街へいこうよ どうぶつの森(街森)のネタバレ解説まとめ

『街へいこうよ どうぶつの森』とは、任天堂が開発し、2008年11月20日に発売されたNintendo Wii専用ソフトである。本作は任天堂の人気シリーズ『どうぶつの森』の第5作目で初のWii用ソフトであり、美麗なグラフィックをテレビの大画面で楽しめる。今作の特徴として、シリーズ従来の村での暮らしに加えて街へお出かけしたり、Wiiリモコンとヌンチャクリモコンによる直感的な操作でより思いのままに遊べる。
『街へいこうよ どうぶつの森』の概要

『街へいこうよ どうぶつの森』とは、任天堂の据え置き機Wii向けに発売されたソフト。ジャンルはアクションゲームの多い任天堂製のゲームには珍しい箱庭シミュレーション。絵本のような可愛らしいキャラクターや簡単な操作から、女性やアクションが苦手な子供を中心に人気の高いシリーズ『どうぶつの森』の初のWii用ソフトである。
今作は2006年12月に全国劇場公開された『劇場版どうぶつの森』にて、初めて公の場に告知された。同映画のエンドクレジットの最後に「次はWiiで会いましょう」と字幕でのみの発表となり、ゲームの販売告知にしては異例のことであった。
そのおよそ一年半後の2008年夏、世界最大のゲーム見本市・E3において情報が解禁され、同年秋に正式タイトルと共に大々的に発表となった。
同シリーズは新作が出るたびに新アイテムや新住民が増え、できる遊びがどんどん増えていくことでおなじみ。今作ではインターネット通信を用いて他のプレイヤーの村に遊びに行ったり、村から出るバスに乗って街に行って買い物できるようになった。またプレイヤー間でのアイテムの売買をしたり、従来は変更できなかった髪型を変更できるようになるなど、より自分だけの楽しみ方を見つけやすい内容となっている。
『街へいこうよ どうぶつの森』のあらすじ・ストーリー
新しい生活を始めるため、バスに乗って引越し先の村に向かっているところからゲームが始まる。プレイヤーは新生活への期待に胸を膨らませ、のんびりバスの中から車窓を眺めていた。
すると同じバスに乗っていた青いネコ・みしらぬネコが話しかけてきた。彼は旅人を見かけるとつい話しかけてしまうという好奇心旺盛な性格で、プレイヤーの名前と引越し先の村を尋ねてくる。彼と他愛もない雑談をしている間に、バスは引越し先の村に到着する。
みしらぬネコと別れたプレイヤーは、バスを降りて新しい村へと降り立った。
『街へいこうよ どうぶつの森』のゲームシステム
操作方法

Wiiリモコンのポインターをテレビに向けるとメニューが出てくる
本作はWii本体に付属のWiiリモコンとヌンチャクを使用して操作する。移動はヌンチャクのコントロールスティックできる他、Wiiリモコンをテレビ画面に向けてAボタンを押してプレイヤーを誘導させるポイント操作でもできる。
手に持って使用できるアイテム(道具)はAボタンを押して使用する。つりざおやむしとりあみ、おの、スコップはWiiリモコンを振って操作ができる。道具は十字キーの左右を押すことで持ち替えることが出来る。持ち物画面自体の操作やマイデザイン画面の捜査はWiiリモコンのポイント操作で行う。
またWii本体に接続して使用できるUSBキーボードにも対応。チャット、通信プレイに必要なプレイヤーの個人ナンバー・ともだちコードの入力、数字の入力を行える。
村での暮らし方
目的もゴールもないゲームなので、やることは全てプレイヤー次第。出来ることは決まっているが、こなさなければならない順番やクエストのようなお題はないので、好きなことを好きな時にやれる。
チュートリアルをこなす
初めてゲームを遊ぶ時、案内役のみしらぬネコに新しく遊び始めるか、ニンテンドーDS 『おいでよ どうぶつの森』のプレイヤーデータを引き継ぐかを選択する。新しい暮らしを選択すると列車の中に移り、そこでみしらぬネコと会話する形でプレイヤーの「なまえ」「村のなまえ」「誕生日」を決定する。この際、みしらぬネコの質問攻めに答えることで、プレイヤーの顔を決められる。
村に着いたら待っていたたぬきちと共に、村の四箇所に点在している一軒家を内覧する。自宅が決まったらその時点から家のローンが発生し、頭金はたぬきちの店でのバイト代で立て替えることとなる。たぬきちからはいろいろな仕事が任せられるので、それらを全てこなすと自由な生活の始まりとなる。
これまでの一連の流れ全てがチュートリアルとなっていて、「文字入力の方法」「ローンの支払い方」「花や木の植え方」「手紙の出し方」「道具の使い方」「住民とのコミュニケーション方法」を学ぶことが出来る。
住民と触れ合う

住民同士でも会話していることもある
村に家を構えているどうぶつ達のことを『住民』と呼ぶ。これらの住民はどうぶつの種類や性格がたくさんあり、それぞれの性格に沿った話し方やリアクション、嗜好を持っている。彼らと仲良く過ごしていくことが、このゲームの醍醐味である。
インテリアを楽しむ

家具は数百種類に及ぶ
自宅の床に置いて楽しむアイテムや、テーブルや椅子などの家具を揃える楽しみもある。同じテーマやシリーズで揃えられている家具を揃えてもいいし、好きな色の家具をひたすら集めるのも自由。壁紙やじゅうたんも好きな柄に出来るので、気分一つで簡単に模様替えを楽しめる。
おしゃれを楽しむ

プレイヤーが着ることができる服、ぼうし、アクセサリーの種類が豊富であり、ファッションを好きに換えることができる。メンズ、レディース関係ないので、男の子のプレイヤーでもフリフリレースやピンクの服を着ることが可能。
また住民も男女関係なくおしゃれが好きで、「ファッションチェックしてほしい」とお願いしてくることもある。
つり、ムシ採りを楽しむ

季節・場所によってサカナやムシの種類は様々
Related Articles関連記事
おいでよ どうぶつの森(おい森)のネタバレ解説まとめ
『おいでよ どうぶつの森』とは、2005年に任天堂より開発されたニンテンドーDS専用のゲームソフト。プレイヤーは、ある村に引っ越し、その村に暮らすどうぶつの住民たちと気ままにスローライフを楽しむゲーム。これまで製作されたどうぶつの森シリーズから一新し、ニンテンドーDSの機能ならではのすれちがい通信や、Wi-Fi機能を使った遊びも楽しむことができる。
Read Article
どうぶつの森e+(イープラス)のネタバレ解説まとめ
『どうぶつの森e+』とは、2003年に任天堂からニンテンドーゲームキューブ用ソフトとして発売されたコミュニケーションゲーム。どうぶつの森シリーズの第三作目。一人暮らしをするために引っ越してきた主人公が、どうぶつの住人と共に仲良く村で暮らし、住人達の引っ越しにより繰り広げられる出会いと別れを繰り返しながら友情を深めていく。現実世界と同じ時間が流れており、時には村のお祭りや大会など多くのイベントが詰め込まれている。
Read Article
どうぶつの森 ポケットキャンプ(ポケ森)のネタバレ解説まとめ
『どうぶつの森 ポケットキャンプ』とは、気ままなスローライフを楽しむコミュニケーションゲーム『どうぶつの森』シリーズのスピンオフ作品。 どうぶつが暮らす村にやってきたプレーヤーが、どうぶつ達と交流をしたり、好きな家具を集めて自分だけの家を作ったり、釣り、虫取りなどしながら自由気ままに過ごすもの。今作は村ではなくプレーヤーが管理人を勤めるキャンプ場が舞台となっている。どうぶつ達との交流や、家具の作成などといった基本要素はそのままに、スマートフォン版としてリリースされ話題を呼んだ。
Read Article
あつまれ どうぶつの森(あつ森)のネタバレ解説まとめ
『あつまれ どうぶつの森』(通称:あつ森)とは、任天堂が開発し、2020年3月20日に発売された「どうぶつの森」シリーズ初のNintendo Switch用のソフトである。 プレイヤーはこれまでのシリーズの舞台だった村を飛び出し、たぬきちが立ち上げた組織「たぬき開発」が手掛ける暮らしのプラン「無人島移住パッケージプラン」に参加し、自然あふれる無人島で新しい生活を始めることとなる。 プレイヤーは島を家具で飾り付けたり、どうぶつたちのお願いを聞いたりしながら少しずつできることが増えていく。
Read Article
とびだせ どうぶつの森(とび森)のネタバレ解説まとめ
「とびだせ どうぶつの森」は大人気シリーズのどうぶつの森シリーズ6作目で、2012年に任天堂から発売された3DS用ゲームソフトである。プレイヤーは村長になって村を作りをし、どうぶつの住人達とまったりスローライフを過ごすことの出来るゲーム。2016年11月には新要素を含んだ「とびだせ どうぶつの森 amiibo+」が配信され、更新データをダウンロードすると無料でアップグレードできるようになった。
Read Article
どうぶつの森 ハッピーホームデザイナー(ハピ森)のネタバレ解説まとめ
『どうぶつの森 ハッピーホームデザイナー』とは、2015年7月30日発売の、任天堂が開発・販売した3DS用ゲームソフト。プレイヤーは不動産屋の新入社員となり、どうぶつ達の理想の住まいや、賑やかな商店街を手がけるデザイナーとして活動し、「みならい」から「いちにんまえ」のデザイナーを目指していく。 今作は任天堂の人気ゲーム『どうぶつの森』の従来のシリーズの楽しみの一つである「家のデザイン」に特化した内容となっている。
Read Article
『どうぶつの森』で見つけた怖い部屋
『どうぶつの森』で作られた、ものすごく怖い部屋の画像まとめ。
Read Article
【どうぶつの森】悪人or善人? 森一番の商人、たぬきちのまとめ
『どうぶつの森』シリーズに出てくるキャラで、主人公が最初にお世話になる商人、たぬきち。 度重なるリフォームなどでローン契約を迫ってくる姿が印象に残っている人が多いでしょう。 果たしてたぬきちは悪人なのか、善人なのか。 このまとめで考察します。
Read Article
どうぶつの森シリーズのメイン作品まとめ
どうぶつの森シリーズまとめ。 「村でどうぶつ達と暮らす」というコンセプトの、メイン作品をまとめています。
Read Article
個性あふれるニュータウン建設! 『どうぶつの森 ハッピーホームデザイナー』
今度の『森』は街作り! ニュータウン計画に参加し、住民達の家や施設を作っていくゲームとなっています。
Read Article
タグ - Tags
目次 - Contents
- 『街へいこうよ どうぶつの森』の概要
- 『街へいこうよ どうぶつの森』のあらすじ・ストーリー
- 『街へいこうよ どうぶつの森』のゲームシステム
- 操作方法
- 村での暮らし方
- チュートリアルをこなす
- 住民と触れ合う
- インテリアを楽しむ
- おしゃれを楽しむ
- つり、ムシ採りを楽しむ
- 博物館を完成させる
- マイデザインを作って楽しむ
- 整備をして村を綺麗にする
- イベントを楽しむ
- ムシとり大会
- サカナつり大会
- フリーマーケット
- ニューイヤーカウントダウン
- バレンタイン
- エイプリルフール
- イースター
- 花火大会
- ハロウィン
- ハーベストフェスティバル
- クリスマス
- 親密度
- 親密度が上がる:おつかいを受ける
- 親密度が上がる:毎日話しかける
- 親密度が上がる:お願いを聞く
- 親密度が上がる:看病する
- 親密度が上がる:落とし物を見つける
- 親密度が下がる:攻撃する
- 親密度が下がる:ゴミを送りつける
- 村の施設
- たぬき商店
- エイブルシスターズ
- 博物館
- 純喫茶 ハトの巣
- アイテム
- 村の地図
- ベル
- ふく
- ぼうし・アクセサリー
- かぐ
- 化石
- 美術品
- クレジットカード
- おとしあなのタネ
- ゴミ
- 道具アイテム
- スコップ
- つりざお
- むしとりあみ
- オノ
- パチンコ
- おもちゃ
- たんぽぽ
- 街での過ごし方
- 噴水
- イナリかぐ
- ATM
- 劇場
- ハッピールームアカデミー本部
- グレイシーグレース
- オークションハウス
- ビューティーサロン スピーディ
- うらないのやかた
- シャンクの靴磨き
- ふうせんのおじちゃん
- 『街へいこうよ どうぶつの森』の登場人物・キャラクター
- プレイヤー
- 村の住民
- ハキハキ男
- コワイ男
- ぼんやり男
- オトナ女
- 元気女
- 普通女
- 村に居るどうぶつ
- たぬきち
- まめきち・つぶきち
- ぺりこ
- ぺりみ
- ぺりお
- あさみ
- きぬよ
- フータ
- フーコ
- マスター
- とたけけ
- うんてんしゅ
- もんばんさんA・B
- リセットさん
- ラケットさん
- そんちょう
- 村を訪問するどうぶつ
- ベルリーナ
- ぴょんたろう
- あやしいネコ
- パンプキング
- フランクリン
- ジングル
- うおまさ
- カメヤマさん
- まいこちゃん、おかあさん
- カブリバ
- ジョニー
- セイイチ
- ゆうたろう
- ラコスケ
- ローラン
- めがみさま
- ゆきだるま
- みしらぬネコ
- 街のどうぶつ
- つねきち
- ししょー
- きょしょー
- ホンマさん
- グレース
- ケイト
- ハニワくん
- カットリーヌ
- ハッケミィ
- シャンク
- パロンチーノ
- 『街へいこうよ どうぶつの森』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 住民の自宅予定地
- 村の岩
- 終わらない連続ドラマ
- 危ない虫も出現する
- インターネットを利用した機能
- おでかけ機能
- アイテム受信
- 手紙の送信
- DSソフトとの連動機能
- データの引き継ぎ
- おでかけ機能
- 今作についての評価
- 他ゲームとの関連