ドラゴンクエストビルダーズ2(DQB2)のネタバレ解説まとめ

『ドラゴンクエストビルダーズ2 破壊神シドーとからっぽの島』は、ドラゴンクエストの世界でモノづくりを楽しめる『ビルダーズ』シリーズの第2作目。
舞台はドラゴンクエスト2のエンディング後の世界。見習いビルダーである主人公は、流れ着いた無人島『からっぽ島』で出会った謎の少年シドーと共に、ハーゴン教団によって荒廃した世界を救う冒険をしながら、からっぽ島を開拓していく。

『ドラゴンクエストビルダーズ2』の概要

『ドラゴンクエストビルダーズ2 破壊神シドーとからっぽの島(以下DQB2)』は、スクウェア・エニックスから2018年12月20日に発売されたゲームソフト。対応プラットフォームはPlayStation 4、Nintendo Switch。ジャンルは、世界を救う大冒険と砂場遊びのようなモノづくりが同時に楽しめる『ブロックメイクRPG』。
ストーリーで描かれるのは『ドラゴンクエスト2 悪霊の神々』でロトの三勇者(ローレシアの王子、サマルトリアの王子、ムーンブルクの王女)によってハーゴンとシドーが倒された後の世界。世界のすべてがブロックで作られており、主人公はブロックを破壊して得られた材料から様々な施設やアイテムを創造することで、ハーゴン教団に対抗していく。しかし、主人公はモノづくりの才能には恵まれているものの、戦いにおいては一般人と同程度の力しかもっていない。そのため、魔物との戦いは主人公と冒険を共にする少年シドーが主に担当することとなる。

『ドラゴンクエストビルダーズ2』のあらすじ・ストーリー

チュートリアル:ハーゴン教団の船

ビルダー見習いの主人公(名前自由、男女選択可)は、どこかへ向かう船の牢屋で目を覚ます。その船は、『破壊は救済であり、モノづくりは悪』という教義を掲げるハーゴン教団のものであった。主人公は船長(魔物、アンデッドマン)に呼ばれ、ビルダーの力を使って働くことを強要される。奴隷扱いされた主人公であったが、ビルダーとして魔物たちの役に立つことが楽しく、その様子に船長は感化されてしまう。船長が主人公に心を開いてきた頃、船は嵐に巻き込まれ、難破してしまう。

からっぽ島

主人公は無人島「からっぽ島」に漂着し、謎の少年「シドー」と出会う。シドーは記憶喪失で、自分がなぜからっぽ島にいるのかもわからず、今では世界中にいるビルダーのことも、モノづくりという概念のことも知らなかった。主人公と同じ船に乗せられていた他のビルダーたちはほとんどが死んでおり、生き残っていたのは主人公のほかには「ルル」という少女だけ。合流した3人は寝床や食事を作り、助けを待つこととした。
翌朝、ルルが朝食用に残していた食事が盗まれていた。犯人はからっぽ島に住む白いおおきづち「しろじい」だった。
しろじいは「ビルダーが来るのを待っていた」「からっぽ島をまるごと主人公にやる」と言いだし、無人島であるからっぽ島の開拓を主人公に依頼してくる。からっぽ島以外の島に出向き、共に開拓をする仲間を移住させ、島の上にさまざまなものを作って欲しいというのだ。行く当てのない主人公、シドー、ルルの3人はこれを了承する。時を同じくしてからっぽ島に迷い込んできた船長(人間)の船を借りて、ルルを島に残し、主人公とシドーは別の島へと旅立つ。

モンゾーラ島

主人公とシドーが最初にたどり着く島。かつては緑豊かな島だったが、ハーゴン教団に征服されてからは、島の総督「ヒババンゴ」の力で、腐った風が吹く泥の島になってしまっている。この島で最初に出会った女性「チャコ」と共に「恵みの大樹」を復活させ、大農園を作ることが冒険の目的となる。

オッカムル島

地下に広がる巨大な鉱山でさまざまな鉱石が採れるため、ゴールドラッシュに沸き、多くの荒くれが採掘に訪れていた島。ところが、島の総督「メドーサボール」の力によって、鉱脈はことごとく石に変えられ、かつてのゴールドラッシュは見る影もなくなり、地上で営業しているバーも閑古鳥が鳴いている。主人公とシドーはバーのマスターの娘「ペロ」と、かつてはゴールドマンだったが呪いによってストーンマンとなってしまった「ゴルドン」に頼まれ、再び島にゴールドラッシュをもたらすべく鉱山の再開発に取り組む。

監獄島

モンゾーラとオッカムルを救った主人公とシドーは、ハーゴン教団に目をつけられ、からっぽ島へ押し寄せてきた軍勢によってこの島へと連行される。2人は別々の牢屋に入れられてしまうが、脱走を誓って耐え抜く。この島で長く暮らしている「モンばあ」の協力を得た2人は、看守たちの隙をついて友好的な魔物を仲間にし、無事脱獄に成功する。

ムーンブルク島

公式サイトでは「終わらない戦いの島」と記載されている。ドラゴンクエスト2に登場するムーンブルクと同名の、雪に閉ざされた島。戦いは破壊の極致であるという教えを妄信しているムーンブルクの人々は、ハーゴン教団の魔物たちと終わらない戦いを続けているが、主人公とシドーの来訪により、終わらない戦いを終わらせたいと思う者が少しずつ増えていく。ところが、人間を裏切り魔物側についていた兵士長「リック」が、暴力的なまでの強さを誇るシドーを人々が恐れるように仕向け、牢屋にまで入れてしまう。これがきっかけで、主人公とシドーは仲違いをしてしまう。また、この島にある「ロンダルキア」と呼ばれる地域が、ドラゴンクエスト2に存在する「ロンダルキア」と異なり、緑あふれる美しい大地であったことや、その中心に「ローレシア城」が存在していたことによって、主人公は、今自分のいる世界が、もともと自分が暮らしていた世界とは別の世界であることを知る。最終的には島の総督「アトラス」を倒し、人々は教団の呪縛から解放されるが、主人公とシドーはギクシャクしたままからっぽ島へと帰還する。

破壊天体シドー

この世界はハーゴンの願望が作り出した幻の世界であり、死んだはずのハーゴンも幻の世界の中では生きていた。そして、少年シドーの正体が、かつてロトの三勇者に倒された破壊神シドーそのものであることが判明する。ハーゴンはすべてを忘れて少年になってしまったシドーを幻の世界へ送り込んだ。そして「破壊」と対になる「創造」の力で幻の世界を満たし、シドーの中の破壊の力を高め、頃合いを見て破壊神として復活させるつもりだった。また、放っておけば幻の世界はやがて滅びることも判明する。からっぽ島へやってきたハーゴンはシドーに目覚めた心を折って連れ去る。シドーもこの世界も諦められない主人公は、ルルや島の仲間たちに後押しされ、シドー救出のため単身ハーゴン教団の聖地へ乗り込む。
主人公はそこで、滅びこそが救済であるという教えを受け入れられない魔物たちと共に、滅び行く聖地から脱出するための箱舟を作りつつ、シドーを救出するための兵器を作る。そして、破壊神として復活してしまったシドーの中から、少年シドーだけを救出することに成功する。2人はハーゴンと破壊神シドーを倒し、からっぽ島へ帰還。自らの半身を倒したシドーが得た神の力を使い、滅びかけていた幻の世界を一度「破壊」して「創造」し直し、存続させた。

『ドラゴンクエストビルダーズ2』の登場人物・キャラクター

主要人物

主人公

男女選択可能。デフォルトネームはビルド(男)またはクリエ(女)。ドラゴンクエスト1に登場した町「メルキド」の出身のビルダー見習い。ハーゴンに目をつけられ、幻の世界に創造の力をもたらす者として呼び込まれてしまう。からっぽ島での生活を通じてシドーとルルとの間に固い友情を築き、困難を恐れず立ち向かっていく。

シドー

からっぽ島で出会う少年。正体はドラゴンクエスト2で倒された破壊神シドーが力と記憶を失った姿。それ故か発言や行動は乱暴なものが多いが、主人公やルル、各島の人々との交流や冒険によって情緒を育んでいく。

ルル

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