龍が如く6 命の詩。(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

アクションアドベンチャーゲーム「龍が如く」シリーズの第7作目。
今作は、「龍が如く5」における東城会と近江連合の一大抗争から1年が経った後、失踪した少女・遥の行方を追い、主人公の桐生一馬が東京の神室町から広島の尾道仁涯町へと旅に出る姿を描いている。

『龍が如く6 命の詩。』の概要

今作はキャッチコピーは「桐生一馬伝説、最終章。」で、タイトルに「。」とあるのも、桐生一馬の物語に一区切りが付けられているからだ。そして、主人公は「龍が如く」以来、桐生一馬が単独で最初から最後まで主人公を務めている。

PS4独占ということも含めてゲームシステムにおいても様々な要素が一新された他、メインゲストも藤原竜也、小栗旬、真木よう子、大森南朋、高木渉、中村悠一、お笑いタレントの宮迫博之(雨上がり決死隊)、さらにはビートたけしと豪華俳優陣を採用している。
その他にも、後項のミニゲーム内でとなるが、オカダ・カズチカや棚橋弘至ら新日本プロレス所属のプロレスラー、ダーツプレイヤーのポール・リムが特別出演。さらには今作の発表に先駆けて行われた「キャバクラ嬢役オーディション」に合格した5名がキャバクラ嬢役として出演しており、「桐生一馬伝説、最終章。」の名に恥じないキャスティングとなっている。

そして2016年12月、日本を含むアジア地域におけるパッケージ版とダウンロード版を合算した発売本数が50万本を突破するという、同じく「桐生一馬伝説、最終章。」として有終の美を飾っている。

『龍が如く6 命の詩。』のあらすじ・ストーリー

プロローグ〜神室町前編(第一章〜第二章)

2012年、雪の降る夜。DREAM-LINEのライブ会場で、数万のファンを見守る中、澤村遥は一人のアイドルとして、一人の人間として「私は、桐生一馬の家族です」と、桐生一馬と共に暮らすという本当の夢のための告白をする。
そして時を同じくして、“堂島の龍”の二つ名を持つ伝説の極道・桐生一馬は、東の「東城会」、西の「近江連合」と日本を二分する二つの大きな極道組織の衝突による一大抗争の決着に辿り着いていたが、激しい戦いの末に自身も深手を負い、降りしきる雪の中、力尽きて倒れてしまう。意識も薄れかけ、最早これまでかと思いかけたその時、そこへ現れた遥が、そっと手を優しく取ってくれた。それからは、二人で小さくも幸せで穏やかな日々を過ごすことになるはずだった。

桐生はかつての経歴から抗争の責任を取らされる形で警察に逮捕され、遥や、彼女が身を置く沖縄の養護施設「アサガオ」の子供たちの幸せのために、自身の極道としての過去を清算するためにこれを受け入れる。
一方、衝撃的な形で芸能界を引退し、アサガオに戻った遥だったが、「元極道に育てられた娘」として大衆から興味と好奇、そして誹謗中傷に晒される。それは次第にアサガオの子供たちへと及んでいくことになり、遥は独り、自分がしてしまったことの重さと、自分の覚悟の甘さを思い知らされる。そして、このままではアサガオの子供たちまでもが傷ついてしまうと悟った遥は、断腸の思いを抱えたままアサガオから姿を消してしまうのだった。

時は経ち、2016年。刑期を終えてアサガオに戻った桐生は、子供たちから遥の失踪を知らされ、行方を探るために手がかりを求めて神室町へと向かうが、神室町は1年前に起きた亜細亜街の火事を機に東城会と中国系マフィア「祭汪会」の勢力争いが行われており、不穏な空気を見せていた。桐生も遥と面識のある協力者の一人である秋山駿に会いに行った先で、祭汪会の幹部・エドの襲撃を受け、それ以降、祭汪会から目を付けられてしまう。
そんな中、桐生は同じく協力者の一人である刑事の伊達真から、「遥が神室町でひき逃げ事故に遭い、意識不明の重体になった」という電話を受け取る。
急ぎ、病院へ駆けつけた桐生の前があったのは、集中治療室で眠り続ける遥の姿だった。伊達によるとその犯人はまだ捕まらず、さらに遥の意識が回復するかどうかわからないとも聞かされる。そして驚いたことに、遥が事故の際に庇ったという赤ん坊が病院の託児室にいた。その名前は「澤村ハルト」。他ならぬ遥の子供だという。
次々と明らかになる驚きの事実に困惑する桐生だが、児童福祉司・野尻が現れ、「ハルトを引き取って養護施設に送る」と言ってきた。子供のことより自分の保身しか考えない野尻を前に、このままではハルトは母親の顔を見ることもない孤独な生活を強いられてしまうと悟った桐生は、反対する秋山と激しく衝突した末にハルトを連れ出してしまう。

その後、桐生は伊達と再び会い、遥の携帯にあった写真データの位置情報から、彼女が失踪中に広島の「尾道仁涯町」にいたということを知る。様々な真実を知るため、そしてハルトの父親を連れて帰るために、桐生はハルトを連れ、東城会と近江連合に次ぐ極道組織「陽銘連合会」が支配するとされる尾道仁涯町へと旅立つことを決意するのだった。

尾道仁涯町前編(第三章〜第五章)

尾道仁涯町に辿り着いた桐生は、ハルトを連れてあてどなく町を歩いている中、町の一角で「スナック清美」を経営するママ・笠原清美と出会う。しかしそのスナック清美には南雲剛という男がいて、清美に想いを寄せる南雲は、よそ者の桐生が彼女に近づくことを快く思わず、問答無用で敵対心を剥き出しにする。
しかし桐生はまるで相手にすることなくこれを返り討ちにし、さらに怒りを露わにした南雲は、自分が尾道仁涯町を根城にする極道「広瀬一家」の若頭だと名乗り、次に会ったらただでは済まさないと吐き捨てるのだった。
翌日、桐生は尾道仁涯町での仮宿として水軍アパートの一室を世話してくれた管理人・飯野和明から草野球チームの助っ人を頼まれ、遥の手掛かりを探すのにちょうどいいと判断し、二つ返事でこれを引き受ける。しかし対戦相手のチームには南雲と、その弟分の宇佐美勇太と松永孝明がいて、野球の試合の最中に彼らとも乱闘を繰り広げてしまう。
そして野球を終えた桐生がスナック清美で一息ついていると、またしても南雲が現れ、さらに陽銘連合会の舛添組組長・舛添耕治が騒がしく踏み込んでくる。舛添は、清美にみかじめ料を払うよう迫るが、なんと南雲がこれを頑なに拒否。これに対して舛添は、南雲を人気のない寺の境内に連れ出して、ケジメと称して一方的に暴力を振るう。すると桐生がそこに割って入り、舛添と部下の組員を叩き伏せた。何度もやっかみから喧嘩をふっかけた自分を助けてくれた桐生の男気に南雲は感服、男泣きし、なんと勝手に桐生の弟分になってしまう。

その後、それまでの態度を一変させた南雲は、勇太たちの反対を押し切って桐生を広瀬一家の食客と招くことを決め、彼を組長の広瀬徹に紹介する。しかしそこに田頭直人という広瀬一家の若衆が駆け込んできて、松永が経営するスナック「モレノ」で酔客が暴れていると報告する。これに全く取り合わない南雲だったが、放っておけない桐生は勝手にモレノに出向き、酔客たちを力ずくで黙らせてしまう。
その翌日、広瀬一家の面々に遥のことを尋ねる桐生だが、彼らは歯切れの悪い返事ばかりでまともに取り合おうとしない。この様子を見て何かあると踏んだ桐生は、ここはあえて追求せず彼らの方から切り出すのを待つことにした。すると、昨日の酔客の一件が原因で陽銘連合会の若頭・小清水寛治が広瀬一家に出張ってくるという予想外の事態が発生。南雲と松永が連れ去られるのを目の当たりにした桐生は、これ以上自分たちの問題に首をつっこむな、と、力ずくで止めにかかる勇太と田頭を押しのけ、さらにそこへ足止めとして現れた舛添を返り討ちにする。この一件で、桐生は松永らからの信頼を得る。そして遥が一時期、この尾道仁涯町にいて、その間スナック清美で働いていたという情報も手に入れるのだった。

さらに翌日、ハルトを広瀬一家に預けた桐生は、丘の上の展望台で清美と出会い、遥について詳しい話を彼女から聞く。するとそこへ、神室町で会った東城会の染谷一家組長・染谷巧と出会う。染谷の顔を見た途端に恐怖と困惑に表情を強張らせる清美を見て、桐生はふたりが知らない仲ではないと察する。
その夜、広瀬一家事務所に戻ると、顔に傷を負い、血相を変えた飯野が飛び込んできた。なんと、清美が染谷に連れて行かれたという。これに対し、迷わず清美を助けに行くと決心した南雲たちと桐生は、広瀬から協力として渡されたマスクを被って、染谷が宿泊している迎賓館に乗り込む。
迎賓館にて戦いを繰り広げ、さらに染谷との対決に勝利し、最上階に辿り着いた桐生を待っていたのは、清美、小清水、そして陽銘連合会会長の来栖猛こと巌見兵三、その息子の巌見恒雄だった。小清水によると清美は染谷の元妻であり、これも何かの縁だと思った彼によって、陽銘連合会の客人として特別に招待したということだった。
そして兵三は、桐生があの堂島の龍として有名な極道だと知っており、これから東城会と陽銘連合会が同盟を結ぶための五分の盃の後見人となってほしいと頼んでくるが、桐生は自分はもう東城会の人間じゃないという理由でこれを断った。
その後、桐生は清美から、「達川」という、男の名前を聞かされる。清美によると、彼こそがハルトの父親なのではないかということらしい。さらに南雲たちによると、達川は元広瀬一家の組員にして勇太の幼馴染で、現在では神室町でホストをやっているそうだった。達川に会って真相を確かめるため、桐生は同行を申し出てきた南雲と勇太を連れ、一度、神室町へと戻ることを決意する。

神室町中編(第六章〜第八章)

神室町へと戻って来た桐生たちは、かつての馴染みのホストクラブ「スターダスト」を尋ねるが、そこに現れた店員と思しき男に門前払いされてしまう。そこへ通りかかったのは、桐生の古い馴染みであり、スターダストの店長を務めていたユウヤだった。
焼肉店でユウヤから、達川や神室町の現状についての話を聞いているうちに、勇太を門前払いした男を連れて、ひとりの整った風貌と銀髪が特徴的な男が現れる。彼の名は、ハン・ジュンギ。スターダストの現オーナーであり、桐生と因縁深い韓国マフィア「ジングォン派」である彼は、門前払いした男の顔を熱した網に押し付けるという凶暴な謝罪の後、その埋め合わせとしてスターダストに来てほしいと誘いを持ちかけた。
そこで桐生たちが足を踏み入れたスターダストは、欲望にまみれた客の異様な熱気で満たされていた。その光景に言葉を失う桐生たちに、ハン・ジュンギは達川の情報を教える代わりにひとつの条件を提示する。それはこの中で設けられたリングの上でハン・ジュンギと戦い、観客たちを滾らせるというものだった。まさに文字通りの見世物に桐生は嫌悪を示すが、達川の情報を得られるというのならば、と、誘いに乗り、逆にいたぶられてもなお立ち続けるほどの勇太の男気に押されて、リングに上がってハン・ジュンギと対決。そして、見事にハン・ジュンギに勝利し、達川が桜花ビルにいるという情報を手に入れるのだった。

しかし、勇んで向かった先の桜花ビルで、達川は喉を掻き切られ、心臓を滅多刺しにされるという惨めな姿に成り果てていた。
翌日、現場検証にやってきた伊達とその同僚の刑事である本庄の話によると、達川を殺したのは手口から見て祭汪会である可能性が高いということだった。
かつては同じ広瀬一家に属する弟分で親友だった男の死に打ちのめされ、言葉を失う南雲と勇太。そんな二人を桐生は拠点であるバーのニューセレナで休ませ、祭汪会と接触を図るべく、彼らが目をつけている秋山を探すことにした。
そこで秋山と再会し、彼の協力を得て亜細亜街の中心にある祭汪会が取り仕切る中華料理店「太宝楼」へ向かい、その店の奥の一室でエドと再び対峙する。桐生の問いにエドは、達川を殺したのは自分だと嬉々として語り、さらに達川は戸籍を持たない中国人の子供「黒孩子(ヘイハイツ)」だと言う。そして、達川を殺した理由は組織を裏切った、ただそれだけのことだと言った後、これ以上のことが知りたければあの世で直接達川から聞けという言葉と共に襲い掛かってくる。
再びの対決でエドを見事退ける桐生。と、一息つく間もなく、今度は祭汪会総帥のビッグ・ロウが大勢の手下を率いて現れる。さらにその中には舛添の姿もあった。「桃源郷」と呼ばれる廃ビルに一人で来たら、そこで全てを話すというビッグ・ロウの誘いに、桐生は了承するのだった。

ロウと会う準備をしているところ、ニューセレナになんと染谷がふらりと現れる。警戒心を剥き出しにする南雲たちを尻目に、ロウに会うなら自分も連れていってくれと提案を持ちかけてくる染谷。これに対し、ふたりきりで会う約束を気にかける桐生だったが、染谷を野放しにすると、このままロウに会いに行ったとしても横槍を入れてくるかもしれないと踏み、あえて染谷の同行を許可するのだった。
染谷と共に訪れた桃源郷は、かつては煌びやかな風俗店だったが、廃墟となった現在ではならず者たちが巣食う無法地帯と化していた。ならず者を蹴散らしながらロウが待つ最上階にたどり着くと、染谷はロウへと拳銃を向け、そして桐生と手を組もうと持ちかけた。しかし、桐生は自分が求める手掛かりを握っているロウを殺させまいとその提案を断り、染谷と対決する。
そして、染谷を退けた後、ロウは桐生に「達川はハルトの父親ではない。あの子の本当の父親は、他にいる」と語った。思わぬ事実に桐生は驚き、さらに問い詰めようとした矢先、今度は勇太からの電話がかかってくる。その勇太から伝えられたのは、「広瀬の親分がハルトを連れて姿を消した」という、さらなる驚きの事実だった。

尾道仁涯町中編(第九章〜第十章)

広瀬とハルトの失踪という驚きの展開に、急ぎ尾道仁涯街へ戻ってきた桐生たち。そこで彼らを待っていたのは、殺気立った陽銘連合会の組員たちだった。広瀬の居場所を教えろと迫り、襲い掛かってくる組員たちを蹴散らしながらモレノへ向かうと、そこには松永と田頭、そして二人に匿われたらしい清美が待っていた。
事の経緯を清美から聞いた桐生は、広瀬とハルトを探して夜の仁涯町を駆け回る。そこで広瀬の馴染みらしい、とあるスナックのママから広瀬が龍南神社に向かったと聞いて向かおうとするも、今度は小清水が立ち塞がる。小清水は兵三から命令を受けて広瀬とハルトを探していると言い、その居場所を桐生に問うが、桐生もなぜハルトを探しているのかと問い返す。これに対し、「とどのつまり、お互い聞きたいことは力ずくで聞くしかないちゅーわけじゃ」と、言葉で聞くのをやめた小清水はドスを引き抜き、桐生に向かってきた。
激闘の末、小清水に勝利する桐生の前に、ついにハルトを抱えた広瀬が現れる。そこへ広瀬一家の面々も集まり、龍南神社へと場を変えた後、広瀬は淡々と語り始める。ハルトを陽銘連合会から守るため、黙って姿を消すしかなかったこと。ハルトが父親から受け継いだ血筋に価値を感じる連中が山ほどいるということ。そしてついに、ハルトの父親は誰なのかと尋ねる桐生に対して、広瀬はこう答えた。「宇佐美勇太。俺らのずっと目の前にいるそいつが、澤村ハルトの父親だよ」と……。

広瀬が告げたその真実に驚きを隠せない桐生たち。そこへ広瀬の計らいで現れた舛添が告げたさらなる真実の数々。勇太がビッグ・ロウの血を引く次男で、ハルトも同じくその血を引いていること。祭汪会に拾われた黒孩子である自分と達川は幼い頃からお目付役としてこの仁涯街で共にいたということ。神室町でビッグ・ロウの長男で後継者であるジミー・ロウが殺された事件で、組織の幹部を血縁者で固めるという「血の掟」に従い、跡目を勇太に継がせるためにハルトを始末しろという命令に自分たちが背いたこと。その命令に背いてハルトを隠し通し続けていた事がバレるのを恐れた達川が、逆にハルトを祭汪会に敵対する巌見恒雄に売り渡そうとしたこと。そこから先がどうなったのかは不明だが、遥を轢いて逃げたのは達川だということ。
舛添によって次々と語られ、明らかになる事実の衝撃も冷めやらぬところに、大勢の黒装束の男たちが現れ、さらにそこへハン・ジュンギも登場し、ハルトを奪おうと一斉に攻め込んでくる。一度はこれを退けたものの、数には勝てずにハルトを奪われてしまった。
そのハルトをさらったジングォン派の男たちは、造船の資材置き場として使われている浮島にいるという情報を得て、桐生たちは飯野に船を出してもらい、ハルト奪還のために浮島へと乗り込んだ。行く手を阻むジングォン派を蹴散らしながら突き進む桐生たちに、ハン・ジュンギから電話がかかってくる。それは「3日以内に勇太君にロウを殺すように言ってください。もしやっていただけないのであれば、赤ん坊を始末します」という要求の電話だった。これに対して桐生は、「くだらねえ真似をする前に俺とケリをつけろ」と、一対一での勝負を要求し返し、単身、ハン・ジュンギが待つ浮島の最奥部に辿り着く。
そこで桐生を待っていたハン・ジュンギは、戦いの前に新たな真実を桐生に告げる。自分たちに資金を提供しているのは恒雄で、その代わりとしてジミー・ロウを殺して東城会と祭汪会の抗争を煽る工作をしていたこと。そして、達川と協力して遥とハルトを恒雄の元に連れて行こうとしたが、逆に失敗し、抵抗されて逆上した達川が弾みで遥を轢いてしまったということ。
これらの事実を前に、桐生は「そこまで語るのは俺に殺される覚悟があってのことか」と問うが、ハン・ジュンギは何も知らないまま殺してしまっては可哀想だと答える。こうして全てを話した以上、心置きなく決着がつけられると嬉々として拳を握り、「これが、ジングォン派最期の花火だぁ!!」と、桐生に戦いを挑む。
激闘の末、桐生はハン・ジュンギに勝利し、ハルトの奪還に成功する。満身創痍となったハン・ジュンギは、最後の気力を振り絞り、「あなたなら“尾道の秘密”にたどり着けるかもしれない」と意味ありげな一言を残す。それに桐生が聞き返そうとした途端、突然の銃声が鳴り響き、ハン・ジュンギは何者かが放った闇夜の凶弾の前に倒れた。ハルトを抱えて咄嗟に物陰に隠れる桐生は、その凶弾を放ったと思しき人影がどこかへ去っていくのを目撃する。
そして同時刻、何者かに撃ち殺されたと思しき舛添の亡骸が暗い波間を漂っていた。

神室町・尾道仁涯町後編(第十一章〜第十二章)

ハルトを救出した翌日、桐生は組織の「血の掟」でハルトの命を狙うことを諦めていないロウと話をつけるべく、ハルトを連れ、勇太とふたりで再び神室町へ向かう。しかしニューセレナでハルトを伊達たちに預け、準備を整えていたところ、勇太が突然と姿を消す。異変に気付き、亜細亜街へ向かおうとする桐生に、南雲から電話がかかる。血相を変えた彼によると、広瀬一家の事務所に勇太の遺書が置いてあり、どうやらロウと刺し違えることになってでもハルトを守ろうとしているようだった。そして同時刻、酒瓶を片手に太宝楼に乗り込んだ勇太は、ロウと対面すると共に吐き捨てるように言った。「よう、くそ親父。一杯付き合えよ」その直後、太宝楼から火の手が上がり、亜細亜街は阿鼻叫喚の巷と化した。
勇太の身を案じ、燃え盛る太宝楼へと乗り込む桐生。そこへ立ち塞がるエドと祭汪会構成員を蹴散らし、ロウの部屋に辿り着く。そこには、頭から血を流して倒れているロウと、それを見下ろすように立つ勇太がいた。「これが俺なりのケジメです」と勇太は言い、桐生まで自分の心中に付き合うことはなく、遥とハルトのことは任せるからここから立ち去ってほしいと頼んだ。しかしこれに桐生は怒り、勇太をハルトの父親として仲間として死なせる訳にはいかないと言って、決意も固く、自分の言葉に耳を貸そうともしない彼に向かって拳を向ける。そして、有無を言わせず、勇太とロウを連れ出して太宝楼から脱出するのだった。
桐生に命を救われたロウは、自分が信じて疑わなかった組織の掟が、息子を自分への最悪の刺客に変えてしまった、と自嘲する。その自嘲に桐生が「今更どのツラ下げてあんたがこいつの父親を語れる」とさらに怒りを露わにして掴みかかると、ロウはそれを認め、観念した様子でもう二度と勇太とハルトには手を出さないと約束する。そして、広瀬の正体が兵三の手の者で、“尾道の秘密”を守るためなら手段を選ばず、誰であろうと容赦はしない冷酷非情な殺し屋で、かつて銃一丁を片手に自分に日本から撤退しろと要求しに来たということを話した。その信じがたい真実から、舛添とハン・ジュンギを殺したのも広瀬だと悟り愕然となる桐生と、自分が信じ慕っていた広瀬一家の組長が殺し屋だったということを拒絶する勇太。そんなふたりを前に、ロウはその広瀬の本来の目的を確かめるひとつの方法としてこう語った。「“尾道の秘密”を暴くこと。もしあなた方に、それを目の当たりにする覚悟があるのならの話だがな」

その後、桐生たちに介抱されたロウは、自分が組織の掟を守れなかった為に間も無く追われる身となると語り、“尾道の秘密”に近づくヒントとなる暗号の画像が納められたSDカードと、勇太の事を桐生に託し、去っていく。
その時、ロウが残していった言葉によると、この暗号を解く鍵は尾道に住む者が知っている。つまり尾道仁涯町に行けば全てがわかるかもしれない。桐生は伊達に任せる形で勇太を遥とハルトの側につかせ、単身、三たび広島へと向かった。
そこで“尾道の秘密”を暴こうとしていることが漏れたのか、桐生を待ち受けていたのは、兵三によって差し向けられた陽銘連合会の組員たちだった。広島から出て行けと迫る組員たちを蹴散らし、桐生は南雲たちの待つ事務所に向かう。桐生は南雲たちに、広瀬が兵三の命令に従い動く殺し屋だと告げられるが、勇太と同じく広瀬を親分として慕う南雲たちは信じられず逆上し、「もうあんたを兄貴とは呼べん」と揃って手のひらを返す。しかし桐生も広瀬を信じたいが、どうしても彼の真実を確かめたいため譲ることはできず、ついに南雲と拳を交わしてしまう。その途中、陽銘連合会の組員たちが再び桐生を狙いにやってくる。もう自分とは縁が切れたと言えという桐生に、今更そんなみっともない真似ができるかと南雲はこれを拒否。桐生と共に組員たちを退け、自分の目で真実を確かめ、広瀬の無実を証明するために今一度協力すると誓った。
その後、ロウに託された暗号を解読し、“尾道の秘密”が巌見の造船所にあることを突き止める桐生たち。船を借りて赴いた彼らの前に、秘密を守ろうとする兵三の執念の表れか、造船所には彼らを進ませまいと大勢の陽銘連合会の組員たちが待ち受けていた。立ち塞がる敵を薙ぎ倒しながら目指す造船所の奥。暗号が示す場所に辿り着いた時、扉を開けようとした田頭をどこからともなく投げつけられた牛刀が襲う。「人が隠してるもんに首突っ込むんじゃないよ」。その台詞と共に、牛刀を手にして現れたのは、なんと広瀬だった。
突然の展開に驚きを隠せない南雲たち。桐生はなぜここにいるのか教えろと叫ぶが、広瀬は答えるどころか、牛刀を手にして襲いかかってきた。
戦いの末、ついに広瀬を倒す桐生。その直後、地震のような地響きとけたたましいサイレンが鳴り響き、造船所の一部が変形し、その下に隠されていた一隻の大和と見て取れる巨大戦艦が現れる。これが“尾道の秘密”なのか。絶句する桐生たちの前に兵三が現れ、ゆっくりと真相を語る。
“尾道の秘密”として秘匿され続けたこの超大和級戦艦は、第二次世界大戦時に旧日本海軍将校で、現在は昭和のフィクサーとして有名な高齢の老人・大道寺稔が自分と巌見造船に命じて独断で建造させたもの。しかし戦艦の完成を待たずして戦争が終わってしまい、巌見造船には莫大な負債だけが残ってしまう。これに対し、程なくして政界を裏で動かす程の影響力を手に入れた大道寺は、石見造船に有利な法案を次々と可決させることでその負債の面倒を見て、その見返りとして戦艦を“尾道の秘密”として兵三に隠匿させるように要求。よって兵三は、“尾道の秘密”を守るための組織として陽銘連合会を立ち上げ、さらに広瀬に命じてその口封じを行わせることで、現在に至るまでそれを守り続けてきたのだという。
その秘密を暴いた桐生たちの行いを「万死に値する」と断じて、彼らを始末するように広瀬に命じる兵三。しかし、身を挺して桐生を庇い、もうやめてくれと訴える南雲を前にして、広瀬は情に流されてしまい、逆に見逃す様に懇願してくる。それに失望した兵三は、拳銃で広瀬を撃ち、それ以上は何も言わずにその場を去っていった。そして広瀬は、“尾道の秘密”を守ることに人生を捧げたあまり、南雲と松永の父親も殺してしまった事を詫びて、静かに息を引き取った。

エピローグ(最終章)

“尾道の秘密”を暴かれたことで、兵三は大道寺から見限られ、陽銘連合会の会長としての権威を失墜させることになる。そして、この時を待っていたかのように恒雄は「“尾道の秘密”は私が受け継ぎます」と宣言し、密かに籠絡させた小清水によって兵三を射殺させる。その後、病床に伏せる大道寺の元へ向かい、兵三が来栖猛として持っていた力の全てを受け継ぐ代わりに、桐生を始末しろという密命を受け、自らの野望に向かって本格的に動き出す。
その一方、広瀬を目の前で喪い、意気消沈としていた南雲たちと共にいた桐生の元に染谷が現れる。そこで彼から恒雄が会長の座に座った陽銘連合会と、恒雄と内通していた菅井率いる東城会が大道寺の意に沿って自分たちを狙うように動き出したと聞かされた桐生は、このままだと自分や南雲たちだけでなく、遥やハルトも命を狙われると危惧。恒雄と菅井と最後の決着をつけるしかないと悟り、南雲たちと共に神室町へ向かう。そこでついに意識を取り戻した遥と再会してから、桐生の決起を待っていた秋山、そして勇太も仲間に加えて、まずは菅井から恒雄の居場所を聞き出すためにミレニアムタワーに乗り込んだ。
そして、大勢の東城会組員を蹴散らし、ミレニアムタワーの最上階に辿り着いた桐生を待っていたのは染谷だった。自分が桐生に忠告したことが恒雄と菅井にバレた彼は、かつての妻である清美を人質に取られてしまい、日本刀を手にしてまで桐生と望まぬ死闘に臨まされることになった。その死闘の末に敗北し、恒雄と菅井の執拗な脅迫を前に、清美の命を守るために自らの腹にドスを突き立てる。しかし、その決死の自刃も空しく、「時間切れは、時間切れじゃからのう」と、無情にもそう言い放った小清水は、清美に突きつけていた拳銃の引き金を引いた。そして、後を追って現れ、この有様を見て愕然となる南雲に、残してきた清美との娘の「ヒロミ」のことを託し、染谷は息を引き取った。
自分たちの野望を実現させるためならばどんな手段も選ばない。恒雄と菅井の卑劣で残忍なやり口に、ついに桐生の忍耐は限界を迎える。そこで恒雄と菅井が広島で2代目来栖猛襲名式を行うという情報を南雲から得て、彼とふたりで全ての決着をつけるため、決死の覚悟と気概で尾道仁涯町へと向かう。
巌見造船所の襲名式会場で恒雄と菅井、そして小清水と対峙する桐生と南雲。守りたいもののため、極道として自分が信じるもののため、そしてひとりの人間としてのため。熱く強い思いを胸に秘めて、桐生と南雲は最後の決戦を挑む。

小清水との二度目の激闘を繰り広げ、彼が率いていた大勢の組員共々これを打ち破り、清美の仇とばかりに怒りの鉄拳をその顔面に叩きつけてとどめを刺す桐生と南雲。そこで勢いに乗って再び恒雄と菅井と対峙するが、菅井の合図と共にその場に現れたのは、菅井の部下に拳銃を突きつけられた遥とハルトだった。意外な事態に驚く桐生と南雲。警察病院で伊達によって保護されていた遥とハルトだが、恒雄は警察に送り込んだスパイを使って二人を人質として連れ去っていたのだ。こうして桐生を始末するための切り札を手に入れた恒雄は勝ち誇り、二人を殺されたくなければ指一本動かすな、と叫んでから、菅井と共に無抵抗になった桐生と南雲へ暴行を開始する。するとそこへ、武器を手にして乱入してきた勇太と田頭と松永が、銃を突きつけていた部下を倒して遥とハルトを救出。「遥とハルトは、俺らが守ります!!」自分たちと同じ決死の覚悟を固め、駆けつけてきた3人に心を打たれ、最後の気力を振り絞って立ち上がる桐生と南雲。南雲が菅井に挑みかかり、殴り合いを演じる中、邪魔が入ったことに業を煮やした恒雄は、桐生と壮絶な一騎討ちを繰り広げる。
そして、その一騎討ちの末、ついに恒雄を打ち破る桐生。追い詰められ、惨めたらしく命乞いする彼を押さえつけ、「お前が地獄に来るのを待ち望んでいる人間が多くいる」と言い放つ。すると、自嘲気味に笑いながら、遥とハルトを道連れにしてやろうと開き直った恒雄は、菅井に二人を撃ち殺せと叫ぶ。これに従い、最後の気力を振り絞って起き上がった菅井を見て、桐生は恒雄にとどめの一撃を刺した後、これを阻止しに向かうが、その頃には立ち上がった菅井は遥とハルトに向けて銃を乱射。その中で、勇太が遥とハルトを庇うべく割って入る。3人の目と鼻の先まで来た菅井が引き金を引いた時、勇太の体を銃弾が貫くことはなかった。なぜならば、勇太の前に立っていたのは、桐生だった。
驚きに目を見開く勇太と、悲鳴をあげる遥を守るために、歩みを進めてくる桐生。これに動揺し、逆上した菅井は彼を執拗に銃撃するが、そこへさらに割って入った田頭によって殴り飛ばされる。
ついに力尽き、その場に倒れる桐生。遥に「勇太とハルトと幸せにな」と言い残し、勇太の腕の中で気を失った。慟哭する遥。そして、怒りに燃える田頭、南雲と松永に追い詰められ、もはや勝ち目がないことを悟り、自嘲しながら菅井は自殺。同時刻、大道寺も恒雄と菅井が敗れたことで、自らの目論見が崩れ去ったことを知らぬまま息を引き取り、こうして、戦いは幕を閉じるのだった。

それから一ヶ月後。恒雄は数々の犯罪行為が発覚したことで警察に逮捕され、陽銘連合会の会長には3代目として小清水が就任。尾道仁涯町には平穏が戻ってきていた。
スナック清美で南雲は染谷の娘・ヒロミと出会い、さらに死んだはずの清美と無事再会を果たしていた。実は、命令され、使われ続けることに嫌気がさしていて、さらに妻を守るために命を投げ打った染谷の行動に同情した小清水は、空砲を撃つことで彼女を助け、密かに匿っていたのだ。その後、遥は勇太やハルトと一緒に沖縄へ帰り、仲間たちと共に桐生の分まで生きていくため、南雲たちに別れを告げる。そして残った南雲たちは、清美とヒロミを守りながら、広瀬一家を建て直していくことを決意するのだった。
そして一方、菅井の銃撃によって同じく死んだはずの桐生も、病院に搬送された後に一命を取り留めていた。そこへ現れた、「大道寺稔の弟子」と名乗る謎の男から、「尾道の秘密」の口止めの要求をされた上で高額の口止め料を手渡される。だがこれに対し桐生は「断る」と一蹴。そして、亜細亜街の大火事の一件で責任を取らされる形で真島吾朗ら主要幹部と共に警察に逮捕され、刑務所送りにされていた、東城会の6代目会長・堂島大吾の釈放。そして、自身の死を偽装するための死亡診断書の用意という二つの条件を突きつける。これに驚愕し、逆上する男は「自分の立場がわかっているのか。お前が大事にしている人間も巻き添えになるぞ」と、恫喝するが、桐生は怯むことなく、「俺を本気で怒らせたらどうなるか、試してみるか」と言い放つ。男は苦悶と困惑の表情を浮かべたまま、条件を呑むことを決意し、そのまま病室を出ていった。
その後、この場面を見ていた伊達から、遥とハルトに二度と会えなくなる、と咎められるが、逆に遙たちの幸せのために自らの死を偽装するという決意と覚悟を伊達に対して示し、こうして男による偽装で自分が死んだと周囲の人間に思い込ませることに成功する。

そして、桐生の計らいによって釈放された大吾は、同じく釈放された真島と冴島と共に東城会本部へ戻っていた。その途中、4代目会長であった桐生の死で東城会が大きく揺れていて、桐生の仇である陽銘連合会と戦争を起こそうと騒ぐ者までもが現れていることを聞かされる。しかし大吾は、自身の元に届けられた桐生の遺書を読み、自分のためにこれ以上無用な血が流れないようにしてほしい、という意を汲んで、陽銘連合会と戦争をせず、逆に五分の盃を交わす計画を立てる。
同じ頃、沖縄にひとり密かに戻った桐生は、物陰からアサガオで遙やハルト、勇太やアサガオの子供たちの楽しげな様子を見届けてから、静かにその場を後にし、どこかへ去っていくのだった。

『龍が如く6 命の詩。』のゲームシステム

バトル

龍が如くシリーズの「誰でも、簡単に、カッコいい喧嘩バトル!」という特徴を生かした上でシステムが再構築され、モーションが全面的に一新された。
繰り出した攻撃が敵にヒットする直前に敵の体勢や攻撃が当たる角度、浮きなどを判定した状況に応じた自然な攻撃・喰らいモーションが発生してキャラクターのリアクションが変化する「アクションマッチングシステム」で戦闘演出がよりリアルになっている。
そして、地形やオブジェクトを最大限に利用する形でキャラクターの細かな動きがよりリアルとなった「フィギュアシステム」、自動で武器を拾えたり、体力が0の状態でも死なないといった状態になったりなど、桐生の能力が一時的に上がる「アルティメットヒートモード」が追加された。

アドベンチャー

街のより細かな部分を行けるようになり、自由度が増しており、様々なバマメンがシームレスで処理され、これまでの龍が如くシリーズの時のように戦闘や店に入った時などに発生したロードが一切ないスムーズなプレイが楽しめるようになった。
管理画面もXperiaを使ったものになり、所持品の管理や能力強化、ゲーム設定などの選択もさながらアプリのアイコンのようになっている。また、SNSやカメラ機能といった新しい要素が追加されている他、全てのシーンがフルボイス化されていたり、高い場所からの飛び降りや柵の飛び越えなど移動方法の増加、主観視点での移動が可能など、様々な点が進化している。

能力強化

本作では食事が戦闘と並ぶ能力強化の重要な要素のひとつとなっており、食事をすると体力回復の他に「筋肉」「俊敏」「根性」「技巧」「魅力」の5種類の経験値を獲得することができる。そして、本作で新たに追加され、食事をすることで増加する「胃袋ゲージ」が満タンになるまでは経験値を入手出来るので、バトルや移動で胃袋ゲージを減らしつつ食事を習慣づけることが重要となる。
その他の経験値の取得や従来通りの戦闘やサブストーリーの達成以外にも、後項のミニゲームの攻略で得ることもできる。

ミニゲーム

神室町では女の子とのチャットが楽しめる「ライブチャット」や猫との交流を描く「猫カフェ経営」、尾道仁涯町では野球シミュレーションゲームの「草野球」やシューティングゲームの「素潜り漁」、龍が如くシリーズの伝統となったキャバクラに似た「スナック遊び」などの地域ごとに異なる新ミニゲームが追加。
さらに組織を作って乱戦バトルを行う「クランクリエイター」も登場し、この「クランクリエイター」にはオカダ・カズチカ、棚橋弘至、小島聡、天山広吉、内藤哲也、矢野通の6人の新日本プロレス所属のプロレスラーがゲストキャラクターとして出演しており、注目を集めている。

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