ドラゴンクエストVIII(DQ8・ドラクエ8)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君』とは、2004年に発売された「PlayStation 2」専用ソフト。『ドラゴンクエスト』シリーズの8作目の作品となる。邪悪な呪いによって時を止められた王国を救うべく、主人公が仲間達と共に旅をするストーリーが展開される。キャラクターからフィールド背景まで全てが3D表現となったほか、スキル選択による成長、テンション上昇による強化戦闘、アイテム錬金などのシステムが登場した。

『ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君』の概要

『ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君』とは、2004年11月27日にスクウェア・エニックスよりPlayStation 2専用ソフトとして発売された、ロールプレイングゲーム(RPG)。
『ドラゴンクエスト』シリーズの第8作目であり、同シリーズで初めてスクウェア・エニックスから発売された本編作品となる。
キャッチコピーは、「見渡す限りの世界がある」。

日本で発売されたPlayStation2用ゲームソフトとしては最多の出荷本数を記録しており、日本国内ではアルティメットヒッツ版込みで370万本、全世界も含めると490万本を売り上げた。
シリーズ内では次作『ドラゴンクエストIX 星空の守り人』に次ぐ出荷数を記録している。

過去のシリーズ作品とは異なり、本作では後方視点の3Dグラフィックが採用された。
これにより、従来は2頭身のドット絵で描かれたキャラクターが、アニメ風のリアルな描画で表現されている。
また、戦闘モードにおいてはこれまでの一人称視点が放棄され、敵側だけでなく、主人公と仲間達の姿や動きも表現されるようになった。
一方、「プレイヤー自身が主人公である」という『ドラゴンクエスト』の基本コンセプトは変化させておらず、2D時代のわかりやすさやテンポを踏襲させている。

なお、本作のリメイクとして、2013年12月12日にはスマートフォン(iOS、Android)移植版が登場した。

さらに2015年8月27日には、新規イベントやボイスが追加されたニンテンドー3DS版が発売された。
3DS版のキャッチコピーは、「声をあげて、冒険が生まれ変わる」となっている。
今作のストーリーとしては、呪いをかけられてしまった王国を救うために主人公が東奔西走し、自身の出生の秘密に迫るといったものである。

『ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君』のあらすじ・ストーリー

オープニング

トロデーンの秘宝の杖を奪った道化師ドルマゲス

主人公は世界に3つある王国の1つ・トロデーンで兵士として働いていた。
だがある時、ドルマゲスという名の道化師がトロデーンに現れ、持ち主に絶大な魔力を与えると伝えられる秘宝の杖を奪い取ってしまう。

秘宝の杖を手にして究極の魔術師となり、自分を馬鹿にした者達を見返そうと目論んだドルマゲスは、杖の抑えきれない程の魔力をもって城中をイバラで覆い尽くし、トロデーンを廃墟にして立ち去った。

城にいた人間達がイバラへと変えられる中、無事であったのは、杖の力を抑える結界の中にいたことで魔物の姿に変えられるだけで済んだ国王・トロデと、同じく結界の中にいたために馬の姿に変えられるだけで済んだ王女・ミーティア、そして、結界の外にいながら何故かただ1人だけ杖の呪いを受けることのなかった主人公の3人のみだった。

主人公はトロデーンを救うために、そしてトロデやミーティアを元の姿に戻すために、彼らと共にドルマゲスを追う旅に出た。
旅を始めた主人公とトロデとミーティアは、橋の上でヤンガスと名乗る山賊に襲われる。
金をせびろうとして主人公達を攻撃しにかかったヤンガスだったが、その一撃をかわされたことで橋を破壊してしまい、転落しそうになる。
しかし、主人公から救助され、事無きを得た。

このことで主人公に恩義を感じたヤンガスは、主人公の弟分となり、ドルマゲスを追う旅の仲間に加わることとなる。

ストーリー前半・ドルマゲスを追って

主人公達はドルマゲスを追う旅路の中で、ドルマゲスが幾人かの人間を殺めていることを見聞きした。
魔法使いのマスター・ライラスや、温厚な性格の剣士・サーベルト、名の知れた慈善家である修道院の院長・オディロ、さらにはカジノのオーナーであり素手で熊を倒すほどの豪傑・ギャリングまでもが、ドルマゲスによって葬られたのだった。

サーベルトを兄に持つ魔法使いの少女・ゼシカと、オディロを親代わりとして育った騎士・ククールは、それぞれ家族や恩人の敵討ちのため、主人公達の仲間となった。
ドルマゲスの追跡を続けた主人公達は、ドルマゲスが「暗黒神」と呼ばれる存在の復活を願って建てられた神殿・闇の遺跡に入ったことを知る。
ところが、闇の遺跡には結界が施されており、主人公達が攻め入ることができなかった。

この結界を解くためには、世界に3つある王国の1つにしてトロデーンの友好国であるサザンビークの国宝・太陽の鏡が必要だった。

サザンビークの国王・クラビウスは、主人公達に太陽の鏡を譲り渡す条件として、自身の息子でミーティアの婚約者でもあるサザンビーク王子・チャゴスの王位継承の儀式を手伝うことを要求する。
その儀式の内容は、アルゴリザードというトカゲのような姿の魔物を打ち倒し、彼らが持つ宝石・アルゴンハートを持ち帰るというものだった。
このアルゴンハートを得ることで、次代の王となる者は正式な王位継承者として認められるとともに、結婚相手に送る指輪を作るのだという。

しかし、チャゴスはアルゴリザードとの戦いを終始主人公達に押し付け、自らはすぐに逃げ出し、まるで戦わずにいた。
さらにサザンビークに帰ると、城下町で行われていたバザーで巨大なアルゴンハートを買い付け、儀式を完遂したことにするという不正を犯してしまう。

クラビウスは密かにチャゴスの不正を目撃するも、本人が忘れた頃にこの件をネタにして叱責すると決め、主人公達には約束通り太陽の鏡を譲り渡した。

太陽の鏡の力で闇の遺跡の結界を破った主人公達は、その最奥部でドルマゲスと相対する。
ドルマゲスは3体に分身し、杖から無数のムチやイバラを放って主人公達を攻め立てたが、競り負ける。

本気を出す必要があると悟ったドルマゲスは、杖の力を取り込むと翼の生えた化物の姿に変貌し、超高速の連続攻撃や、夥しい数の羽を飛ばす攻撃を行う。
しかし、最後には主人公達に敗れ、その身体は石と化して、砕け散っていった。

ドルマゲスを倒したことで、トロデやミーティアも元の姿に戻るかに思われた。
だが、呪いは解けておらず、2人は人間の姿に戻ってはいなかった。

困惑しつつもとりあえず闇の遺跡を引き払った主人公達に、新たな災難が降りかかる。
ドルマゲスの持っていた、トロデーンの秘宝の杖を回収したゼシカが、行方知れずになってしまったのだった。

ストーリー後半・暗黒神ラプソーンとの戦い

主人公達は、石像の工房が軒を連ねる町・リブルアーチで、ゼシカを発見する。
トロデーンの秘宝の杖を手にしたゼシカは、普段の彼女とは別人のような禍々しい気配を発していた。

トロデーンの秘宝の杖を手にしたゼシカは、町の名士でもある呪術師ハワードに仕える青年・チェルスを葬ろうとする。
しかし、主人公達に行く手を阻まれ、さらにハワードが作った結界の力で正気に戻ったことで、未遂に終わった。

その後、意識を取り戻したゼシカは、トロデーンの秘宝の杖を手にしていた間に知ったことを明かす。
それは、トロデーンの秘宝の杖には闇を司る神・暗黒神ラプソーンの魂が封じられていること、杖を手にした者はドルマゲスのように暗黒神に操られてしまうこと、そして、これまでドルマゲスに殺された者達や、暗黒神に操られたゼシカが狙いをつけたチェルスは、かつて暗黒神を封印した7人の人間・七賢者の末裔であったという事実だった。
ドルマゲスを倒してもトロデやミーティアの呪いが解けなかったのは、呪いの元凶である暗黒神ラプソーンが倒されていないせいだったのである。

七賢者の末裔が死に絶えれば暗黒神ラプソーンは復活し、主人公達が住むフルカラーの「光の世界」と、それと対をなすモノクロの「闇の世界」を1つにして新たな創造神になるという、暗黒神の企みが果たされてしまう。
そんな暗黒神の復活を防ぐべく、主人公達はチェルスを殺されないうちに、トロデーンの秘宝の杖を回収しようとした。

だがそれよりも先に、ハワードのペットである気性の荒い黒犬・レオパルドがトロデーンの秘宝の杖をくわえたことで暗黒神に操られ、チェルスを殺害してしまった。
暗黒神に操られたレオパルドは、次いで七賢者の末裔の1人・薬師メディも葬る。

さらにレオパルドは、最後に残された七賢者の末裔にして教会の最高権威者・法皇の命も奪おうとするも、主人公達は間一髪これを阻止するとともにレオパルドを滅ぼし、法皇を救った。

ところが主人公達は、法皇の警護役にありながらその座を奪おうと目論むククールの異母兄・マルチェロによって法皇暗殺未遂の濡れ衣を着せられ、大罪を犯した者を死ぬまで閉じ込める監獄・煉獄島へと幽閉されてしまう。
加えて、主人公達が煉獄島を脱出するまでの間に、トロデーンの秘宝の杖はマルチェロに奪われ、法皇も彼によって暗殺された。

主人公達は、巨大な女神像を祭る土地・聖地ゴルドで新たな法皇に即位して独裁を行おうとしていたマルチェロを倒す。
トロデーンの秘宝の杖を携帯していたマルチェロは、戦いに敗北した隙を突かれ、暗黒神に操られた。

マルチェロを操った暗黒神は、自らの魂を封じた杖を、女神像に向けて投げつける。
それにより、女神像の中に封じられていた自身の肉体を取り戻し、復活を遂げた。

復活した暗黒神ラプソーンは空中に居座り、敵からの攻撃を無力化する「闇の結界」を張って、光の世界と闇の世界を1つにする儀式を行おうとする。
主人公達は、闇の結界を払うために必要な七賢者の末裔の遺品である7つのオーブを集めると、かつて七賢者と共に暗黒神ラプソーンを封じた神の鳥・レティスの背中に乗って、暗黒神に接近した。

主人公達が7つのオーブの力を借りて闇の結界を消し去ったことで、暗黒神ラプソーンへの攻撃が通じるようになる。
主人公達の抵抗に怒った暗黒神ラプソーンは、巨大な腕を叩きつけたり、激しい炎を吐いたり、流星を落として攻撃したが、最後は主人公達に倒され、完全に滅び去った。

戦いを終えた主人公達は、トロデーンへと帰還し、神鳥レティスと別れる。
程なくして、トロデやミーティア、そして呪いに蝕まれていたトロデーン城は暗黒神の呪いから解放され、元の姿に戻った。

主人公達は宴に興じ、トロデーンの復活を大いに祝ったのだった。

エンディング(通常)

暗黒神ラプソーンを倒してから、数ヶ月後。
ミーティアと、その婚約者であるチャゴスの結婚式が、翌日に迫った日。

トロデーンの近衛隊長に出世した主人公は、結婚式が行われるサヴェッラ大聖堂までミーティアを護衛する役目を負っていた。
ヤンガス・ゼシカ・ククールも、主人公の手伝いをするためにトロデーン城に集まり、サヴェッラ大聖堂へ向かって出発する。

ミーティアをサヴェッラ大聖堂まで無事に送り届けた主人公達は、チャゴスと再会した。
チャゴスはミーティアに対してはキザな台詞を向ける一方、主人公達のことは「平民風情は式に招待できない」と嘲る。

結婚式の当日、主人公は力づくで式を阻止しようと、式場に押し入った。
しかし、その場にいたクラビウスに、伝令からの報告が届く。

花嫁のミーティアが、逃げ出したというのだ。
式場を飛び出した主人公は、逃げ出したミーティアと、彼女の逃走を手助けするトロデが、兵士達に囲まれている場面に出くわす。
「あんな王子と結婚するくらいなら馬のままでいる方が良かったくらい」と本音を明かしたミーティアを連れ、主人公はサヴェッラ大聖堂から逃げ出した。

一方、式場に残されたチャゴスは、クラビウスから王位継承の儀式で不正を犯したことを糾弾され、公衆の面前で延々と説教を受けることとなった。

その後、トロデーン城に戻った主人公とミーティア、トロデは、城の人々から盛大に迎えられたのだった。式場を飛び出した主人公は、逃げ出したミーティアと、彼女の逃走を手助けするトロデが、兵士達に囲まれている場面に出くわす。
「あんな王子と結婚するくらいなら馬のままでいる方が良かったくらい」と本音を明かしたミーティアを連れ、主人公はサヴェッラ大聖堂から逃げ出した。

一方、式場に残されたチャゴスは、クラビウスから王位継承の儀式で不正を犯したことを糾弾され、公衆の面前で延々と説教を受けることとなった。

その後、トロデーン城に戻った主人公とミーティア、トロデは、城の人々から盛大に迎えられたのだった。

ゲームクリア後・主人公と竜神族の里

サザンビークの近くにある高台の石碑に、紋章のようなものが現れる夢を見た主人公達。
実際にその石碑に向かったところ、主人公達は強力な魔物が徘徊する迷路・竜神の道へと引き込まれた。

魔物を退けて竜神の道を踏み越えた主人公達は、人間と竜の姿を併せ持つ竜神族と呼ばれる種族の集落・竜神族の里へと辿り着く。
里の扉は主人公達には開けることができなかったが、主人公の懐に居座っているネズミのような生物・トーポは、これをあっさりと開けてみせた。
だが、それとともに、トーポは行方知れずとなる。

トーポを追って扉をくぐった主人公達は、里の長老の1人・グルーノから出迎えられた。
主人公達はグルーノに案内されて里の中に入ったところ、竜神族の里が荒れ果てていることを目撃する。
グルーノはその光景を前に、まるで長い間留守にしていたかのように動揺していた。

他の長老によれば、竜神族の長・竜神王が人間の姿を捨て去る儀式に失敗し、竜の姿になったまま他の竜神族から体力を奪う存在となったため、里は荒れたのだという。
主人公達はグルーノに頼まれ、竜神王を倒して彼を正気に戻し、竜神族を救う役目を背負うこととなった。

竜神王に近付けば体力を吸われるため、主人公達の案内役であったグルーノも、他の竜神族と共に里に残る。
主人公達が竜神王の居場所を目指して里を出ようとしたところ、それまで姿を消していたトーポが再び現れ、主人公の懐へと戻って来た。

竜神王が人間の姿を捨てる儀式に利用した場所・天の祭壇を最上部まで登り詰めた主人公達は、巨大な竜の姿をした竜神王と対峙する。
灼熱の炎を吐いたり、雄叫びを上げて襲い掛かって来る竜神王を何とか倒した主人公達は、彼を正気に戻すことに成功した。

正気を取り戻して人間の姿になった竜神王は、主人公が竜神族を救ったことについて「宿命的」とこぼすとともに、彼の出生の秘密に言及する。
主人公は竜神族の里で育った、竜神族と人間の双方の血を引く者なのだ、と。

竜神王は詳しい説明を主人公の祖父に譲ることを告げると、グルーノに姿を見せるよう、呼びかける。
その竜神王の声に応えるかのように、主人公の懐からトーポが現れたかと思うと、トーポはグルーノへと姿を変えた。

グルーノは主人公の祖父であり、ネズミのトーポの正体だったのである。

主人公達を連れて帰宅したグルーノは、主人公にアルゴンリングという名の指輪を渡す。
それは、サザンビーク国王であるクラビウスの兄・エルトリオが、グルーノの娘・ウィニアに向けて送った、アルゴンハートを用いて作った指輪だった。
主人公は、エルトリオとウィニアの間に生まれた子供だったのである。

持ち前の好奇心から人間界を訪れたウィニアは、エルトリオと出会って恋仲となっていた。
だが、人間と竜神族では幸せになれるはずがないと判断したグルーノが、2人を引き裂いていたのだった。

その後エルトリオは、竜神族の里に連れ戻されたウィニアを追って竜神の道に挑んだものの、里まであと僅かのところで力尽き、息絶えていた。
それを知ったウィニアは嘆き悲しみ、衰弱する。
そして、既に身ごもっていたエルトリオとの子供である主人公を、周囲の反対を押し切って産み落とした結果、そのまま亡くなっていたという。

さらに、主人公への処遇については、長年にわたる議論の末、竜神王の手によって記憶を封じた上で竜神族の里から追放するという決定が下される。
グルーノは必死で反対するも、一度下った決定を覆すことはできなかった。
しかし、ウィニアの忘れ形見である主人公を見捨てることができなかったため、グルーノは竜神王に願い出て、人間界に追放された主人公を追いかけることを許された。
竜神王からは「ネズミに姿を変え、決して主人公と話してはならない」という厳しい条件が付されていたが、グルーノは主人公に背負わせた苦労を思い、迷わずネズミのトーポとなって彼を追いかけていたのだった。

全てを話したグルーノは、今後は主人公がアルゴンリングを持っておくように伝えた。
「その方が主人公の母であるウィニアも喜ぶだろう」と告げて。

竜神族の里が救われた後、主人公達は里の長老の1人から、主人公にかけられた記憶封じの術に関する話を聞いた。
竜神王が主人公にかけた記憶封じの術は、強力な呪いの一種であり、この呪いを受けた者は他の呪いを受け付けなくなることがあるのだという。
里の長老は「もしも主人公が呪いをかけられたのに無事だったということがあったなら、それは記憶封じの呪いのせいだろう」と語った。
ドルマゲスがトロデーンを襲った時、主人公が無事だったのはこのためだった。

エンディング(真)

ミーティアとチャゴスの結婚式の前夜、主人公はクラビウスを訪ねると、エルトリオの形見であるアルゴンリングを彼に見せるとともに、結婚式の取り止めを迫る。
だが、クラビウスは「王位継承権を持つ者が新たに加われば国が乱れる」という理由から、自身の甥である主人公をサザンビークの王位継承権を持つ者とは認めず、考えを変える様子を見せなかった。

結婚式の当日、主人公は力づくで式を阻止しようと、式場に押し入った。
式場の衛兵達に主人公を追い出すよう命じるチャゴス。
しかし、その場にいたクラビウスは、主人公をミーティアの花婿と認めると告げる。

納得できずに抗議の声を上げるチャゴスに、クラビウスは主人公から預かったアルゴンリングを見せる。
そして、主人公が自分の亡き兄エルトリオの息子であることを明かすとともに、ミーティアの夫として相応しい人物だと言い放ち、これを黙らせた。
ヤンガスやゼシカやククール、そして大勢の来場者に見守られる中、主人公とミーティアは結婚式を挙げたのだった。

3DS版で追加されたエンディング(通常)

主人公は結婚式の当日、「チャゴスのような王子と結婚するくらいなら馬の姿のままでいる方が良かった」と本音を明かしたミーティアを連れ出す。
そして、王位継承の儀式で不正を犯したことでクラビウスから説教を受けるチャゴスを尻目に、サヴェッラ大聖堂から逃げ出した。

トロデーン城へと向かう馬車の中、ミーティアは主人公に助けられたことに感謝の言葉を伝える一方、いつまでも主人公を独り占めしておくわけにはいかないと告げる。
そしてミーティアは、主人公を近衛隊長から解任し、信じる道を進むよう彼に促した。

トロデーン城で主人公と兄妹のように育ち、一緒に長い旅をしたミーティアには、主人公がミーティア以外の人物を守りたいと考えていたことが分かっていたのだった。
その後、主人公はゼシカと2人で旅をするようになる。
「あまりのんびりすると日が暮れる」というゼシカの言葉を受け、主人公は彼女と共に次の町を目指して歩いて行った。

3DS版で追加されたエンディング(真)

ミーティアとチャゴスの結婚式の前夜、主人公はクラビウスを訪ねると、エルトリオの形見であるアルゴンリングを彼に見せるとともに、結婚式の取り止めを迫る。
だが主人公は、「ミーティア姫のことが好きだったのか」というクラビウスの問いに対し、「ミーティアではなく他の人が好き」と答えたことで、その無責任な行動を激しく叱責され、追い返されてしまう。

それでもミーティアとチャゴスの結婚式を容認できない主人公は、結婚式の当日、力づくで式を阻止するため、式場に押し入った。
式場の衛兵達に主人公を追い出すよう命じるチャゴス。
しかし、その場にいたクラビウスは、主人公を追い出す必要はないと告げると共に、トロデと話し合った結果ミーティアとチャゴスの結婚は破談とすることになったと発表した。

冗談にしては笑えないと抗議するチャゴスだったが、クラビウスは王位継承の儀式におけるチャゴスの不正を糾弾し、これを黙らせる。
そして、伝令から花嫁の準備が整ったと聞くと、花嫁を迎え入れた。
そこに現れたのは、花嫁衣裳を身にまとったゼシカと、彼女の母親・アローザだった。
クラビウスは、結婚式の出席者達に見苦しいものを見せたと詫びると共に、破談となったミーティアとチャゴスの結婚式の代わりとして、自身の甥である主人公とその想い人であるゼシカの結婚式を執り行うと宣言する。

ゼシカが主人公に「あなたのことが好き」と伝えると、主人公もアルゴンリングを彼女の指にはめ、その気持ちを示す。

ヤンガスやククールやゲルダ、そして大勢の来場者に見守られる中、主人公とゼシカは結婚式を挙げたのだった。

『ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君』のゲームシステム

移動画面

出典: www.google.co.jp

これまでのシリーズ作品では上方からマップを見下ろした視点だったが、本作では後方から先頭キャラクターを見た視点となった。
また、先頭キャラクターの視点から周囲を見渡せる機能も搭載されており、謎解きでもこの機能を活かせる場面がある。
移動画面で表示されるキャラクターは、パーティーの人数に関係なく、先頭キャラクターのみとなっている。

移動画面の視点の変化に伴い、プレイヤーが迷いにくくなるように工夫がなされており、どの方角を向いているかが分かるように、画面左下にはコンパスが表示されている。
また、フィールド上だけでなく、街の中でも地図を見ることが可能となっている。
ただし、ダンジョン内では、宝箱から入手しなければ地図を閲覧できない。

街や城などの施設は、従来の作品ではフィールドマップ上にアイコンとして表現されていたが、本作ではフィールドマップからもそれらの施設を実物と同じ大きさで見ることができる。
また、複数の出入り口が設けられた施設もあり、その場合はプレイヤーが通った出入り口から出入りする様子が表現される。

ryogi0
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@ryogi0

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妖怪ウォッチ(アニメ・ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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「妖怪ウォッチ」とは、レベルファイブのゲームが原作のギャグアニメである。2014年1月8日からテレビ放送開始された。ごく普通の小学生の主人公・ケータが、妖怪のウィスパーと出会い「妖怪ウォッチ」を手に入れたことによって、妖怪が引き起こす様々な「妖怪不祥事」に巻き込まれていく。ケータは困った妖怪たちを説得したり、戦ったりして「ともだち」になっていく。

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ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー(DQMJ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー(DQMJ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー』とは、スクウェア・エニックスにより発売されたニンテンドーDS向けのRPGで、『ドラゴンクエスト』シリーズのモンスターを仲間にして育成・配合で強化し、様々な敵モンスターと戦っていく。本作は『ドラゴンクエストモンスターズ』シリーズの4作目であり、また『ジョーカー』シリーズとして初めて発売された作品である。冒険の舞台は7つの島からなるグランプール諸島。この島で主人公は多くの経験を積み、モンスターマスターとして成長していく。

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ダンボール戦機(LBX)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ダンボール戦機(LBX)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ダンボール戦機』とはゲーム、アニメ、漫画、プラモデルが同時並行で動くクロスメディア展開されている作品。作中の日本の首都とされる「トキオシティ」を主な舞台に、主人公・山野バンが人型小型ロボット「LBX」を駆使して悪の組織に立ち向かっていくストーリー。LBXは「コアスケルトン」という素体の内装であるロボットとそれに装着する外装の「アーマーフレーム」で構成されている。アニメは第1期から第3期まで制作され、それぞれテレビ東京系列で放送された。

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クロノ・トリガー(Chrono Trigger)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

クロノ・トリガー(Chrono Trigger)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『クロノ・トリガー』とは、1995年に発売されたスーパーファミコン用ロールプレイングゲーム。 ファイナルファンタジーの坂口博信、ドラクエの堀井雄二、ドラゴンボール等の漫画家鳥山明の3名によるドリームプロジェクトとして企画され、話題になった。 主人公クロノは、未来の世界を滅ぼす元凶ラヴォスを倒すため、過去、現代、未来を行き来しながら冒険する。

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ダイの大冒険(ダイ大)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ダイの大冒険(ダイ大)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『DRAGON QUEST -ダイの大冒険-』とは、エニックスの人気RPG「ドラゴンクエストシリーズ」の世界観を元に描かれた、原作:三条陸、漫画:稲田浩司、監修:堀井雄二による漫画作品。かつて世界征服を目論んだ魔王「ハドラー」が勇者とその仲間によって倒されてから十数年。この物語は、復活を果たした魔王ハドラー率いる「魔王軍」と、かつての勇者の弟子「アバンの使徒」との戦いを描くバトルテイスト冒険ファンタジーである。

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伝説巨神イデオン(THE IDEON)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

伝説巨神イデオン(THE IDEON)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『伝説巨神イデオン』は日本サンライズ制作・富野喜幸監督(当時)による日本のアニメ。 地球植民星ソロで発掘された、第6文明人の遺跡かつ変形合体する巨大ロボット「イデオン」と、その力の源「無限力イデ」を巡り、地球人と異星人バッフ・クラン両文明の衝突が発生。 銀河全体を巻き込む果て無き抗争へ発展していき、それを見つめ続けたイデの裁きによる全文明の終焉と全人類の輪廻転生までを描いた「解り合えぬ人々」を主役とした群像劇。 『新世紀エヴァンゲリオン』に強い影響(元ネタ)を与えた作品としても有名である。

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スターオーシャン セカンドストーリー(スターオーシャン2)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

スターオーシャン セカンドストーリー(スターオーシャン2)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『スターオーシャン セカンドストーリー』とは1998年にエニックスより発売されたプレイステーション専用ソフト。2008年にはリメイク版をPSPで発売し、2015年にはPS3・PSVita・PS4でもリメイク版が発売されている。ストーリーは主人公クロードがもう一人の主人公レナと出会い、仲間たちと共に冒険をするといったもの。2016年には歴代の『スターオーシャン』シリーズのキャラクターを登場させるクロスオーバーのスマートフォンゲーム『スターオーシャンアナムネシス』も発売されている。

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ドラゴンクエストビルダーズ(DQB)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ドラゴンクエストビルダーズ(DQB)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ファミリーコンピュータ版ドラゴンクエストの舞台・アレフガルドの復興のため、ものづくりの才能を持った主人公が奮闘していくブロックメイクRPG。ファミリーコンピュータ版ドラゴンクエストにて「勇者が竜王の仲間になる選択をした」その後の未来が描かれている。従来のドラゴンクエストの世界観を踏襲しながらも、まったく新しいストーリーやシステムが搭載されたシリーズ外伝である。

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ドラゴンクエストビルダーズ2(DQB2)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ドラゴンクエストビルダーズ2(DQB2)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ドラゴンクエストビルダーズ2 破壊神シドーとからっぽの島』とは、2018年にスクウェア・エニックスから発売されたブロックメイクRPGゲーム。アクションRPGとサンドボックスゲームの要素を掛け合わせた、『ドラゴンクエストビルダーズ』シリーズの第2作目である。舞台は『ドラゴンクエストII 悪霊の神々』のその後の世界。見習いビルダーである主人公は、流れ着いた無人島「からっぽ島」で出会った謎の少年シドーと共に、ハーゴン教団によって荒廃した世界を救う冒険をしながら、からっぽ島を開拓していく。

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ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章(漫画・劇場アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章(漫画・劇場アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章』とは、原作・川又千秋、作画・藤原カムイによる漫画作品。雑誌『月刊少年ガンガン』で1991年から1997年まで連載された。エニックスより発売されたゲーム『ドラゴンクエストIII』から初代『ドラゴンクエスト』の間の時代を舞台としており、ロトの血を引く主人公アルスが3人のケンオウとともに異魔神(いまじん)を倒す物語。単行本が全21巻、完全版が全15巻、ほか外伝として『ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章 Returns』が発売。また、1996年に短編映画化されている。

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妖怪ウォッチ シャドウサイド(第2章)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

妖怪ウォッチ シャドウサイド(第2章)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『妖怪ウォッチ シャドウサイド』とは2018年に放送されたレベルファイブのゲームを原作としたホラーファンタジーアニメ作品。『妖怪ウォッチ』で描かれた時代から30年後を舞台に、『妖怪ウォッチ』の主人公ケータの子供のナツメ、ケースケ姉弟を中心に街の至る所で起きる不可思議現象を解決していく様子を描く。『妖怪ウォッチ』シリーズの中でも、かっこいいバトルや恐怖を煽る演出が高く評価された作品である。

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レイトン教授と最後の時間旅行(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

レイトン教授と最後の時間旅行(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『レイトン教授と最後の時間旅行』はレベルファイブから2008年11月に発売されたニンテンドーDS用ゲームソフトである。スマートフォン版は2020年7月に配信開始された。『レイトンシリーズ』の第3弾。今作のキャッチコピーは「ナゾトキ×タイムスリップ」。タイトルにもあるようにレイトンとルークが時間を超えて旅をする物語である。イギリス・ロンドンで起こったタイムマシンの暴走によって失踪事件が起こり、時を同じくして未来のルークと名乗る人物からレイトンに手紙が届く。

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妖怪ウォッチ4(++)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

妖怪ウォッチ4(++)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『妖怪ウォッチ4(++)』とは、レベルファイブ開発によるRPGゲーム。Nintendo Switch専用ソフトとして発売され、のちの有償アップグレードの際に、PlayStation 4専用ソフトも発売された。妖怪ウォッチを手にしたケータ、フミちゃん、ナツメ、トウマ、アキノリ、シン。6人のウォッチャーが、ともだち妖怪と共に戦う。グラフィックがアニメ調の3Dになったことにより、アニメを見ている感覚を覚える。現代、過去、未来、妖魔界。不思議なトビラでつながる4つの世界を行き来するストーリー。

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星のドラゴンクエスト(星ドラ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

星のドラゴンクエスト(星ドラ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

「星のドラゴンクエスト」とはスクウェア・エニックスより配信されている、スマートフォン用のロールプレイングゲームです。 略称は「星ドラ」で、仲間と共にクエストをクリアし、レベルアップしながらボスを倒していきます。 過去のドラゴンクエストシリーズのストーリーや、キャラクターなども登場するので、ドラクエファンの方はもちろんですが、初心者の方でも楽しめるゲームになっています。

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レイトン教授と不思議な町(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

レイトン教授と不思議な町(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『レイトン教授と不思議な町』はレベルファイブから2007年2月に発売されたニンテンドーDS用ゲームソフトである。2018年6月8日にスマートフォン版が配信された。『レイトンシリーズ』の第1弾である。ナゾを解きながらストーリーを進めていくアドベンチャーゲームだ。物語の舞台はイギリス・ロンドンから始まる。基本的にプレイヤーの意志で自由に町を探索できる。今回は、英国紳士のレイトンとその助手ルークが、ナゾに包まれた”黄金の果実”の正体を明らかにするためにある町へ向かうところから始まる。

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レイトン教授と悪魔の箱(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

レイトン教授と悪魔の箱(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『レイトン教授と悪魔の箱』とは、レベルファイブから2007年11月29日に発売された『レイトンシリーズ』第2弾のニンテンドーDS用ゲームソフトである。2018年12月5日にスマートフォン版が配信開始された。作中で出題されるナゾを解きながらストーリーを進めていくアドベンチャーゲームである。キャッチフレーズは「ナゾトキ×映画級」。物語はレイトン教授の恩師から届いた手紙から始まる。開けた者は必ず死ぬという“悪魔の箱”のナゾを解き明かすためにレイトン教授とルーク少年は超特急モレントリー急行へと乗り込む。

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レイトン教授と超文明Aの遺産(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

レイトン教授と超文明Aの遺産(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『レイトン教授と超文明Aの遺産』とは、『レイトンシリーズ』第1シリーズである『レイトン教授と不思議な町』から5年の時を経て、ついにレイトンの物語の最終章となったレベルファイブの作品である。ファーストストーリーである『レイトン教授と魔神の笛』で発見した「癒しの園」から始まり、劇場版『レイトン教授と永遠の歌姫』で発見した「調和の町」、そして前作『レイトン教授と奇跡の仮面』で発見された「無限回廊」といった考古学者が夢見るアスラント文明のナゾが明らかになる。

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ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2 プロフェッショナル(DQMJ2P)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2 プロフェッショナル(DQMJ2P)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2 プロフェッショナル』とはスクウェア・エニックスにより発売されたニンテンドーDS向けのRPGで、前作の『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2』をベースに、新要素が追加されたマイナーチェンジ版。冒険の舞台は巨大モンスターが生息する孤島。主人公は行方不明になった仲間たちを探し、脱出するために巨大モンスターと戦い、島に隠された謎を解き明かす。『ドラゴンクエスト』シリーズのモンスターをスカウトして育成・配合で強くし、敵モンスターを倒していく育成RPG。

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レイトン教授と魔神の笛(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

レイトン教授と魔神の笛(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『レイトン教授と魔神の笛』は『レイトンシリーズ』の第2シリーズ第1弾である。『レイトンシリーズ』のファーストエピソードで、レイトンとルークの出会いのストーリーとなっている。レイトンとルークの出会い、そして新たに登場するレミとレイトンの出会いが明らかになる。レイトンの宿敵となるデスコールも今作から新たに登場し、『レイトンシリーズ』が完全に新しくなって戻ってきた。魔神が現れ、町を破壊するという噂のある町ミストハレリへ向かうレイトン。全てはここから始まった。

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レイトン教授と奇跡の仮面(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

レイトン教授と奇跡の仮面(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『レイトン教授と奇跡の仮面』はレベルファイブから2011年2月に発売されたDS用ゲームソフトである。今作から3Ⅾ表示に対応し、より動きに抑揚がついたレイトンたちになった。問題はベストセラー『頭の体操』の多湖輝が監修している。今作のレイトンは旧友からの手紙でロンドンを離れ、モンテドールの街で繰り広げられる奇跡のナゾを解き明かす。さらにレイトンの考古学者になった理由や口癖の由来についても今作で明らかになる。

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イナズマイレブン2 脅威の侵略者(ファイア・ブリザード)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

イナズマイレブン2 脅威の侵略者(ファイア・ブリザード)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『イナズマイレブン2 脅威の侵略者(ファイア・ブリザード)』とはレベルファイブ製作、ニンテンドーDS用収集・育成サッカーRPGである。2008年8月22日に発売された『イナズマイレブン』の続編にあたり、前作同様タッチペンを使用し、ゲームキャラクターを操作する仕様になっている。『イナズマイレブン2 脅威の侵略者』は2バージョンで登場する敵チームが異なるなど、ゲーム内でのストーリーやキャラクターに少し違いがあるものの主要な部分に関しての違いほとんどない。

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牧場物語GB(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

牧場物語GB(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『牧場物語GB』とは、ビクターインタラクティブソフトウェア(2007年に後のマーベラスに吸収)より1997年にゲームボーイ用ソフトとして発売された経営シミュレーションゲーム。『牧場物語』シリーズ作品では第二作目になる。第一作目に引き続き和田康宏がプロデュースし、開発は日本のゲームソフト開発会社である株式会社トーセ。本作では恋愛要素やお祭りがなくなり荒れ果てた牧場を再建することだけが目的となっている。『牧場物語』シリーズの中で最もシンプルな作品となっておりじっくりと牧場生活を楽しむことができる。

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