ゼルダの伝説 トライフォース3銃士(トラさん・トラ3)のネタバレ解説・考察まとめ

『ゼルダの伝説 トライフォース3銃士』は2015年に任天堂から発売されたニンテンドー3DS専用のアクションアドベンチャーゲーム。『トラさん』『トラ3』などと略される。本作はマルチプレイ特化型のゲームで、3人のプレイヤーが協力してプレイしていく。とあるオシャレを愛する国のお姫様が、魔女の呪いで脱ぐことのできないタイツ姿にされてしまう。呪いを解くため王様は魔女を倒すことができるというウワサの「伝説の勇者」を募集した。

『ゼルダの伝説 トライフォース3銃士』の概要

『ゼルダの伝説 トライフォース3銃士』は2015年10月22日に任天堂が発売したニンテンドー3DS専用のアクションアドベンチャーゲーム。『トラさん』や『トラ3』と略して呼ばれる。本作は『ゼルダの伝説 4つの剣』以来のマルチプレイに特化した作品で『ゼルダの伝説 4つの剣』では4人プレイだったが、本作は3人プレイになっている。
プロデューサーは青沼英二で、ディレクターは四方宏昌、デザイナーは山田洋一が担当している。マルチプレイの『ゼルダの伝説』を制作したいと考えていた青沼英二は、自身がプロデューサーを担当した『ゼルダの伝説 神々のトライフォース2』のゲームシステムやゲームエンジンを使用して制作した。
本作が発売される前の2015年10月7日には体験版として『ゼルダの伝説 トライフォース3銃士 試勇版』が無料配信された。『試勇版』では期間限定でオンラインプレイができた。また、後に再配信された『試勇版』ではローカル通信でのみプレイすることができるようになった。

本作はインターネットプレイだけでなく、ローカルプレイにも対応している。ダウンロードプレイにも対応しているため、1人しかソフトを持っていなくても3DS本体が3人分あればマルチプレイを楽しむことができる。また、ソフトを持っていないユーザーもSDカードにデータが保存されるため、電源を落としてもアンロックされたステージなどの情報が次にプレイする時に引き継ぐことができる。しかしダウンロードプレイでは全ての服を作成できないなどの制約も存在するため、全てのコンテンツを楽しみたい場合はソフトを購入する必要がある。
2024年4月9日にニンテンドー3DSのオンラインサービスが終了したため、インターネットプレイはできなくなった。

本作は『ゼルダの伝説 神々のトライフォース2』の数年後という設定になっており、リンクは同一人物になる。他2人のリンクはそっくりさんという設定になっている。

とあるオシャレを愛する国のお姫様が、魔女の呪いで脱ぐことのできないタイツ姿にされてしまう。呪いを解くため王様は魔女を倒すことができるというウワサの「伝説の勇者」を募集した。果たしてお姫様はオシャレな姿に戻ることはできるのか。

『ゼルダの伝説 トライフォース3銃士』のあらすじ・ストーリー

姫にかけられた呪い

魔女に呪いをかけられるフリル姫。

オシャレを愛する王国の王国一美しくオシャレなフリル姫。彼女は国民達のオシャレ話の中心になっていた。しかし、そんなフリル姫を姫を良く思わないものがたった1人いた。それは魔境に住んでいる魔女だった。ある日フリル姫に贈り物が届く。送り主が書かれていない怪しい箱だったが、あまりにオシャレな箱だったためフリル姫はふたを開けてしまう。するとフリル姫は怪しい煙に包まれ、気づけば全身黒タイツの見るも恥ずかしい姿になっていた。どこからか「アンタにはそれがお似合いだよ」という声が聞こえる。その送り主は魔境の魔女だった。フリル姫にかけられた呪いは魔女にしか解くことができない。フリル姫はショックのあまり部屋に閉じこもり、国全体が悲しみに包まれてしまった。魔女の住む魔境はとても危険なため、選ばれし勇者のみが行くことができる。王様は魔女を倒してフリル姫の呪いを解くことのできる勇者を探し始めた。

3人の勇者の冒険

1人の若者が王国にやってきた。「求ム!!トーテム勇者!!耳がとんがり モミアゲが太く 九一分けの トーテム勇者の証をもつ者達よ!憎き魔女を倒し フリル姫の呪いを解いてくれた者には 唯一無二の褒美を与えよう ドレース王国 カールキング王より」と書かれた看板を読んでいると、特別な力が宿る服を作って売っているマダムテーラーの弟子から声をかけられる。「勇者サマ達だけが頼りなんだ。でも その服はちょっとアレだね。そうだ せっかくだし ウチの店においでよ!」と誘われたため、若者は町にあるマダムテーラーの店に行くことになった。
マダムテーラーの店に行くとマダムテーラーとその弟子が迎えてくれる。彼らの話によると、これまでも勇者候補が何人も来ているが、誰も魔女を倒すことができていない。フリル姫が呪いをかけられてから王室からの発注がなくなり、オシャレをすると呪われるというデマも出だし服が売れない。材料とお金さえあれば服を作るから、魔女を倒してほしい、とお願いされる。魔女討伐のために討伐隊の隊長オールバック卿の元へと向かうことになった。
お城の門番を通過し、中にいる魔女討伐隊の隊長であるオールバック卿と話す。トーテム勇者の条件を全て満たしていたため魔女討伐隊に入れてくれた。メンバーの証として兵士の服の素材となる「ドレース生糸」を貰ったため、マダムテーラーのところに行き服を作ってもらうことができた。
オールバック卿のところに戻ると、魔女のいる魔境についての説明をされる。魔境には3人1組で挑戦しなければならないようだ。他のトーテム勇者候補と力を合わせて、魔女討伐のための冒険が始まった。

マダムテーラーからのお願い

魔境でボスを倒すと「レディグッズ」というアイテムを手に入れた。マダムテーラーにレディグッズについて聞きに行くと、それはフリル姫にかけられた呪いを解くことが出来る「レディワンピ」を作るための材料だということを教えてくれた。そしてフリル姫に呪いをかけた張本人のシスターレディはマダムテーラーの姉だという。「みんなの手前 アタシも協力してるけど あんなのでもレディはやっぱりアタシの姉。レディを倒そうとしてる討伐隊に手を貸すのは 本当は気のりしてないだわサ…」レディを倒さずフリル姫の呪いを解きたいというマダムテーラーの話を聞き、若者はレディグッズを集めレディワンピを作ることになった。

シスターレディとの対決

魔境の8つあるエリアをそれぞれ探検し天空エリアの天空の神殿まで進めるとシスターレディが現れる。シスターレディはセンスのかけらもないという理由で装備品を奪ってしまった。神殿の奥まで進むとシスターレディとの対決となった。シスターレディは姿を3回変えて3人を襲ってくるが、力を合わせてなんとかシスターレディを倒すことができた。「な、なんてこと…こんなセンスのない奴らに…このアタシが…。もうアンタ達に関わるのは こりごりだわヨ」そう言ってシスターレディは姿を消してしまった。
全てのレディグッズを集めることができたトーテム勇者たちはマダムテーラーの力でレディワンピを完成させた。フリル姫のところに行き姫の周りをくるくると回ると、フリル姫は元の姿に戻ることができた。王国民にも呪いが解けたことを伝え、若者はトーテム勇者として讃えられた。

『ゼルダの伝説 トライフォース3銃士』のゲームシステム

マルチプレイ

本作のダンジョンである「魔境」は3人での冒険が義務付けられている。2人以下では遊べない仕様になっており、インターネット通信やローカル通信で遊ぶ必要がある。しかし1人で遊ぶことはでき、その場合は「まねビト」と呼ばれる主人公の分身を1人で操作することになる。まねビトは崖やマグマなどの落下時以外ではダメージを受けない。また操作していないまねビトはその場から動くことができない。通信プレイでまねビトは実装されていない。
インターネット通信では、全国の勇者と協力して攻略していく。フレンドと通信する場合は制約はないが、見知らぬ誰かと通信する場合は攻略できるエリアが制限された。ローカル通信では近くにいる人と協力プレイをする。製品版を持っている人だけでなくダウンロードプレイにも対応している。インターネット通信、ローカル通信共にライフは3人で共有となっており、ライフがなくなっても3回まで妖精を使って復活することが可能。
マルチプレイでのコミュニケーション手段として、下画面に表示される「コミュニケーションアイコン」を用いることができる。

トーテム

3人の勇者はそれぞれが個別で動かすことができるが、1人で行くことができない場所や倒せない敵、作動できない仕掛けがある時はトーテム(肩車)をすることで解決できる。トーテム中、上段のプレイヤーは攻撃をしたりアイテムの投てき、中段のプレイヤーは上段のプレイヤーを投げることができ、下段のプレイヤーは移動を担当する。

とくべつ任務

「魔境」の各エリアのボスを一度倒すと、それ以降そのエリアの各コースに「とくべつ任務」が解禁される。とくべつ任務はコースに条件設定を加えて遊べる高難易度のモードだ。クリアすると通常のコースとは別の服の材料を入手することができる。
とくべつ任務は全20種類で、各コースごとに3種類ずつ割り当てられる。制限時間のあるものは、制限時間を過ぎてしまうとライフが残っていても即ゲームオーバーとなる。

少ないハートでクリア

体力を表すハートの器が4つになる。着る服によってハートの器を増やすことが可能。

時間内にクリア

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『ゼルダ無双 厄災の黙示録』とは、2020年発売のコーエーテクモゲームス開発によるアクションゲームで、『ゼルダの伝説』と『無双』シリーズのコラボ作品。『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』の100年前に起こった「大厄災」をベースとした舞台に、『無双』シリーズならではの爽快なアクションを楽しめる作品となっている。 リンクだけでなく『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』でおなじみのキャラクターを操作する事ができるのも魅力の一つである。

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どうぶつの森e+(イープラス)のネタバレ解説・考察まとめ

どうぶつの森e+(イープラス)のネタバレ解説・考察まとめ

『どうぶつの森e+』とは、2003年に任天堂からニンテンドーゲームキューブ用ソフトとして発売されたコミュニケーションゲーム。どうぶつの森シリーズの第三作目。一人暮らしをするために引っ越してきた主人公が、どうぶつの住人と共に仲良く村で暮らし、住人達の引っ越しにより繰り広げられる出会いと別れを繰り返しながら友情を深めていく。現実世界と同じ時間が流れており、時には村のお祭りや大会など多くのイベントが詰め込まれている。

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