龍が如く0 誓いの場所(Yakuza 0)のネタバレ解説まとめ

『龍が如く0 誓いの場所』とは、セガが発売するアクションアドベンチャーゲーム「龍が如く」シリーズの第6作目に相当する作品である。キャッチコピーは「日本中が狂喜乱舞していた時代。「龍」の伝説はここから始まった」。本作は初代「龍が如く」より過去の時系列の物語となっており、主人公の桐生一馬と、シリーズの顔役のひとりである真島吾朗がそれぞれ「堂島の龍」と「嶋野の狂犬」の異名で知られる極道になるまでの姿を描いている。

そしてついに、桐生と真島は神室町の往来で相まみえることになり、本作はここで終わりとなるが、ここから桐生と真島の好敵手兼親友の関係が始まっていくことになる。

その後、カラの一坪の新たな所有者となり、堂島組に代わって神室町再開発計画を引き受けた世良は、その莫大な利権をもって東城会本家若頭に就任する。そして桐生は、刑務所の面会室で風間と再会していた。風間は桐生に堅気に戻ってほしいと言ったが、桐生はこれを拒否する。そして桐生は、カラの一坪を巡る事件で立華や尾田を始めとする多くの人間たちの生き様と死を見てきたことから、「逃げずに頑張って生きることを見つめ直す」を目標として、かつて自分が捨てた堂島組にもう一度復帰し、極道としてやり直すという決意を述べたのだった。
一方、嶋野組に復帰した真島は佐川と会っており、カラの一坪の事件をとして李や西谷らの生き様に触れたことで、「誰よりも楽しく、誰よりも狂った生き方」が自分の極道の在り方だと気付けたと言った。さらに「何があっても諦めない執着心」を佐川から教えてもらったことに礼を言い、真島は彼と別れる。それから真島は神室町で視力が完全に戻ったマコトとも再会するが、彼女の幸せを願いながら、声も聞かせずにその場から立ち去った。その後、マコトはカラの一坪に行き、亡くなった立華に花を手向けるが、どこからかオルゴールのメロディが聞こえてくる。それに気づいて、マコトが足元の地面を見てみると、そこにひとつの包みが置いてあり、その中にはオルゴール付きの腕時計があった。その腕時計はかつて、目が見えなかった頃、見えないから時間が確認できないのと、オルゴールが壊れてしまったことで手放さざるを得なかったマコト自身の腕時計だった。オルゴールのメロディを聴いて、マコトは真島が直してここに置いていってくれたのだと気付き、「ありがとう……ありがとう……!」と、涙ながらに感謝を述べた。
一方、桐生が神室町を歩いていると、向こうから歩いてくる真島と出会った。しばらく黙って互いに見つめ合っていた後、真島がニタリと笑い、「よう……桐生ちゃ〜ん!!」と呼びかけ、桐生もフッと薄く笑う形で真島の呼びかけに応えたのだった。そしてこの瞬間から、桐生と真島の、ライバルとして、信頼できる仲間としての関係が始まっていく。

『龍が如く0 誓いの場所』の登場人物・キャラクター

メインキャラクター

桐生一馬(きりゅう かずま)

CV:黒田崇矢

本作も含めた「龍が如く」シリーズの主人公で、関東一円を束ねる極道組織「東城会」の直系二次団体・堂島組に所属する若衆。
幼くして両親を亡くしたことで堂島組若頭である風間に拾われ、彼が設立した養護施設「ヒマワリ」で育てられた。その後、20歳になって風間の背を追うように堂島組組員となり、相棒で親友の間柄にある錦山と共に取り立てなどの仕事に日夜明け暮れている。

しかしある日、「カラの一坪」と呼ばれる空き地で自分が取り立てをした男が何者かに殺されるという事件が起きる。そしてその殺しの疑いをかけられただけでなく、疑いの矛先が恩人の風間に向けられるという事態が起きてしまう。
その後、予想だにせぬこの事態に困惑しながらも風間の疑いを晴らすべく堂島組から脱退し、堂島組の若頭補佐である久瀬、阿波野、渋澤らと幾度となく対立しながらも事件の謎を解き明かそうと奔走していく。

真島吾朗(まじま ごろう)

CV:宇垣秀成

本作のもうひとりの主人公で、「龍が如く」シリーズの顔役のひとりでもある元東城会直系二次団体・嶋野組の組員。
かつて東城会とは敵対関係にある極道組織・上野誠和会の襲撃に向かった兄弟分・冴島大河を救うべく、その冴島の見殺しを命じた嶋野組の意向に逆らった。そして「穴蔵」と呼ばれる場所での凄まじい監禁拷問を受けた末に東城会からの破門を言い渡され、蒼天堀にあるキャバレー・グランドの支配人として堅気の生活を続けさせられるという飼い殺しの生活を送らされている。

現在はわずかな期間でグランドを人気店に押し上げた手腕を発揮したことから「夜の帝王」と人々から褒め讃えられ、人気店となったキャバレーの支配人として華やかな日々を送っている。しかし本心では、上野誠和会襲撃事件の犯人として刑務所で服役中の冴島がいつか戻ってくる時に向けて、東城会に戻ることを望み続けていた。
そんな中、グランドのオーナーであり、近江連合直参団体・佐川組の組長でもある佐川から、東城会に戻る条件として「マキムラマコトを殺せ」という指令を提示されることになり、そこでマコトと出会ったのを機に「カラの一坪」を巡る勢力争いに巻き込まれていく。

サブキャラクター(桐生一馬編)

久瀬大作(くぜ だいさく)

CV:小沢仁志

堂島組の若頭補佐のひとりで、東城会直系堂島組内久瀬拳王会会長。
東城会の中でも生粋の武闘派組織で知られる堂島組の中でも特に「暴力」に秀でた経歴を持ち、過去に元プロボクサーという経歴まで持っている。

3人の若頭補佐の中でも最古参であり、組長である堂島の信頼も篤く、若頭の風間が不在の今、実質的に堂島組をとり仕切るポジションに立っている。そのため錦山も含めた組員たちの間では「次期若頭の座に最も近い男」と囁かれている。

阿波野大樹(あわの ひろき)

CV:竹内力

堂島組の若頭補佐のひとりで、東城会直系堂島組内泰平一家組長。
裏社会で広く確かな情報を収集する能力に長けており、堂島組に敵対する者、そして組員たちに対しての「脅し」を担っている。

時代に逆らわず、その波に身をまかせる享楽的な性格で、今は暴力よりも金が全てを支配する時代であると信じて疑わない。また、兄貴分である久瀬に対しては表向き恭順の姿勢を見せているが、その裏では虎視眈々と次期若頭の座を狙い、久瀬を出し抜く策を巡らせている。

渋澤啓司(しぶさわ けいじ)

CV:中野英雄

堂島組の若頭補佐のひとりで、東城会直系堂島組内渋澤組組長。
冷静沈着な知略派で、堂島組の「事務方」を担当しており、経済に関わるシノギに明るい。

若頭補佐の末席で、極道として確かな実力と実績を兼ね備えており、久瀬や阿波野に負けないくらいの辣腕を振るう。また、次期若頭の座を巡って現状では久瀬と阿波野の後塵を拝しているが、その真の実力は計り知れない。

立華鉄(たちばな てつ)

CV:井浦新

神室町の不動産会社・立華不動産の若社長。
すでに無数の飲食店や風俗店などがひしめきあう神室町において、どんな売り物件でも新たに用意してしまうほどの辣腕を振るい、さらに売り物件を用意するにはいかなる手段を取ることも躊躇わない。そのため裏社会では「闇の不動産王」と呼ばれていて有名な存在となっている。

誰に対しても紳士然とした穏やかな物腰で接し、洗練された振る舞いを見せるが、東城会が支配者層に立って甘い汁を吸い上げ続ける神室町で、自分もその東城会と同じ支配者層にのしあがろうという野心を持っている。
そして物語の序盤で桐生に接近し、仲間に引き入れようとするが、その真意は謎に包まれている。

尾田純(おだ じゅん)

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