天使なんかじゃない(天ない)のネタバレ解説・考察まとめ

『天使なんかじゃない』は、矢沢あいによる漫画作品。少女漫画雑誌『りぼん』1991年9月号から1994年11号まで連載された。全8巻の単行本に加え、完全版コミックス全4巻、文庫本全6巻、さらに全8巻の小説が刊行されている。1994年にはOVA化された。
創立されたばかりの私立聖(ひじり)学園の生徒会を舞台に、主人公冴島翠を中心とした生徒会の面々が繰り広げる、高校生の恋と友情を描いた青春群像劇である。ベテラン漫画家として知られる矢沢あいの出世作であり、その完成度から芸能人のファンも多い。

『天使なんかじゃない』の概要

『天使なんかじゃない』は、矢沢あいによる漫画作品。少女漫画雑誌『りぼん』1991年9月号から1994年11号まで連載された。全8巻の単行本に加え、完全版コミックス全4巻、文庫本全6巻、さらに全8巻の小説が刊行されている。1994年にはOVA化された。

創立したばかりの私立聖(ひじり)学園の一期生である冴島翠は、風邪で休んでいる間にクラスメイトから勝手に生徒会選挙に立候補させられてしまう。女子に人気の瀧川秀一、その瀧川に淡い恋心を抱く麻宮裕子、中学時代からの知り合い河野文太、そして密かに憧れていた須藤晃と共に生徒会役員に就任した翠は、持ち前の前向きさを発揮して活躍するが、晃への想いや麻宮との友情の中で悩み、苦しみ、しかし人として大きく成長していく。
ベテラン漫画家として知られる矢沢あいの出世作であり、20年以上前の作品でありながら、その高い完成度から今なお根強い人気を誇る。優香、宮地真緒、藤原基央、剛力彩芽など、芸能人のファンも多い。

『天使なんかじゃない』のあらすじ・ストーリー

生徒会役員選挙

夏休み明け初日から風邪をひき、クラスメイトより3日遅れで登校した冴島翠(さえじま みどり)は、なんと2学期早々生徒会役員選挙の立候補者を押し付けられていた。

驚きつつも持ち前のポジティブさで受け入れる翠。内心ドキドキしていたが同じ候補者に友人の河野文太(こうの ぶんた)や、他クラスの爽やかイケメン瀧川秀一(たきがわ しゅういち)、そしてその瀧川に淡い恋心を抱くクールな麻宮裕子(まみや ゆうこ)を見つけ気が緩む。

しかし、そこに現れたリーゼントヘアの男子生徒に思わずハッと目を見開く。彼は翠の片思いの相手だったのだ。憧れの君の登場に俄然やる気を出した翠は、トップバッターの演説を事も無げに終え、ピースサインを掲げて帰っていく。だがその時、翠はマイクの延長コードにつまずき大転倒。全校生徒にパンツを見られてしまった。
赤面し逃げ出す翠に助け船を出したのは、あのリーゼントの男子生徒「須藤晃」(すどう あきら)だった。

投票の結果、生徒会長に任命されたのは須藤晃。そして翠は副会長に任命された。
放課後、第一期生徒会メンバー初の顔合わせが行われ、聖学園初の企画が発表された。学園祭という最初の大仕事を前に、生徒会メンバーは大盛り上がり。
翠も得意のイラストで、生徒会のメンバーたちを可愛く描いたアイデア募集ポスターを制作した。するとこれが生徒に大ウケ。あっという間に学園中が学園祭の話でもちきりになり、ダンスパーティーやねるとん、お化け屋敷といった沢山のアイデアが集まった。

そんな中、翠は晃の鞄に「Dear HIROKO」と書かれたプレゼントがあるのを偶然発見する。HIROKOが妹であることを願うが落ち着かず、とうとう翠は授業中に泣き出してしまった。晃の不器用な慰めで、何とか気持ちを立て直す翠。

学園祭の準備が本格化し、翠も「運命カード」の作成に追われていた。
迎えた学園祭当日。翠は運命カードを使い瀧川と麻宮をくっつけようとするが、結果的に麻宮を気絶させてしまう。晃にたしなめられた翠はついムキになって反論。美術教師マキちゃんのお陰で何とか立ち直った翠は、講堂で行われるダンスパーティー会場に向かった。

晃を狙う女子生徒に先を越されまいと必死に晃を探す翠は、生徒会室で机に突っ伏している晃を発見。その時、ちょうど講堂からスタンドバイミーが聞こえてきた。晃に誘われ踊りだす2人。そこで突然花火が打ち上がる。
校庭に集まった生徒会メンバーの中には、麻宮の姿もあった。麻宮は「余計なことしてくれてとんでもない1日だったわ」と釘を刺しつつも、「おかげで楽しかった」と、満足そうに花火を見上げていた。

学祭が終わり、中間試験の勉強で集まった生徒会メンバー。翠と晃が買い出しに行くことになった。
その道中、はっと後ろを振り返った晃が「広子!」と叫んだ。「Dear HIROKO」と書いたプレゼントを思い出す翠だが、晃が呼び止めた相手が小学三年生の妹「広子」だと知り大喜び。広子は、両親の離婚で離別した晃の妹だった。

HIROKO問題が解決し、広子とも仲良くなった翠は元気を取り戻す。中間テストの結果も良く絶好調だ。美術教師マキちゃんの下の名前が「博子」だという噂を聞くが、HIROKO問題は終わったのだ、と大して気にしなかった。

そしてある日の晃とのデート。妹の広子も登場し3人で仲良く遊んでいた。だが、翠がコーヒーを買いに行っている間に、広子は晃に「広子、翠ちゃんとなら仲良くするもん。でも、あの人はいや。広子とおんなじ名前の人」と零す。HIROKOの真実を翠はまだ知らない。

12月24日の終業式。翠は手作りのクリスマスケーキを持って晃の家に押し掛けるが、晃はバイトで不在。そのまま晃の帰りを待つ翠。一方晃もバイト終わりに翠の家に電話をかけるが繋がらない。
すれ違う2人はやがて晃のアパート前で出会う。2人は抱き合い、そして初めてのキスをした。

冬休みが明け、晃から放課後の買い物に付き合うように頼まれる翠。快く承知したが「広子の誕生日プレゼント」を買うと知り、あの時の「Dear HIROKO」は妹宛てではないのだと衝撃を受ける。
2月14日、生徒委員会では4月の新入生歓迎会に向けて話し合いが行われていた。クラスごとに出し物を披露することが決まり、生徒たちは帰宅。残った生徒会メンバーに向け、顧問の足立(あだち)が「自分たちだけの出し物は何かやらんのか?いいPRになるぞ」と提案する。

やる気満々で申し出た翠は、麻宮を主人公、瀧川をそのヒーローとした『シラけた姫と7人分の大男』という物語を制作。乗り気な瀧川の様子に、麻宮はしぶしぶOKを出す。
一方、新入生歓迎会で使うPR垂れ幕のため、翠と美術教師のマキちゃんは買い出しに出かける。
その帰り、家に寄らないかというマキちゃんの提案に乗り、行き先をマキの家に変更。そしてバスを降りた翠は、ここは晃のアパートのあるバス停だと気付くのだった。

ヒロコ=マキちゃん

疑惑が深まる中、たどり着いたマキの家。足元を走り抜けた白い猫に向かってマキちゃんが「ミルク!」と声を掛けた。
翠はそれを見て、晃が送ったプレゼントの相手はマキちゃんだと確信した。
翠が晃を好きになったきっかけは、公園で白い猫(ミルク)を拾う晃を目撃したからだ。後にミルクの所在を聞いたとき、晃は「よそにもらってもらった」と答えていた。

理由をつけ、マキの家を後にする翠。頭の中は、マキちゃんとのことを黙っていた晃への不信感でいっぱいだった。
晃を問いただすことが出来ない翠は、マキちゃんならと美術室を訪ねる。しかし、普段と変わらず接してくれるマキちゃんに、翠はどうしても聞くことが出来ない。そんな翠の気持ちを知ってか知らずか、マキちゃんは「パリに会いたい人がいるの」と、高校時代から付き合っている恋人の話をした。その穏やかな瞳に嘘はないと思った翠は、二人の関係をそっとしておくことにした。

季節は春を迎え、聖学園第2回目の入学式。講堂に向かう途中で、人懐っこそうな谷口マコ(たにぐち まこ)と、可憐な美少女の原田志乃(はらだ しの)に出会った。
なんと志乃は瀧川の恋人で、麻宮とも同じ中学だった。麻宮と偶然対面した志乃は、無垢な笑顔で「劇楽しみにしてます」と発言。その言葉を受け、麻宮はトイレに立てこもってしまった。
麻宮を見つけた翠はなんとかして麻宮と話そうとトイレの扉によじ登るが、その後降りられなくなってしまう。翠の泣き叫ぶ声で生徒会の男子たちが気付き、事なきを得た。
その後、麻宮は何事もなかったかのように『シラけた姫』を好演し、舞台は大成功。その様子に、志乃は面白くなさそうに去っていった。

次の日曜日。オシャレをして晃との遊園地デートを楽しむ翠。昨夜まではマキちゃんと晃の仲を邪推していたが、晃と過ごす時間を純粋に楽しんでいた。
しかし晃がヒロコと口にすると、思わず「ヒロコって…広子ちゃん?」と聞いてしまい、結局2人は気まずくなってしまった。

一方その頃、瀧川は志乃の家にいた。歓迎会以来ずっと不機嫌な志乃を慰めようとしていたが、嫉妬から麻宮のことを悪く言う志乃にうんざりし「いいかげんにしろ」と瀧川は静かに怒った。

観覧車を残し、ほとんどの乗り物を乗りつくした翠たち。この日晃から「話がある」とデートに誘われていた翠は、今日のメインイベントが始まることを恐れて観覧車を避けていた。
翠は観覧車に乗りたくないのを悟られまいと、売店に行きマーブルチョコを買う。元居た場所に戻ると、晃がいない。その時「冴島翠さま、至急観覧車乗り場までお越しください」というアナウンスが流れた。

しぶしぶ観覧車に乗る翠。気まずくなってマーブルチョコを出そうとするが、緊張して中身をぶちまけてしまった。
慌てて拾おうとする翠を遮って、晃は「何びびってんだよ。聞きたいことあるんならちゃんと聞けよ」と怒る。晃は翠がマキちゃんとの関係を疑っているのを知っていた。そして、翠と話をするためにこのデートを計画したのだった。

晃とマキちゃんの関係は、翠が想像していたものとは違っていた。マキちゃんは、晃が中学の頃知り合った家庭教師の恋人だったのだ。
翠が歓迎会の日に自分を避けるようにふるまったのはどうしてかと聞くと、晃は「あれは『マキちゃん』を避けたの」と答えた。晃はマキちゃんと絶交していたらしい。
誤解が完全に解け、翠が晃に笑顔を見せたのは、ちょうど観覧車が一周回って帰ってきた時だった。床には大量のマーブルチョコが散らばったまま。もう一周延長した2人は急いでマーブルチョコを片付け、和解のキスをした。

しばらくして、1年生のマコと志乃が翠が部長を務める美術部に入部した。二人と仲良くなる翠だが、晃が遊園地デートの時に言っていた、瀧川と志乃は上手くいってないのではという言葉が気になる。瀧川のことを自慢げに話す志乃を知る翠には、とても想像がつかなかった。

ある日の晃のバイト先のカラオケボックス。晃は、バイト仲間が受け付けていた男女3人組の中に志乃を見つけた。普段の可憐な雰囲気からは想像できない澄ました顔で、チャラい男二人を引き連れていた。
翠は翠で、瀧川と志乃のことで麻宮が落ち込んでいないか心配していた。カラオケにでも行こうと麻宮を誘うが断られてしまい、上の空でいたところをマキちゃんに声をかけられる。マキちゃんも、パリに会いたい人がいると言っていた。

麻宮だけでなく、マキちゃんの寂しさもきっと想像以上だろう。そう思った翠はマキちゃんを遊びに誘い、マキちゃんと晃を仲直りさせようと晃のことも誘った。
晃は、先約をしていた妹の広子も連れて動物園に来ていた。翠が寝坊し、待ちぼうけを食らう2人の前にマキちゃんが現れる。何故ここに、と見つめ合う一同のもとに翠が登場。晃は翠の魂胆を見抜いて翠をにらみつけるが、翠の「仲直りはもう済んだ?」という言葉に「これからだよ」とぶっきらぼうに答える。

翠は明るくみんなに話しかけるが、雰囲気は最悪。通夜のような静けさだ。特に広子は、明らかに元気がなくなっていた。翠は広子を連れてジュースを買いに行き、晃とマキちゃんが話をする絶好の機会を作った。
翠は、広子に元気がない理由を聞く。すると広子は涙ぐみ「あの人嫌いだよ…。広子とおんなじ名前の人」と言う。広子はマキちゃんにやきもちを焼いていたのだ。

帰り際、マキちゃんは翠に「ありがとう」と言った。2人は無事仲直りできたようだ。しかし翠は、広子の言葉を思い出してあまり喜べなかった。
広子は「お兄ちゃんね、広子が横にいるのにあの人のことばっかり見るんだよ。 広子は怖くてたまらなくなるんだよ」と泣いていたのだ。

カラオケキャンセル事件

生徒会会議の帰り、翠はみんなで晃のいるカラオケボックスで遊ぼうと企画するが、瀧川を迎えに来た志乃を見て慌ててキャンセルする。
別の日、翠は親子丼を作って一緒に食べようと晃のアパートに遊びに行った。しかし肝心な米がない。翠を家に置き、晃は買い出しに出かけた。

翠が若奥様気分で鼻歌を歌っていると、チャイムが鳴った。「おかえりダーリン♡」と勢いよくドアを開けると、出てきたのはロン毛にサングラス、咥えタバコの怪しい男。それは、マキちゃんと晃が帰りを待ち望んでいた相手、坂本将志(さかもと まさし)だった。
帰ってきた晃は急いでマキちゃんを呼びに行き、息せき切って飛び込んできたマキちゃんは大粒の涙を流した。これで問題は1つ解決だ、と翠は心から喜んだ。

その後、将志と暮らし始めた晃に近況を聞いた翠は、将志が夏休みにキャンプを企画していることを知る。すぐに他のメンバーに確認をとり、生徒会一同とマキちゃん、広子も連れてキャンプに行くことになった。
キャンプ当日。一行は緑いっぱいのキャンプ場で、テントを立て魚釣りや水遊びをし、夜にはバーベキューをして楽しんだ。
夜中、翠はトイレに行こうと目を覚ます。だがキャンプ場のトイレはあまりに恐ろしく、その辺の茂みで用を足すことにした。するとそこに2人の影が通る。晃と将志だ。

2人は話し始め、翠は図らずもその会話を立ち聞きすることになってしまった。2人は、昔マキちゃんと3人で行った北海道に、今度は翠も連れて4人で行きたいという話をしていた。
自分の名前が出て喜ぶ翠だが、話がマキちゃんのことになった途端、急に晃が真剣になった。

晃は、マキちゃんを置いてパリに行った将志に怒り、早く結婚してやれと説教する。そして「気づいていたと思うけど」という前置きの後、「おれは…博子(マキちゃん)を好きだった」と吐き出した。
襲い掛かる衝撃に目を閉じて耐える翠。そして、一筋の涙をこぼすのだった。

中川ケン登場と誕生日

残る夏休み、家でゴロゴロしていた翠は、見かねた母に外に放り出されてしまった。晃はあいにくバイト続きで、友達も誰一人捕まらない。
とぼとぼと帰宅すると、自宅に文太から連絡が来ていた。

喜び勇んで指定の喫茶店に向かった翠を待っていたのは、中学時代の友達ヨシ坊、なっちゃん、タマ子だった。偶然昔の仲良しメンバーに再会した文太が、翠も呼ぼうと電話をかけてきたのだ。
文太が「あとはケンが来れば全員集合だな」と言った。「ケン」こと中川ケンも、翠や文太の中学時代の友達だ。

思い出話に花が咲いた頃、お待ちかねのケンがやってきた。昔と全く変わらないケンの姿にお決まりの挨拶をする翠。再会も束の間、ケンはバンドの練習があるからすぐ帰ると言った。どうやらバンドのボーカルをしているらしい。チラシを配り帰ろうとするが、翠に怒られて「じゃあ後一分」と座りなおす。
タマ子がケンの帽子を可愛いと褒め、翠は「あたしそーゆーの欲しかったんだ」と何気なく口にした。するとケンは自分のハンチング帽を翠にかぶせ、「ハッピーバースデーミドリちゃーーん」とふざけた声で翠を祝い、その場を去って行った。

翠すら忘れていたが、今日は翠の17歳の誕生日だったのだ。大慌てで晃の下へ向かう翠。晃は翠の家の近くの公衆電話の側でバイクを停めて待っていた。小さな箱を取り出す晃。二人はベンチに腰かけ、翠はプレゼントを開けた。それはきれいな銀のネックレスだった。

部活動のため登校していた翠は、マコに志乃の近況を聞く。志乃はあのカラオケキャンセル事件から部活に顔を出さなくなっていた。
マコは、瀧川が志乃に内緒で他の女とキャンプに行ったことが原因で2人はケンカしているらしいと言った。翠が何故あのキャンプを隠したのだろうかと悩んでいると、後輩が「変な人がのぞいている」と、教室の扉を指差した。
指の先には、ヒマワリを頭に挿して投げキッスをする将志がいた。

部活を終え晃のバイト先に押しかけた翠は、将志が来ていたことを話した。貰ったヒマワリの匂いを嗅ぎ幸せそうにする翠。しかし、晃の家のテーブルに置かれたメモを見て事態は一転。将志は「お別れの挨拶」に来ていたのだ。
慌てて外に飛び出す晃。翠も学園に戻りマキちゃんに話すが、マキちゃんは将志が海外へ旅立ってしまうことを知っていた。将志の事情を汲み、黙っていたのだ。
マキちゃんは将志が海外に誘ってくれていたと話した。しかし、何もかも捨てて旅立つには大切なものが多すぎたのだ。「どうすればよかったの?」と、泣き崩れるマキ。晃はもどかしそうな仕草をするが、どうすることも出来ずにいる。
翠は、それを見るのも辛かった。

夏休みが明けたのは、将志が去ってから2週間後のことだ。生徒会の集まりで、翠は久し振りに晃と顔を合わせる。マキちゃんとのことを心配していた翠だったが、晃は普段通りの姿を見せた。
将志が姿を消したあと、マキちゃんは少し痩せ、翠たちの前でも将志の話をしなくなった。力になれないかと悩む翠の下に、一通の手紙が届く。将志からかと思い飛びつく翠だが、送り主はケンだった。

近々ライブがあるので見に来ないか、という。気晴らしになればと晃に声をかけるが、バイトが入ったと断られた。代わりに誘った麻宮と待ち合わせしていた駅で、楽しそうに話す晃とマキちゃんを目撃。
ライブが始まっても上の空な翠を心配し、麻宮は翠を公園に連れ出す。翠は事情を説明し、晃が自分ではなくマキを選んだことを打ち明ける。今日はマキの誕生日だった。
つらい告白を聞き届けた麻宮は、自身も瀧川にフラれたことを話す。互いの痛みを知った二人は、励まし合いながら帰宅した。
翌日翠は晃を問い詰めようとするが、全て承知で微笑む晃を前に何も言えない。その代わりに「ずっと一緒に帰ろうね」と明るく口にした。晃は優しい目で翠を見つめ頷いた。

体育祭がやってきた。生徒たちは皆ヤンキー風のコスプレに身を包み、特攻服姿の晃の宣誓を皮切りに、いよいよ競技がスタートする。
全校生徒を冴島組と須藤組に分けた対抗戦となるが、強いリーダーシップを発揮する晃と体格のいい文太のコンビが活躍し、須藤組が大きくリード。悔しがる翠だが、障害物競走で見事に快勝。一矢報いることに成功した。

一方、教員リレーに出場するマキちゃんは大いに緊張していた。学校では“できる大人の女”風に思われているが、実は運動が大の苦手。懸命に走るが転倒しかけ、足を捻挫してしまう。
生徒会メンバーが駆け寄る中、誰よりも先に彼女を助け起こしたのは晃だった。思わず泣きそうになった翠は、咄嗟にトイレに駆け込む。そこで初めて、晃からもらったネックレスをどこかで失くしていたことに気付く。
麻宮に慰められるも、ネックレスをどこで失くしたのかは分からず終い。大いに盛り上がった体育祭は、冴島組の惨敗に終わった。

翠はマキちゃんに、怪我が治るまで晃のバイクで登校することを提案するが、「生徒に頼るわけにはいかない」と断られてしまう。なにより、晃が使っているバイクが将志から譲り受けたものだから見たくないのだという。
そして、将志を忘れるためにお見合いをすることにしたと告げる。
マキちゃんへの嫉妬から、晃にお見合いの話を伝えることができない翠。晃から一緒に出掛けないかと誘われるが、嫉妬と罪悪感から断ってしまった。

休日、1人で出かけていた翠は偶然ケンに会いランチをする。そこでケンに中学時代、片思いの相手がいたことを聞く。翌日早速文太に問いただしてビックリ。なんとその相手は翠だった。

晃からクリスマスの予定を打診され、北海道旅行を希望する翠。その夜、翠の家にケンからの電話が鳴る。
すぐ外にいるというので会いに行くと、意を決した様子の彼から改めて告白され、クリスマスライブに来てほしいと頼まれてしまった。さらに、マキちゃんもお見合い相手と24日にホームパーティーを開くという。
ケンの告白、マキちゃんのお見合い、どちらも晃に伝えられずに悩む翠。
しかし終業式の後、自責の念に駆られた翠は駅で待ち合わせしていた晃にお見合いのことを打ち明け、止めに行くように言う。
晃は翠も一緒に来るように誘うが「マキちゃんのことでムキになるところをもう見たくない」と翠は拒んだ。晃が家に向かうと、マキは将志から送られてきた絵を前に泣いていた。そこには笑顔のマキと、「I Love You Forever」の文字が描かれていた。

一方、傷心の翠はケンのライブ会場を訪れていた。心配してくれるケンの前で、翠は泣き崩れる。マキちゃんと別れ、晃は駅に戻るがそこに翠はいない。彼女はケンの想いを受け入れ、一夜を共にしていたのだった。

翌日翠は晃から「おれは博子をどうしてもほっとけないんだ。将志が帰って来る日を一緒に待っててやりたいんだ。そばで見守っててやりたいんだ。そのことがおまえを苦しめるだけならおれ達はもうだめだよ」と、改めて正直な気持ちを打ち明けられる。
翠はそれを受け入れ、2人は「友達」の関係に戻ることにした。

冬休みが終わり、髪を切った翠。晃とも表面上はそれまでと変わらない態度を続けていた。
1月で終了するはずだった生徒会の任期も、麻宮のお陰でOBとして自由に活動する許可を得られた。第二期生徒会の立候補者は瀧川目当ての女子生徒ばかり25名、しかも志乃まで立候補していた。
男子からの絶大な人気を獲得し、志乃が次期生徒会長に就任。谷口マコも書記になり、第二期生徒会が正式に発足する。

ケンと付き合い始めた翠だが、誘われたライブが生徒会の第一期・第二期の合同合宿と被り、ライブを断る。合宿中に麻宮が倒れ、翠はおせっかいだと承知しつつも、瀧川に付き添いをお願いする。
二人の邪魔をさせまいと志乃を誘導する翠だったが、志乃は全く別のことを考えていた。彼女は翠と晃が別れたことに胸を痛めていたのだ。志乃の思いがけない一面を知り、翠は志乃への評価を大きく改める。

しかし合宿後、麻宮と一緒にカラオケボックスに向かった翠はガラの悪い男を引き連れた志乃と遭遇する。志乃には彼氏がいると訴えるも、男たちはそんなのただのヒマつぶしだと取り合わず、当の志乃も「暇つぶしにもなんないわ。あんな奴」と冷たくあしらう。
翠はあまりのギャップに閉口するが、麻宮は瀧川を侮辱するなと一喝し、志乃の頬を叩いた。大声で泣きだす志乃。麻宮も家に帰り、その場はけんか別れとなる。

その後、学校を休んだ志乃に会うために、翠は麻宮と共に彼女の家を訪れる。
叩いたことを謝る麻宮に、志乃もまた謝罪の言葉を伝えた。しかしそれはカラオケ店でのことではなく、彼女が中学生だった頃に麻宮が瀧川に贈ったチョコをこっそり捨てたことに対するものだった。
志乃はそのことをずっと後悔していた。中学一年生の頃イジメられていた志乃に、唯一本音で対応してくれた麻宮を適わない相手だと恐れ、そんなことをしてしまったのだという。
その後ラグビーの試合をきっかけに登校してきた志乃は真っ先に瀧川のもとへ向かうと、彼に中学時代にもらった指輪を返し「今までありがとう」と短い別れの言葉を告げた。

一方、文太が参加するラグビーの試合を応援していた生徒会のメンバー。試合が盛り上がる中、加点に喜んだ翠は思わず晃に抱き着いてしまう。
動揺して転んだところを晃に支えられ、それを同じく文太に誘われて応援に来ていたケンに目撃されてしまった。慌てて晃の手を離しケンに駆け寄るも、その姿は多くの生徒に目撃されていた。
冴島翠浮気説が飛び交い、翠は生徒たちから嫌がらせを受け始める。志乃の助け舟で救われる翠だが、自分がケンの優しさを利用していたことに気付く。
本当の気持ちに向き合う覚悟を固めた翠は、ケンに別れを告げ晃のアパートへ向かう。しかしそこはすっかりもぬけの殻と化していた。

晃はマキちゃんのために将志を探す旅に出ていた。出席日数ギリギリまで学校を休む旨を足立に告げ、すでに出国した後だった。
そんなこととは知らず、晃に会えないショックで寝込んでしまう翠。
そんな翠のために、麻宮は翠が半年前に失くしたネックレスを見つけようと校内を探し回る。瀧川の協力も得て、ネックレスを発見する麻宮。翠の幸せを想い涙を流す麻宮を愛おしく感じ、瀧川はキスをする。
瀧川は正式に志乃と別れ、麻宮を恋人にした。

三年目の春。突然かかってきた晃からの電話を受け取る翠。晃も翠とやり直したいと思っていたのだ。また連絡すると言い、住所も告げず電話を切る晃。翠はマキちゃんから晃の居場所を教えてもらう。
その頃、晃はパリの画家から得た情報でインドを訪れ、ついに将志と再会していた。絵描きになる夢を追いかけて海外へと渡ったくせに、「筆を握るためのこの手があいつを抱きしめたがってしようがない」とマキちゃんへの気持ちを口にする将志。
「おれ達には帰る場所があるんだから。幸せになれよ将志。幸せになろうぜ」と言い、晃は一足先に日本に帰国する。
そして、久々に再会した翠に「おれがおれの手で幸せにしてやりたいと思うのはお前だけだ」と想いを告げ、長いことすれ違い続けた2人はようやく想いを通じ合わせる。

マキちゃんは将志と共に暮らすため教師を辞めることになった。翠たちも将来のことを考える時期だ。晃は国立大学へ進むことを選択し、麻宮はイギリスに留学する。翠は美術大学への入学を目指し、夏期講習に励む日々。

それぞれ試練の時を過ごし、ついに迎えた卒業式。答辞を任されていた翠は、ありのままの気持ちで伝えた。
「あたし、この学園に来てよかった。最高に楽しかった。夢みたいだった。思い出いっぱい作れた!すべて…一人では作れない思い出ばかりです。みんなに会えてよかった!3年間本当にありがとう!!」
3年間を思い出し、思わず涙する翠。壇上に立つ翠を見守っていてくれた晃の胸に飛び込みながら、彼女の高校生活は終わりを迎えた。

『天使なんかじゃない』の登場人物・キャラクター

聖学園第一期生徒会メンバー

冴島翠(さえじま みどり)

CV:久川綾

元気で明るく、しっかり者な第一期生徒会副会長。
生徒会に入ったきっかけは、風邪で休んでいる間に勝手に生徒会役員選挙に立候補されてしまったことから。

周りの誰からも愛されるキャラクター。しかしトラブルメーカー的一面もある。
でかい口がコンプレックスでもあり、チャームポイントでもある。

絵を描くことが好きで、美術部の部長をしている。
たびたび生徒会のメンバーをモデルにしたイラストを描き、人気を博している。
歌も上手く、工藤静香、ドリームカムトゥルーなど持ち歌が豊富。

中学はK市の一中だった。河野文太、中川ケンとは中学からの腐れ縁。
また中川ケンには中学時代から想われていたが、河野文太に指摘されるまで気づかず。
他人の恋愛には敏感だが、自分が恋心を抱かれているのには鈍感。

生徒会長の須藤晃とは恋人関係。

高校卒業後は絵を本格的に習うため、美大に進学。
聖学園第八回入学式にて、美術教師として母校に帰ってくる。

須藤晃(すどう あきら)

CV:森川智之

第一期生徒会会長。リーゼントヘアーを貫いてる男子生徒。
中学時代は金髪リーゼントで『S中の須藤』と恐れられていた過去を持つ。
第一回体育祭では特攻服を着たのだが、あまりにも似合いすぎて瀧川に爆笑される。

柴田広子は妹。坂本将志は異母兄である。
過去に牧博子に恋心を抱いていた。長らく博子を避けていたが、冴島翠が仲立ちをしたお陰で関係は良好に。

F町で一人暮らししている。アパートの名前は『中井荘』。家の中は殺風景で、テレビと冬にはこたつしか置いてない。

聖学園では禁止されているが、こっそりバイク通学している。

絵が下手。

晃が12歳のころに両親が離婚している。広子は母に連れていかれたが、晃は置いていかれて、それをずっと心のトラウマにしていた。
広子との仲は良く、シスコン気味。両親が喧嘩をするたび、広子を海に連れ出して慰めてやっていた過去を持つ。

一応普段は硬派で通っていて、クラスの女子とすら必要以上にしゃべったりしない。

クリスマスケーキの販売員やカラオケの店員など、日替わりバイトを複数掛け持ちしている。

翠との仲は全校生徒の周知の事実。

同じリーゼントヘアーの陣内稔からは懐かれている。

中学時代、家庭教師をしていた坂本将志と、牧博子だけが唯一信頼できる人だった。

父親は大手企業の社長。高校卒業後は国公立のK大に進学。それには高校の仲間たちは仰天。麻宮からは嫌味を言われる。
その後、かつては嫌っていた父親の跡を継ぐ。

麻宮裕子(まみや ゆうこ)

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NANA(ナナ)のネタバレ解説・考察まとめ

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『NANA』とは矢沢あいによる音楽と恋愛を描いた長編漫画。実写映画化、アニメ化もされた人気作。1999年から『Cookie』にて連載、2009年8月号から作者急病のため休載している。大雪で足止めされた新幹線の中で、同じ名前で同い年の2人が偶然隣り合わせる。それぞれ目的を抱え東京へ向かっていた2人だったが、ひょんなことから同居することになるのだった。恋愛に生きる奈々と音楽に生きるナナのふたりを中心に、喜びや悲しみ、挫折と成功を繰り返す「夢の実現」と「現実の厳しさ」を感じさせる作品である。

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NANA(ナナ)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

NANA(ナナ)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『NANA』とは矢沢あいによる音楽と恋愛を描いた長編漫画で、実写映画化、アニメ化もされた人気作だ。最初は2話のみの読み切りとして描かれていたが、「連載して欲しい」という要望が多数あったため連載がスタートした作品。1999年から『Cookie』にて連載、2009年8月号から作者急病のため休載している。恋愛に生きる奈々と音楽に生きるナナのふたりを中心に、喜びや悲しみ、挫折と成功を繰り返す「夢の実現」と「現実の厳しさ」を感じさせる作品である。

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ご近所物語(アニメ・漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

ご近所物語(アニメ・漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ご近所物語』とは1995年から矢沢あいが雑誌『りぼん』で連載した漫画、及びそれを原作としたアニメ作品である。自分のブランドの店を持つことが夢の実果子。矢澤芸術学院(通称:ヤザガク)でファッションに関する勉強に励んでいる。実果子は幼馴染で同級生のツトムとは友達以上恋人未満の関係。二人を中心に個性豊かなキャラクターたちが、夢のためにどう生きていくか、愛とはなにかなどを学んでいく。大人になる途中の男女が、将来のために何をしていくべきなのかを考えながら成長していく青春恋愛バラエティ漫画。

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Paradise Kiss(パラダイス・キス)のネタバレ解説・考察まとめ

Paradise Kiss(パラダイス・キス)のネタバレ解説・考察まとめ

『Paradise Kiss』とは1999年より矢沢あいが女性ファッション雑誌『Zipper』に連載していた漫画、およびそれを原作としたアニメ、映画作品である。母親の期待に応えるため受験勉強に明け暮れていた早坂紫が、矢澤芸術学院服飾科のジョージ、美和子、嵐、イザベラたちパラダイス・キスのメンバーと出会い、モデルを目指す物語。恋愛と将来の夢、家族との関わりを通して、成長していく姿と作中のオシャレな服が魅力的。ジャンルは少女漫画。矢沢あいの作品「ご近所物語」の続編作品である。

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ご近所物語の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

ご近所物語の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『ご近所物語』とは、1995年から矢沢あいが雑誌『りぼん』で連載した漫画、及びそれを原作としたアニメ作品。コミックは全7巻。自分のブランドの店を持つことが夢である主人公の幸田実果子と、彼女が通う矢澤芸術学院(通称:ヤザガク)でファッションに関する勉強をする個性豊かなキャラクターたちとの学生生活を描く。自分の夢や将来、そして恋愛などについて高校生の男女が、悩みながら成長していく青春恋愛漫画。

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NANA(ナナ)の歴代OP・ED主題歌・挿入歌まとめ

NANA(ナナ)の歴代OP・ED主題歌・挿入歌まとめ

『NANA』とは、矢沢あいによる少女漫画及びそれを原作としたアニメ・実写映画。この記事では、『NANA』のアニメに使われた歴代のオープニング・エンディング主題歌・挿入歌と、実写映画の主題歌・挿入歌を紹介する。アニメの主題歌は土屋アンナが歌唱を担当したことでも話題となった。実写映画の主題歌についても、日本レコード大賞特別賞を獲得するなど高い評価を受けている。

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Paradise Kiss(パラダイス・キス)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

Paradise Kiss(パラダイス・キス)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『Paradise Kiss(パラダイス・キス)』とは、雑誌『Zipper』にて連載された矢沢あいの漫画作品である。進学校に通う早坂紫が、矢沢芸術学院生「パラダイス・キス」のメンバーからファッションショーのモデルになるよう誘われる。夢を追う彼らに刺激を受け、紫も人生への考え方に変化が表れてゆく。ファッションへの情熱やキャラクター達の人生観、恋愛模様が凝縮され、今でも人気の高い作品。ファンの心を射抜く矢沢あいの名言や名シーンを紹介する。

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【NANA】ネタバレあり!22巻の途中までのあらすじ・ストーリーまとめ

【NANA】ネタバレあり!22巻の途中までのあらすじ・ストーリーまとめ

若い女性を中心に絶大な人気を誇る漫画『NANA』。2005年には映画化され、大きな話題になりましたよね。そんな中、作者が療養を発表。2009年から2022年現在に至るまで休載されており、再開が待ち望まれています。コミックスとしては22巻の途中までにあたるところでストップしているので、そこまでのあらすじ・ストーリーをまとめてみました。ネタバレを含むので、まだ読んでいない方は閲覧注意!

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