冒険王ビィト(Beet the Vandel Buster)のネタバレ解説まとめ

Main

「ダイの大冒険」の作者コンビ、原作:三条陸 作画:稲田浩司による漫画作品。2004年9月にアニメ化され、1期52話、2期25話が放送された。「ヴァンデル」と呼ばれる魔人たちによって、長きにわたって恐怖が蔓延する世界、「暗黒の世紀」と呼ばれるその時代に一人の少年が立ち上がる。この物語は、正義を貫く少年「ビィト」と仲間たちが描くバトルテイスト冒険ファンタジーである。

あらすじ

ゼノン戦士団とビィト

魔人ヴァンデルによって人々が苦しめられ続ける「暗黒の世紀」と呼ばれる時代。辺境の町アンクルスの少年「ビィト」は、魔人を退治する職業「ヴァンデルバスター」に憧れを抱いていた。

ある日、大陸最強と言われる5人のバスター集団「ゼノン戦士団」がアンクルスの里を訪れていた。ビィトは、その「期待の新戦力」になるといきまいて、周囲の反対を押し切り、少年の身でありながらバスターの契約を済ませてしまうのだった。

それからほどなく、ゼノン戦士団を狙い5つ星の魔人「惨劇の王者ベルトーゼ」がアンクルスに現れ、両者は死闘を繰り広げる。
激しい戦いの最中、劣勢となったベルトーゼはゼノン戦士団にスキを作るため、ビィトに瀕死の傷を負わせてしまう。

団のリーダー「ゼノン」を始めとする5人は、自らの生命力を、バスター自らが生み出す究極の武器である「才牙」に込めてビィトへと託し、最後の力をふりしぼりベルトーゼに立ち向っていった。しかし、戦いの果てに5人は行方不明となってしまうのだった。

ゼノン戦士団5人の才牙を受け継ぎ命をとりとめたビィトは、自分の無力さに涙を流し、必ず強くなって暗黒の世紀を終わらせる男になるのだと決意するのだった。

ビィトとポアラの旅立ち

ゼノン戦士団とベルトーゼとの死闘から3年後、アンクルスの里の人々は2つ星の魔人「ムガイン」に苦しめられていた。

ビィトの幼馴染の女の子「ポアラ」は、3年前旅に出てしまったビィトに変わり、里を守るためバスターとなっていた。
ある日ムガインを倒すべく居城に潜入した際に、逆に罠にかけられ危機に陥ってしまうが、そこへ3年ぶりに帰ってきたビィトが現れ、ゼノン戦士団から受け継いだ才牙の一つ「バーニングランス」を使いムガインをあっさりと倒してしまう。

里に巣食うモンスターをすべて退治し、再び旅に出ようとするビィトだったが、仲間を犠牲にすることで再生したムガインによって思わぬ窮地に立たされる。しかし、間一髪の所で駆けつけたポアラの助けで勝利し、「ビィト戦士団」として共に旅立つのであった。

黒の地平編

7つ星の魔人「深緑の智将グリニデ」の勢力圏である「黒の地平」を訪れたビィトたちは、その配下である3魔人に幾度となく襲撃されるが、その戦いの中でバスター仲間であった親友「キッス」と2年ぶりの再会を果たす。

しかしキッスは、信頼していたバスターに裏切られ、魔人に命を救われたいきさつから、魔人グリニデの配下となってしまっていた。ビィトは道を踏み外してしまったキッスを諭し、その助力を得て3魔人を撃退。ビィト戦士団の一員として迎え入れたのだった。

グリニデの居城へとたどり着いた3人は、配下を倒されたことで逆上し、「血塗られた獣」と呼ばれる真の姿をさらしたグリニデと死闘を繰り広げる。圧倒的な劣勢の中、3人の奇跡の連携攻撃によりグリニデを撃退することに成功した。

満身創痍ながらも勝利の余韻にひたる3人であったが、そこに道中で出会ったバスター「ミルファ」が駆けつける。彼女は監察官の権限を持った「ブロードバスター」であり、魔人に協力していた罪でキッスを逮捕してしまうのだった。

ベカトルテ編

グリニデが倒され魔人側からビィトが注目を集めていた頃、魔人の頂点「八輝星」に最も近い7つ星の魔人全員に、かつてのゼノン戦士団同様「ビィトを倒した者には無条件で星1つを授与する」という親書が届けられ、「不動巨人ガロニュート」「天空王バロン」「凶刃ヒスタリオ」「魔人博士ノア」「惨劇の王者ベルトーゼ」「小悪魔ロディーナ」たち、世界の7つ星ヴァンデルが一様に動き出そうとしていた。

一方その頃、工業都市「ベカトルテ」へ到着し、近海の魔人やモンスター退治を手伝っていたビィトたちは、記憶を失ったゼノン戦士団の1人「クルス」と再会するが、ビィトを狙って襲ってきた魔人「不動巨人ガロニュート」の手によってクルスは連れ去られてしまう。

ビィト戦士団3人とミルファ、そして偶然町に立ち寄ったというビィトの旧知のバスター仲間「スレッド」を加え、ガロニュートの待つマニヨン島へと攻め込む。卑劣な罠をめぐらせ待ち構えていたガロニュートを撃破しクルスを救い出すことに成功した。

そして、記憶を取り戻したクルスの口より、3年前ゼノンとベルトーゼが最後の力を振り絞り激突したこと。その後何者かによって5人が散り散りになってしまったことが語られた。

バロン編

キッスを正当な裁きにかけるべく向かう、バスターの本拠地のある国「グランシスタ」。そこへ向かうための飛行機を飛べるようにするため、一行は荒野の国「サンクミール」を訪れていた。

そこへ、かつてキッスが人間を裏切るきっかけを作った魔人「天空王バロン」が現れる。圧倒的なその力の前にポアラは倒れ、ビィトも苦戦をしいられる中、過去の恐怖が蘇ってしまったキッスは仲間を置いて逃げ出し、完全に心が折れてしまう。

バロンがビィトの闘志に免じ見逃そうとしていたその時、別人格とも言えるバロンの補助頭脳「ザンガ」に肉体を支配される。サンクミールに伝わる「赤い月の夜」の伝説を作った残虐非道のバロンの正体だった。
ザンガにより窮地に立たされるビィトだったが、ブルーザムの才牙「ボルティックアックス」の真の力を開放し辛くも撃退することに成功した。だが、諸刃の剣であったその力に生命力を奪われ危険な状態となってしまうのだった。

戦闘不能となり生死をさまようビィトを狙い、再び襲いかかってきたバロンをミルファや「翼の騎士」たちが迎え撃つが、圧倒的な力の前に次々に倒れていく。
そこに、サンクミールに住む少女「ガラ」に小さな勇気をもらい、再び奮い立ったキッスが現れバロンへと立ち向かう。

※ここで一旦休載となり、10年の時を経て連載が再開されることとなる。

仲間たちの奮戦と、翼の騎士の助力によって復活したビィトは、ついに自らの才牙を生み出し、バロンの肉体を支配するザンガを打ち砕く。ザンガの支配から解放されたバロンは星を捨て、敗北を認め去っていくのだった。

主要キャラクター(男性)

ビィト

748

自称「期待の新戦力」。そして、ゼノン戦士団の意思を引き継ぎ「暗黒の世紀を終わらせる男」になると豪語する少年。
ポアラいわく、あらゆる意味で真の冒険者。

惨劇の王者ベルトーゼとゼノン戦士団との決戦の際、幼かったビィトはベルトーゼの手によって瀕死の状態に陥ってしまうが、ゼノン、ライオ、クルス、ブルーザム、アルサイドそれぞれの才牙に込められた「生命力」を体内に受け継ぐことで命を取り留める。

命を救われた際、5人の生命力そのものと言える才牙を受け継いだことで、そのすべての才牙を生成することができるようになった。
(生成はできるが、使いこなすには至っていない。)

丸3日起きて丸1日眠るという変わった体質をしており、「寝る日」が訪れると戦闘中だろうとお構い無しで眠りについてしまう。
バスターの力と眠りには大きな関わりがあると言われているが、詳しいことはまだ語られていない。

キッス

995

世界一の天撃使いを目指す泣き虫な色男。本当によく泣く。氷の天力を圧縮して放つ、「天青の氷結波」を使いこなす。

2年前、ビィトが掲げる「暗黒の世紀を終わらせる男になる」という思いに対し、「世界一の天撃使いになる」という幼い頃からの夢を告白し共に誓い合った仲だったが、ビィトと一時別れた後に入団した戦士団に裏切られ人間に絶望し、魔人「グリニデ」に誘われその軍門に下ってしまう。

グリニデ配下の3魔人を倒した際、ビィト戦士団の仲間となり、共に命をかけてグリニデと戦った。

名前どおり、投げキッスをするように通常天撃を放ち、鋭いその天力の矢は、着弾までどんな属性かを相手に悟らせない性質を持つ。
一般的には得手不得手のある天撃だが、彼は全属性を使いこなすほどの天撃の天才である。

スレッド

575

孤高の暗殺者といった感じの現実主義者。透明な風の才牙「サイレントグレイブ」を操る上級者。

ビィトとは旧知の仲で、ライバルのような関係。夢や理想を熱く語るビィトとはよく意見がぶつかり口汚く罵ったりもするが、そんなまっすぐな所を気に入ってもいるかのような本音をポロリともらす場面もあった。

戦士団には入らず単独行動をとってはいるが、ビィトには心を開いているのか、度々手助けをしたりと気にかけている節がある。

主要キャラクター(女性)

ポアラ

990

画像右下は、アニメ版オリジナルのマスコットキャラ「トト」。

keeper
keeper
@keeper

Contents