カーズ(Cars)のネタバレ解説まとめ

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「カーズ」は2006年6月9日に公開のピクサーによって制作された長編アニメーション映画作品。第64回ゴールデングローブ賞アニメーション映画賞を受賞。車の世界を舞台にした圧倒的なスケールとスピード感溢れる映像、そして温かい物語のラスト。名曲も多いと話題の映画。期待のレーシングカー、ライトニング・マックィーンが小さな町の住人たちとの出会いをきっかけに大切なものを学び成長していく物語。

『カーズ』概要

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「カーズ」は2006年6月9日に公開された。「ファインティング・ニモ」や「Mr.インクレディブル」を手がけたジョン・ラセター監督によるピクサー制作の長編アニメーション映画。ピクサーの長編作品の中では7作品目。車たちが人間と同じように暮らしている車の世界が舞台の感動物語。初めは「Route 66」というタイトルで制作されていたが、1960年代に同じタイトルのテレビドラマがあったので「カーズ」に作品名を変更した。
かっこいいBGMと臨場感溢れる映像で子どもと一緒に見てハマる大人が続出。ピクサー映画の中でも人気を誇るこの作品は3作目まで公開している。

『カーズ』のあらすじ

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自信たっぷりな若き天才レーサー、ライトニング・マックィーンが史上初の新人チャンピオンを狙った「ピストン・カップ」シーズン最終レースでライバルのキングとチックの3台同着となり1週間後の優勝決定戦のレースに出場するためカリフォルニアへと向かう。しかしマックィーンが夜通しかけて走ることを要求したために途中で専用トレーラーのマックが居眠り運転をしてしまいトレーラーから落とされてしまう。マックと離れ離れになってしまったマックィーンは高速に戻ろうとするが、ラジエーター・スプリングスという小さな田舎町に迷い込んでしまった。その際に壊してしまったアスファルトを直すためこの町にとどまることになる。一刻も早くレース会場に向かいたいマックィーンは急いで道路を直したためアスファルトがデコボコになってしまう。町の判事のドック・ハドソンにやり直すよう言われるが自分はレーサーだと主張。するとドックはレースをしようと言う。マックィーンは初めてのダートでのレースでカーブを曲がり切れずに崖の下へと落ちてしまい、ドックが呼んだレッカー車のメーターに引き上げてもらうことに。レースに負けたマックィーンは道路の修復をやり直すことに。
次の日、ドックが「ピストン・カップ」の伝説のレーサーだと知るが町の住人たちは誰も信じてくれなかった。その後、弁護士のサリーにドライブに誘われてラジエーター・スプリングスが昔は大勢のお客さんが訪れる町だったと知る。その帰りにレースタイヤを履いたドックを見つける。マックィーンが曲がり切れなかったカーブをドックがかっこよく走り抜けていた姿を見てなぜレーサーを辞めたのか聞いた。するとレース中に起きた大事故がきっかけで、周囲の人間は新人たちに夢中になりドックは見捨てられレース業から離れたのだ。その翌日、道路を直し終えていたマックィーンだったが町に留まっていた。住人のルイジとグイドのお店でタイヤを購入し、フィルモアのお店では燃料を購入、ラモーンのお店でペイントを施しラジエーター・スプリングス仕様のマックィーンとなることで町のみんなを助けた。町のネオンも直しみんなで昔のようだと喜んでいたところにマックィーンを探していたマックやマスコミが押し寄せてきた。マックィーンはさよならも言わないままカリフォルニアへと行ってしまう。マスコミを呼んだのはドックだった。「みんなのためにはこれでいい」と言うドックにサリーは「自分のためでしょ」と言う。町の住人たちに素性を隠してきたドックは過去から目を背けたかったのだ。
優勝決定戦のレースにも関わらずラジエーター・スプリングスのことが頭から離れないマックィーンはレースに集中できずに優勝を諦めかける。するとその時ドックやメーター、町の住人たちが現れてマックィーンはやる気を取り戻す。ゴール直前、キングがチックに激突されクラッシュしてしまう。マックィーンはそれをドックの大事故と重ねて急停車した。マックィーンはキングのもとへ行き後押ししながらゴールした。これが大喝采を浴びることになる。
その後、マックィーンはラジエーター・スプリングスに住みチームの拠点を起き、町には大勢の車が来るようになった。

『カーズ』の登場キャラクター

メインキャラクター

ライトニング・マックィーン

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カーズの主人公。真っ赤なボディに稲妻がトレードマークのレーシングカー。自信たっぷりで自分勝手な性格の若き天才レーサー。ヘッドライトがステッカーだったことから「ステッカー」というニックネームで呼ばれることも。口癖は「カチャウ!」(日本語吹き替え版では「カッチャオ!」)勝ってやるぞ!という意味がある。モデルとなった実車はストックカー(市販車にあまり改造を加えずに使用するレーシングカー)、ローラ・カーズ、フォードGT40。これらを組み合わせて創作された。マックィーンの車体のゼッケンは95。これは「トイ・ストーリー」の誕生年である。

メーター

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バック走行が得意なレッカー車。モデルはインターナショナル・ハーベスター L-170。元は水色の車体だったが錆と傷だらけな上パーツも一部欠けている。天然でおしゃべりだが優しい性格。マックィーンを一目見て気に入り勝手に親友と言い始めるが交流が深まるうちに本当の親友となる。夢はヘリコプターに乗ることだったがこれはマックィーンが叶えてくれた。

サリー・カレラ

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賢くてチャーミングな女性敏腕弁護士兼「コージー・コーン・モーテル」という民宿のオーナー。ロサンゼルスで弁護士をやっていたが都会の生活に疲れたサリーが偶然辿り着いたラジエーター・スプリングスの景色に恋をして移住した。ラジエーター・スプリングスの名を再び地図に載せるのが夢。モデルは2002年型ポルシェ911カレラ。ピンストライプのタトゥーを入れている。後にマックィーンと互いに惹かれあっていく。

ドック・ハドソン(ハドソン・ホーネット)

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ラジエーター・スプリングスの町医者(修理工場の整備士)兼、町の判事。過去にピストンカップで3連続優勝を誇る「レースの帝王」ハドソン・ホーネットという伝説のレレーシングカー。不愛想でレーシングカーを毛嫌いしていたがマックィーンと出会ってレースへの情熱を取り戻した。モデルは1951年型のハドソン・ホーネット。

ラジエーター・スプリングスの住人

ルイジ

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タイヤ専門店「CASA DELLA TIRES」を営み、イタリア訛りの英語とイタリア語を話しいつか大好きなフェラーリがお客さんで来てくれることを夢見ている。モデルは1960年型フィアット・500。

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