キングダム 運命の炎(キングダム3)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『キングダム 運命の炎』とは、原泰久の漫画『キングダム』を原作とする2023年公開の実写映画作品。同シリーズでは3作目にあたるため『キングダム3』とも呼ばれる。キャッチコピーは「大いなる夢を、新しい時代を、その手で掴め―」。監督は佐藤信介が務め、主役の山﨑賢人や吉沢亮など主要人物の役者は全員が前々作から続投している。
趙の大軍に攻められた秦は、六大将軍の王騎を総大将にしてこれを迎撃する。将軍を志す剣士にして秦の若き王嬴政の友でもある信も従軍し、師である王騎から重要な作戦を託される。

『キングダム 運命の炎』(キングダム3)の概要

『キングダム 運命の炎』(キングダム うんめいのほのお)とは、原泰久の漫画『キングダム』を原作とする2023年公開の実写映画。春秋戦国の中国を舞台に、若き王の友となった少年が将軍を目指して戦場を駆け抜ける様を描いている。
『キングダム』、『キングダム2 遥かなる大地へ』に続くシリーズ3作目にあたり、このことから『キングダム3』とも呼ばれる。キャッチコピーは「運命に導かれ、時は来た」、「俺たちの夢は、誰にも奪えない」、「大いなる夢を、新しい時代を、その手で掴め―」。2024年にシリーズ4作目の公開が予定されている。

監督はこれまでのシリーズ同様に佐藤信介が務め、主役の山﨑賢人や吉沢亮など主要人物は全員が続投している。これは「2~4作目を1度に撮影し、編集しながら順次公開していく」という手法を取っているためで、人気と実力を兼ね備えた俳優を全ての作品で出演させ続けることを可能にした。
実写とCGを組み合わせた壮大な風景、それに見合うスケールの物語、邦画史上屈指の迫力あるアクションシーンが特徴。同シリーズは国際的にも高く評価されており、本来の舞台である中国でも「我が国の歴史を描いた一大傑作」として絶賛されている。本作も公開3日で興行収入が10億円を突破するヒットを飛ばし、どこまで記録を伸ばすか注目された。

今から2000年以上前、春秋戦国時代の中国。趙(ちょう)の大軍に攻められた秦(しん)は、長く戦場から離れていた六大将軍の王騎(おうき)を総大将にしてこれを迎撃せんとする。王騎はこれを引き受ける一方、「中国初の統一国家の成立」を目指す秦の若き王嬴政(えいせい)に、その覚悟を改めて問いかける。
一方、将軍を志す剣士にして嬴政の友でもある信(しん)もこの戦いに従軍。先の戦で挙げた手柄で百人将に出世した信は、師である王騎から戦場の趨勢をも左右する重要な作戦を託される。

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『キングダム 運命の炎』(キングダム3)のあらすじ・ストーリー

趙の侵攻

春秋戦国時代の中国。奴隷の信(しん)は、ひょんなことから秦の若き王嬴政(えいせい)と知り合い、彼の友となる。天下の大将軍になるという夢を持つ信は、嬴政と共に幾多の戦いを駆け抜け、やがて初陣となった戦場で敵将を討つ手柄を挙げて100人の兵を従える百人将へと出世する。
その後信は秦国六大将軍の生き残りで自身の憧れの存在でもある王騎(おうき)に弟子入りし、彼の下で半年の修行を積む。戦場の趨勢を見抜く力、部隊の率い方、人心の掌握術などを学び、信が将らしい力を身に着けた頃、敵国である趙(ちょう)の大軍が秦に攻め入る。

かつて趙は秦との戦いで40万人もの兵士を虐殺されたことがあり、その恨みを晴らす意味もあって投降兵と民間人の殺戮を繰り返す。秦の将軍は全員が他の地域に出払っており、この国家存亡の危機を乗り越えるため、嬴政は長く戦から遠ざかっていた王騎を総大将にすることを決める。
王騎は自身が総大将になることを承諾するも、一方で嬴政に「かつて語っていた“中華の統一王”という目標は本気なのか。それを成すためにどれだけの犠牲を強いることになるのか、後世に己の名がどれほどの悪名と共に刻まれるか分かっているのか」と彼に尋ねる。

嬴政の過去

かつて嬴政は、趙の国で人質として過ごしており、40万人の虐殺への恨みから凄惨な虐待を受けつつ生きていた。嬴政の父が秦の正式な王になったことで、彼は皇太子の立場となり、密かに秦に戻される計画が進められる。
「これまでの虐待で、骨の髄まで趙を恨んでいる嬴政が秦の王になったら危険だ」と考えた趙は、その前に嬴政を暗殺してしまおうと画策。秦側はこれを回避するために闇商人の紫夏(しか)という女を雇い、嬴政の移送を手伝わせる。

この頃、嬴政は趙の人々から受けた暴力と憎悪の言葉に心を病んでおり、「自分が王になってもろくなことにはならない」と考えていた。しかし紫夏は「あなたほどつらい思いをして王になる者はいない、きっと今まで誰も成し得なかったことを成す偉大な王になる」と嬴政を激励し、趙の追っ手から命懸けで守り、彼を秦に送り届けた直後に力尽きる。
紫夏を始め、多くの者たちの犠牲の上に秦の王となった嬴政は、「彼らの死を無駄にするわけにはいかない」と考え、それに見合う究極の目標として“戦乱荒れ狂う中華の統一”を掲げたのだった。嬴政の言葉と覚悟に満足した王騎は、信と共に趙との決戦の地である馬陽へと向かう。

飛信隊の誕生

信が率いる100人の兵士は王騎直属の歩兵部隊に組み込まれ、彼から「飛信隊(ひしんたい)」の名を授かる。中華にその名を轟かせる名将王騎からの、激励とも取れるこの計らいに、信と彼の部下たちは大いに盛り上がる。
この時、信が初陣の時に共に戦った羌瘣(きょうかい)という女剣士も一行に合流。心強い仲間が増えたと信は喜び、彼女に模擬戦を挑む。伝説の暗殺者一族の出身である羌瘣は、信を上回る力を見せつけるが、一方で彼の成長も認めて称賛する。信は羌瘣がかつて見せた奥の手を見せてほしいと乞うが、彼女は「あれは自分の体に一時的に神を降ろす技で、みだりに使っていいものではない」と断られる。同時に彼女は「似たようなことができる者はいるし、中には常にその身に神を降ろした“武神”というべき怪物もまた存在する」と言って、少し腕を上げたからといって調子に乗らないよう信に忠告を出すのだった。

進軍を続ける王騎は、馬陽の城を攻める趙軍を背後から脅かし、「王騎の軍に背中を向けたままでは城攻めもままならぬ」との判断を促すことで平原へと誘い出す。ここが両軍の決戦の地となり、中央軍、右軍、左軍がそれぞれに激突。秦国きっての猛将蒙武(もうぶ)が中央を突破し、右軍も互角の戦いを繰り広げる中、左軍は数の差から苦戦を強いられる。
王騎はこの事態を予測しており、信に「こちらの左軍と対峙している趙軍の右軍大将馮忌(ふうき)を討て」と命じる。馮忌は軍略に長けた戦上手だが、それだけに突発的な事態への対処はやや不得手としており、彼が秦の左軍にトドメを刺さんとした瞬間には必ず隙ができる。そこを狙って側面から馮忌の本陣を叩けというのだ。危険はあるが成功すれば大手柄で、戦場の趨勢を決定する仕事で、何より尊敬する王騎が与えてくれた任務に、信は戦意をみなぎらせる。

趙軍の退却

秦側の左軍は、数の差を覆すために猛烈な突撃を繰り返しており、馮忌は注意深くその動きを見ながら巧みな用兵でそれを迎え撃っていた。戦場の側面にある岩山を部下たちと共に登った信は、そこにいた守備隊を突破し、馮忌が秦側左軍との決着をつけようとしたその瞬間に一気に山を下りて襲い掛かる。
馮忌は「あんなところから敵兵が現れるとは」と驚くも、その数が100人ほどだと報告を受けると本陣にまで辿り着くことはないと判断して秦側左軍との戦いに集中する。この戦いに自分が勝てば趙軍の勝利もほぼ決すると見ていた馮忌だったが、「これほど分かりやすい戦局を、百戦錬磨の王騎は予想しなかったのか。秦側左軍はそれ自体が囮なのではないか」との疑心暗鬼に囚われていく。王騎に鍛え上げられた信と、彼をも上回る剣士である羌瘣を筆頭とする飛信隊は、通常ではありえないほどの突破力を発揮して一瞬の迷いに気を取られた馮忌の本陣に突入。馮忌を討ち取ってその軍を瓦解させ、秦側左軍を勝利に導く。

趙川中央軍を率いる趙荘(ちょうそう)は、馮忌が討ち取られたとの報告を受けて緒戦の敗北を認識。被害が広まらない内にいったん退却する。「名将だった馮忌がやられては、今後の戦も苦しいものになる。もはや勝ち目は薄いのではないか」と嘆く部下たちに、「自分たちの総大将とて、王騎に勝るとも劣らぬ名将である」との言葉をかける。
その頃、戦況の報告を待つ秦の王都に「趙軍の総大将は龐煖(ほうけん)という男である」との報せが届く。それを聞くなり、かつて王騎と共に戦場を駆け抜けた古参の将は顔色を変え、「龐煖は全盛期の六大将軍と互角以上に渡り合った怪物だ。王騎はなんらかの形でこれを知り、龐煖に討ち取られた同じ六大将軍の仲間である摎(きょう)の仇討ちを果たすつもりなのだ」と嬴政に進言する。

武神と知将

戦場近くの小高い丘の上では、河了貂(かりょうてん)という少女がハラハラしながら戦を見守っていた。河了貂はかつて信や嬴政と共に冒険を繰り広げた人物で、その頃から「バカ過ぎて放っておけない」と信を案じ、彼を支えるために女の身ながら軍楽を学ぶようになっていた。その軍楽者の卵としての仲間と一緒に、信率いる部隊が左軍の戦況を引っ繰り返すところを見届けて喜んでいた彼女の前に、李牧(りぼく)という男が現れる。李牧は「自分も戦場の様子を見たいと思ってここまできた」と語り、一緒に戦を見物させてほしいと言い出す。
この李牧こそは、今回の趙軍の遠征を裏で取り仕切る同国最高の知将だった。同じ頃、かつて嬴政に加担して戦った山の民の女王楊端和(よう たんわ)は、李牧率いる部隊によって殲滅させられた北方の騎馬民族の無残な姿を確認し、「趙軍にはとんでもない化け物がいる」と警戒を露わにしていた。

無茶な作戦を成功させた飛信隊の損害は、決して小さなものではなかった。しかし生き残った者たちは「大殊勲を挙げた」と高揚し、強固な士気を保っていた。戦が始まる前に「将としては若過ぎる」と信を疑っていた者たちもすっかり彼を認め、褒美としてたっぷり与えられた酒を飲んで大いに盛り上がる。
しかし異様な気配を放つ男がそこに乱入。兵士を次々と薙ぎ倒し、これを止めようとした信も軽々と吹き飛ばされる。羌瘣が割って入ったお陰でトドメを刺されることを免れた信が「何者だ」と問いかけると、男は龐煖と名乗り、自らを武神と称する。彼こそは羌瘣をも超える武の化身にして、王騎から掛け替えのない仲間を奪った宿敵だった。

『キングダム 運命の炎』(キングダム3)の登場人物・キャラクター

秦国

信(しん/演:山﨑賢人)

いつか将軍となることを志して戦い続ける、元奴隷の少年。血気盛んで猪突猛進、負けん気が強くて無鉄砲。出自のため礼儀正しいとはいえないが、1度仲間と認めた者に対しては親身に接する。剣士としての力量は相当なレベルにあるが、王騎や羌瘣など自身を明確に上回る者が近くにいるためそれを鼻にかけることはほとんどない。底無しの体力の持ち主で、戦場を所狭しと駆け回る。
本作では王騎による半年の修行をつけてもらった成果で、将として成長した姿を見せ、部下を鼓舞したり自分たちに託された作戦の重要性を語るシーンがある。考えるよりも動き回って解決することを好む気質自体はあまり変わっておらず、戦場では先陣を切って飛び出す姿が目立った。

嬴政(えいせい/演:吉沢亮)

秦の若き王。「そこに辿り着くためにどれほどの血が流れようと、400年続いた戦乱を収めるために中華の統一王となる」ことを目標に掲げ、数々の政敵を打ち破って今の地位につく。自身もかなりの剣の遣い手だが、王となってからはそれを振るうシーンにはあまり恵まれていない。
信の真っ直ぐな気質と驚くべきバイタリティに一目置いており、「将軍となってお前を支える」と言い切った彼のことを部下としても友としても信頼している。

王騎(おうき/演:大沢たかお)

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らせん(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『らせん』とは1998年に公開された日本のホラー映画。原作は鈴木光司の同名小説。前作にあたる『リング』の続編として同時上映された作品である。監督と脚本は1995年の単発ドラマ版『リング』の脚本を担当した飯田譲治。「呪いのビデオ」に科学的視点からその謎に迫る。前作のオカルトホラーから雰囲気を変え、原作を忠実に再現したSFサスペンス要素の強い作品になっている。解剖室に送られてきたかつての友人高山竜司の遺体。残された暗号。安藤は第一発見者高野舞とともにその謎に挑む。

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騰(キングダム)とは【徹底解説・考察まとめ】

騰(キングダム)とは【徹底解説・考察まとめ】

騰(とう)とは、『キングダム』に登場する武将である。主人公である信(しん)の恩師「王毅(おうき)将軍」に仕える副官である。秦の「六大将軍」である王毅の副官として仕えていたが、王毅亡き後は「元王毅軍」の将軍として活躍している。「王毅将軍」の隠し球と呼ばれ、力量では王毅に匹敵する力を持ち、高速で騎乗から剣を振り回して、大量の歩兵をなぎ倒す実力者である。物語の序盤から登場し、勇猛な一面とお茶目なキャラクターの両面を併せ持つのが魅力。

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怒り(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

怒り(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

2010年に国内の映画賞を総ナメにした大ヒット作「悪人」の原作者吉田修一と監督李相日が6年振りにタッグを組み、音楽に坂本龍一を加え、実力派のオールスターキャストで挑んだ感動のヒューマンミステリー。八王子の平静な住宅街で残忍な夫婦殺人事件が起こる。一年後のある日、千葉と東京と沖縄に素性の知れない3人の男が現れ、それぞれに重厚な人間ドラマが展開する。愛した人は、殺人犯なのか?2016年9月全国公開。

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半沢直樹(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

半沢直樹(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『半沢直樹(Hanzawa Naoki)』とは俳優・堺雅人主演、池井戸潤の原作小説を元にしたドラマである。2013年にシーズン1、2020年に続編としてシーズン2が放送された。メガバンクで中間管理職の立場にいる銀行員・半沢直樹が組織のなかで生まれる不正を真っ向から暴いていく姿を描く。主人公・半沢の決め台詞「やられたらやり返す。倍返しだ!」の台詞は、ドラマの大ヒットとともに2013年流行語大賞に選ばれた。幅広い年代の視聴者に支持され、平成の歴代1位の視聴率を記録した国民的人気ドラマである。

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リバース(小説・ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

リバース(小説・ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『リバース』とは、2017年4月から6月まで放送された湊かなえのミステリー小説が原作のテレビドラマである。主人公の深瀬和久は、10年前に大学時代の友人たちと卒業旅行に行った際、親友・広沢由樹が失踪し、遺体となって発見された。10年前の事件について深瀬たちに何者かが告発文を送りつけられ、その犯人を突き止めていくミステリー。現在と過去を交互に描いていくストーリーが、人気を博した。

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蒙武(キングダム)とは【徹底解説・考察まとめ】

蒙武(キングダム)とは【徹底解説・考察まとめ】

蒙驁(もうぶ)とは『キングダム』に登場する武将で、秦国の大将軍である。秦国の大王・嬴政(えいせい)と覇権を争っている呂不韋(りょふい)が率いる呂氏四柱(りょししちゅう)の一人。荒々しい性格と圧倒的な武力を誇る巨漢の猛将である。蒙武は自身の事を中華最強だと自負している。秦国六大将軍の王騎(おうき)から影響を受け、常に成長し続け邁進する存在。秦国総大将を務める蒙驁(もうごう)将軍を父に持ち、楽華隊(がくかたい)を率いる蒙恬(もうてん)は息子である。

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オギコ(キングダム)とは【徹底解説・考察まとめ】

オギコ(キングダム)とは【徹底解説・考察まとめ】

オギコとは『キングダム』に登場する武将で、桓騎(かんき)軍の千人将である。桓騎は秦国大将軍・蒙豪(もうごう)の副官であるため、秦国軍の中でも重要な千人将の一人という事になる。秀でた統率力もなく知略は低いオギコを千人将にしている理由を問われた桓騎は「おもしれぇから」と答えている。野盗出身であるせいか、風貌や素養は他の武将と異なり、常に上半身裸で、モヒカンに後頭部は二つに分けたオサゲという特徴的な出立である。物語中では場面を和ませるギャグ的な描写が多く、オギコは桓騎軍のマスコット的キャラクターである

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陸王(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

陸王(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『陸王』とは作家の池井戸潤が書いた小説『陸王』が原作のドラマで、脚本は八津弘幸、演出は福澤克雄と田中健太が担当。ドラマのストーリーは資金難に苦しむ老舗足袋屋の社長が、会社の未来を考え新規事業のランニングシューズ開発に乗り出し、たくさんの人の助けで苦難を乗り越え、マラソン足袋「陸王」を開発するまでの企業再生物語。ドラマの主人公である宮沢紘一を俳優の役所広司が演じ、たくさんのエキストラを使った駅伝シーンなどは臨場感のあるシーンに仕上がっている。大多数の人たちから感動したと大反響を呼んだ人気ドラマ。

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