キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー(Captain America: The Winter Soldier)のネタバレ解説まとめ

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スティーブ・ロジャースは、ある実験の被験体となることで超人的な肉体と力を持つ『キャプテン・アメリカ』となった。彼は国際平和維持組織S.H.I.E.L.D.の一員として正義の為に戦う。
マーベル・コミックのヒーロー『キャプテン・アメリカ』を原作に、2011年に製作された『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』の続編として制作。2011年に製作された『アベンジャーズ』の後日談でもある。

『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』概要

マーベル・コミック作品をクロスオーバーさせた「マーベル・シネマティック・ユニバース」の一つ。クロスオーバーとしては『アイアンマン』と関係が深い。
マーベルヒーローが結集した『アベンジャーズ』では、キャプテン・アメリカはリーダーを務めている。

スティーブは第二次停戦中に、戦闘中の事故で北極海に沈み、冷凍保存されていた。
70年の眠りから目覚めた彼は、ヒーロー『キャプテン・アメリカ』として世界平和維持組織S.H.I.E.L.D.(シールド)に巣食うヒドラと戦う。

興行収入は、北アメリカで約2億4000万ドル、世界全体で約6億9000万ドルを記録した。
監督は前作のジョー・ジョンストンから、アンソニー・ルッソとジョー・ルッソに変更。二人は兄弟である。
前作よりも政治的な要素を強くした展開にも関わらず、世界的にも評価された。
ジョー・ルッソは自ら医師役として出演してしまうほどの熱の入れよう。

あらすじ

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『アベンジャーズ』におけるチタウリの侵攻によるニューヨークの戦いから2年後、スティーブ・ロジャース(キャプテン・アメリカ)は国際平和維持組織S.H.I.E.L.D.(シールド)に所属し、現代に馴染もうとしていた。
ある朝、スティーブはランニング中に退役軍人のサム・ウィルソンと出会う。彼は、グライダーなどで降下し敵のかく乱や要衝の制圧を行う降下兵だった。
サムが周回コースを1周走る間に、スティーブは13周走ってしまい、あまりの超人ぶりにサムは感銘を受けた。サムとスティーブはランニング後に語らい、二人は意気投合した。スティーブはサムに興味を持ち、サムの開くカウンセリングにも顔を出した。 そこでサムが元降下兵であったことを知る。談笑の最中、シールドのエージェントであるナターシャ・ロマノフ(ブラック・ウイドゥ)がスティーブを迎えに来た。スティーブは新しい任務へと向かう。
スティーブの任務は、インド洋で海賊に占拠されたシールド船舶から人質を救出すること。スティーブはナターシャや対テロ部隊のメンバーらと、シールド船舶に突入し、無事に人質を救出する。
しかし、ナターシャが船のコンピュータからデータを回収する姿を見て、自分の知らない任務が裏で行われていたことを知る。
基地に戻った後、スティーブはフューリー長官を問いつめ、シールドが「インサイト計画」という国民を監視する極秘計画を進めていることを聞き出す。インサイト計画は、スパイ衛星によって敵の所在を把握し、3基のヘリキャリア(飛行空母)から先制攻撃するというもの。発案・計画実行はシールド高官であるアレクサンダー・ピアースが行っている。しかし、この計画が当初聞かされていた内容とは違うことに気づいたフューリーは、真相を探るべくナターシャに船からデータを持ち帰るように命じていた。

持ち帰ったデータがシールド長官権限でも閲覧できないことを不審に思ったフューリーは、ピアースの元を訪れ、計画の延期を要求する。ピアースは好意的に計画の延期を承諾した。
ピアースのオフィスを後にし、車で移動中のフューリーを謎のテロリストが襲った。間一髪の所で逃げ延びたフューリーは、スティーブの自宅アパートに逃げ込み、ナターシャが持ち帰ったUSBメモリをスティーブに託す。フューリーが「誰も信用するな」とスティーブに告げた時、テロリストの銃弾を受けフューリーは昏倒する。
スティーブは発砲したテロリストである『ウィンター・ソルジャー』を追いかけるが、取り逃がしてしまう。
その後、フューリーは病院に運ばれ手術を受けるも、死亡が確認される。

ピアースはスティーブをオフィスに呼び出し、フューリーのことを尋ねるが、「誰も信用するな」というフューリーの言葉に従い、スティーブはUSBメモリは手渡さなかった。
スティーブがオフィスからエレベータで去る際に、同乗していたシールド特殊部隊に突如襲撃される。スティーブは特殊部隊を倒し、エレベータから脱出する。スティーブに逃げられたことを知ったピアースは、スティーブを逃亡犯として指名手配した。

スティーブはナターシャと合流し、USBメモリのデータを解析してニュージャージー州にある古い軍施設が情報元であることを突き止めた。
二人は基地に潜入し、地下に隠された古いコンピュータを発見する。
コンピュータを起動すると、第二次大戦中に生まれた世界征服を企む秘密組織『ヒドラ』の科学者アーニム・ゾラ博士の意識が再現された。ゾラ博士は、ヒドラは壊滅しておらず、長い年月をかけて内側からシールドを支配していったことをスティーブたちに語る。
その直後、シールドのミサイルが施設を破壊する。ゾラ博士がヒドラの秘密を語ったのは、ミサイル着弾までスティーブたちを基地に引き止める為だった。スティーブの機転で地下スペースに隠れ、二人はかろうじて爆発から生き延びた。

施設から脱出したスティーブとナターシャは、ヒドラとは無関係と思われるサムの元を訪れ、彼の協力を求めた。
サムによってシールド捜査官のジャスパー・シットウェルがヒドラの一員であることを突き止める。
スティーブたちはシットウェルを捕らえ、インサイト計画の真の目的を聞き出す。ゾラ博士は、将来ヒドラの障害となる人物を特定できる『データマイニング・アルゴリズム』を発明しており、インサイト計画はそのアルゴリズムで見つけ出した人物をヘリキャリアで排除することであった。また、インサイト計画を進めていたピアースもヒドラの一員だという。

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インサイト計画の真実を知ったスティーブたちの前にヒドラの暗殺者ウィンター・ソルジャーが現れ、激しい戦闘が行われる。
戦闘の最中、ウィンター・ソルジャーのマスクが外れ素顔が露出したことで、彼が第二次大戦中に行方不明となったスティーブの親友バッキー・バーンズであることが判明する。バッキーは第二次大戦中の「ゾラ博士捕獲作戦」で走行する列車から谷底に落ちたが、ヒドラに回収され改造を受けた。改造の影響で過去の記憶を失っていた。そして、50年間冷凍睡眠で眠りつづけ、ヒドラの復活と共に目覚めさせられ、暗殺者として利用されていた。
親友との思わぬ再会に戦意を喪失したスティーブは、駆けつけたシールドの部隊に捕らえられてしまう。
シールド本部へ移送されていたスティーブは、フューリー長官の部下マリア・ヒルの助けで移送車から脱出。マリアに連れられていった地下施設でフューリーと再会する。フューリーは自身の死を偽装することでヒドラの目を逃れ、秘密裏にインサイト計画の真相を調査していた。

フューリーからの情報を元に、スティーブたちはヘリキャリア破壊作戦を立案。インサイト計画を阻止すべくシールド本部へ潜入する。
始めに放送設備を乗っ取ったスティーブは、ヒドラの陰謀について明かし、シールド全メンバーに対して自分の意志で正しいことをするように訴えた。
ナターシャはインサイト計画のお披露目として招かれていた『世界安全保障委員会』のメンバーに変装して侵入し、フューリーと共にピアースを捕らえることに成功する。
フューリーは、ピアースにシールドのデータベースを開放させ、全世界にヒドラの情報を公開させた。ヒドラはシールド内部に深く入り込んでいるため、結果的にシールドの全情報を世界に発信することになった。ピアースは反撃を試みるが、フューリーに射殺される。

一方、ヘリキャリアの破壊工作に向かったスティーブとサムは、待ち受けていたウィンター・ソルジャーと戦闘になる。サムは降下兵時代に使用していたウイングスーツ「ファルコン」でウィンター・ソルジャーに挑むが、スーツを破壊され戦線を離脱する。ウィンター・ソルジャーとスティーブの1対1となったが、スティーブは戦いの最中でも、バッキーの記憶を取り戻そうと懸命に呼びかける。
激しい戦闘を行いながら、スティーブはヘリキャリアの破壊工作に成功する。制御を失ったヘリキャリアは墜落し、シールド本部に激突する。
激突の衝撃でスティーブはポトマック川へと投げ出されてしまう。川底へ沈みゆくスティーブだったが、ウィンター・ソルジャーがすくい上げてくれた。ウィンター・ソルジャーはスティーブの呼びかけでバッキーとしての記憶を取り戻していた。ウィンター・ソルジャーはスティーブを川岸に移動した後、姿を消してしまう。

ヒドラの陰謀を既の所で食い止めたものの、シールドは内部の敵味方がわからず混乱したままとなってしまう。
また、フューリーは自身の死を擬装したまま長官の座を捨て、影からシールドを支援することを決意する。
そして、スティーブはサムと共に、バッキーを探す旅に出た。

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登場人物(キャラクター)

スティーブ・ロジャーズ=キャプテン・アメリカ(演:クリス・エヴァンス 日本語版声:中村悠一)

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ひ弱な青年だったがスティーブは愛国心と正義感を買われ、「スーパーソルジャー計画」の被験者となり、超人『キャプテン・アメリカ』となる。
第二次大戦中に北極海で冷凍保存され70年間眠っていた。目覚めてからはシードルの一員として世界平和のために奮闘する。
几帳面な性格で、眠っていた70年間の空白を埋めるため、抑えておくべき情報をメモ帳に記録している。
インサイト計画を阻止するため、ナタージャやサムと共にヒドラと戦った。ウインター・ソルジャーの正体であるバッキーは親友である。

ナターシャ・ロマノフ=ブラック・ウィドウ(演:スカーレット・ヨハンソン 日本語版声:米倉涼子)

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KGBが運営するスパイ・暗殺者養成機関でスパイとして訓練を受けた。
アイアンマンでは、ロシアのスパイとして登場したが、後にアメリカ合衆国に亡命し、シールドのエージェントに転身した。
キャプテン・アメリカと同じく『アベンジャーズ』のメンバーであり、ヒーロー。
ヒドラから逃亡したスティーブを助け、インサイト計画を阻止した。

サム・ウィルソン=ファルコン(演:アンソニー・マッキー 日本語版声:溝端淳平)

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米国空軍の降下部隊に所属していた。スターク・インダストリーズによって開発されたウイングスーツ「ファルコン」のテストパイロットだった。
降下作戦中に同僚を助けられなかった無力感から軍を退役し、退役軍人のためのカウンセラーとなった。 スティーブの助けるため、一度は手放したウイングスーツを再び纏い、インサイト計画を阻止した。
後に『アベンジャーズ』に加わる。

ニック・フューリー(演:サミュエル・L・ジャクソン 日本語版声:竹中直人)

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国際平和維持組織S.I.E.L.D(シールド)の長官。左目のアイパッチが特徴。
第二次世界大戦、朝鮮戦争、ベトナム戦争に参加していた。「インフィニティ・フォーミュラ」という血清によって老化を遅らせている。
ウィンター・ソルジャーに殺されたと思われたが、実は生きていた。
インサイト計画に疑問を持ったため、自身の死を偽装し、ヒドラの目を逃れて活動していた。

マリア・ヒル(演:コビー・スマルダーズ 日本語版声:本田貴子)

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ニック・フューリーが最も信頼を寄せるエージェントの一人。
シールドに捕らわれたスティーブを救助した。
ヘリキャリアへの襲撃時は、フューリーに代わり作戦指揮を執っていた。

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