キングダム2 遥かなる大地へ（実写映画）とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

嬴政（えいせい／演：吉沢亮）

秦国の若き王。500年以上戦乱が続く中華を憂い、自らの下にこれを統一するという高潔にして凄惨な理想を描く傑物。自身の影武者だった漂の死をきっかけに信と知り合い、彼との間に立場も境遇も越えた強い絆を結ぶ。
自身もかなりの剣士で、本作冒頭で刺客に襲われた際にそれを披露している。信の目指す「天下の大将軍」という果てしない夢を、その道の過酷さには呆れつつも決して嘲笑せず、期待と共に見守り続けている。

嬴政（キングダム）とは【徹底解説・考察まとめ】 - RENOTE [リノート]

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嬴政（えいせい）とは『キングダム』に登場する若き王で、後の秦の始皇帝である。若くして大王としての風格を纏う。400年続く戦乱の時代に誰もが成し得なかった中華統一を達成する事で、戦乱の世を終わらせようとしている。幼少時代は人質の子として趙国（ちょうこく）で育った。大王即位後も王弟・成蟜の乱で王宮を追われた王宮を奪還するため、主人公の信と出会い、信の「大将軍になる」という夢と共に、お互いが思い描く夢を成し遂げる事を誓い合いって、中華統一を目指す。

羌瘣（きょうかい／演：清野菜名）

暗殺者一族「蚩尤」出身の少女。修行仲間の羌象（きょうしょう）を実の姉のように慕っていたが、一族の騙し討ちによって彼女が殺されたことを知ると、その仇討ちのために出奔。「仇が魏にいる」という情報を手に入れるも、山奥で修行に明け暮れていたため魏に行くにはどうすればいいか分からず、「魏軍の迎撃に向かう秦の軍勢に歩兵として参加して、戦が終わった後の魏軍を追う」という迂遠な方法を選んだ。
信をも超えるすさまじい剣術を操り、戦場で彼の命をたびたび救う。一方スタミナは信に劣るようで、体力が尽きたところを信に守ってもらうシーンも見られた。仇を討った後は自分も死ぬつもりでいたが、「姉の夢をお前が叶えてやれ」との信の言葉を受けて、少しずつ自分の人生を歩き始める。

羌瘣（キングダム）とは【徹底解説・考察まとめ】 - RENOTE [リノート]

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羌瘣（きょうかい）とは『キングダム』に登場するキャラクターで、主人公の信（しん）が兵士として初めて参加した魏の戦いで出会った、凄腕の剣士である。「トーン、タンタン」のリズムで舞いながら繰り出す剣技で大勢の敵に囲まれてもなぎ倒す圧倒的な実力の持ち主である。当初は男性として軍に所属していたがその素顔は女性であり、凄惨な過去を経て、信が隊長が務める飛信隊（ひしんたい）の副長として活躍する。羌瘣は、蚩尤（しゆう）という伝説の暗殺集団の後継者候補で巫舞（みぶ）と呼ばれる一族に伝わる超絶的な剣技を操る。

王騎（おうき／演：大沢たかお）

秦国大将軍。かつて中華にその名を轟かせた、秦国六大将軍の最後の生き残り。桁外れの武人にして怪物的な力量を誇る将軍であり、信にとっては自身の夢を体現したような人物。
現在はほぼ引退状態で、成蟜の反乱の頃から基本的には事態を静観していたが、要所要所で被害の拡大を防ぐ重要な一手を打ち、秦国の要として存在感を発揮する。信については「ああいうお馬鹿さんは早死にする」と呆れる一方、「ごく稀に大化けすることがあるのもあの手の人間だ」と評価し、その成長を見守っている。

王騎（キングダム）とは【徹底解説・考察まとめ】 - RENOTE [リノート]

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「王騎（おうき）」とは『キングダム』に登場する武将で、元秦国王である「昭王（しょうおう」）に使えた将軍（秦国六大将軍）の内の1人であり、主人公の「信（しん）」が最も慕う武人でもある。秦国六大将軍でも最強と呼ばれる存在であり、通称は「秦の怪鳥」。中華全土を股にかけて活躍した大将軍・王騎は、物語中では最も重要な登場人物の一人。巨体から発せられる武力、戦に関する経験値、戦況を見渡せる知略、指揮力、全てにおいて最強級の実力の持ち主。オネエ言葉を使うのが特徴で、オネエを思わせるセリフを言うことも多い。

麃公（ひょうこう／演：豊川悦司）

秦国の将軍。知略や軍略より、直感と経験で軍を動かすタイプの将軍。一見出鱈目のような采配を振るが、全ては長年の戦歴から導き出した最終的な勝利に至るための布石であり、その実力は国の内外で高く評価されている。

縛虎申（ばっこしん／演：渋川清彦）

秦国の千人将。部下の犠牲を厭わず敵を倒すことを是とする苛烈にして厳格な猛将。
信たちの第四歩兵部隊の直属の上司であり、その言動の猛々しさで当初は信と揉めていた。しかしその信たちが宮元を討つべく突撃を敢行するや即座に呼応し、彼らと合流して生き延びたことを褒め称え、自らが前線に立って剣を振るう。最後は宮元とほぼ相打ちの形で力尽き、信に「無謀と勇猛を履き違えるな」と言い残して息を引き取った。

呂不韋（りょふい／演：佐藤浩市）

秦国丞相。前王の時代から秦国に仕え、強固な権力基盤を築き上げる。その国内における影響力は嬴政の比ではなく、事実上秦国の実権を握る人物。
嬴政のことは「まだ小物」と見ているが、同時に決して侮っているわけでもなく、今の内に政治的に排除して自らが秦国の王となることを目論む。

呂不韋（キングダム）とは【徹底解説・考察まとめ】 - RENOTE [リノート]

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呂不韋（りょふい）は『キングダム』の登場人物で、秦国で強大な力を持つ実力者。元々は一介の商人だったが、趙国の人質となっていた秦の皇太子をサポートしたことで秦国の相国まで登り詰めた。蓄えた財力で優秀な人材を自身の下に置き、秦国最大の勢力を有する。若き王・政と勢力争いを繰り広げており、王座転覆を狙っている。政の王としての素質に共鳴して腹心の昌平君（しょうへいくん）が裏切ったこともあり、呂不韋の思惑は失敗し、政が権力争いに勝利する。その後隠居していたが、影武者を立てて表向きは死亡し、逃亡した。

魏国

呉慶（ごけい／演：小澤征悦）