめ】

トーマス・トーラスとは、『TIGER & BUNNY 2』の登場人物で、売り出し中の新人ヒーロー。ヒーロー名はヒーイズトーマス。 超常的な能力を持つ新人類「NEXT」の1人。事故で両親を亡くし、唯一の肉親となった妹を守ることを誓うが、NEXT能力を疎まれた自分だけが里親に恵まれずに離れ離れになる。この経験から極度の人間不信にあり、誰も頼ろうとせず、相棒の仙石昴にすらなかなか心を開かなかった。幾多の事件を解決する中で次第に仲間のことを信頼するようになり、昴と共に強敵に立ち向かっていった。

Read Article

鏑木・T・虎徹/ワイルドタイガー(TIGER & BUNNY)とは【徹底解説・考察まとめ】

鏑木・T・虎徹/ワイルドタイガー(TIGER & BUNNY)とは【徹底解説・考察まとめ】

鏑木・T・虎徹(かぶらぎ・ティー・こてつ)とは、『TIGER & BUNNY』及び『TIGER & BUNNY 2』の登場人物で、落ち目ながらも奮闘するベテランヒーロー。ヒーロー名はワイルドタイガー。 職業としてのヒーローが存在するシュテルンビルドで活動している。妻とは死に別れ、娘の楓を溺愛している。困っている人を放っておけない優しく真っ直ぐな心を持ち、頑固で一本気で1人で問題を背負い込みがち。新人ヒーローのバーナビー・ブルックスJr.と組まされることとなり、デコボコな名コンビとなっていく。

Read Article

仙石昴/Mr. ブラック(TIGER & BUNNY 2)とは【徹底解説・考察まとめ】

仙石昴/Mr. ブラック(TIGER & BUNNY 2)とは【徹底解説・考察まとめ】

仙石昴(せんごく すばる)とは、『TIGER & BUNNY 2』の登場人物で、売り出し中の新人ヒーロー。ヒーロー名はMr. ブラック。 実直で熱血気質の少年。超常的な能力を持つ新人類「NEXT」の1人。若くしてヒーローとして活躍し、その実績と実力を評価され、スカウトされる形でシュテルンビルドにやってくる。同じく新人ヒーローのトーマス・トーラスとコンビを組まされ、有能ではあるが高圧的で単独行動を好む彼と幾度も衝突する。失敗を繰り返しながらも成長し、市民の平和のために力を振るった。

Read Article

バーナビー・ブルックスJr.(TIGER & BUNNY)とは【徹底解説・考察まとめ】

バーナビー・ブルックスJr.(TIGER & BUNNY)とは【徹底解説・考察まとめ】

バーナビー・ブルックスJr.とは、『TIGER & BUNNY』及び『TIGER & BUNNY 2』の登場人物で、新進気鋭のプロヒーロー。ヒーロー名は本名をそのまま使用している。 幼い頃に“絡みつく蛇”のタトゥーをした人物に両親が殺されるところを目撃し、これを追うためにヒーローを志す。スポンサーの意向で、人々の注目を集めるためにベテランヒーローの鏑木・T・虎徹とコンビを組むこととなり、当初は彼を軽んじていた。しかし次第に互いのことを認め合い、息の合ったコンビとして数々の事件を解決していく。

Read Article

【あのちゃん】ano率いるパンクバンドI’s(アイズ)の魅力を徹底解説

【あのちゃん】ano率いるパンクバンドI’s(アイズ)の魅力を徹底解説

パンクバンドI’s(アイズ)をご存じだろうか。2021年に結成し猫猫レコーズよりメジャーデビューを決めた当バンドを率いるのは、ボーカルとギターを担当するano(年齢非公表)。彼女の描き出す唯一無二の世界観、そして陰と陽をあわせ持つ独特の歌声と歌詞は、時には優しくやわらかく、また時には鋭く切り込むように響き、聴く人一人一人の心を深く捉えて止まない。その魅力の秘密はいったいどこにあるのだろうか。本記事ではanoの音楽性について追求するとともに、バンドI’sの魅力を深くひも解いていく。

Read Article

目次 - Contents