銀魂2 掟は破るためにこそある(実写映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

「銀魂2 掟は破るためにこそある」とは、2018年8月に公開された、空知英秋原作の漫画「銀魂」を実写化した日本映画です。2017年公開「銀魂」の続編で、前作に続き監督は福田雄一、主演は小栗旬が務めています。前作とほぼ同じメインキャストで臨んだ本作は、原作で人気の長編「真選組動乱編」と、ギャグ色の強い「将軍接待編」をドッキングさせた内容。「真選組動乱篇」は真選組の参謀伊東鴨太郎の謀反を中心にした物語、「将軍接待編」は、万事屋がバイトするキャバクラに徳川茂茂がやってきて起きる騒動を描いたものです。

「銀魂2掟は破るためにこそある」の概要

「銀魂2 掟は破るためにこそある」とは、原作:空知英秋、監督・脚本:福田雄一、主演:小栗旬で2018年8月17日に公開された日本映画です。
原作の漫画「銀魂」は、週刊少年ジャンプに2004年から2018年まで連載されていましたが、予定通りに完結しなかったため、続きは「ジャンプGIGA」で連載されることになっています。

「銀魂2 掟は破るためにこそある」は、2017年に公開された「銀魂」の続編。
監督をはじめとして、出演者の顔ぶれもほとんど変わっておらず、現場の楽しい雰囲気がそのまま作品に反映されていました。

前作は2017年度に公開された実写版邦画での興行成績No. 1を記録。
今作も興行収入ランキング初登場1位を獲得し、興行収入は36億円を超える大ヒット作になりました。

2018年12月にはBlu-ray&DVDが発売され、同時に映像配信サービスも始まっています。

本作は、原作のギャグ編である「将軍接待編」とシリアス長編である「真選組動乱編」を合体させたストーリー展開の作品です。
「真選組動乱篇」は、ヘタレオタク化した土方十四郎と真選組の乗っ取りをもくろむ伊東鴨太郎を中心に描かれ、その争いに万事屋が絡み、更には鬼兵隊の影もちらつくという豪華な取り合わせの長編エピソードでした。
「将軍接待編」は、風邪でキャバ嬢のほとんどが休んでしまった穴を埋めるため、スナック「すまいる」に万事屋の3人が雇われるストーリーです。その日の店は貸切り。やってきた客は警察庁長官の松平片栗虎と将軍徳川茂茂で、店の周りは真選組隊士たちの護衛でびっしり固められている状況です。そんな状況下で、将軍をもてなそうと始めた「王様ゲーム」がとんでもない結果になる顛末が描かれています。

本作の魅力は何と言っても原作の世界観を制作側が大切にしていること。
登場人物の見た目はもちろん、キャラクター表現の細部まで原作に寄せることで、原作のコアなファンの関心までも取り込むことに成功しています。
さらに福田監督独特のギャグ感覚が随所でうまく生かされていました。
そして華麗なアクションシーンも本作の見どころのひとつ。
シリアスな場面と徹底的にふざけ倒す場面のバランスが良く、2時間15分というかなり長い上映時間ですが、中だるみすることなく最後まで一気見できる作品です。

「銀魂2 掟は破るためにこそある」のあらすじ・ストーリー

土方に起きた異変

家計がピンチの万事屋の社長・坂田銀時(さかたぎんとき)は、助手である志村新八(しむらしんぱち)の「バイトしましょう!」の言葉に重い腰をあげた。
彼らが頼ったのは、新八の姉お妙(おたえ)が働くキャバクラ「すまいる」。
幕府の上客からの予約が入っていたため、臨時のキャバ嬢を募集していた。
天井にひそんでいた銀時のストーカー・猿飛あやめ(通称:さっちゃん)、張り紙を見て自ら売り込んできた桂小太郎(通称:ヅラ)、厚化粧をした神楽(かぐら)が雇われることになった。

猿飛あやめは、坂田銀時に片思いをする元・幕府隠密集団・御庭番衆の一人。くノ一としての腕前は一流だが、現在は始末屋稼業の他、様々な仕事をしている。
桂小太郎は、坂田銀時とともに思想家・吉田松陽(よしだしょうよう)の松下村塾で学び、攘夷戦争では「狂乱の貴公子」の異名を取った人物。新選組から指名手配犯として追われている。
神楽は、万事屋に押しかける形で住み込み、仕事を手伝うことになった少女。夜兎という傭兵部族の一人で、怪力と驚くべき食欲の持ち主。赤い髪、青い瞳、真っ白な肌が特徴的。

店長から「あと2人欲しい」という要望が入る。
だが突如警察庁長官の松平片栗虎と、近藤勲ら真選組の隊士達が大勢やってきたため、銀時と新八が女装をしてキャバ嬢になる。

その夜の上客は松平だけではなく、征夷大将軍の徳川茂茂が一緒にやってきたのだ。

本物の将軍がやってきたことで、銀時と新八は張り切る。
松平の発案の「将軍様ゲーム」で、なんとか将軍を勝たせようと頑張るふたり。
だが将軍は負けが続いて着ているものを脱ぐ羽目になり、最終的に丸裸にされてしまった。

その間、キャバクラの外では近藤や副長の土方十四郎らが厳重警戒をしていた。
「見回りにでも行ってきてくだせぇよ」と一番隊隊長の沖田総悟に言われた土方は、ひとりで周辺の見回りを始めるが、突然飛んできた吹き矢が彼の首筋に突き刺さった。
その直後、不逞浪士の集団が土方に襲いかかってくる。
いつものように刀を抜いた土方だが、気がつくと彼らに向かって「すいまっせ~~ん」と土下座していた。
実は吹き矢には、人をヘタレにしてしまうマイクロチップが埋め込まれていたのだ。
その時颯爽と現れ、浪士達を切り伏せたのは、真選組参謀の伊東鴨太郎(いとうかもたろう)だった。

その夜酒宴が設けられた真選組屯所で、剣の腕が立ち政治にも詳しい伊東を、近藤は先生と呼んでいた。
土方は新参者の伊東に密かに危機感を感じていた。

その後土方と伊東は、お互いに「いずれ殺してやるよ」と宣戦布告する。

翌日万事屋が近所の床屋の店番をしていると、そこへ現れたのは、なぜかまた松平と将軍の二人連れだった。

将軍が「結ってくれぬか、余の髷を」と注文してくると、神楽が進み出て途中まではなんとか将軍の髪を剃ることができた。
しかし、うっかり将軍の髷はまるごとカットされ落ちてしまう。
あわてた銀時は、無理やり髷を結おうと将軍の頭を力任せにひっぱるが、そのせいで、将軍の顔は全体が上にひっぱられたものになってしまった。

伊東の策略

その頃土方と沖田は将軍を見張るため、床屋のそばの喫茶店にいた。
そこで土方は自分も知らない間にいつのまにかスマホでアイドルアニメの動画を見始めていた。
自分の異変は昨夜首筋に受けた吹き矢のせいではないか、と沖田に言う土方。
沖田が見ると確かにその部分が腫れてコブのようなものができていた。
それを見た沖田は「良いことを思いつきやした」と言った。

その日の夜、屯所では重要な会議が行われることになっていたが、土方が姿を見せない。
それを良い機会ととらえ、伊東は近藤に向かいこのままでは隊士達に示しがつかないから土方を厳しく処断すべきと迫る。
そこへ「沖田先輩!ゲームとワンピース買ってきましたぁぁぁ!!!」とやってきた土方。
隊士達からの視線で、土方は初めて自分が伊東と沖田の策略に落ちたことを悟った。
副長の座を狙っていた沖田が、伊東と手を組んで自分を窮地に陥れたのだと土方は思ったのだ。

ある日のテレビで「アイドルオタクVS二次元オタク」の討論番組が放送されていた。
アイドルオタクの新八に対抗する二次元オタクがいたが、その男は土方だった。
そこでの名前は土方十四郎ではなく、「トッシー」。
両陣営の対立が白熱して、スタジオで乱闘騒ぎが起きる。
土方に気がついた新八は、万事屋に彼を連れて行くが、土方が真選組をクビになったことを知って驚く。
土方のかつての面影はまったくなくなっていた。
彼をもとにもどそうと、万事屋は彼を江戸1番の発明家、平賀源外(ひらがげんがい)のところに連れて行った。

源外が発明したVRセットを土方につけさせ、エ〇〇○ゲリオンの世界に入らせてその中で土方を碇〇〇ジにして、へたれた人格を直そうと試みるが失敗に終わる。
諦めかけたその時、つかのま本来の土方が現れ、土下座して「俺の…俺たちの真選組を守ってくれ」と頼み込んだ。
プライドが高い土方の必死の願いは万事屋の心を揺り動かした。

その頃伊東は屯所で沖田に、土方を排除し真選組をもっと高みにあげていくつもりだと話していた。
「望みはなんだ?」と沖田に聞く伊東。それに対し、「俺が欲しいのは副長の座だけでさぁ」と答えてその場を去る沖田。
伊東の腹心の部下篠原進之進が「よろしいのですか?」と聞くと、「自分は近藤と土方を消し、真選組の全権を握る」と語った。
観察方の山崎退(やまざきさがる)はこのことを物陰で盗み聞き、土方に知らせようと屯所を出て走り出すが、その前に立ちはだかる黒い影があった。
それは、銀時のかつての盟友・高杉晋助(たかすぎしんすけ)が率いる「鬼兵隊」幹部の剣豪、河上万斉(かわかみばんさい)だった。
「鬼兵隊」は過激なテロリスト集団で、「腐った世の中を更地に戻す」ことを目指していた。
万斉に斬られ、瀕死の状態になりながらも「俺は死ぬまであの人たち(近藤や土方)についていくよ」と、道を這いずって進む山崎。
伊東は山崎の始末は任せた、と万斉に告げるとその場を去った。

列車・江戸城での戦い

一方、完全にトッシーになってしまった土方を連れ万事屋は江戸の町を歩いていた。
そこへパトカーに乗った真選組の隊士たちが「山崎が殺害されたので今すぐに屯所に戻ってください」と土方に告げるが、同時に全員が土方に向けて刀を抜いていた。
万事屋の3人は、トッシーをひきずって必死で逃げ出す。
途中でパトカーを奪った彼らは車の中に流れた無線放送で、真選組の謀反分子たちに「局長の近藤を暗殺せよ」という指示が出ていることを知った。

その頃近藤は伊東と一緒に温泉に向かう将軍の護衛のため、列車に乗っていた。
だがそれは伊東が仕組んだ嘘の任務で、反乱隊士たちが近藤に向かい一斉に刀を抜いた。

「君たちの御旗は、もう真っ黒に染まってしまったんだよ」という伊東に向かって豪快に笑う近藤。彼は「あの連中は旗、なんて立派なもんじゃない。先生、あいつらはあんたの手には負えないよ」と答えた。
そこへやってきたのが、見張りを任されていたはずの沖田だった。

沖田は近藤に刃を向けている隊士たちに向かい「その人から手を放せ!」とすさまじい表情で叫んだ。
沖田は襲いかかる大勢の隊士達をひとりであっという間に制圧し、近藤を列車の前車両に逃がした。
近藤が叫ぶのも聞かず、「そんなあんただから守る甲斐があるのさぁ」とつぶやき、沖田は近藤がいる車両と後続車両を切り離して伊東達にむかっていった。

そこへ、伊東と手を組んでいる鬼兵隊らが反乱分子の加勢に現れた。
その時、今度は万事屋がトッシーも一緒に真選組の隊服姿でパトカーに乗り登場する。
ここに来る前に銀時はパトカーからの無線を使い、真選組の隊士達に向けて「今すぐに近藤を助けに来い!」と連絡をしていた。
万事屋に続いて、真選組の味方の隊士達も続々とかけつけて来る。

銀時達は近藤を救出しようとするが、近藤は「土方を連れて逃げてくれ」と懇願する。
土方の言葉を無視し、彼を真選組から追い立てる判断を下した自分のことを心から悔いていた。
その様子を見ていた土方、トッシーに変化が起きる。少しづつ口調がもとの土方らしく変わり、「あんたは真選組の魂だ。俺たちはそれを護る剣なんだよ」と言ったのだ。
そこには鬼の副長、土方十四郎がいた。

自力でトッシーをねじ伏せ刀を抜いた土方に、「決着の時だ!」と飛びかかっていく伊東。

一方銀時は無線を傍受し、河上万斉が真選組不在のタイミングを狙って江戸に乗り込み将軍を暗殺しようとしていることに気づいた。
しかし今銀時達は、江戸からかなり離れていた。
そこに平賀源外がどこかで見たことのあるような猫っぽいバスに乗ってやってくる。
そしてそれは猫ではなく、アライグマ。
一同が不安に思いながらも、銀時を乗せたバスは江戸城に向かい走り出した。

松平と共にキャバクラに向かおうとしていた将軍だが、キャバクラの前にはバイクにまたがった万斉を先頭に、鬼兵隊の部下たちがずらりと立ちふさがっていた。

松平は少しも慌てず、彼らに向けてバズーカ砲を一発お見舞いする。
その後タクシーを自ら運転して江戸城へ逃げ込み、万斉たちはそれを追いかける。
松平の配下にあるお庭番衆(忍者)たちが束になって相手になっているのに、万斉の勢いは止まらない。
松平と将軍はとうとう彼に追い詰められるが、間一髪で銀時が現れた。

だが松平と一緒にいる将軍は実は影武者であり、本物の将軍は実際に温泉へ行っていた。
その証拠に先日の床屋で髷を切り落とされたため、ざんばら髪になった将軍が、温泉に浸かりながら「茂茂の温泉情報」とプラカードを掲げて泉質情報を語る動画が松平が持っていたタブレットで確認できた。
高杉から万斉への指令は将軍を暗殺すること。しかしそれができなくなった今、万斉は目的を攘夷戦争時に白夜叉と呼ばれた銀時との対決と彼を倒すことに変えた。
戦い甲斐があるとして万斉は銀時との対決を喜び、抜群の戦闘能力を持つもの同士、戦いは熾烈を極める。

一方列車の中では、真選組と鬼兵隊の戦いも続いていた。
ひとりで大勢を相手に刀をふるいつづける沖田のもとへ突然ひらりと姿を表したのは神楽だった。
ふたりは巧みに共闘して、次々に敵を打ちのめしていく。

そして近藤は新八に助けられながら後続車両に飛び移るが、列車がある鉄橋にさしかかった時突然爆音が鳴り響いた。
鉄橋に爆弾を仕掛けたのは鬼兵隊だった。
高杉は伊東と手を組むと見せかけて、実は彼を利用していただけであった。
高杉の最終目的は、伊東もろとも真選組を壊滅させることだった。
爆破の衝撃で気を失っていた伊東が目を覚ますと、自分の左腕が無くなっていることに気づいた。
パニックに陥る伊東に、ヘリに乗った鬼兵隊からの機銃掃射が浴びせられ、列車は真っ二つに割れた。
目を閉じた伊東は、自分の子供時代を思い出していた。

侍の家に双子の弟として生まれた伊東。兄の鷹久は生来体が弱く、両親の愛情はすべて兄の方に向いていた。
伊東(鴨太郎)は、少しでも両親に自分の方をみてほしいと思い、学問にも武道にも励んできた。
しかし努力は認められず、母が「鴨太郎など生まれてこなければよかったのに」と言うのを聞いて、伊東はショックを受ける。
自分のなかで広がる思いがいつしか歪んだ虚栄心となり、伊東は冷たい目をした男になっていった。

はっと目をあけると、近藤が伊東の右手をつかんでいた。
近藤のうしろには彼を傾いた列車から引き上げようとする沖田や神楽の姿もあった。
謀反を企てた自分をなぜ助けるのか伊東が問うと、近藤は「先生、俺はあんたとはただ肩を付き合わせて酒を飲み交わす友達でいたかったんだ」と答える。
伊東はその時気づいた。伊東が欲しかったのは「絆」だったのだ。

土方は敵方のヘリコプターに飛び移り、それを墜落させた。
そこから再び傾いた列車に飛び乗ろうとして、危うく落ちかけた土方の腕をつかんだのは伊東だった。
ふたりは改めて言い合う。「俺(僕)はお前(君)が嫌いだ。いつか殺してやる。だからこんなところで死ぬな!」

場面は変わって江戸城で戦う銀時と万斉の力はほぼ互角でなかなか決着がつかない。
高杉の本当の狙いに気づいた銀時は再び列車に戻ろうとするが、万斉が武器である三味線の弦を銀時の手足に巻きつかせ、動きを封じようする。
その弦を持ったままヘリコプターに飛び乗った万斉は、「白夜叉!この国はいずれ滅びる。ならば自ら引導を渡してやるのが侍の務めだろう。亡霊は帰るべきところへ帰れ!」と叫ぶ。

しかし銀時は手足にからまる弦を引きちぎりながら言った。「俺の護るもんは、昔からなにひとつ変わっちゃいねェェ!」
銀時が弦を振り切ったため、万斉たちが乗ったヘリコプターはあっという間に吹き飛び、江戸城の天守閣に激突。銀時と万斉の戦いにはこうして幕が降りた。

その頃、列車での戦いもほぼ終結しており、伊東はすでに虫の息だった。
しかし近藤達は伊東を「謀反人」としてではなく、真選組の一員として武士らしく死なせるため、あえて彼を立たせ土方と決闘させる。
ふらふらになりながらも片腕で剣を取って土方に向かっていく伊東。
土方に切られた伊東は振り返り、自分を円陣で囲んだ隊士達ひとりひとりから放たれた光が自分と繋がっているのを見た。
「あり…がとう」と微笑みながら息絶える伊東。

その後

後日高杉と頬に傷を負った万斉は屋形船の中にいた。万斉は高杉に「奴らの歌に聞き惚れた拙者の負けでござるよ」と言い、席を立つ。

事件後、真選組屯所では山崎の葬儀が行われていた。ところが実は山崎は死んでいなかったのだ。
万斉がとどめを刺さずに山崎を見逃したため、彼は一命を取り止めた。
そんな状況の中襖をあけて中をのぞいた山崎だが、そこにいる隊士達が全く悲しんでいる様子がないことに憤り、怒りながら白装束に身を包み怖がらせようとふすまを開けようとした山崎。
そんな山崎を突き飛ばして登場したのは、すっかり復活した土方だった。
喜びにわく隊士達。山崎も一緒になって喜びを表現する。

そしてもとの生活に戻ってきた万事屋は、働いたのにも関わらず真選組からも松平からもギャラをもらっていないことに気づいた。
あいかわらず支払われない家賃を求めて銀時達を追いかけてくる大家のお登勢。必死に逃げる銀時、新八、神楽の声が江戸の町に響き渡る。

「銀魂2 掟は破るためにこそある」の主な登場人物・キャラクター

坂田銀時(さかたぎんとき / 演:小栗旬)

江戸・かぶき町で何でも屋の「万事屋」を営む銀髪の男。普段はやる気のかけらも見せませんが、実はその昔敵味方双方から「白夜叉」と恐れられていた剣豪でした。血糖値高め、甘いもの好き。本作では常日頃からいがみあっていた真選組のために戦う凛々しい姿、アフロのカツラをかぶった姿など様々な顔を見せています。

志村新八(しむらしんぱち / 演:菅田将暉)

万事屋で銀時の助手を務める眼鏡の青年。地味で常識人の彼は万事屋でのツッコミ担当です。廃刀令が布かれたためにさびれてしまった剣術道場の息子で、道場の復興を目指しています。アイドルオタク。本作では贔屓のアイドルの親衛隊隊長として熱く語るシーンが見られます。周囲からは「メガネが本体」と言われることが多く、その扱いはけっして良いとは言えません。

神楽(かぐら / 演:橋本環奈)

夜兎(やと)族という、宇宙最強の戦闘種族出身の少女。赤い髪と毒舌、「~アル」を語尾につけてしゃべるのが特徴。日焼けが苦手で外に出るときは常に番傘をさしています。一人で炊飯釜いっぱいの炊きたてご飯をぺろりとたいらげる恐るべき胃袋の持ち主です。本作には出演していませんが、万事屋のペットである巨大犬・定春と一番の仲良しでもあります。

桂小太郎(かつらこたろう / 演:岡田将生)

別名「狂乱の貴公子」。銀時とは、地球人と天人(宇宙人)との戦い(攘夷戦争)時代、ともに戦った同志の関係。現在は地下に潜って攘夷活動を継続中です。長い黒髪で容姿端麗ですが、どこかしら人とずれていて、自分ではごく当たり前なこと、と思ったりやったりすることのことごとくが周囲に激震を与えてしまいます。

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銀魂の万事屋まとめ

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万事屋(よろずや)とは、空知英秋によるSF時代劇風少年漫画『銀魂』(ぎんたま)に登場する組織で、主人公坂田銀時とその仲間たちが経営する何でも屋。 歌舞伎町の「スナックお登勢」の2階に事務所を構え、人探しから浮気調査、ボディガードからテロリストに狙われる要人の替え玉まで、どんな仕事も請け負う。経営は放漫で赤字になることも珍しくなく、給料が払われないこともしばしば。ちゃらんぽらんだが情に篤い銀時の人柄もあって多くの個人や組織から信頼され、やがて世界を救う壮絶な戦いにおいても中核として活躍した。

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銀魂の快援隊まとめ

銀魂の快援隊まとめ

快援隊(かいえんたい)とは、空知英秋によるSF時代劇風少年漫画『銀魂』(ぎんたま)に登場する組織で、宇宙を股にかけて貿易を行う株式会社。正式名称は「株式会社快援隊商事」。 主人公坂田銀時の旧友である坂本辰馬が代表を、天人(宇宙人)の陸奥が副官をそれぞれに務める。たびたび地球にやってきては珍事を巻き起こすトラブルメーカーだが、銀時の仲間の中では群を抜いた組織力を誇り、事態の打開に欠かせない存在となることも少なくない。彼らの登場するエピソードは多くはないが、規模の大きいものが多い。

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50回目のファースト・キス(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

50回目のファースト・キス(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『50回目のファースト・キス(映画)』とは、本国アメリカのみならず世界中で大ヒットとなったロマンチック・ラブコメディである。記憶障害という難病をテーマに切なく涙かせるシーンもありながら、集結したコメディ俳優たちがハワイを舞台にナンセンスながらクセのあるギャグで始終笑わせてくれる。 二人が揃ってメディアに登場すると今だに大きな話題となるアダム・サンドラー×ドリュー・バリモアの最強コンビの抜群の信頼関係が、最高の映画製作に影響を与えヒット作へと導いている、今もなお根強いファンが多い傑作である。

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宇宙兄弟(アニメ・漫画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

宇宙兄弟(アニメ・漫画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『宇宙兄弟』とは2007年に講談社『モーニング』にて連載がスタートした、小山宙哉による漫画及び、原作を基にしたアニメ作品。大人気を博し、のちにアニメ及び実写で映画化されている。「兄弟二人で宇宙飛行士になる」という幼いころの約束。弟は夢をかなえて宇宙飛行士になっていた。いつしか夢をあきらめて別の道に進んだ兄六太(ムッタ)のもとへ、もう一度宇宙へのチャンスがやってくる。宇宙飛行士になるまでの過程や施設、訓練、ミッションの様子など、宇宙の魅力がふんだんに詰め込まれた作品である。

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宇宙兄弟の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

宇宙兄弟の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『宇宙兄弟』とは小山宙哉によって執筆された、夢を諦めた兄が宇宙飛行士の弟と「兄弟で月に立つ」という夢をもう一度実現するべく宇宙飛行士目指して奮闘する、宇宙を題材にした漫画作品である。夢を叶えた弟に劣等感を抱く兄六太(ムッタ)や、ともに宇宙を目指す仲間達、弟の日々人(ヒビト)などが発した名言・名セリフの数々は「もう一度立ち上がろう」という小さなきっかけをくれる原動力を、多くの人々に与えている。『宇宙兄弟』の心にしみる名言・名セリフ、印象深いシーンなどをご紹介する。

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鎌倉殿の13人(大河ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

鎌倉殿の13人(大河ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『鎌倉殿の13人』とは2022年にNHKで放送された、平安時代〜鎌倉時代初期を舞台とした大河ドラマである。主演は小栗旬が務めた。 伊豆の地方豪族の次男坊であった北条義時(ほうじょうよしとき)は源頼朝(みなもとのよりとも)に仕え、源平の戦乱の中に巻き込まれていく。そして鎌倉幕府成立後は有力御家人たちとの権力闘争を勝ち抜き、次第に非情な権力者になっていく姿が描かれている。 脚本は今作が大河ドラマ3作目となる三谷幸喜が手掛けた。 同作品は2023年のエランドール賞特別賞を受賞している。

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勇者ヨシヒコと魔王の城(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

勇者ヨシヒコと魔王の城(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『勇者ヨシヒコと魔王の城(ドラマ)』とは、テレビ東京系で放送されたコメディドラマである。シュールでコミカルなストーリーで、個性的なキャラクターが話題を呼んだ。毎話登場する豪華ゲストも話題である。ある村の青年ヨシヒコがひょんなことから勇者として薬草を探す旅に行くことになり、その旅の途中で仲間を増やしていく物語である。ゲーム『ドラゴンクエスト』をもじった作品でもあり効果音やアイテム等も登場しファンを沸かせた。その人気から後に続編も公開された。

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勇者ヨシヒコと導かれし七人(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

勇者ヨシヒコと導かれし七人(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『勇者ヨシヒコと導かれし七人』とは、2016年10月8日から12月24日までテレビ東京系「ドラマ24」で放送された、山田孝之主演の福田雄一監督作品である。勇者ヨシヒコ一行は、この世界を闇に葬ろうとしている魔王は7つの弱点があり、その魔王の弱点を突く7人を探し出し魔王を倒すべく長い旅を始める。RPGゲーム『ドラゴンクエスト』をモチーフにした冒険活劇で3シリーズの3作品目である。ヨシヒコ演じる山田孝之の他、豪華俳優陣のシュールな演技でファンの多い大人気作品である。

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勇者ヨシヒコと悪霊の鍵(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

勇者ヨシヒコと悪霊の鍵(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『勇者ヨシヒコと悪霊の鍵』とは、2012年10月12日から12月21日までテレビ東京系「ドラマ24」で放送された山田孝之主演の福田雄一監督作品である。勇者ヨシヒコに魔王が倒されて100年後、何者かによって魔王の封印が解かれ、再び魔物がはびこる時代となった。民はかつて魔王を倒した勇者ヨシヒコに助けを求め、復活を遂げかつて旅を共にした仲間と共に再び魔王を倒すべく旅に出た。ヨシヒコ演じる山田孝之の他、豪華俳優陣のシュールな演技でファンの多い大人気作品である。

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どうする家康(大河ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

どうする家康(大河ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『どうする家康』とは、2023年に放送されたNHK大河ドラマ第62作。脚本家の古沢良太が新たな視点で主人公の徳川家康の生涯を描く。室町時代後期から江戸時代の日本が舞台。両親と離れ離れになり、駿河国大名・今川義元の人質として孤独な人生を送るものだと思っていた少年はやがて弱小国の主となる。様々な選択をしながら戦いのない世界を目指し、乱世に飛び込んでいく物語である

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宇宙兄弟の恋愛関係・カップル・カップリング・夫婦・恋人まとめ

宇宙兄弟の恋愛関係・カップル・カップリング・夫婦・恋人まとめ

『宇宙兄弟』とは2008年より小山宙哉が『モーニング』に連載している、宇宙・宇宙飛行士に焦点をあてて描いている漫画作品、およびそれらを原作としたアニメ・映画作品だ。作中では主人公南波六太(ムッタ)と同期の伊東せりかや、ムッタの弟日々人(ヒビト)とロシアのバレリーナであるオリガなどのほのかな恋愛模様も描かれている。また「家族の絆」にスポットを当てたエピソードが多数登場しており、既婚者も多い。当記事では『宇宙兄弟』の恋愛関係やカップリング・夫婦などを紹介した。

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マスカレード・ホテル(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

マスカレード・ホテル(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『マスカレード・ホテル』とは、東野圭吾が書いた人気小説『マスカレード・ホテル』を原作とした大ヒット映画である。木村拓哉主演の映画で、長澤まさみや小日向文世、渡部篤郎など豪華キャストがそろっている。物語は予告連続殺人事件の捜査のために、警視庁の刑事たちがホテル・コルテシア東京に潜入捜査をする。エリート刑事の新田はフロントクラークとして同じホテルの仕事をする山岸と共に、次々とホテルに来る怪しい宿泊客の対応をしていく。誰が殺人事件を起こそうとしている犯人なのかを突き止めていくミステリー映画。

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キングダム 運命の炎(キングダム3)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

キングダム 運命の炎(キングダム3)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『キングダム 運命の炎』とは、原泰久の漫画『キングダム』を原作とする2023年公開の実写映画作品。同シリーズでは3作目にあたるため『キングダム3』とも呼ばれる。キャッチコピーは「大いなる夢を、新しい時代を、その手で掴め―」。監督は佐藤信介が務め、主役の山﨑賢人や吉沢亮など主要人物の役者は全員が前々作から続投している。 趙の大軍に攻められた秦は、六大将軍の王騎を総大将にしてこれを迎撃する。将軍を志す剣士にして秦の若き王嬴政の友でもある信も従軍し、師である王騎から重要な作戦を託される。

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キングダム(実写映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

キングダム(実写映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『キングダム』とは、原泰久の同名漫画を原作とする2019年公開の実写映画作品。映画としての『キングダム』シリーズの最初の作品である。キャッチコピーは「すべて、奪還する」。監督は佐藤信介が務め、主役の山﨑賢人や吉沢亮などの主要な役者は以降の作品でも続投した。 奴隷の少年信は、「天下の大将軍になる」という夢を共有した親友の漂を殺され、その仇を追う中で秦国の若き王嬴政と出会う。嬴政は政敵に狙われており、漂が彼の身代わりとなって散ったことを知った信は、親友の想いを継いで秦国の闇に立ち向かう。

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バクマン。(漫画・アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

バクマン。(漫画・アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『バクマン。』とは、大場つぐみと小畑健による漫画を原作とするアニメ作品。 2010年よりNHK教育テレビにて第1シリーズ~第3シリーズ、全75話が放送された。 高い画力を持つ『真城最高』と文才と発想に長けた秀才の『高木秋人』を主人公とし、二人の少年がコンビを組んで漫画家を目指していく道のりを描いた作品である。 多くの漫画関係の固有名詞が実名で使用されるなど、リアル志向な作品。

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バクマン。の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

バクマン。の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『バクマン。(Bakuman.)』は週刊少年ジャンプで2008年から2012年まで連載していた漫画作品である。ジャンプで連載マンガ家を目指す中学3年生の真城最高と高木秋人は、ヒロインの亜豆美保と真城の「描いたマンガがアニメになり亜豆がそのヒロインの声優をやる」との約束をお互いの夢として努力を続ける。夢・友情・青春に関する数多くの名言が連載終了後も作品の魅力として語られ続けている。

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電車男(Train Man)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

電車男(Train Man)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『電車男』とは2005年7月から木曜22時にフジテレビで放送されたドラマで、インターネットの電子掲示板から生まれた物語。オタクの山田剛司は電車で酔っ払いに絡まれている青山沙織を目撃し、彼女を助ける。そのことを山田が掲示板に書き込んだ後、沙織からお礼の品が贈られてきた。それをきっかけに2人の交流が始まった。山田がネットの住民に励まされながら様々な試練を乗り越えて成長し、沙織と恋愛関係を築いていく姿が見どころとなっている。本作は多くの人々の感動を呼び、社会現象となった。

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コンフィデンスマンJP -ロマンス編-(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

コンフィデンスマンJP -ロマンス編-(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『コンフィデンスマンJP -ロマンス編-』とは2019年に公開された、詐欺師をテーマにした映画作品。東京ドラマアウォードなどの賞を受賞した、総合視聴率15.1%の人気テレビドラマを映画化した1作目。大ヒットした痛快エンターテインメント映画で、ダー子、ボクちゃん、リチャードの3人のコンフィデンスマン(信用詐欺師)が、悪い奴から詐欺で大金を巻き上げるストーリー。今回のおさかな(ターゲット)はラン・リウ。恋愛詐欺師のジェシーと日本のゴットファザーの赤星も加わり、香港を舞台にコンゲームを繰り広げる。

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シン・ウルトラマン(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

シン・ウルトラマン(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『シン・ウルトラマン』とは、脚本・庵野秀明、監督・樋口真嗣による、人類のために戦う異星人ウルトラマンと、その周囲の人々の活躍を描いた映画作品。日本を代表するクリエイターによる伝説的な特撮作品のリブートということで、公開前から大きな話題となった。 突如日本に出現し始めた巨大生物、禍威獣。その脅威に対抗するため結成された禍特隊の前に、銀色の巨人が現れる。ウルトラマンと名付けられたその巨人は禍威獣から人々を守るように振る舞い、禍特隊がその謎を追う一方、地球にはかつてない危機が迫っていた。

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