ミッキーマウス クラブハウス(ディズニージュニア)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ミッキーマウス クラブハウス』(原題:『Mickey Mouse Clubhouse』)とは、ディズニー・チャンネルで2006年5月から世界中に放映された幼児向け参加型知育アニメシリーズである。クラブハウスで過ごすミッキーマウス達と一緒に問題解決していくストーリーのなかで、数字の数え方や図形の名前などを楽しく学ぶことができる。ミッキーマウスが主人公のアニメシリーズとしては初めての3Dアニメーションシリーズ。作品ごとに登場するオリジナルソングも見どころ。

『ミッキーマウス クラブハウス』の概要

『ミッキーマウス クラブハウス』(原題:『Mickey Mouse Clubhouse』)とは、2006年5月7日に世界中で同時放送された幼児向け参加型3Dアニメーションシリーズ。ミッキーマウスをはじめとするクラブハウスの仲間達と、様々な問題を知恵と友情で解決していくストーリーだ。
「ウォルト・ディズニー・テレビジョン・アニメーション」がプロデュースし「ディズニーABCケーブルネットワークグループ」が制作・放映した。
『ミッキーマウス・ワークス(Mickey Mouse Works)』(1999–2001)、『ハウス・オブ・マウス(Disney's House of Mouse)』(2001–2003)に続くミッキーマウスと仲間達をメインキャラクターにしたアニメシリーズである。ドタバタギャグ展開の2Dアニメであった『ミッキーマウス・ワークス』と『ハウス・オブ・マウス』に対して、本シリーズはミッキーマウス初の3Dアニメシリーズで、就学前の幼児に適した知育的側面を持つ内容であるため大きな路線変更となった。

1話完結(まれに2話にわたって前後編の構成もある)のストーリーも幼児向けのシンプルな展開で、口調もゆっくりで聞き取りやすい。学習内容は数の数え方や図形の名前など数学的な内容が中心。他にパズルや工作の手引きも紹介される。
受賞歴はないが、ミッキーマウスが主人公の幼児特化の作品の少なさもあり、子供達から人気を集めている。ミッキーマウスと仲間達に限らず、ディズニーファンにはお馴染みのキャラクター「フィガロ」(1940年『ピノキオ』に登場)や「巨人のウィリー」(1947年『ミッキーと豆の木』に登場)なども登場し作品を盛り上げている。ストーリーもディズニー作品や童話をオマージュしたり、海や宇宙に冒険に出たりとバラエティに富んでいる。
日本ではディズニー・チャンネル、ディズニージュニアで随時放送している。また地上波では過去にテレビ東京「Disney Time」で放送されていた。また動画サブスクリプションサービスではDisney+、Amazon Prime Video(レンタルのみ)で配信中。
1話30分程度でシーズン4まで発表されており、1時間スペシャルのエピソードも5つ(『スーパーアドベンチャー』、『ミッキーのかいぞくアドベンチャー』、『ミニーのふゆのリボンショー』、『ミッキーのモンスターミュージカル』、『グーフィーのおとぎばなし』)発表されている。Disney+では以上の1時間スペシャルが前編後編に分けられ、シーズン5として配信されている。

『ミッキーマウス クラブハウス』のあらすじ・ストーリー

シーズン1エピソード6:ドナルドと豆の木

童話『ジャックと豆の木』のオマージュ。1947年発表の『ミッキーと豆の木』にも登場した「巨人のウィリー」(日本語版では「巨人」)も登場する。
ミッキーマウスと仲間達はミッキーマウスクラブハウスで楽しく暮らしている。困ったときにはトゥードルズ(=ミッキーの顔型液晶ロボット)が持ってきてくれるマウスケツール(=お助けアイテム)で問題を解決するのだった。
ある日ドナルドは巨人の魔法の豆と、自分のペットのにわとり(英語版では「ブーブーチキン」)を交換した。しかし仲良しのにわとりを交換したことを後悔したドナルドは、雲の上に住む巨人にはもう会うことすらできない悔しさから魔法の豆を地面に投げ捨ててしまった。そこからあっという間に育った豆の木は、雲の上の巨人の家まで届く大きさになる。そこでミッキー、ドナルド、グーフィーはにわとりを取り返すために豆の木を登り巨人の家に行くことにした。途中、豆の木が折れてしまいそうになったときは、1つ目のマウスケツール・テープで補強して、にわとりの足跡をたどるときには、2つ目のマウスケツール・虫眼鏡を使った。
巨人の家に着いたミッキー達は3つ目のマウスケツール・鍵で鶏小屋の鍵を開け、ドナルドのにわとりを見つける。ミッキー達がこっそりにわとりを連れ出そうとした時、ちょうど目覚めた巨人がミッキー達を「おいしそうなにおい」と追いかけてきた。ミッキー達は逃げ帰る途中で巨人の足止めをするために4つ目のマウスケツール・シャボン玉を使った。巨人がシャボン玉で遊んでいる隙になんとか豆の木をつたってクラブハウスまで逃げ帰ったミッキー達だったが、巨人は追いかけてきてにわとりを返してほしいと言う。かわいいにわとりを抱きしめたい、と泣いてしまう巨人にミッキー達は、にわとりの代わりにくまのぬいぐるみをプレゼントした。くまのぬいぐるみは5つ目のマウスケツール(使うまで内容が不明なミステリーマウスケツール)だった。巨人はとても喜んで、ドナルドににわとりを返したのだった。

シーズン1エピソード18:ミニーのスープ

童話『赤ずきんちゃん』のオマージュ。
キャンプ中に風邪を引いてしまったグーフィーの大きなくしゃみがクラブハウスまで聞こえてきた。そこでミニーはおいしい「ミニーストローネスープ(=ミニーとミネストローネスープを合わせた造語)」を作って届けてあげることにした。クラブハウスのキッチンでスープを完成させたミッキーとミニーは、1つ目のマウスケツール・籠にスープの器を入れるとさっそくグーフィーのもとに届けに出かける。
道中で出会ったピートは、あまりに美味しそうなスープのにおいに何とかスープをわけてもらおうとするが「風邪を引いたグーフィーのためのスープだから」と断られてしまった。諦められないピートはミッキーとミニーを邪魔するために様々な作戦に出た。まずピートは木の上からスープが入った籠を奪おうとしたが、失敗して木の上にスープ入りの籠を引っ掛けたまま退散した。このときミッキー達は2つ目のマウスケツール・長いキャンディで籠を引っ掛けてスープを回収した。道中でデイジーとドナルドも加わって、ミッキー達はグーフィーのところへ進む。道が大きな岩でふさがれていたときには3つ目のマウスケツール・シーソー(ミステリーマウスケツール)でずらした。ミッキー達は丘の上のキャンプ場に向かうために4つ目のマウスケツール・ローラースケートを使った。ピートは車で追いかけてきたが、故障のためにミッキー達に追いつくことが出来なかった。
ピートは最後の手段に、キャンプ中のグーフィーのテントについたミッキー達のところに「具合の悪いおばあさん」の扮装をして現れスープを飲もうとする。しかしミッキーにあっさり正体を見抜かれスープはグーフィーが飲むことになった。美味しいミニーのスープのお陰ですっかり元気を取り戻すグーフィー。ミッキー達が喜んでいるとテントの中に大きなくしゃみの音が響いた。
なんとピートが風邪を引いてしまったのだった。「かわいそうに」と駆け寄ったミニーは、ピートにもスープをわけてあげた。スープの美味しさに大喜びしたピートもまた、あっというまに元気を取り戻したのだった。

シーズン2エピソード3:ハンディヘルパーをなおそう

ある日ハンディヘルパー(=手型の手助けマシーン)が故障してしまった。ハンディヘルパーを作ったフォンドレイク教授によると、クラブハウスのミッキー宅の地下にあるハンディダンディマシーン(ハンディヘルパーを動かす親機)の方からおかしな音がするという。日頃からハンディヘルパーに感謝しているミッキー達はみんなで修理に行くことにした。
地下に滑り台で降りたミッキー達はハンディダンディマシーンの歯車が動いていないことを確認する。ミッキー達は緩んだボルトを1つ目のマウスケツール・レンチで締め直し、レバーを回すがまだハンディヘルパーは故障したままだった。
グーフィーが歯車にひっかかってしまったときには2つ目のマウスケツール・シャンプーで滑らせて助けてあげた。歯車もシャンプーで滑りやすくなるだろうとレバーを回しなおすが、やはり故障したままだった。
今度はバネにひっかかって高く放り出されてしまったグーフィー。ミッキー達は3つ目のマウスケツール・虫取り網でキャッチしてあげた。
そのときプルートが歯車の間にはさまって「ピーピー」と音を立てるボールを見つけた。ミッキー達が4つ目のマウスケツール(ミステリーマウスケツール)・ピンセットで取り出してみると、それはプルートがずっと探していたお気に入りのボールだった。
地下から戻ると、ハンディヘルパーはすっかり元通りに直っていた。ハンディヘルパーは直してくれたミッキー達に感謝し、ミッキー達もまたいつも手伝いをしてくれるハンディヘルパーに感謝を伝えたのだった。

シーズン2エピソード25:クララベルのクラブハウス・ミュージカル

マザーグースの日、にわとり達が歌うクララベルのミュージカルをみんなが楽しみにしていた。しかしクララベルが訪ねてきて、にわとり達は練習のしすぎのせいで声が出なくなってしまったという。困っているクララベルのためにミッキー達はミュージカルの代役を申し出ることにした。
ミュージカルの舞台にやってきた一同。クララベルが歌うマザーグースの詩にあわせてお芝居をすることになる。まずはミッキーの出番。大きな時計を登るシーンは1つ目のマウスケツール・くっつきカップシューズで成功させた。
次はデイジーの出番。「靴の中に住むおばあさん」の詩を再現しようとするが、舞台装置の大きな靴が臭くてお芝居が進まない。グーフィーが2つ目のマウスケツール・バラの花で靴をいい匂いにして、お芝居は見事成功した。
次のドナルドの出番は順調に進んだが、農家役のピートの出番で多すぎるピクルスを運ばねばならなくなった。そこで3つ目のマウスケツール・バスタオルでくるんで運ぶことにした。
次はミニーの出番。森で蜘蛛役のプルートに出会ったミニーを助けるために、4つ目のマウスケツール(ミステリーマウスケツール)・ピョンピョンボールを使った。ミニーはピョンピョンボールのお陰でミニーは蜘蛛から無事逃げ切ることができた。
そのときにわとり達の喉も治り、最後の歌はみんなで歌うことができた。こうしてミュージカルは大成功に終わった。

シーズン3エピソード6:トゥードルズのおたんじょうびパーティー

トゥードルズのお誕生日、ミッキー達はみんなでサプライズパーティーをすることにした。しかしマウスケツールを使うたびにトゥードルズがやってくるため、みんなで隠しながら準備を進めなければならない。
まずはケーキの準備。ミニーはケーキの土台は作っていたため1つ目のマウスケツール(ミステリーマウスケツール)・いちごで飾り付けをした。そのときやってきたトゥードルズが、フォンドレイク教授に顔の機能をつけてもらったことをミッキー達にお披露目する。
次にプレゼントの準備。フォンドレイク教授がツールセットを用意してくれた。その次にゲームの準備。グーフィーは「象の尻尾つけゲーム」(=象のおしりのイラストの正しい場所に、象の尻尾を模した紐を貼り付けるゲーム。貼り付ける人は目隠しをして周りのひとの声をヒントに貼り付ける位置を決める)を提案する。足りなかった尻尾の代わりに2つ目のマウスケツール・凧を使うことにした。さらにデイジーは「リンボーダンスゲーム」を提案した。足りなかった棒の代わりは3つ目のマウスケツール・ほうきを使うことにした。凧とほうきを持ってきたトゥードルズはなにか怪しんでいる表情だったが、ミッキー達はなんとかサプライズパーティーを隠し切った。最後にドナルドの提案で部屋中に風船を飾って準備が完了した。
ようやくサプライズパーティーがはじまった。サプライズでお祝いされたトゥードルズはとても喜んだ表情を見せる。「象の尻尾つけゲーム」を楽しんだ後、「リンボーダンスゲーム」をしようとしたとき、ジュークボックスが壊れてしまった。4つ目のマウスケツールはゴミ箱。デイジーは木のスプーンでゴミ箱を叩き、太鼓のように使うことを思いつく。こうして「リンボーダンスゲーム」も無事楽しむことができた。
最後にプレゼントを開けたトゥードルズは喜びのあまり声を上げる。これがフォンドレイク教授からの最後の誕生日プレゼント・声の機能だった。トゥードルズはとても喜び、ミッキー達も自分のことのように喜んだ。こうしてトゥードルズのサプライズパーティーは大成功に終わったのだった。

シーズン3エピソード24〜25:ミッキーマウスクラブハウスうちゅうたんけん

探検の日には、フォンドレイク教授が秘密の惑星に隠した宝を探すことになる。フォンドレイク教授曰く、宝の地図のとおりに月、火星、土星を辿りながら数字が書かれた10個の星・宝の星を集めることで、最後は秘密の惑星に辿り着くことができるのだという。
早速ミッキー達はクラブハウスの宇宙船に乗り込んで宇宙探検に出発した。しかし宇宙海賊ピートが宝の地図を奪おうと狙っていた。彼の相棒はキュードルズ。キュードルズはトゥードルズにそっくりな女の子型のロボットで、宇宙海賊ピートにお助けアイテム・キュードルズツールをくれるのだった。
宇宙海賊ピートは早速1つ目のキュードルズツール・牛乳パックを宇宙空間に大量に浮かべてミッキー達の宇宙船を進めなくしてしまう。そこでミッキーが1つ目のマウスケツール・大きなクッキーを宇宙空間に浮かべると、牛乳パック達は相性ピッタリのクッキーについて行って宇宙の彼方へ飛んで行ってしまった。このときトゥードルズとキュードルズが初めて出会い互いに好印象を抱いたが、ミッキー達が最初の目的地に進んだため、話もできないまま分かれてしまった。
月に着いたミッキー達は、月のチップと月のデールに出会う。ふたりは月に旗を立てる任務の途中だった。ミッキー達は2つ目のマウスケツール・タオルを使って旗を完成させる手伝いをする。月のチップと月のデールはお礼に、1と2と3の宝の星のありかに案内してくれた。
ミッキー達は次の目的地・火星に向かった。ミッキー達は火星に暮らす友達の火星ミッキーと冥王星プルートとともに宝の星を探す。このとき再会したトゥードルズとキュードルズは自己紹介し、トゥードルズは花を贈った。4と5と6の宝の星は、星の木に成っていた。
次の目的地・土星に行く途中、おばあさんに扮した宇宙海賊ピートにだまされて宝の地図がうばわれてしまう。土星の輪の上を逃げる宇宙海賊ピートを追いかけるうちに宇宙空間に投げ出されたミッキーは、そこで7と8と9と10の宝の星を見つけた。3つ目のマウスケツール・鳥籠で宇宙海賊ピートを捕まえたミッキー達は無事に宝の地図を取り返した。宇宙海賊ピートは2つ目のキュードルズツール・大きな宇宙にわとりに鳥籠を抱えて飛んでもらい逃げて行った。
宝の星を全て見つけたミッキー達は、謎の惑星・ミッキー星に向かう。あとを追う宇宙海賊ピートは3つ目のキュードルズツール・足ひれで宇宙空間を泳いでミッキー達よりも先に宝のありかに辿り着く。宇宙海賊ピートはミッキー達を足止めしようと宝のありかのそばに蜘蛛の巣をはるが、そこにキュードルズとミッキーと一緒に助けに来たトゥードルズが張り付いて逃げられなくなってしまう。トゥードルズとキュードルズを助けようとしたミッキーと宇宙海賊ピートがツールを確認すると、4つ目のマウスケツール(ミステリーマウスケツール)は宇宙海賊ピート、4つ目のキュードルズツールはミッキーだった。力をあわせたふたりは友達になり、蜘蛛の巣からトゥードルズとキュードルズを助け出した。
こうしてミッキー達と宇宙海賊ピートは宝に辿り着く。宝箱に入っていたスイッチを押すと、宇宙の宝・ミッキーマウス宇宙ハウスが現れた。フォンドレイク教授が用意してくれた宝は、このミッキー星の宇宙ステーションだった。

シーズン4エピソード2:クリスタル・ミッキーをさがせ

ミッキーがクラブハウスで過ごしていると、盗賊ピートがクラブハウスの魔法のエネルギー源、クリスタルミッキーを盗んで行ってしまった。その途端、クラブハウスの施設が少しずつ消え始めてしまう。フォンドレイク教授によると、このままではクラブハウスのものがひとつずつ消えて、全て消えると元には戻せなくなるという。ミッキーはカンザスシティミッキーになり、仲間達とピートの隠れ家にクリスタルミッキーを取り戻しに向かうことにした。
フォンドレイク教授がくれた地図をもとに、最初に向かったのは砂漠だった。しかし盗賊ピートのしかけ「砂の城」に閉じ込められてしまう。ミッキー達は1つ目のマウスケツール・ごみ箱で「砂の城」にトンネルを掘って見事脱出した。
次にミッキー達は流れの急な川に向かった。ミッキー達は教授が開発した水陸両用の「すいすいオフロードカー」でボートに乗ったピートを追いかけた。しかしピートのしかけ「大きな魚」(巨大なおもちゃの魚)で川をふさがれてしまう。ミッキー達は2つ目のマウスケツール・クレーン車で「大きな魚」を移動して川を無事渡り切る。
ピートはついにピラミッド型の隠れ家にたどり着いた。ミッキー達はピートを追いかけて隠れ家に入ろうとするも、ピートに長い階段を坂に変えられ入口まで登れなくなる。そこでミッキー達は3つ目のマウスケツール・カップ付きの棒を坂にたくさん貼り付け、その棒を登ることで隠れ家に入ることに成功した。
しかしクリスタルミッキーを返す気がないピートは、盗賊ピートの最高のしかけ「バビロニアの木琴」で決まったメロディを演奏してミッキー達を隠れ家に閉じ込めようとする。しかし誤ってピート自身もミッキー達と一緒に隠れ家に閉じ込められてしまった。ふたたび「バビロニアの木琴」を動かすために、ピートとミッキーは友達になり複雑なメロディを協力して演奏する。
ピートはクリスタルミッキーが失われたせいでクラブハウスが消えかけていることをミッキーらに知らされ、ミッキーにクリスタルミッキーを返した。しかしもうクラブハウスが消えるまで時間がない。急いでクラブハウスに戻るためにピートの気球を借りようとするも、気球はしぼんでいて使い物になりそうになかった。ミッキーが4つ目のマウスケツール(ミステリーマウスケツール)を呼び出すと、それは巨人だった。巨人に気球を膨らませてもらったミッキーらは、なんとかクラブハウス消滅の前にクリスタルミッキーをもとのクラブハウスに戻した。「ミースカ・ムースカ・ミッキーマウス」の呪文を唱えると、クラブハウスは無事復活した。

シーズン4エピソード14:クラブハウスのせかいりょこう

ある日クラブハウスにやってきたフォンドレイク教授が世界旅行ごっこを提案した。クラブマウスのパスポートを持って、ミッキーパークにある世界の名所にそっくりな4つのポイントを回ってスタンプを集めるのだという。ミッキー、ミニー、プルートは車に乗り込むと早速旅行に出発した。
最初の行き先はフランスのエッフェル塔。そこにはマドモアゼルデイジーとムッシュドナルドがいた。ムッシュドナルドの帽子が風にあおられて、エッフェル塔のてっぺんに引っかかってしまった。ミッキー達はたくさんのカバンを積んで足場にして、1つ目のマウスケツール・バケットで引っ掛けてその帽子を取ってあげた。ミッキーはその後パスポートにフランスのスタンプを押してもらう。
次に向かったのはイタリアの運河。船頭のグーフィーが漕ぐゴンドラに、お客さんのクララベルが乗っていた。早速パスポートにスタンプを押してもらうミッキーだったが、グーフィーがスタンプを押している間にゴンドラが流されてしまう。ミッキーは2つ目のマウスケツール(ミステリーマウスケツール)・大きなスパゲッティをロープがわりにして、ゴンドラを岸まで引っ張って助けてあげた。
次にエジプトのピラミッドに向かう。そこにはファラオピートがいた。ファラオピートはなぞなぞが解けたらパスポートにスタンプを押してくれるという。見事正解したミッキー達はスタンプを押してもらった。
最後の行き先は中国の万里の長城。そこには龍のダンスを踊るチップとデールがいた。ふたりは万里の長城の向こう側に行けたら、スタンプを押してくれるという。ミッキー達は3つ目のマウスケツール・占いクッキーの言葉をヒントに隠し扉を見つけ出し、長城の向こうに渡った。スタンプを押してもらえたミッキー達だったが、長城の向こうに車を置いてきてしまい、旅行が続けられなくなってしまった。4つ目のマウスケツール・チケットを選ぶと、フォンドレイク教授が汽車で迎えにきてくれた。ミッキー達は旅行を通して世界の素晴らしさを学んだのだった。

シーズン5エピソード7〜8:ミッキーのモンスターミュージカル

本作はTVスペシャル『ミッキーのモンスターミュージカル』である。Disney+ではシーズン5において、TVスペシャル1話がパート1とパート2の2部に分けて配信されている。
ピクニックに出かけることにしたミッキーとミニー。プルートも一緒にオープンカーに乗り込み、クラブハウスの外に出発した。しかし急に天候が悪くなり、ミッキー達は倒木のせいで道に迷ったうえに車が故障してしまう。オープンカーが閉じなくなって雨に濡れたミッキー達は近くの不気味な城に助けを求めたのだった。
城でミッキー達を出迎えたのはお城の主・ミッキュラ伯爵だった。ミッキュラ伯爵はミッキーにそっくりな優しい吸血鬼で、マントで空を自由に飛び回ることができた。車は城に住むドクターフォンドレイケンシュタイン(フォンドレイク教授のそっくりさん)が夜までに修理してくれるという。ミッキー達は車を直してもらうお返しに、城に響く「ガンガン」という物音の正体が呪いではないか調べることにした。お城ではトゥードルズにそっくりなブードルズ(お化けの花嫁のような姿)が手助けしてくれることになった。
さっそくミッキー達は城の中の物音を調べ始める。何かぶつかるような物音は、ミッキー達のために食事を運んでくれたグーフィーモンスター(グーフィーのそっくりさん)がたてた音だった。おどろおどろしい音楽は、マドモアゼルクララベル(クララベルのそっくりさん)が演奏するパイプオルガンの音だった。その時、オルガンに興味津々のグーフィーモンスターが誤ってオルガンのパイプを壊してしまう。そこで1つ目のモンスターマウスケツール・大きなストローで修理した。
さらに城の中を調べるミッキー達。たくさんの仕掛けがある城を探索するうちに屋根裏部屋にたどり着いた。屋根裏部屋にはゴーストドナルド(ドナルドのそっくりさん)とゴーストデイジー(デイジーのそっくりさん)がいた。また屋根裏部屋にはドクターフォンドレイケンシュタインの研究室への入口があった。2つ目のモンスターマウスケツール・骸骨の鍵で入口を開けると、滑り台で地下室まで繋がっていた。滑り台には、ジェットコースターやディズニーランドのアトラクション「小さな世界」のような仕掛けがあった。地下室の研究所では、ミッキーの車の修理中だった。暗い部屋を明るくするため3つ目のモンスターマウスケツール・モンスターホタルを使った。
研究室にあるたくさんのドアのひとつから、ミッキー達が探している物音がする。ドアの奥に進むとレンチをもったミスターピート(ピートのそっくりさんの狼男)がいた。城のあちこちの水漏れを修理して「ガンガン」という物音をたてていたのだったという。物音の正体は呪いではなく修理の音だった。しかしミスターピートは、直してもキリがない水漏れに困らされているという。そこでミッキー達は4つ目のモンスターマウスケツール(ミステリーモンスターマウスケツール)・ミイラの包帯で水漏れしているパイプを巻いて修理を手伝った。
しかしミニーはピクニックができなかったことが心残りだったという。そこでミッキュラ伯爵の提案で月明かりの下でピクニックをすることになった。ミッキーの車もドクターフォンドレイケンシュタインのお陰で、直ったうえにパワーアップした。みな大満足で、ミッキー達はクラブハウスに帰っていたのだった。

『ミッキーマウス クラブハウス』の登場人物・キャラクター

メインキャラクター

ミッキーマウス

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塔の上のラプンツェル(ディズニー映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

塔の上のラプンツェル(ディズニー映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『塔の上のラプンツェル』とは、2010年11月24日にアメリカで公開された、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオが製作の第50作目の長編アニメーション映画である。バイロン・ハワードとネイサン・グレノが共同で監督を務めた。魔法の髪を持つ少女ラプンツェルは幼い頃、魔法の髪を独り占めしようとしたゴーテルにさらわれ、森の中の塔で育てられた。塔から出ることを許されず、誕生日にだけ空に浮かぶ灯りを間近で見るのが夢だった。そんな所に現れた青年フリン・ライダーとその灯りを見に行く旅に出る。

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モンスターズ・インク(ピクサー映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

モンスターズ・インク(ピクサー映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『モンスターズ・インク』とは、ディズニーとピクサー製作の長編3DCGアニメーション映画。公開前から、ユニークで愛らしいキャラクターが脚光を浴び、2001年、全米で記録的な大ヒットとなった。夜な夜な子どもたちを脅かすくせに実は子どもが大の苦手というモンスターたち。彼らの世界に小さな女の子が紛れ込んだことから巻き起こる騒動を友情と愛情を織り交ぜてコミカルに描く。ベテランアニメーター、ピート・ドクターの初監督作品。

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ムーラン2(ディズニー映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ムーラン2(ディズニー映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ムーラン2(Mulan II)』とは、ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ製作、ディズニーの人気作品『ムーラン』の続編である。『ムーラン』の物語から1ヵ月後、主人公のムーランとシャン将軍が新たな任務を受け、旅に出る物語である。そのため、前作とリンクする部分も多々見受けられる。2005年にアメリカで公開された。日本では劇場での公開は無かったが、2004年に先行してビデオで販売された。一方で、主要キャラクターの中には今回新たに登場する者もおり、新しい『ムーラン』を見せることにも成功している。

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ノートルダムの鐘(ディズニー映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ノートルダムの鐘(ディズニー映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ノートルダムの鐘』とは、1996年に公開されたウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ作品で、容姿が醜いことで周囲から酷い扱いを受けるカジモドが1人の女性に恋をする物語である。ディズニー作品といえば、プリンセスとプリンスが結ばれるストーリーで、年齢問わず楽しめるテーマが多い。一方で、今作は社会問題の1つである「差別」をテーマとした描写が見られ、歴史上差別対象となった「ジプシー」と呼ばれる民族が登場することからディズニー映画の中でも大人向けで異質なストーリーとなっている。

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アナと雪の女王(アナ雪)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

アナと雪の女王(アナ雪)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

「アナと雪の女王」はアメリカ合衆国の3Dコンピュータアニメーション・ミュージカル・ファンタジー映画。 日本ではアナ雪の略称でも呼ばれる。 王家の娘、2人の主人公アナとエルサを待ち受ける過酷な運命を描く。 大人から子供まで楽しめるウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオの名作。

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シュガー・ラッシュ(ディズニー映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

シュガー・ラッシュ(ディズニー映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『シュガー・ラッシュ』とは、アメリカ合衆国で2012年11月2日、日本で2013年3月23日に公開されたウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ製作の第52作目のアニメーション映画である。監督はリッチ・ムーアが務めた。また、タイトルは作中に登場するアーケードゲームの名前でもある。ゲームの世界で悪役を演じるラルフは、ヒーローになる夢を叶えるため潜り込んだレースゲーム「シュガー・ラッシュ」の世界で少女ヴェネロペと出会い、二人は互いの夢のために協力することになる。

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トイ・ストーリー(Toy Story)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

トイ・ストーリー(Toy Story)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ピクサー製作、ジョン・ラセター監督による長編アニメ映画。人間の目がない所でおもちゃが動くという設定に、独自の味付けが成されています。古いカウボーイ人形のウッディは、新しくやって来た宇宙飛行士人形バズにより持ち主の「一番のお気に入り」の座を奪われます。その逆恨みが元で様々な困難に見舞われるのでした。厳しい現実をユーモラスに描きつつ、友情や冒険の要素も盛り込んだ、大人も子供も楽しめる作品です。

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ズートピア(ディズニー映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ズートピア(ディズニー映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ズートピア』とは、2016年にウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオより公開されたアニメーション映画。第89回アカデミー賞長編アニメ映画賞受賞作品。肉食動物と草食動物が共に暮らす大都会ズートピアを舞台に、新米警察官のウサギのジュディ・ホップスと、キツネの詐欺師ニック・ワイルドの2人が、連続行方不明事件を解決するために奮闘するメディ・アドベンチャー。作品のテーマとして人種差別などの社会問題が描かれている。

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美女と野獣(ディズニー映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

美女と野獣(ディズニー映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

フランスの民話を元に1991年に制作されたディズニーの長編アニメーション映画作品。魔女の呪いによって醜い野獣に姿を変えられた古城の王子と美しく聡明な街の娘ベルとの奇跡の愛の物語。ロマンティックな音楽と美しい映像が全編を彩り、信じ合うことで起こる不思議な奇跡が深い感動を呼び起こすファンタジー・ラブストーリー。アニメ作品として初のアカデミー作品賞にノミネートされ、さらに作曲賞と歌曲賞を受賞した。

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プリンセスと魔法のキス(ディズニー映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

プリンセスと魔法のキス(ディズニー映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『プリンセスと魔法のキス』とはウォルト・ディズニー・スタジオが制作した2Dアニメーション・ファンタジー・ミュージカル映画。原題は『The Princess and the Frog』。日本では2010年に公開され、ディズニー初のアフリカ系アメリカ人のプリンセス映画として知られる。アメリカ合衆国ニューオーリンズを舞台に、主人公ティアナと王子ナヴィーンを蛙に変えた魔法と、それを解く「プリンセスのキス」をめぐる冒険を描く。

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トイ・ストーリー4(Toy Story 4)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

トイ・ストーリー4(Toy Story 4)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『トイ・ストーリー4』とは、ピクサー・アニメーション・スタジオ製作、ディズニーの大人気シリーズ『トイ・ストーリー』の第4作目である。ある少女のおもちゃ・ウッディとその仲間たちが新しく加わった、プラスチック製フォークで作られたおもちゃ・フォーキーと一緒に冒険するという物語。キャッチコピーは「あなたはまだ─本当の『トイ・ストーリー』を知らない。」。『トイ・ストーリー2』を最後に登場が無かったボー・ピープとウッディたちの再会なども描かれている。

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レミーのおいしいレストラン(ピクサー映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

レミーのおいしいレストラン(ピクサー映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『レミーのおいしいレストラン』とは、2007年に公開されたディズニー/ピクサー制作のハートウォーミング・コメディな長編アニメーション映画である。監督はブラッド・バード。物語の舞台はフランス・パリ。料理を愛し、フランス料理のシェフになることを密かに夢見るネズミのレミーと、料理が苦手な青年リングイニが出会い、かつて5つ星だったが星を2つ失ってしまったレストラン「グストー」に新風を巻き起こしていく。自分に自信がもてないネズミと人間の成長と友情が描かれた、子どもから大人まで楽しめる作品。

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ファインディング・ニモ(ピクサー映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ファインディング・ニモ(ピクサー映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ファインディング・ニモ』とは、第76回アカデミー賞で長編アニメ賞を受賞した、ディズニー / ピクサー製作の冒険ファンタジー映画である。 2016年には続編『ファインディング・ドリー』が公開された。人間に捕らえられたニモを助ける為、父親であるカクレクマノミのマーリンが旅の途中で出会ったナンヨウハギのドリーと共に、大冒険を繰り広げる物語を描いている。ニモの居場所がシドニーだと知り、急いで向かう2人に幾度となくピンチが降り注ぐ。旅の終わりに親子の絆を感じる事が出来る、感動が詰まった作品である。

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ポカホンタス(ディズニー映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ポカホンタス(ディズニー映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ポカホンタス』とは1995年に公開されたディズニーアニメ映画33番目の作品。ディズニー映画史上、初めて実在の人物を扱った歴史的映画である。映画中盤の挿入歌「カラー・オブ・ザ・ウィンド(Colors of the Wind)」はアカデミー賞で受賞するほど評判が高い。舞台は17世紀初頭のアメリカ、インディアンのポカホンタスが植民地開拓するためにアメリカ大陸に上陸したジョン・スミスに出会い、お互いに恋に落ちる。人種の壁を越えたロマンスは、ディズニーでは異例ともいえる作品だ。

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アリス・イン・ワンダーランド(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

アリス・イン・ワンダーランド(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『アリス・イン・ワンダーランド』とは2010年公開のアメリカの3D映画。監督はティム・バートン。ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ配給。原作はルイス・キャロルの児童文学小説『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』。19歳になったアリスが再びワンダーランドに迷い込み、赤の女王に支配されていたワンダーランドを救う。実写とモーションキャプチャーの技術を使い映画化した。映像が素晴らしく童話の世界観を見事に実写化しており、アカデミー賞では衣装デザイン賞をはじめ、3部門で受賞した。

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インサイド・ヘッド(ピクサー映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

インサイド・ヘッド(ピクサー映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『インサイド・ヘッド』とは、公開される前からピクサー史上最高傑作と言われた、人間の頭の中が舞台となったアニメ映画である。人間の感情「喜び」「怒り」「悲しみ」「嫌悪」「恐れ」がキャラクターとなり様々なピンチを乗り越えるという内容。それぞれの感情がなぜ必要なのか、子供から大人まで楽しんで見ることの出来る作品である。ピクサー長編アニメーション第1作は『トイ・ストーリー』であり、20年後の2015年に本作が公開されたので「20周年記念作品」とされている。

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カーズ/クロスロード(ピクサー映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

カーズ/クロスロード(ピクサー映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

2017年7月15日に公開されたピクサー映画。ブライアン・フィーの初監督作品。大人気カーズシリーズの第3弾。ベテランレーサーとなったライトニング・マックィーンがシーズン最後のレースで最新テクノロジーを追及した次世代レーサーたちのスピードに圧倒され大クラッシュをしてしまう。「人生の岐路(クロスロード)」に立たされ仲間や新しい相棒に支えられながら運命の決断を迫られる物語。

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ミラベルと魔法だらけの家(ディズニー映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ミラベルと魔法だらけの家(ディズニー映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ミラベルと魔法だらけの家』とはウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオによって2021年に公開されたミュージカルファンタジー映画。南米コロンビアの山奥を舞台に、魔法の力を授かった不思議な一家の絆を描いた作品だ。そんな特別な家族の中で唯一、魔法の力を授からなかった主人公ミラベル。普通である彼女が、家族の危機を救うべく奮闘していく物語だ。自分だけが普通だというミラベルの葛藤だけでなく、家族がそれぞれ抱く悩みなど、登場人物たちの内面がミュージカル調で表現されている点も注目である。

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アメイジング・スパイダーマン2(マーク・ウェブ版)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

アメイジング・スパイダーマン2(マーク・ウェブ版)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

「アメイジング・スパイダーマン2」は、映画「スパイダーマン」のリブート(再始動)作品。 恋人「グウェン」を危険にさらさないという、彼女の亡き父との約束に悩む「スパイダーマン」こと「ピーター」は、両親の死に繋がる大きな陰謀に巻き込まれ、運命に翻弄されていく。

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アナと雪の女王2(アナ雪2)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

アナと雪の女王2(アナ雪2)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『アナと雪の女王2』は、2019年に公開されたウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ製作による、アメリカ合衆国のコンピュータアニメーション・ミュージカル・ファンタジー映画である。2013年に公開された『アナと雪の女王』の続編となっている。キャッチコピーは「なぜ、エルサに力は与えられたのか―。」であり、エルサの力の謎を解き明かす旅に出る冒険物語が描かれている。4柱(はしら)の風、火、大地、水の精霊を周囲の物を使って姿を表現したり、動物の姿で表現したりしている所が魅力である。

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モアナと伝説の海(ディズニー映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

モアナと伝説の海(ディズニー映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『モアナと伝説の海』とは、ディズニー製作のスペクタクル・アドベンチャー映画。2016年公開。この映画は、全米興行収入ランキング3週連続1位、第89回アカデミー賞では主題歌賞、長編アニメーション賞にノミネートされた。モヌトゥイ島に住む16歳の少女モアナは海を愛し、サンゴ礁の向こうの世界にとても魅力を感じていた。ある日、近郊に魚が居なくなり、椰子の実等の果物も腐り始める。島の人々と世界を救う為に大海原へ旅に出るという物語を描いている。

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