ダイの大冒険(ダイ大)の必殺技・呪文まとめ

『DRAGON QUEST -ダイの大冒険-』とは、原作:三条陸、漫画:稲田浩司、監修:堀井雄二による漫画作品。
世界征服を目論む魔王が、勇者によって倒されてから十数年。デルムリン島に住む少年ダイは、ある日「勇者の家庭教師」を名乗る男アバンと出会う。勇者に憧れるダイはアバンの弟子となるが、やがて彼こそが伝説の勇者であることを知る。戦いの中倒れたアバンの志を継ぎ、ダイは仲間たちと共に壮大な冒険の旅に挑む。
魔王軍の猛者たちとの戦いも作品の魅力であり、その中で数多くの必殺技が登場する。

『DRAGON QUEST -ダイの大冒険-』の概要

『DRAGON QUEST -ダイの大冒険-』とは、原作:三条陸、漫画:稲田浩司、監修:堀井雄二による漫画作品である。
『少年週刊ジャンプ』1989年第45号から1996年第52号に渡って連載され、1991年にアニメ化、2020年には再アニメ化を果たしている。
人気ゲームドラゴンクエストシリーズの設定を踏襲しながら、魅力的なキャラクター、練り込まれた世界観、少年漫画の王道を行く展開で高い人気を誇る。連載終了後二十年以上にもなる現在でも傑作と名高く、ドラゴンクエストシリーズを題材とする漫画の中でもトップクラスの人気と知名度を持つ。
世界征服を目論む魔王ハドラーが、勇者によって倒されてから十数年。魔物たちが平和に暮らすデルムリン島に、ダイという少年がいた。島唯一の人間であるダイは、ある日「勇者の家庭教師」を名乗る男アバンと出会う。勇者に憧れるダイはアバンの弟子となるが、やがて彼こそが伝説の勇者本人であることを知る。戦いの中倒れたアバンの志を継ぎ、ダイは仲間たちと共に壮大な冒険の旅に、新生した魔王軍との死闘に身を投じる。次々と立ち塞がる危機と困難、そして強敵との戦いを仲間たちとの絆の力で乗り越えていくダイは、やがて自身の出生と世界の秘密を知り、人の世を消滅させることを目論む大魔王バーンとの決戦に挑む。
作中には勇者アバンが編み出し、ダイたちその弟子が発展させたアバン流の必殺技や本作独自の呪文が数多く登場し、物語を大いに盛り上げている。その中には本家ドラゴンクエストに逆輸入されたものも少なからず存在しており、同シリーズ全体に計り知れない影響を与えた。

アバン流とは

勇者アバンが独自に編み出した戦闘術。作中では刀殺法、槍殺法が登場し、さらに斧、鎖、格闘、弓の合計六系統が存在する。主な使い手は本家であるアバン、主人公ダイ、兄弟子のヒュンケルなど。一人の人間が一代で完成させたものながらそのクオリティは極めて高く、ダイはバーンとの決戦に至るまでアバン流を使い続けた。

呪文とは

ドラゴンクエストシリーズに登場する技術。個々の人間が持つ魔法力を消費して、攻撃や治療など特殊な効果を生み出すというもの。発動するには特殊な訓練が必要で、誰でも使えるわけではない。
本作には原作に存在する呪文に加えて、オリジナルの呪文も登場しており、中には文字通り必殺に近い威力を発揮したものもあった。なお、作中では呪文のことを「魔法」と呼んだり表記することもあったが、特に意図して言葉を使い分けているわけではないようである。
呪文を唱えながら同時に剣技を繰り出すことは、通常は不可能だとされている。

『DRAGON QUEST -ダイの大冒険-』のアバン流刀殺法

基本技

大地斬(だいちざん)

大地斬の修行をするダイと、それを見守るアバン(4コマ目)。

心技体の“体”を表す、アバン流刀殺法の基本技。動きの無駄を省き、剣の切っ先まで効率的に力を伝導することで、大岩をも切り裂く威力を生み出す。ダイが最初に覚えた技である。

海波斬(かいはざん)

育ての親でもあるモンスターのブラス(右下)と、海波斬について話し合うダイ。

心技体の“技”を表す、アバン流刀殺法の基本技。大地斬が威力重視の技であるならこちらは速度重視であり、剣筋にそって衝撃波が放たれるほどの勢いで斬撃を繰り出す。呪文による攻撃や一部の魔物が放つ炎をもある程度切り裂くことが可能で、攻撃のみならず防御の面でも重要な技である。

空裂斬(くうれつざん)

あえて視覚を封じ、襲い来る無数のつぶての中に潜む敵の“核”へ空裂斬を放つダイ。

心技体の“心”を表す、アバン流刀殺法の基本技。基本技とはいえ他二つとは比べ物にならないほど難易度が高く、アバンも「ダイが修得するとしても一番最後になるだろう」と考えていた。
攻撃自体は光の闘気(生命エネルギーの形態の一種)を込めた刃で敵を斬るというものだが、ただ剣で斬りつけるのではなく、必中の技である点がポイント。目まぐるしく状況が変わる戦いの中でそれを成功させるには、常に冷静さを保ち、相手の動きを正確に捉え、弱点を見抜き、確実に斬撃が当たる瞬間を予測して行動する心の強さが重要である。光の闘気はその過程で副産物として得られるものを攻撃にも利用しているに過ぎないが、性質上ガス状の魔物やアンデッドなど暗黒の闘気で動く存在には効果が大きい。

アバンストラッシュ

アバンストラッシュを放つ、若かりし頃のアバン。

勇者アバンが編み出した最大の必殺技にして、アバン流刀殺法奥義。彼がかつて魔王を討伐した時に使った技でもある。
剣を逆手に持ち、腰を落としながら体をひねり、剣に溜め込んだ闘気を敵に叩きつける。開発したアバン曰く、「大地を斬り、海を斬り、空を斬り、全てを斬るのがアバンストラッシュ」とのこと。
心技体が完成の域に達していないと(つまりは大地斬、海波斬、空裂斬の全てを修得していないと)不完全な技となってしまい、威力は大きく減衰する。物語序盤のダイは空裂斬を修得していなかったため、兄弟子であるヒュンケルに「とんだ紛い物だ」と嘲笑される場面もあった。
半面、心技体が完成した状態で放たれる場合の威力は絶大で、アバンの弟子であるダイも多くの強敵をこの技で倒していった。ダイの父にして世界の守護者たる竜の騎士バランも「力、速さ、闘気をコントロールして三位一体となることで完成する強力な技」だとアバンストラッシュを称賛している。
ちなみに、「ストラッシュ」はストライク(命中する)とスラッシュ(斬る)を合わせた造語である。見栄えが良く、構えも簡単で作中の扱いも派手なため、連載当時は小学生がカサを使ってよく真似をしていたことでも知られる。

ダイのオリジナル必殺技

火炎大地斬(かえんだいちざん)

瓦礫を吹き飛ばそうと、火炎大地斬を放つダイ。瓦礫の奥にある連絡用の花火を手に入れる際の一幕で、この一撃によって瓦礫もろとも花火も台無しになってしまった。

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