スーパーマリオカート(マリカー)のネタバレ解説・考察まとめ

『スーパーマリオカート』とは、1992年に任天堂から発売されたスーパーファミコン用のアクションレースゲーム。マリオカートシリーズの記念すべき1作目で、シリーズ内で唯一「スーパー」と付く作品。
本作は、おなじみのマリオキャラクター達がカートに乗ってレースやバトルで競い合うというシンプルなものだが、「アイテムを使って競争相手を妨害できる」という要素が斬新で、後のレースゲームに大きな影響を与えた作品とされている。

『スーパーマリオカート』の概要

『スーパーマリオカート』とは、1992年に任天堂から発売されたスーパーファミコン用のアクションレースゲームである。その後に続く「マリオカートシリーズ」の記念すべき第1作目にあたり、シリーズの原型となった作品である。本作で取り入れられた要素はその後のシリーズにも受け継がれており、完成度の高い作品として、現在でも多くの根強いファンがいる。国内売上本数382万本という、スーパーファミコン用ソフトとしての最高売り上げを記録している。他機種版としては、2009年6月にWii対応ダウンロード版、2013年6月にWii U対応ダウンロード版、2016年5月にNewニンテンドー3DS対応ダウンロード版がそれぞれ配信されている。また2017年10月に発売された「ニンテンドークラシックミニスーパーファミコン」、2019年9月に配信開始された「スーパーファミコンNintendo Switch Online」にもそれぞれ収録されている。

本作の特徴は、キャラクターが乗ったカートを操作して競い合うシンプルな「レースゲーム」でありながら、手に入れたアイテムを使ってライバルを妨害したり、うまく活用して順位を上げたりと、アクション要素を取り入れたことで「アクションレースゲーム」というジャンルを確立させた作品という点である。これによって、これまでの「玄人向け」だったレースゲームのイメージを変えて、ファミリー層などの幅広いユーザーを取り込むことにも成功している。
アクション要素はアイテムだけにあらず、レースゲームの主戦場であるコースにも隠されている。マリオシリーズの世界観を表現したような、多種多様な罠やギミックが用意されたコースもアクション要素がたっぷりと盛り込まれている。

ゲームモードは、カップと呼ばれる5つのコースからなるグランプリの総合順位を争う「マリオカートGP」、自分ひとりでタイムのみを追求する「タイムアタック」、勝敗をかけてプレイヤー同士の一騎討ち「VSマッチレース」、専用コースに戦場を変えて互いの持つ風船を割り合う「バトルゲーム」の4つが用意されている。

また、過去のマリオシリーズに登場した個性豊かな8人のキャラクターも本作の魅力を上げている。その中には過去シリーズではライバル関係であった「クッパ」や「ドンキーコングJr.」を操作できる点もマリオファンには嬉しいポイントのひとつ。8人のキャラクターは4タイプの性能に分類されており、それぞれ「標準タイプ」「加速タイプ」「重量タイプ」「軽量タイプ」といういずれかの性能を持っている。プレイヤーはコースの特徴やゲームモード、自分の好みなどによってキャラクターを使い分けることも可能となっている。

『スーパーマリオカート』のあらすじ・ストーリー

『スーパーマリオカート』では、4つあるプレイモードのうち「マリオカートGP」が本作のメインに位置付けられている。マリオカートGPはゲーム初期段階では「キノコカップ」、「フラワーカップ」、「スターカップ」という3つのカップが用意されていて、プレイヤーは排気量(ゲーム初期段階では50ccクラスか100ccクラスのみ)、キャラクター、カップという順番で選択しゲームを開始する。排気量の大きさによってカートの最高速度が上がるためより難易度が高くなる。カップはそれぞれ5つのコースが用意されており、キノコカップよりもフラワーカップ、フラワーカップよりもスターカップとコース難易度が上がっていく。また100ccクラスで3つ全てのカップで総合優勝すると、100ccクラスに「スペシャルカップ」が追加されて以降プレイできるようになる。スペシャルカップは本作の最難関の難易度となっており、こちらも5つのコースが用意されている。スペシャルカップで総合優勝した場合に新たに「150ccクラス」が解禁される。

キノコカップ

マリオサーキット1

本作の中で最初に登場する、とある場所にマリオが設計したとされるコース。コーナーは優しく設計されており、障害物もほとんど無いため、本作で最も簡単なコースとされている。そのためプレイヤーのドライバーテクニックが試されるコースとして、タイムアタックモードで非常に良く使われるコースでもある。

ドーナツへいや1

平野地帯を駆け抜けるオフロードコース。サーキットと違い砂地を走るため、コーナーリングでなどで滑りやすくなっている。しかし道幅は広く、特に難しい仕掛けは少ないため初心者向けのコースとされている。コース中、はまると沈んでいく池の仕掛けが登場するが、一定時間内に抜け出さないと「ジュゲム」に救出されてしまい「コイン」を取られてしまう。

お化け沼1

スーパーマリオの世界のお化け屋敷ステージを表現したようなコース。キシキシと音がする板張りのコースとなっており、所々開いている穴に落下にしないよう注意が必要。コースの端には木製ブロックが設置されており、一度衝突すると消滅しブロックが消えた場所でコースアウトするとたちまち落下してしまう。落下した場合大きくタイムロスするだけでなく「ジュゲム」にコインを取られてしまうため、この「お化け沼」コースを苦手とするプレイヤーも少なくない。

クッパ城1

マリオのライバル「クッパ」の城を表現したコース。クッパ城に敷かれた石の上を走るコースとなっており、コース外には真っ赤な溶岩が煮えたぎっている。「お化け沼」のようにコース外には落下しにくいが、踏むとジャンプする仕掛けの「ジャンプ板」で溶岩を飛び越える場所が多い。溶岩に落下すると即「ジュゲム」に救出されることになる。また、複数のポイントに「ドッスン」が配置されており、タイミング悪くドッスン落下時に下を通ってしまうとペチャンコにされてしまい、リスタートするまで大きくタイムロスしてしまう。

マリオサーキット2

「マリオサーキット1」より総距離が長くなって、「立体交差」が特徴のサーキットコース。立体交差は踏むと加速する「ダッシュ板」と踏むとジャンプする「ジャンプ板」が組み合わされた仕掛けで、爽快な大ジャンプができる。しかし失敗した場合には落下し、交差点からやり直す必要があるため大幅なタイムロスとなってしまう。

フラワーカップ

チョコレー島1

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