天使なんかじゃない(天ない)のネタバレ解説まとめ

『天使なんかじゃない』は、矢沢あいによる漫画作品。少女漫画雑誌『りぼん』1991年9月号から1994年11号まで連載された。全8巻の単行本に加え、完全版コミックス全4巻、文庫本全6巻、さらに全8巻の小説が刊行されている。1994年にはOVA化された。
創立されたばかりの私立聖(ひじり)学園の生徒会を舞台に、主人公冴島翠を中心とした生徒会の面々が繰り広げる、高校生の恋と友情を描いた青春群像劇である。ベテラン漫画家として知られる矢沢あいの出世作であり、その完成度から芸能人のファンも多い。

第一回聖祭のダンスパーティーで軽音部が演奏した曲である。
この曲を生徒会室で聴いていた須藤晃と冴島翠は、パーティー会場ではないが手を取り合ってダンスを始める。
その後、第二回聖祭では晃が軽音部にこの曲のリクエストを出し、再び翠と晃は生徒会室でダンスを踊る。

晃の好きな曲であり、陣内稔の持ち歌。
さらに、晃のことを好きな翠もこの歌を大好きになった。

ちなみに翠の母の好きな曲でもある。

晃と広子の誓いの言葉

「家庭円満いい子で仲良し」。

広子と晃は実の兄妹であるものの、両親が離婚してから別々の家庭で過ごしている。
しかし、兄妹の仲はとても良く、広子はつい新しい父との約束よりも晃との約束を優先してしまう。

そんな広子のために、晃は二人の間に誓いを立てた。
それは、どんなに晃が好きでも、それ以上に広子の新しい父や母のことを大切にし、仲良しでいるよう心掛けるという約束だった。

広子はこの誓いを健気に守っている。

新入生歓迎会

4月9日の入学式の日に行われる1年生歓迎会。
3学期の暇な時間はその準備に費やされる。

場所は講堂。
新入生のPRのために一クラス30分以内のステージが行われる。
さらに、クラブ活動のPRたれ幕も講堂の壁に張り巡らされた。

生徒会の出し物は劇『シラけた姫と七人分の大男』。
毎年名前が変わりつつ、伝統芸になっている。

ちなみにA組はカラオケ大会、F組はM.C.ハマーを催した。

クリスマス会

冴島翠が1年、2年の時に翠のクラスが単独で行ったイベント。
教室内を装飾し、カラオケ大会などを行った。

翠が工藤静香の『メタモルフォーゼ』を披露したイベント。

シラけた姫と7人分の大男

原案・冴島翠の『白雪姫』のパロディ。

麻宮裕子扮するシラけた姫が、土地を狙う地上げ屋スドウに毒のリンゴを食べさせられる。
しかし、タキガワ王国・王子の愛の口づけで目覚めるというストーリーになっている。

この話は翠が2年の頃、新入生歓迎会の時に劇として演じられ、大盛況で終わった。

『新歓トイレ事件』

新入生歓迎会の日に麻宮裕子がいなくなった事件。

入学式の日、新入生としてやってきたのは瀧川秀一の彼女である原田志乃だった。
麻宮裕子はまさか志乃が来ると思わず、衝撃を受ける。
志乃に「劇、楽しみにしてますから」と言われた麻宮は、新入生歓迎会の劇で瀧川の恋人役をやるのが耐えられず、劇をボイコットしようとトイレに立てこもった。

冴島翠が偶然麻宮を発見し、呼びかけるが「あんたっておせっかいよ!すぐ調子に乗って!そういうとこ大っ嫌い!」と言われてしまう。
何も言い返せずに泣き出しそうになった翠は、次の瞬間、トイレのドアの上によじ登って「あんたがあたしを嫌いでもあたしは好きよマミリン!」と大声で返した。

その強行によって正気に戻った麻宮はトイレから出ると約束し、上から降りられなくなった翠は須藤晃によって助けられた。

翠の持ち歌

工藤静香のものまね。新入生歓迎会で披露した。

翠は歌が上手く、持ち歌も幅広い。
工藤静香の『メタモルフォーゼ』『黄砂に吹かれて』やピンクレディーの『UFO』、ドリームカムトゥルーやフィンガー5の『学園天国』などを得意とする。

その影響か、翠のクラスはイベントでカラオケを企画することが多い。

トン子巻き

冴島翠のクラスメイト、川上友子(トン子)を真似た外カールのヘアスタイル。
遊園地などのヘアスタイルが崩れやすい場ではすぐ取れてしまう。

聖学園美術部

冴島翠、原田志乃、谷口マコが在籍している。
翠が高1の頃はなかったが、高2の新入生歓迎会の時に生徒を募集し、創立した。
部長は翠、顧問は牧博子。

ミーティングがある時以外は出席は自由。
夏休み中も週2回しか部活動はない。

カラオケキャンセル事件

第一期生徒会メンバーでカラオケに行く予定を決めたが、志乃の存在で撤回した事件。

生徒会が終わってメンバー全員で帰る最中に、須藤晃がカラオケボックスで働いていることに話題が移った。
それを発端に冴島翠が「これからみんなで行かない?」と全員を誘う。

嫌がる麻宮裕子も巻き込んで全員参加が決まったが、その時瀧川秀一を呼び止める声がかかる。
瀧川の恋人である原田志乃が、瀧川を待っていたのだ。

河野文太が志乃もカラオケに誘おうと声をかけるが、それを遮って翠が用事を思い出したからとカラオケに行くのを撤回した。
翠は麻宮と瀧川の仲を以前から応援しており、苦し紛れのフォローを出したのだった。

わたるくんの大冒険

『カラオケキャンセル事件』の後、麻宮裕子に付いて図書室に寄った冴島翠が手に取った本。
子ども向けの絵本である。

翠は喜怒哀楽を顔で表現しながら、楽しんで読破した。
それを見ていた麻宮は思わず吹き出してしまう。

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