ゆるめるモ!(You'll Melt More!)とは【徹底解説まとめ】

ゆるめるも!(You'll Melt More!)とは、フリーライターの田家大知がももいろクローバーの「ピンキージョーンズ」に触発されて、「辛い時は逃げてもいいんだよ」をテーマとして自ら街頭でスカウトして集めてきたメンバーで結成された女性アイドル・グループ。名前の由来は「(窮屈な世の中を)ゆるめる」というメッセージと「You'll melt more!(あなたをもっとトロけさせたい)」という2つの意味が込められている。


三部構成からなる壮大な曲で、もはや「アイドル」だの「ニュー・ウェイヴ」だの「脱力系」だの「ロック」だのといったそれぞれの枠の中だけでは語りきれない、多用な要素と表情を持った素晴らしい楽曲。

泣きのギターに導かれた哀愁を帯びたシューゲーザーのパートで曲は始まり、ホーンを模したファンファーレを経て、ワルツのリズムを取り入れたミュージカル的でファンタジーなパートに移行し、ファズとフィードバックに塗れたギター・ソロを挟んで、最後のパートにたどり着くと、終焉に向かって曲はどんどんと盛り上がりを見せ、ゆるめるモ!の幼さを残したコーラスと、渦巻くギターのノイズが渦巻く中、曲は終了する。約6分30秒に及ぶ至上の瞬間。

ゆるめるモ!「人間は少し不真面目」。

10月21日:赤坂BLITZだよ! 全員ハミ出すモ!

赤坂BLITZだよ! 全員ハミ出すモ!
名義:ゆるめるモ!
参加メンバー:けちょん、もね、しふぉん、ようなぴ、あの、ちーぼう
発売日:2015年10月21日
レーベル:You'll Records
規格:DVD

収録曲
01. ゆるトロ (slo-モ! )
02. manual of 東京 girl 現代史
03. ゆるめるモん
04. 難
05. あさだ
06. アーメン
07. 場viewer
08. ぺけぺけ
09. 眠たいCITY vs 読書日記
10. メルヘン
11. 波がない日
12. 虎よ
13. DO FUFU
14. 聞こえる
15. SWEET ESCAPE
16. たびのしたく
17. 1!2!かんふー!
18. 00 (ラブ)
19. スキヤキ
20. Hamidasumo!
21. なつ おん ぶる ー
22. 私の話、これでおしまい
23. 花のドイリー
24. べぜ~る
25. NNN
26. さよならばかちゃん
27. 逃げろ!!

2015年5月2日、東京・赤坂BLITZで行われた「東名阪だよ! 全員ハミ出すモ! ツアー」のファイナル・ライヴの模様を収めたDVD。

「東名阪だよ! 全員ハミ出すモ! ツアー」はゆるめるモ!にとってのワンマン・ツアーであり、この赤坂BLITZでのファイナル・ライヴには約1,200名の観客が集まった。

ゆいざらすとゆみこーん卒業後、6人体制になってからの初のワンマン・ライヴの映像作品である。

ハシダカズマ氏を筆頭とするミュージシャンが集まり、最多で15名のバック・バンドを従えてのパフォーマンスが行われた。

参加ミュージシャンは以下の通り。
*在籍バンド等は当時の状況です。
●ハシダカズマ
・日本のロック・バンド「箱庭の室内楽」のギタリストで、ゆるめるモ!に多くの楽曲を提供している。
●上野翔
・「箱庭の室内楽」のギタリスト。
●三島想平
・日本のロック・バンド「cinema staff(シネマ・スタッフ)のメンバーでベースを担当。
●松本暁雄
・「箱庭の室内楽」のドラマー。
●張替智広
・日本のロック・バンド「キンモクセイ」のドラマー。コーラスの小貫早智子とユニット「HALFANIE」を組んでいる。
●小貫早智子
・「箱庭の室内楽」のサポート・メンバーでコーラス担当。ドラムスの張替智広とユニット「HALFANIE」を組んでいる。
●加藤みどり
・「箱庭の室内楽」のサポート・メンバーでパーカッション担当。同じ女性パーカッショニストである小林うてなのユニット「うてなキャンプ」にも参加。
●へりこ
・キー・ボードを担当。ちなみに男性で「Helico」と記述される。
●高橋三太
・「箱庭の室内楽」のサポート・メンバーでトランペット担当。ロック・バンド「1983」のメンバーでもある。
●荒井和弘
・「箱庭の室内楽」のサポート・メンバーでトロンボーン担当。ビッグ・バンド編成の「王舟」のメンバーでもある。
●立花佳祐
・「箱庭の室内楽」のサポート・メンバーでサックス担当。
●JOJO広重
・日本のノイズ・バンド「非常階段」のギタリスト。ゆるめるモ!と非常階段はコラボ作品をリリースしている。
●マモル
・日本のロック・バンド「nhhmbase(ネハンベース)」の中心メンバーでギターを担当。
●福山タク(Sax / NATURE DANGER GANG)
・日本のロック・バンド「NATURE DANGER GANG(ネイチャー・デンジャー・ギャング)」のメンバーでサックスを担当。)
●ドラびでお
・日本のミュージシャン。2012年に持病の腰痛のためにドラマーを引退したのち、2014年よりギタリストに転向。本ライヴでは「レーザーギター」を奏でている。「ドラびでお」とは元々はドラムスとマッドムーヴィーを連動させたパフォーマンスの名称で、本名は「一楽儀光(いちらくよしみつ)」。

NoiseFromHell「doravideo」。 四角い光のボタンがキーボードのように並んでいるのがレーザーギター。


ゆるめるモ!のワンマン・ライヴ映像としては、2014年8月9日、渋谷区恵比寿のLIQUIDROOM ebisuで開催したライブを収録した「2014:A Space Odyssey On Liquid RooMo! ~リキッドルーモ!号で行く、2014年宇宙の旅~」以来の作品となるが(間に非常階段とのコラボ・ライヴの映像作品があった)、両作品を見比べても明らかなように、この「赤坂BLITZだよ! 全員ハミ出すモ!」でのパフォーマンスは格段に素晴らしくなっている。
メンバー各自のヴォーカル力も増しており(作品中で、「初めてヴォイス・トレーニングが行われた」とMCで語られている)、ダンスの切れも数倍に上がっている。なんといってもメンバーのモチベーションが数段高くなっているのが目に見えて判る。
バンドの演奏も素晴らしくなっており、特にベースの安定感が増したために、ボトムがしっかりとしてきたように感じられる。

2015年5月29日、OTOTOYに掲載されたライヴ・レポートより。

ゆるめるモ! 史上最大キャパのワンマン・ライヴ〈ゆるめるモ! 東名阪だよ! 全員ハミ出すモ! ツアー〉最終日、赤坂BLITZワンマン。直前まで集客部分で心配という声がプロデューサーの田家大知よりあがっていたものの、蓋をあけてみれば満員の1200人が集まった。ステージ上には、ところ狭しと楽器が並べられている。リキッドルームでのワンマン時もバンド編成であったものの今回は規模が違う。なんと最大15人のバンド編成。メンバーを入れると21人(!?)もがステージ上で歌って演奏するのだ。お馴染みのハシダカズマ(箱庭の室内楽)をバンマスに、ベースに三島想平(cinema staff)、ドラムに張替智広(キンモクセイ / HALIFANIE)、ギターにJOJO広重(非常階段)、マモル(nhhmbase)などなど、錚々たるメンバーが集結。お客さん、バンド・メンバー、これ以上ないという状況のなか、ゆるめるモ! の6人は全27曲を歌いきり踊りきった。結果、このライヴを体験した人たちが声を揃えて「すごかった」というライヴを作り上げたのだった。

出典: ototoy.jp

しかしながら、このワンマンに至るまで、すべて万全の状態で進んできたわけではなかったようだ。本特集ページ内インタヴューで語られているように、2ヶ月前に新宿MARZで行なわれたuchuu,との2マンライヴを期にあのは活動休止を余儀なくされ、実際そのライヴ時はゆるめるモ! としてのパフォーマンスもボロボロだったことをけちょんは明かしている。しかも、そこからワンマンまでの2ヶ月間は、本公演で芸人の矢部太郎がプレゼンテーターとなり監督の朝倉加葉子も登場してステージで明かしたように、ゆるめるモ! 初主演映画の撮影のため泊まり込みで撮影に臨んでいた。告知動画で公開されたメンバーの隠し撮り映像には疲労困憊で横たわる姿がおさめられていた。まさに息をつく間もないハードスケジュール。そんななか、ゆるめるモ! は底力を観せたのだ。

そもそも、これだけのバンド・メンバーがバックで生演奏をして歌うということは、アイドルでなくともなかなか考えられないことだ。ツイン・ドラム、5本のギター、ホーン隊、パーカッション、キーボード。すべてが集結して演奏された10分を越えるクラウト・ロック曲「SWEET ESCAPE」は、その神髄がつまった楽曲といってもいい。正直なところをいうと、リキッドルームでのワンマンでは、バンドとメンバーの一体感をそこまで感じることができなかった。しかし、今回は完全にゆるめるモ! とバンドが一体となっていた。それは、この日のためにヴォイトレをはじめたこともあるだろうし、先の映画撮影でメンバーの気持ちが同じ方向を向かって結びついたということもあるだろう。なにより、この日を境に、もねとちーぼうが活動休止に入るということも、このライヴを最高のものにしようと向かわせる大きな要因となったはずだ。

出典: ototoy.jp

「今バカにならなくていつバカになるんだ」。あのがMCで叫んだ言葉。このステージ上で6人のメンバーはがむしゃらだった。それがゆえに辿り着いた余裕。いってみれば無双状態。ほぼ9割が生演奏で、ヴォーカルのかぶせもない。それを感じさせないくらいの迫力ある演奏と、それを自分たちの土俵にして歌うメンバーたち。これは、アイドル・グループがバンドを呼んで生でやってみました、なんてレベルのものじゃない。まさにバンドよりもバンドといっていいくらいの一体感とグルーヴに貫かれていた。ドラびでおの発するレーザー、そして照明もどこまでも抜かりなかった。プロデューサーの田家が思い浮かべていたもの、それが実現され、その先へメンバーが連れて行ったライヴだったといってもいいだろう。

出典: ototoy.jp

ダブル・アンコールで、田家は冬に全国ツアーを行なうことと、ツアー・ファイナルを12月20日にZepp DiverCity TOKYOでワンマン・ライヴを行なうことを発表した。メンバーも知らなかったようで、ステージに座り込んでしまうなどの光景も観られたし、お客さんたちもビックリしていたようだった。しかし、リキッドルームも赤坂BLITZもどちらも満員のお客さんのなかで、ゆるめるモ! は想像を上回るステージを見せてくれた。だから、きっとZepp DiverCity TOKYOもとんでもないライヴを見せてくれることだろう。

出典: ototoy.jp

2015年5月29日、OTOTOYに掲載されたけちょんのインタビューより。

――最初にお会いしたときに比べて、けちょんさん、綺麗になりましたよね。

けちょん : おー!!

――(笑)。けちょんさん自身、ゆるめるモ! に入って変わったなと思いますか?

けちょん : 変わったかな? あんまり変わってる気はしてなくて。

田家:写真とか見ると、顔とか違うなって思うけど。

けちょん : 顔が柔らかくなった気がします(笑)。穏やかになった。

田家 : 前はもっと怖がってたよね。それがすごくよく笑うようになった。

――最初期のメンバーで残ってるのは、けちょんさんともねさんでしたっけ?

田家 : 最初期というと、けちょんだけなんですよ。もねは1ヶ月遅れて入ってるんで。TRASH-UP!! で結成ほぼ同時のタイミングで取材があったんですけど、そのとき立ち会ってくれたのもけちょんで。その後のライヴが終わってからもねが入って来たので、1回目のライヴを知ってるのはもはやけちょんだけ。あの4人のライヴから、こんなすごいことになってるっていうのを中で感じてきたのがけちょんなんです。

――結成当時、赤坂BLITZでワンマンをやって、Zepp DiverCityでもワンマンをやるってイメージは正直ありました?

けちょん : 全然なかったです。ずっと疑ってましたもん(笑)。だから、夢を見ているみたいです。

田家 : 不思議なんですよ。秋葉原の路上で声をかけて、あそこで会わなかったらこんなことにはなってないし。最初はけちょんもずっと疑っていて、僕がしつこくメールして無理やり顔合わせにひっぱりだしたんですけど、当時すごく迷ってて、1時間半くらい遅れてきたんだよね。

けちょん : 怖かったですもん。最初、外で集合だったじゃないですか? そのままどっか連れてかれちゃったらどうしようとか(笑)。

出典: ototoy.jp

――そんな状態から、ゆるめるモ! でがんばろうと思ったのはいつくらいのことか覚えていますか?

けちょん : ここで頑張っていこうと思ったのは遅かったです。もともとアイドルに興味がなかったから、正直趣味くらいのイメージでやっていて…。だから1年くらい経った頃かな。

田家 : 結構遅いね(笑)。

けちょん : これを仕事にしていくのかな? みたいな迷いがずっとあったんです。

田家 : この前の生誕祭でも「辞めるつもりだった」って言ってたもんね。

――本気で辞めようと思っていたんですか?

けちょん : たぶん辞める勇気もなかったんですけど、普通に生活をしている方が幸せになれるのかなっていう気持ちになっていて。周りに大学を卒業して就職する子が多くて、それを見て「私、今これやってても大丈夫なのかな?」って不安になって。迷ってやってるってこともファンの方に申し訳ないと思い始めて、辞めようかなと思ったんです。

田家 : 1回辞めようと思って続けることを決意したけちょんは、ちょっと前より覚悟を決めたみたいなところはあるよね。

けちょん : 覚悟…。意識は変わりました。向上心が上がった。もっと歌が上手くなりたいし、ダンスも上手になりたいし、表現力を身につけたいなってすごく思う。

――そういう時に踏ん張れたっていうのはなんでだと思います?

けちょん : このまま(ゆるめるモ! が)なくなっちゃうのかなと考えたら悔しかったんです。お客さんがいなかったことも全然あるけど、ライヴしてるのが楽しかったから続けようと思ったっていうのもあります。楽しいっていう気持ちが伝わったら、みんなも楽しんでもらえるんだろうと思っていたから。今見てくれてる人は少ないけど、いつかきっと… と思いながら続けてこれました。

――続けようと思った要素として、お客さんがいてくれるっていうのは大きい?

けちょん : 大きいです。こんなに応援してくれてる人たちがいるのに、自分が辞めて悲しむ人たちがいるんだと考えたら更に悲しくなったから。

――ブリッツに向けてはどういう気持ちでいたんですか。

けちょん : えー、なんだろ。一番はワクワクでした。チケットがはけてないって言われて、どうしよう!? と思っていたけど、なるようになるっしょ!! と思ってやっていました。ヴォイトレを始めて上手になって成長した姿を見せたい気持ちがあったし、リキッドの時よりも立ち位置とか細かく決めて、前よりも全然意識が上がってたから。これでブリッツやるって考えたら超楽しみって思ってました。

出典: ototoy.jp

――実際、ブリッツでのワンマンをやってみてどうでした?

けちょん : 一言で言えば、楽しかった(笑)。初めて見たって思うくらいたくさんの人がいて、成長していってるんだなって実感したし、体力もついたのかなって思いました。最後までやり切れた。興奮しすぎてあんまり覚えてないんですけど、あっという間でした。3時間くらいやっていたたけど、ほんの一瞬の出来事だった。

――15人のバンド・メンバーがいるっていうのも特別でしたよね。

けちょん : リキッドの時もバンドさんがいましたけど、特別感がすごかったですよね。わざわざ曲も覚えてくれて。生だからドラムロールの「どぅるどぅるどぅる?じゃん!!」とかもみんなでできるし、「Hamidasumo!」のあのちゃんのギター・ソロも長くできたり、しふぉんがヴォコーダーで煽るところも長くできたりしたからよかったですね。

田家 : リキッドの時と比べて、みんな、バンドに全然負けてなかった。今まではバンドさんに演奏していただいてって感じだったんだけど、全く負けてないっていうか、みんながバンドを引っ張ってた。

けちょん : お――嬉しい!!

――僕がブリッツ前、最後に見たライヴが新宿MARZでのuchuu,さんとの対バンだったんですけど、あれを見た時にブリッツ大丈夫かなって思ったんですよ。

けちょん : うーん、私も思いました(笑)。終わってからメンバーと話しましたもん。これはやばいと思って。

――どんなことを話したんですか?

けちょん : 歌詞が飛んだり、バラバラになってたので、しっかりしようって。

――といいつつ、そこからの2ヶ月間、映画の撮影とかもあってかなり忙しかったんですよね。

田家 : 逆に映画があのタイミングで入ってきてくれたことでよかったこともあるのかなと思って。映画ってレコーディングと違いますよね? レコーディングって作家の皆さんが作った楽曲をみんなが歌って、あとはエンジニアさんが頑張ってくれるみたいな感じがあるから、時間的にも短いし、最初から最後までみんなで頑張ったって感じがあんまりなくて。映画は、合宿してメンバーと長い時間いて、泊まってひとつのことやったんだよね。あの映画が終わった後みんなを見て、すごくたくましくなったと思った。顔つきが違うぞって。それはマネージャーも言っていて、スタッフさんが雨の中で濡れながらやってるのを見て、メンバーたちが泣き言なんて言ってられないみたいな感じで顔つきががーって変わりましたって話していて。それが最終日に出ていて、意識が高くなったような気がした。それがブリッツにも出たんじゃないかな?

けちょん : たしかに映画をやって、意識はみんな上がったと思います。

出典: ototoy.jp

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