ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(GotG)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

マーベル・コミックの中でもマイナーながらもカルトな人気を誇るコミックの実写映画化作品。トレジャー・ハンターのピーターが、緑の肌の美しき暗殺者ガモーラ、遺伝子操作で生まれたアライグマに似たロケット、樹木型ヒューマノイドのグルート、それに全身イレズミ・マッチョのドラックス等と共に、銀河を舞台に凶悪な敵に立ち向かう痛快スペース・アクション。14年に公開され、全世界で7億ドルを超える大ヒットとなった。

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の概要

アメリカのマーベル・コミックには、「シルバー・サーファー」「インフィニティ」など宇宙を舞台に活躍するヒーロー達を描いたシリーズが幾つかあるが、「アベンジャーズ」「アイアンマン」など地球を主な舞台にしていた作品と違い、そんな銀河をまたにかけて活躍する宇宙系ヒーローを初実写映画化したのがこの「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」(14年公開)。
マーベル・コミックのなかでも、いまいち知名度が低く、知る人ぞ知るカルト的人気のコミックだけに、作品がどこまで映画ファンに受け入れられるか不安要素もあったらしいが、公開されるや世界的に大ヒットし、続いて第2弾「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー・リミックス(Guardians of the Galaxy Vol. 2)」が17年に公開された。
監督はインディペンデント映画でキャリアを積んだジェームズ・ガン。出演は、後に「ジュラシック・ワールド」(15年)に主演するなど本作で一躍トップスターとなったクリス・プラット、「アバター」や「スター・トレック」のウフーラ役で知られるゾーイ・サルダナ、プロレスラーで「ブレード・ランナー 2049」(17年)にも出ているデイヴ・バウティスタ、ガン作品「スリザー」「スーパー!」に出演しているマイケル・ルーカー。それにアライグマのロケットの声を「ハング・オーバー」シリーズのブラッドリー・クーパー、樹木型ヒューマノイドのグルートの声をヴィン・ディーゼルが担当している。

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のあらすじ・ストーリー

1988年、地球。
幼いピーター・クイルは、病院で命が尽きかけている母からプレゼントをもらった直後に彼女が亡くなり、嘆き悲しんで外に飛び出した時、突如出現した宇宙船に拉致された。

それから26年後の銀河のどこか。
成長したピーターが廃墟の惑星モラグに降り立ち、謎の球体“オーブ(表面に網状の模様が入った球体)”を見つけて盗み出した時、それを狙う武装集団が現れ、彼に襲いかかってきた。
武装集団のリーダーが「ロナンが取り調べる」と言ってピーターを連行しようとしたが、彼らの隙をついて逃げ出し、自分の宇宙船ミラノ号に乗って脱出した。
後に、ピーターは知ることとなるが、オーブの中には銀河を滅ぼしかねない強大なパワーを秘めた物体が収められており、武装集団はそれを狙ったのだ。
船内でほっと一息ついたとき、彼の育ての親ともいえる宇宙盗賊軍団ラヴェジャーズのヨンドゥ・ウドンタから連絡が入った。
映像モニターに映ったヨンドゥは「モラグに着いたが、お前の姿もオーブもないぞ」と怒鳴った。
ヨンドゥは、惑星ザンダーの仲買人からオーブを探し出してほしいと依頼され、モラグに赴いたが、ピーターが先回りしてオーブを盗んだのだ。
「今、どこにいる!」と怒鳴り散らすヨンドゥに何も答えず、ピーターは映像モニターをオフにした。
仲間から盗まないのがラヴェジャーズの掟だったが、それを破ったピーターを捕えるためにヨンドゥは彼に懸賞金を懸けた。
実は、ピーターを地球から拉致したのはヨンドゥで、ある人物の依頼でさらったのだが、依頼主に引き渡さず、自分で育てることにした過去があった。
(続編「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー・リミックス」で明らかになるが、ある人物とはピーターの実の父親エゴ。太古の昔から生き続けた天人と呼ばれる者の一人で、宇宙を我が物にする野望を抱き、協力者を作るために様々な星に自分の分身を植え付けていて、地球の女性との間に生まれたのがピーターだった。他の星の子供たちもさらわれたが、エゴと同じ力を持っていないものは容赦なく殺しており、それを知ったヨンドゥはピーターを守ろうと引き渡さなかった。)

同じころ、クリー帝国の戦艦ダーク・アスター船内で、帝国のリーダーであるロナン・ジ・アキューザーが、最強の暗殺者ガモーラにオーブ強奪を命じた。
実は、モラグでピーターを襲ったのはロナンの部下コラスが率いる武装集団で、オーブを奪いそこねたのだ。
コラスから、ピーターがノバ帝国の首都惑星ザンダーの仲買人の依頼でオーブを盗んだと聞き、ガモーラはザンダーに向かった。

惑星ザンダーに着いたピーターは、仲買人の店を訪れオーブを売り払おうとしたが、ロナンの名を口にした時、急に仲買人から取引できないと言われて店を追い出されてしまった。
仲買人は、ロナンがザンダーに危険を及ぼす存在であることを知っており、それを恐れて取引を拒んだのだ。
店の外には、ガモーラが待ち構えていて、ピーターが手に持っていたオーブを奪って走り去ろうとした。
そうはさせまいと彼女と揉み合いになっていたところに、遺伝子改造されたアライグマのロケットと樹木型ヒューマノイドのグルートの賞金稼ぎコンビが、ピーターに懸けられた懸賞金目当てに彼を捕えようと現れた。
四つどもえの奪い合いが始まったが、駆けつけたノバ軍警察によって全員逮捕されてしまった。
そして宇宙に浮かぶキルン刑務所に投獄された。

刑務所内には、ガモーラによって家族を殺された囚人達が大勢いて、彼女を殺そうとしていた。
囚人のひとり、全身イレズミのマッチョガイ、ドラックスもロナンに愛する家族を殺された深い恨みから、ガモーラのノド元にナイフを突きつけた。
騒ぎに気付いたピーターが止めに入り、「彼女を殺してもロナンは死なないぞ。彼女を生かしておけばロナンが必ず現れる」と説得した。
ピーターがガモーラを助けたのは、彼女がオーブの買い手を知っていたからだ。
ガモーラは、ロナンを裏切り、彼の元には届けず、オーブを売り飛ばそうとしていたのだ。
そのためには、刑務所から脱出しなければならず、ピーターは脱獄の名人でもあるロケットに協力を申し出ると、オーブが高額で売れると聞いてあっさりOKした。
そして、ロケットの作戦に従って監視塔を乗っ取り、塔から監視室を切り離して監獄内を飛び交う幾つもの囚人監視用カメラを底部に取り付け、そのカメラのジェットエンジンをフルスロットルにして逃走し、ピーターの宇宙船に乗り移って脱出に成功した。
脱出には、ガモーラだけでなくドラックスも加わっていた。ピーターが彼にロナンに会わせると約束したからだ。

ピーター達は、オーブの買い手のいる宇宙コロニー、ノーウェアに到着した。
そこで、買い手が現れるまで待つ間、ガモーラはピーターに自分の過去を語った。
銀河最強の宇宙魔人サノスに両親を殺され、彼の養女にされて兵器として育てられたこと。
そして、サノスがロナンと取引し、惑星ザンダーを滅ぼすと聞き、それを見過ごせずロナンを裏切ったと話した。
彼女はノバの種族ではなかったが、両親を失った彼女にとって、大勢のザンダーの家族が死に絶えるのを許せなかったのだろう。
買い手であるコレクター、タニリーア・ティヴァンを訪れ、彼にオーブを見せた。
タニリーアはオーブを開け、中に収められていたインフィニティ・ストーン(無限の石)のことをピーター達に語った。
インフィニティ・ストーンは、それを操る者以外のすべての世界をいとも簡単に消滅させることができる強力なパワーを持っていると。
その話を聞いていたタニリーアの使用人カリーナが、彼に向かって「もうアナタの奴隷は嫌!」と叫び、ストーンに触れてしまった。
途端に大爆発が起こり、カリーナは消滅し、タニリーアのコレクションルームは破壊された。
ストーンの威力に驚いたガモーラは、オーブを閉じ、こんな危険な物はノバ軍なら保管できるかもと言い、持ち去ろうとした。
その時、ロナンの軍団がピーター達を追ってやって来た。
ドラックスが、ロナンに復讐を遂げようと彼らの船に連絡を入れ、おびき寄せてしまったのだ。

ロナンを待ち構えていたドラックスは、両手に刃をかかげ、彼に向かって行った。
オーブを手にしたガモーラやピーター達は、一人乗り用の小型機にそれぞれ乗り込み、ロナンの追っ手から逃げた。
ロナンと同行していたガモーラの義理の妹のネビュラが、オーブを取り戻そうと執拗に彼女を追った。
ネビュラは、ガモーラと共に暗殺者としてサノスに育てられたが、訓練のために幾度となくガモーラと戦わされ、負傷するたびに体を改造されサイボーグになってしまい、それゆえにガモーラに対し深い嫉妬心と憎しみを抱いていたのだ。

激しい空中戦が繰り広げられたが、最後にはガモーラの乗った小型機はネビュラによって破壊され、オーブを奪われ、彼女の体は宇宙空間に投げ出されてしまった。
このままでは彼女が死んでしまうと小型機から飛び出したピーターは、彼女に呼吸機能が付いた自分のヘルメットを装着し、ヨンドゥに通信連絡した。
2人が助かるには、ヨンドゥに捕まるしかなかったのだ。
そして、2人はヨンドゥの宇宙船に回収され、何とか命だけは助かった。
地上では、敵意剥き出しのドラックスがロナンに挑んでいたが、ロナンの力には到底及ばず、結局、力尽きて倒されてしまった。
ドラックスは、自分の浅はかな考えでピーター達を危険な目に会わせ、おまけにオーブまで奪われたことをロケットに責め立てられ、「オレがバカだった」と深く悔いた。
このままではいけない、ピーター達を助けようとドラックスは言い出したが、他人のことなどどうでもいいとロケットは彼の言葉を無視した。
だが、相棒のグルートまでがドラックスに賛同したので、結局折れてピーター救出に向かうこととなった。

オーブを手に入れたロナンは、「今こそザンダー星に正義の裁きを下す時。星もろとも葬ってやる」と言い放った。
クリー帝国とノバ帝国は、長い戦争を経て平和協定を結んだが、ノバ帝国との戦争によって父や祖父を失ったロナンは、ノバ人への恨みを捨てることが出来ず、協定に背いてノバ帝国を滅ぼすことに執念を燃やしていたのだ。
そして、ノバ帝国の中枢である首都惑星ザンダーを崩壊すれば、帝国も消え去ってしまうと目論んだ。
そのためにサノスと密約を結び、サノスの養女であるガモーラやネビュラを使って暗殺を繰り返していた。
インフィニティ・ストーンは、サノスが欲しがっていたものだが、それを手中にしたロナンは、自身が持つコズミックハンマーにそれを埋め込んだ。
惑星ザンダーを滅ぼし、次にはサノスをも亡き者にして自分が宇宙最強の存在になろうと企んだのだ。
ネビュラは、サノスによってサイボーグにされたことを恨んでおり、サノスを殺してくれたら何でもするとロナンに告げた。

ヨンドゥの宇宙船に捕えられたピーターは、彼に殺されそうになるが、ロナンからオーブを奪い返せば最高にでかいも儲けになると持ちかけると、ヨンドゥはすんなりとその話を受け入れた。
その時、ロケット達の宇宙船が現れ、ヨンドゥに向かって、ピーター達を開放しなければ船を破壊すると威嚇してきた。
でも、ピーターが話はついたから心配ないと話すと、ロケット達もヨンドゥの船に乗り込んだ。
ピーターは、ガモーラ、ロケット、グルート、ドラックスを前に、「インフィニティ・ストーンを手に入れたロナンが惑星ザンダーの数十億人の命を奪うのを見逃せない。立ち向かうのは死を覚悟することだが、ラヴェジャーズの助けを借りて戦わなければいけないんだ」と熱っぽく語った。
最初にガモーラが同意し、続いてドラックス、グルート、最後にロケットも立ち上がった。
それまで仲違いしていた彼らに、初めて仲間意識が芽生え、共に戦おうと決意した瞬間だった。
ピーターは、顔なじみのノバ軍警察のローマンに連絡を入れ、ロナンがザンダーを消滅させようとしていることを告げて援軍を頼んだ。
刑務所を脱獄したピーターが舞い戻ってくるなら本当の事だろうとノバ軍警察の司令官を説得し、援軍機の出動が決まった。
そして、ピーターの予告通り、惑星ザンダーの上空にロナンの戦艦ダーク・アスターが出現した。

ロケットが、地上でロナンが放った戦闘機の撃墜する役目を負い、ピーター達は、ラヴェジャーズやノバ軍警察の戦闘機の応援を得て、戦艦ダーク・アスターに風穴を開けて艦内に突入した。
艦内の真っ暗な通路を通るとき、グルートが腕を上げて手の部分から光の胞子のようなものを放ち、周囲を照らした。
グルートは、枝を自由自在に伸ばすことができ、火や熱に対する耐性にも優れていたが、胞子を灯りにできる能力も持っていたようだ。

ガモーラがロナンのいる甲板の防護ドアを解除しようとした時、ネビュラがそれを阻止しようと挑みかかってきた。
2人が取っ組み合いのバトルを続ける中、ピーター、ドラックス、グルートは押し寄せるコラス率いる武装集団をなぎ倒し、甲板へと向かった。
そして、ネビュラがガモーラとの戦いに敗れ、戦艦から落ちたが、真下にいたラヴェジャーズの機を奪って逃亡した。
防護ドアを解除し甲板に入ったピーター達は、目の前に立ちはだかるロナンに向けてロケット爆弾を打ち込んだ。
だが、インフィニティ・ストーンによって圧倒的なパワーを持ったロナンには全く歯が立たなかった。
このままでは自分たちがやられてしまう、もう一巻の終わりだと思った時、甲板の窓を突き破ってロケットが乗った宇宙船がロナンに激突した。
ロナンは倒れ、甲板が破壊された戦艦は墜落を始めた。
激しい衝撃に気を失ったロケットやドラックス、それに呆然とするピーター達を見たグルートは、このまま地上に落ちれば戦艦ともろともに死んでしまうと思い、命がけで枝を伸ばして保護壁を作り、ピーター達を包み込んだ。

グルートのおかげで命拾いしたピーター達だったが、グルートは粉々の状態で小さな枝の破片だけになっていた。
ロケットがその破片を胸に抱き、相棒を失ったことに嘆き悲しんでいた時、墜落したダーク・アスターの残骸の中からロナンが姿を現した。
ロナンは全く傷つくこともなく死んでいなかったのだ。
そして、インフィニティ・ストーンを埋め込んだコズミックハンマーを、ピーターや集まったザンダーの住人達を見渡しながら、これからお前たちを滅ぼしてやるぞと言わんばかりに振りかざした。
その時、ピーターがロナンの前で急にダンスを始めた。
彼の突然の行動にきょとんとするロナンだったが、それはロナンの気を逸らすためで、その隙にドラックスとロケットがコズミックハンマーを狙って銃を撃ち、まっぷたつに割った。
ピーターは、割れたハンマーから落ちてきたインフィニティ・ストーンを、ロナンより先に掴んだ。
ストーンの強大なパワーに襲われたピーターは、それを制御できず強烈な痛みに歯を食縛って耐えようとした。
顔や肌が焼けただれていくが、ガモーラ、ドラックス、ロケットが彼と手を取り合い、団結してストーンのパワーを制御しようと頑張った。
「なぜ、お前たちは死なない!なぜだ!」とロナンが叫んだ時、ピーターは「銀河を守る最強チームだからさ」と答え、ストーンを握った手を開いた。
すると、稲光のような光線がストーンからロナンに向かって放たれ、ロナンは粉々に砕け散り、消滅した。

これで強敵を倒し、すべてが終わったとストーンをオーブに戻した時、ヨンドゥが現れた。
ピーターは、彼との約束通り、危険だから絶対に開けてはいけないと忠告してオーブを渡したが、それはすり替えたものだった。
その後、本物はノバ軍警察に渡し、保管庫に仕舞われて厳重に管理された。

ノバ軍警察は、ザンダーを救った感謝として、ピーターや他の仲間の前科歴を抹消し、闘いで壊れたピーターの愛機ミラノ号を元通りに直してくれた。
そして、ピーターがなぜインフィニティ・ストーンのパワーで焼き尽くされなかったのか調べ、彼の母親は地球人だが、父親は見たこともないはるか昔の古代人であることが判ったと伝えた。
ピーターは、ガモーラや仲間たちと共に、愛機に乗ってザンダーを後にした。
機内には、挿し木となって復活したグルートも乗っていた。

その頃、ヨンドゥはピーターの忠告などおかまいなしにオーブを開いた。
中にはインフィニティ・ストーンの代わりにミラノ号に飾られていたトロール人形が入っていた。
それを見て、ヨウンドゥは怒りもせず、なぜかニンマリと笑みを浮かべた。

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の主な登場人物・キャラクター

ピーター・クイル / スター・ロード(演:クリス・プラット、日本語吹替:山寺宏一)

幼い頃、宇宙盗賊軍団ラヴェジャーズに地球から拉致され、軍団リーダーのヨンドゥに彼に育てられた。お調子者で、あちこちの星の女性たちと楽しむ遊び人のゴロツキ。本人は、スター・ロード<冒険野郎>と名乗っているが、知名度ゼロで誰からもそう呼んでもらったことがない。
地球を離れたときに持っていた持っていたカセット・ウォークマンを宝物のように愛用し、中に収められた70~80年代のヒット曲を愛聴している。
宇宙を滅ぼしかねない強力なパワーを持つインフィニティ・ストーンが納められたオーブを手にしたことから、ノバ惑星を崩壊させようとするロナンの企みに巻き込まれ、正義感に目覚めて彼に立ち向かうこととなる。
後に、自分が地球人の母と、宇宙のはるか昔の古代人の父とのハーフであることが判明する。(実の父はまだ生存しており、続編「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー・リミックス」でその正体が明かされる)。

ガモーラ(演:ゾーイ・サルダナ、日本語吹替:朴璐美)

緑色の肌をした凄腕の女暗殺者。タイタン人のサノスに両親を殺され、彼の養女となって、殺人兵器として育てられた。ネビュラとは義理の姉妹。
サノスがロナンと取引して惑星ザンダーを滅ぼすと聞き、星の住人全員の命を奪うなんてとんでもない、見過ごすことができないとにロナンを裏切る。
ネビュラによって宇宙に放り出された時、ピーターに助けられ、少なからず彼に好意を抱き始める。

ロケット(声:ブラッドリー・クーパー、日本語吹替:加藤浩次<極楽とんぼ>)

遺伝子操作で生まれたアライグマに似た生物。メカや戦闘術に精通している毒舌家の賞金稼ぎ。短気な性格でアライグマと呼ばれるのが大嫌い。
惑星ザンダーでピーターやガモーラと共にノバ警察に捕えられ刑務所送りとなるが、ピーターが持っていたオーブが高額で売れると聞くや、金に目がくらんで心ならずも彼に協力し、得意のメカ知識を駆使して派手な脱出劇を繰り広げる。
相棒のグルートが、ピーター達を救うために保護壁となって粉々に砕け散った時、残ったグルートの枝の破片を抱きしめながら泣き崩れるなど、強がってはいても心がもろいところもある。

ドラックス(演:デイヴ・バウティスタ、日本語吹替:楠見尚己)

ロナンによって愛する家族を殺された、鍛え抜かれた肉体を持つ全身イレズミのマッチョ・ガイ。愛する妻や娘を失って以来、ロナンへの復讐を心に固く誓っている。少々頭が固いのか、冗談が通じにくく、ピーターとの会話も噛みあわないことがしばしば。
キルン刑務所にいたが、投獄されてきたピーターがロナンに会わせてやると口走ったことから脱獄の手助けをし、行動を共にすることとなる。
復讐心に燃えるあまり、勝手にロナンをおびき寄せてピーターやロケット達を危機に陥らせてしまうが、すぐに自分の過ちを悔いて彼らの救出に向かうなど、気持ちの切り替えが早く、男気にあふれている。

グルート(声:ヴィン・ディーゼル、日本語吹替:遠藤憲一)

ロケットの相棒である樹木型ヒューマノイド。話せる言葉は「私はグルート」のみで、その一言で様々な感情を表現するが、意味を汲み取れるのは長い付き合いのロケットだけのようだ。おっとりしているが怪力の持ち主で、自由自在に伸びる枝を使って何十人もの敵を一度に倒すことが出来る。
また、植物らしく驚異的な再生能力を持っており、ロナンとの戦いで粉々になったが、挿し木(ベビー・グルート)となって復活する。

1aFryota
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シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(MCU)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(MCU)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

マーベル・コミックのヒーロー『キャプテン・アメリカ』を原作に、『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』の続編として2016年に製作された。 『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』の後日談で、アベンジャーズの2大巨塔キャプテン・アメリカとアイアンマンが、ヒーローを監視下に置く『ソコヴィア協定』を巡って対立する姿を描く。

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キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー(MCU)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー(MCU)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

スティーブ・ロジャースは、ある実験の被験体となることで超人的な肉体と力を持つ『キャプテン・アメリカ』となった。彼は国際平和維持組織S.H.I.E.L.D.の一員として正義の為に戦う。 マーベル・コミックのヒーロー『キャプテン・アメリカ』を原作に、2011年に製作された『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』の続編として制作。2011年に製作された『アベンジャーズ』の後日談でもある。

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アベンジャーズ(MCU)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

アベンジャーズ(MCU)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

マーベル・スタジオ製作、ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ配給で公開された2012年の映画。アメリカン・コミックヒーローのクロスオーバー作品である。 『アイアンマン』『キャプテンアメリカ』などアメリカン・コミックのヒーロー達で結成したアベンジャーズが、地球支配を目論むロキと闘う姿を描く。

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キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー(MCU)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー(MCU)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

マーベル・コミックのヒーロー『キャプテン・アメリカ』を原作に、2011年に製作された劇場公開作品。 ひ弱な青年だったスティーブ・ロジャースは、ある実験の被験体となることで超人的な肉体と力を持つ『キャプテン・アメリカ』となり、世界征服を企てる組織ヒドラのレッド・スカルと戦うことになる。アベンジャーズのリーダーであるキャプテン・アメリカのデビュー作。

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アイアンマン(MCU)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

アイアンマン(MCU)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

アイアンマンとは、2008年に公開された「マーベル・コミック」の「アイアンマン」を原作としたスーパーヒーロー映画。監督はジョン・ファヴロー。 トニーはある日、プレゼンのために親友のいる空軍を訪れているところをテロリストに襲撃される。 そこでトニーは自社の兵器が罪のない人間の命を奪っているところを目撃。 トニーは悪に立ち向かうためにスーツを身にまとう。

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スパイダーマン:ホームカミング(MCU版)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

スパイダーマン:ホームカミング(MCU版)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

スパイダーマン:ホームカミングとは2017年に公開されたアクション映画である。監督はジョン・ワッツ、主演はトム・ホランドが務めている。マーベル・コミックのスパイダーマンを原作とした作品でアクション映画だが超能力を得た高校生の主人公が高校生活とヒーロー活動の両立に悩みながら成長していく人間ドラマも描かれている。

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スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(MCU版)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(MCU版)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』とは、2019年に公開されたアメリカ合衆国のスーパーヒーロー映画。マーベル・コミック『スパイダーマン』の実写映画化作品としては7作目、再リブートシリーズとしては2作目、また、マーベル・コミックの実写映画で、世界観を共有するクロスオーバー作品として扱われたMCUシリーズとしては23作目の映画となる。高校の夏休みにクラスメイト達とヨーロッパ旅行へでかけた主人公のピーター・パーカーは旅先でスパイダーマンとしての任務が与えられ、再び戦いに出ることになる。

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アントマン&ワスプ(MCU)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

アントマン&ワスプ(MCU)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『アントマン&ワスプ』とは、2018年に公開されたアメリカ合衆国のスーパーヒーロー映画。日本での公開は翌年2018年8月31日。マーベル・コミックの実写映画の中で同一世界観を共有する『マーベル・シネマティック・ユニバース』シリーズとしては第20作品目、『アントマン』シリーズとしては第2作品目。 特殊スーツで体長1.5cmの「アントマン」に変身するスコット・ラングは、スーツの開発者ピム博士とその娘で相棒のワスプ(ホープ)と共に、行方不明となったホープの母ジャネットの探索に協力する。

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スパイダーマン2(サム・ライミ版)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

スパイダーマン2(サム・ライミ版)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『スパイダーマン2』とはサム・ライミが監督した2004年のアメリカ映画。2002年公開の『スパイダーマン』の続編で、3部作の2作目である。スタン・リーとスティーヴ・ディッコのアメコミが原作。大学生になったピーター・パーカーはスパイダーマンとして日々街の人を助けていたが、スパイダーマンの生活が忙しくなり過ぎて、次第にピーター・パーカーの生活に支障をきたすようになってしまう。そしてピーターは突然スパイダーマンの力を失い、思い悩んだ末に「スパイダーマンを辞める」ことを決意する。

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スパイダーマン(サム・ライミ版)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

スパイダーマン(サム・ライミ版)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『スパイダーマン』とは、スタン・リーとスティーヴ・ディッコのアメコミが原作、サム・ライミ監督の2002年公開のアメリカ映画。全3部作の1作目である。高校生のピーター・パーカーは校外学習先で遺伝子操作された“スーパースパイダー”に偶然かまれ驚異的な力を手に入れた。幼なじみのメアリー・ジェーン・ワトソン(MJ)や友人のハリー・オズボーンとともに過ごしながら、ピーターが正義のために悪と戦うスパイダーマンになるまでが描かれている。

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ヴェノム(Venom)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ヴェノム(Venom)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ヴェノム(Venom)』とは、2018年に公開されたアメリカ合衆国のスーパーヒーロー映画である。日本での公開は2018年11月2日。ソニー・ピクチャーズの保有するマーベル・コミックのキャラクターを実写映画化した『ソニー・ユニバース』シリーズの第1作品目。 地球外生命体シンビオートに寄生され、ヴェノムに変身する特殊能力を手に入れたジャーナリストエディ・ブロックの闘いを描く。

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スパイダーマン3(サム・ライミ版)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

スパイダーマン3(サム・ライミ版)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『スパイダーマン3』とはサム・ライミの監督により2007年に公開されたアメリカ映画で、『スパイダーマン』シリーズの3作目となる。原作はスタン・リー。 幸せな生活を送っていたスパイダーマンこと「ピーター」は、ある日伯父であるベン・パーカーを殺した真犯人が別にいる事実を知らされる。砂の怪物「サンドマン」となったその男に報いを受けさせるため、スパイダーマンは全身を黒く染めていった。

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デッドプール(Deadpool)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

デッドプール(Deadpool)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『デッドプール』とは、2016年にアメリカで公開されたヒーロー映画。監督はティム・ミラー。『X-MEN』シリーズの8作目にあたり、シリーズ通して初めてR指定された。元一流の傭兵でトラブルシューターをしているウェイド・ウィルソン。恋人のヴァネッサと幸せな日々を過ごしていたが、末期がんを患っていることが発覚。更にフランシス・フリーマンという男に騙され、がんの治療薬ではなく超人になる薬品を投与されてしまう。不死の身体を手に入れたウェイドは「デッドプール」として、フランシスに復讐を挑む。

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ハルク(Hulk)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ハルク(Hulk)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ハルク』とは、2003年のアメリカ映画。アメコミ『超人ハルク』を原作とした実写映画化作品。監督はアン・リー、出演はエリック・バナ、ジェニファー・コネリーら。 若き科学者ブルース・バナーは偶然の事故により大量のガンマ線を体に浴びてしまう。その事故をきっかけにブルースは怒りを抱くと緑色の怪力・ハルクに変身してしまう体となってしまった。理性が働かず、本能のままに暴れて街を破壊するハルクに政府は兵器を投入して捕獲しようとする。しかしブルースの同僚であるベティーだけは彼を救おうとしていた。

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アメイジング・スパイダーマン2(マーク・ウェブ版)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

アメイジング・スパイダーマン2(マーク・ウェブ版)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

「アメイジング・スパイダーマン2」は、映画「スパイダーマン」のリブート(再始動)作品。 恋人「グウェン」を危険にさらさないという、彼女の亡き父との約束に悩む「スパイダーマン」こと「ピーター」は、両親の死に繋がる大きな陰謀に巻き込まれ、運命に翻弄されていく。

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アメイジング・スパイダーマン(マーク・ウェブ版)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

アメイジング・スパイダーマン(マーク・ウェブ版)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

「アメイジング・スパイダーマン」は、映画「スパイダーマン」のリブート(再始動)作品。 幼いころ両親を亡くした青年「ピーター」は、ある時遺伝子操作された蜘蛛に噛まれ超人的な力を身につける。両親の死の真相を知るため、伯父を殺した犯人を探し出すため、彼は「スパイダーマン」となった。

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