天使なんかじゃない(天ない)のネタバレ解説まとめ

『天使なんかじゃない』は、矢沢あいによる漫画作品。少女漫画雑誌『りぼん』1991年9月号から1994年11号まで連載された。全8巻の単行本に加え、完全版コミックス全4巻、文庫本全6巻、さらに全8巻の小説が刊行されている。1994年にはOVA化された。
創立されたばかりの私立聖(ひじり)学園の生徒会を舞台に、主人公冴島翠を中心とした生徒会の面々が繰り広げる、高校生の恋と友情を描いた青春群像劇である。ベテラン漫画家として知られる矢沢あいの出世作であり、その完成度から芸能人のファンも多い。

生徒会室でこっそり描いた落書き

1時間目に聖祭の説明会を控えていたある朝。
冴島翠は、朝の早くから生徒会室に来ていた。

他の生徒会メンバーの姿はなく、暇を持て余した翠はついつい机に「スドーザウルス」と「エンジェル冴島」の相合傘を描いてしまう。
満足したのもつかの間、急に我に返った翠は消しゴムを探すが、筆箱に消しゴムが入っていない。

慌てた翠は、悪いと思いつつも置いてあった誰かの荷物をあさって消しゴムを探す。
すると、筆箱の代わりに須藤晃から「ヒロコ」という人物宛ての誕生日プレゼントが出てきて、翠は衝撃を受ける。

とその時、生徒会室のドアが開いて瀧川秀一が現れる。
動揺を隠して笑顔で振るまう翠だったが、消しゴムを探していたことをすっかり忘れており、瀧川に相合傘をばっちり見られてしまう。

『聖祭』の出店ポスター

キャラクターは「トン子ダコ」。
冴島翠の親友、川上友子(トン子)がモデル。

第一回聖祭で翠のクラス(A組)が担当したのはたこ焼き屋。
屋台のポスターを頼まれた翠は、タコとトン子を掛け合わせたキャラクターを生み出し、周りの生徒の笑いを誘った。

運命カード

第一回聖祭『赤い糸の伝説』内で使われたイラストカード。
100枚強を冴島翠が頑張って手描きした。

画像はその中の一つ、「天使の羽をプレゼントされたスドーザウルス」。

『運命カード』作成を一人でこなすことにこだわった翠は、須藤晃が心配するのをつっぱねてしまう。
その後、仕事の大変さにくじけそうになった翠は、瀧川秀一の「手伝おうか」という言葉に甘えそうになるが、晃がつい意地悪を言って「心配無用」だと瀧川に話してしまう。

悔しさに涙をにじませる翠だったが、自分で言いだしたことだとすぐに気を取り直し、8時半までかかって見事全校生徒分の『運命カード』を描き切った。
喜び勇んで晃の下へかけてきた翠は、晃の持っている封筒の中に自分が描いたものではないカードが入ってるのを発見する。

翠が間に合わなかったときのためだと晃は言ったが、翠は私のために作ってくれたんだと見抜き、うれしく思った。
そのお礼として、翠は特別にもう一枚だけこのカードを作ったのだった。

聖祭当日、偶然翠はこの「天使の羽付きスドーザウルス」を引き当てる。
そして、自分の片割れのカードを持っているのが瀧川秀一だと知り、ついおせっかいを焼いて自分のカードを瀧川に恋心を抱く麻宮裕子に渡す。

広子への誕生日プレゼント

須藤晃の妹・柴田広子の誕生日のプレゼントを選んでいる時、翠と晃が偶然おもちゃ屋で見つけたぬいぐるみ。
『スドーザウルス』にそっくりな怪獣のぬいぐるみと、翠とでかい口がそっくりな『デビルちゃん』のぬいぐるみである。
冴島翠が少しアレンジを加えて、広子にあげた。

もらった広子曰く「そっくり」。

劇『シラけた姫と7人分の大男』

キャラクターモデルは第一期生徒会メンバー。
モデルとなった作品は『白雪姫』である。

役柄
シラけた姫:麻宮裕子
地上げ屋スドウ:須藤晃
密売人デビル、エンジェル:冴島翠
タキガワ王国の王子:瀧川秀一
大男:河野文太

4月9日の新入生歓迎会で行われた、生徒会メンバーによる劇。
作画は冴島翠。麻宮と瀧川をくっつけるために考案した。

1年後、第二期生徒会メンバーによってタイトルをもじった『シラけた姫と七三の小人』が催された。

美術部のPRたれ幕

新入生歓迎会にて、冴島翠と牧博子が作ったPR垂れ幕。
キャラクターは『エンジェル冴島』と『エリザベス牧』。
モデルは2年生になった冴島翠と美術担当の教師・博子である。

この垂れ幕をきっかけとし、顧問を博子に据えて美術部が発足した。
ちなみに羽の部分は立体になっている。

聖学園体育祭アイデア募集ポスター

キャラクターは「スドーザウルスとタキガワマンと生徒会メンバー」。
聖学園の体育祭「聖学園大抗争」のアイデア募集ポスターである。

これを見た第二期生たちの間でも大好評だったという。

第一期生徒会メンバー寄せ書き

『天使なんかじゃない』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

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