トイ・ストーリー4(Toy Story 4)のネタバレ解説・考察まとめ

『トイ・ストーリー4』とは、ピクサー・アニメーション・スタジオ製作、ディズニーの大人気シリーズ『トイ・ストーリー』の第4作目である。ある少女のおもちゃ・ウッディとその仲間たちが新しく加わった、プラスチック製フォークで作られたおもちゃ・フォーキーと一緒に冒険するという物語。キャッチコピーは「あなたはまだ─本当の『トイ・ストーリー』を知らない。」。『トイ・ストーリー2』を最後に登場が無かったボー・ピープとウッディたちの再会なども描かれている。

『トイ・ストーリー4』の概要

『トイ・ストーリー4』とは、ピクサー・アニメーション・スタジオ製作、ディズニーの大人気シリーズ『トイ・ストーリー』の第4作目である。キャッチコピーは「あなたはまだ─本当の『トイ・ストーリー』を知らない。」である。
ジョシュ・クーリーが監督を務めた。第1作、第2作はジョン・ラセター、第3作目はリー・アンクリッチが監督作だったため、ジョシュ・クーリーが『トイ・ストーリー』シリーズで監督を務めるのは今作が初めて。
今作がピクサー初の作品である『トイ・ストーリー』から数えてピクサー第21作品目である。また、短編も含めた『トイ・ストーリー』シリーズでいうと『トイ・ストーリー4』の前作は『トイ・ストーリー 謎の恐竜ワールド』であり、4年ぶりの新作となる。
アメリカでは第1作目の公開から約24年が経った2019年6月21日、日本ではその翌月12日に公開された。日本での興行収入50億円突破という記録を公開から16日で樹立し、ディズニーアニメーションシリーズ史上最短の快挙を遂げた。台湾では世界最速となる2019年6月20日に公開された。
ボニーという少女のおもちゃとなったウッディとその仲間たちが、新しく加わったフォーキーとキャンプに行く途中で、フォーキーがアンティークショップのおもちゃたちにつかまってしまったことを受けて、かつての仲間のボーと共に冒険、奮闘していく物語である。
『トイ・ストーリー』シリーズを通してのテーマだった、「何がおもちゃにとって幸せなのか」というものに加えて、「人格や感情を持ったものが人間の所有物になっていいのか」というテーマも問いかけられた内容になっている。
「人格や感情を持ったものが人間の所有物になっていいのか」というテーマを『トイ・ストーリー』シリーズで描くことに関しては、数々の映画評論家や映画ファンの間で疑問を投げかけられたりするなど波紋を呼んでいた。

『トイ・ストーリー4』のあらすじ・ストーリー

左がボー、右がウッディ。最初はアンディという少年の部屋にいた

まだウッディというカーボーイのおもちゃが少年・アンディの部屋にいた頃のある雨の日のことである。かつてアンディのおもちゃであった陶器の人形のボー・ビープはアンディの妹・モリーの部屋に移されていた。ウッディは雨水で溢れきった用水路に引っかかってしまい、流されかけていているRCという車のおもちゃを助けようと、バズ・ライトイヤーたちとモリーの部屋に潜入した。ボーの協力もあってRCの救助に成功するも、アンティークなアイテムを集めるのが好きなアンディのママの知人によってボーとボーが飼っていることになっている羊のおもちゃのビリー、ゴート、グラフが連れ去られてしまう。ウッディはボーを助けようとしたものの、ボーたちは運命を受け入れてウッディと別れを告げ、車でどこかへ運ばれて行ってしまった。

人見知りのボニーが幼稚園に行くことを心配するウッディ

ボーがアンディの家を去ってから8年の歳月が流れた。アンディからボニーというアンディの親戚である女の子に譲り渡されたウッディたちはボニーの家で他のおもちゃたちと仲良く暮らしていた。そしてアンディの家にいた頃のように、ウッディはおもちゃたちのリーダーとなっていた。しかし、ボニーがウッディより後に出会ったバズやジェシーに魅力を感じはじめ、段々とウッディは飽きられたのか遊ばれなくなっていく。ウッディは前の持ち主であるアンディと遊んでもらっていた時のことを懐古しては、目の前にある「ボニーと遊んでもらえない」現実をどこか受け入れられないでいた。そんなウッディのことを、ボニーに遊んでもらっているバズたちも心配するようになっていった。ウッディは自分と遊ぼうとしないボニーのことや、選ばれないウッディ自身のことを決して責めたりしなかった。
そんなある日、ボニーは幼稚園に入園することになる。人見知りであるボニーは、幼稚園に行くことを躊躇ってしまう。ボニーが幼稚園に行きたがらないのを見て、ウッディはいたたまれない気持ちになる。

ボニーによってフォーキーが完成する

ボニーのパパとママに宥められながら、ボニーは幼稚園へ向かう準備をする。それを見て心配になったウッディは、昔自分がアンディと一緒にいた時のように、ボニーのカバンにこっそり忍び込み、一緒に幼稚園へ向かうことにする。他のおもちゃたちは、なぜウッディがそこまでするのか分からずにいたため、危険だと反対するが、ウッディは聞く耳を持たずに幼稚園へと向かった。
ウッディが幼稚園に行ってみると、ボニーは担任のウェンディ先生とは打ち解けてはいた。しかし、ウェンディ先生はクラスの子供たち全員を順番に周って見ているため、ずっとボニーに付きっ切りというわけではなかった。さらに、ボニーは人見知りな性格から図画工作を楽しむ周囲と馴染めず、教室に一人でいた。
見兼ねたウッディはゴミ箱を漁り、ボニーの図画工作の材料になりそうなものを拾っては投げてを繰り返す。音に気付き、ボニーはその中からフォークとアイスの棒、モールを拾い集め、少しずつ何かを作っていく。
やがて出来上がったものに、ボニーはフォーキーと名付け、ウェンディ先生やボニーのパパ、ママに見せては喜んだ。

自分はゴミだと言い張るフォーキーをボニーの大切なおもちゃだとバズたちに紹介するウッディ

一方のウッディは、一緒にカバンに入れられたフォーキーが突然しゃべりだすようになり、戸惑いを見せる。フォーキーは自分をおもちゃではなく、ゴミだと思い込んでいるため、ウッディは世話を焼いていた。ボニーの家に帰った後、ウッディはすぐ他のおもちゃにフォーキーを紹介する。バズたちには「こんなのがおもちゃなのか」とフォーキーのことを理解しようとしなかった。そうしている間にも、フォーキーは度々ゴミ箱に入ろうとする。フォーキーは、ボニーに抱きしめられながら寝ていても腕の中からすり抜けたり、ボニーにどれだけ遊んでもらっても「自分はゴミだ」「おもちゃじゃない」と叫びながらゴミ箱に入ってしまうため、ウッディは何度も引き上げたり、引き止めたりした。

ウッディそっちのけでフォーキーと遊ぶボニー。キャンピングカーでキャンプへと向かっている

次の日、ちゃんと幼稚園に行ったご褒美として、ボニーのパパとママはボニーをキャンプへ連れていく。ボニーはパパとママに頼み、ウッディやフォーキーなど、おもちゃを全て引き連れてキャンプへと臨んだ。そのキャンプの道中も、ボニーはフォーキーに夢中であった。そのフォーキーはというと、キャンピングカーや道端にゴミ箱を見つけては入ろうとし、ウッディが引き止めに入っていた。
夜になってバズがウッディに、フォーキーを見張るのを変わろうかと提案する。しかし、ウッディはこれは自分の使命だ、そう自分の中の声が言っているのだと言って断った。これに対してバズは、訳が分からないといった素振りを見せる。

キャンプ場まで歩いていくウッディとフォーキー。その道中でアンディのことをウッディは話す

そうこうしていると、フォーキーが走行中の車の窓から脱走してしまう。他のおもちゃたちの制止も聞かず、ウッディは窓から飛び降り、フォーキーを探しに行く。なんとかフォーキーを見つけたウッディは嫌がるフォーキーをよそに約8キロ歩いてキャンプ場を目指す。その道中でウッディは、アンディと一緒に遊んだ頃の思い出や、そのアンディがいつも楽しい気持ちで毎日を過ごせるようにしたいというおもちゃとしての使命を語りつくし、フォーキーと少しずつ打ち解けていく。そしてフォーキーもまた、ウッディと話していくにつれて自分がボニーにとって必要な存在なんだということを理解する。

アンティークショップでボーの陶器のスタンドを見つけるウッディ。フォーキーはボニーのところへ行こうと催促している

ウッディとフォーキーは長い時間をかけたはものの、夜明けが来る前にキャンプ場にたどり着く。するとウッディは、キャンプ場の近くにアンティークショップがあるのを見かける。そのアンティークショップのウィンドウには、ボーの陶器の人形とセットになっていたはずのスタンドランプが飾られていたのだ。戻ろうというフォーキーの助言も聞かずに、ウッディはそのアンティークショップにボーがいるかもしれないと思い込んでしまい、店の中に入り込む。

ウッディとフォーキーを見下ろすギャビー・ギャビー

ウッディとフォーキーがアンティークショップの中に入ると、人間は誰もいなかった。しかし、よく見るとおもちゃがずらっとならんでおり、ウッディはただならぬ気配を感じていた。その時、フォーキーが大きな音を立ててしまう。それを聞いたベンソンというおもちゃがウッディたちを睨みつける。だが、ベンソンが押す押し車に乗っていたギャビー・ギャビーという人形がウッディたちに優しく話しかける。ウッディたちと話しているうちに、ギャビーはウッディがボイスレコーダーで話せることを知る。その途端に、ベンソンが襲い掛かろうとする。すると、アンティークショップの経営者であるマーガレットの孫娘・ハーモニーがウッディを連れ去ってしまう。こうしてウッディはなんとか逃げ切れたが、フォーキーだけアンティークショップ取り残されてしまう。

アンティークショップを目指すことにしたボーとギグル

命辛々ハーモニーからも逃げ出してきたウッディは、キャンピングカーに戻ってバズたちにフォーキーを助けに行くことを提案しようと試みる。しかし、キャンピングカーに向かう途中で砂場のおもちゃたちに仲間が増えたと勘違いされて取り押さえられてしまう。その結果、砂場に遊びに来た大勢の子供たちにもみくちゃにされてしまう。するとその時、同じく子供たちによってもみくちゃにされ、砂の上に放置されてしまったボーと偶然再会する。再会の余韻に浸る暇もなく、ボーは子供たちが見ていない隙にウッディを連れ出して砂場から脱出する。途中、ウッディはスカンクがこちらを目掛けて突進して来た為に、襲われると思い込んだ。すると、スカンクのことをボーが制止する。このスカンクもボーの仲間のおもちゃであった。スカンクは、ウッディが敵だと勘違いしていただけだったため、ボーとウッディを乗せて高速で砂場から離れていく。
やっと落ち着ける場所にたどり着いたウッディは、ボー、ビリー、ゴート、グラフとの再会を喜んだ。ボーはアンディの家を離れてから新たにギグルというおもちゃとも仲良くなっていた。ボーはアンディの部屋を去った後、やはり一度アンティークショップにいた。しかし、その後ボーはアンティークショップを抜け出し、持ち主のいない野生のおもちゃになったという。それを聞いたウッディは、持ち主のいないおもちゃがどう幸せに過ごすのか、疑問に思い始める。
ボーは話題を変え、持ち主が未だにいるウッディがなぜ砂場にいたのかを問う。そこでウッディは、フォーキーと一緒にボーを探しにアンティークショップに入ったこと、そこでフォーキーとはぐれてしまったことを打ち明ける。そしてウッディは、一緒にフォーキーを助けてほしいとボーに頼む。ボーとギグルはアンティークショップをとんでもない場所だと言って最初は断ったが、最後はウッディに折れて協力することにした。

ウッディが戻ってこないことを心配するバズたち

一方、ずっとキャンピングカーでウッディとフォーキーの帰りを待っていたジェシーたちおもちゃは、2人が帰ってこないことを心配しはじめる。また、バズはというとウッディが言っていた「自分の中の声」とはなんなのか、考えていた。やはり「自分の中の声」がよくわからないバズは、試しに自分に装備されているボイスサウンドが発動するボタンを押す。すると、「無限の彼方へ、さあ行くぞ!」と自分を後押しするサウンドが流れてきたため、バズはキャンピングカーの外に出てウッディを探すことにする。

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『モンスターズ・ユニバーシティ』の「ロアー・オメガ・ロアー」は「嫌な連中」か?

『モンスターズ・ユニバーシティ』に登場する悪役というかライバルキャラの「ロアー・オメガ・ロアー」。二次創作などで人気を誇っているようですが、作中では「嫌なエリート集団」にしか見えません。でもよくよく考えれば、やっぱり魅力もあるし、憎めないんですよね。

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