パプニカの王女・レオナ(ダイの大冒険)の徹底解説まとめ

レオナとは、『DRAGON QUEST -ダイの大冒険-』の登場人物である。パプニカ王国の姫君で、主人公ダイの冒険をサポートし、時には仲間として共に戦った。
ダイとは、儀式のために彼の育ったデルムリン島を訪れて以来の友人。その後ダイが魔王軍との戦いに身を投じた動機も「レオナを助けたい」というものだった。
物語を通してヒロインとして活躍するも、それぞれの立場や考えもあって二人の関係は親しい友人の状態が続いた。しかし実際は異性としてかなり意識していたらしく、それを指摘された際は頬を赤らめていた。

レオナのプロフィール・人物像

年齢:14歳
出身:パプニカ王国
職業:姫
家族:パプニカ王
武器:パプニカのナイフ、ゴールドフェザー、シルバーフェザー

CV:久川綾(1991年版)、早見沙織(2020年版)

レオナとは、『DRAGON QUEST -ダイの大冒険-』の登場人物。主人公ダイの仲間の一人で、同作のヒロインでもある。
パプニカ王国の姫君にして、本来は別系統の技術である魔法使いと僧侶の呪文をどちらも使える“賢者”の卵。その双方において非常に優れた資質を持ち、前者においては人間嫌いのマトリフをも感心させる器量を発揮し、後者においては最高位の回復呪文であるベホマをこの歳にして修得していた。

王家に伝わる儀式を行うためにデルムリン島を来訪した際、そこで暮らしていたダイと出会う。知り合いのロモス王から彼の評判を聞いていたものの、実際に会ってみれば自分より小柄な男の子だったため、小バカにした態度で「カッコ悪い」と言い放つ。そんなレオナにダイも「性格が悪そう」という印象を抱き、この時はあまり良好な関係とはいえない状態だった。
しかしその後の交流で互いの長所を知って認識を改め、2人は友人の間柄となる。途中で一度代替わりこそしたものの、この時レオナにもらったパプニカ製のナイフを、ダイは大魔王バーンとの決戦までサブウェポンとして愛用し続けた。

ダイがアバンに教えを受けていた頃、魔王軍六大軍団が1つ、不死騎団の侵攻によってパプニカ王国は壊滅。父を含む肉親を全員失う。なお諦めることなく潜伏しながら反攻の機をうかがう中、フレイザードの襲撃を受ける。そこにダイが駆け付けるも、標的を彼へと変更したフレイザードに人質として氷塊の中に閉じ込められてしまう。
バルジ島の決戦を経て無事に救出され、戦勝を祝う場で元不死騎団長であるヒュンケルに「自分を卑下せず、歩みを止めず、正義と友情と愛のために残りの人生を生きる」という裁きを与える。故郷と肉親を奪われた恨みを晴らすでもなく、ただ許すのでもなく、恐らくはヒュンケルがもっとも望みながらも歩むことなど許されないと考えていた道を明快に示したその言葉に、パプニカ王国の人間を嫌っていたマトリフですら「なかなかの大物だ」と感嘆した。

その後武道家としての修行を積むため一時離脱したマァムに代わってダイ一行に参加し、バランとの戦いで活躍。ダイを守るための捨て石となるため仲間を見捨てるかのような言動を見せたポップを感情的に叱責して平手打ちを食らわせるものの、彼の真意を知った後はその内心を推し量れなかったことをひどく悔やんでいた。
「最大最強の技を食らい続けることで、いずれ必ず駆けつける仲間たちが少しでも有利になるようバランを消耗させる」という、暴挙同然のクロコダインの作戦に付き合い、彼をベホマで回復し続ける。女性を本気で攻撃する気にはなれなかったのか、竜魔人と化した後もバランはレオナに対しては警告無しに致命的な攻撃を加えることは避けていたが、それでもなお歯牙にもかけられず翻弄された。最後の手段としてポップが自爆呪文メガンテを唱えた後、彼に蘇生呪文ザオラルをかけるも失敗。バランが圧倒的過ぎたという事実はあるにせよ、回復役として以外は役に立てないまま終わった。

その後アバンの残した書物を読み、その中の「焦らずにもう一度じっくりと自分の使命と力量を考えなおしてみなさい」という記述に感銘を受け、また戦闘面における自身の実力不足を感じたせいもあってか、政治的な面からダイ一行をサポートすることが多くなる。各国の王を集めて魔王軍に対抗するための方針を定め、人類全体で魔王軍と戦う体制作りに邁進。ダイ一行の大きな力となった。
最終決戦においてはダイに同行し、以前の敗戦を思い出して怯むダイを励まし続けた。真の姿を解放し、絶大な力で一行を追い詰めた真・大魔王バーンに対し、不意打ちとはいえ初めて手傷を負わせた人物でもある。

高潔かつ聡明な王女としての顔と、年齢相応の少女としてのフランクで通俗的な顔を器用に使い分ける芯の強い人物。その器量と美貌に魅せられた者は多く、ペットのような存在としてだがバーンですら彼女を誘ったことがある。
誰が相手だろうと言いたいことは遠慮なく言うタイプで、ダイたちの旅立ちに合わせて城を抜け出すなど行動力も抜群。前述のバーンに誘われた際はナイフで切りかかって手傷を負わせ、「自分を生かしておくつもりなら、天下の大魔王バーンに傷を負わせたことを終生言いふらしてやる」と痛烈どころではない啖呵を切った。

プライベートにおいては、ダイとは親しい異性の友人という関係を維持していた。これはレオナの王女としての立場や魔王軍との戦いに専念しなければならないという両者の置かれた状況、ダイの年齢や人間関係への疎さを起因とする恋愛そのものへの興味の薄さから来るものだが、実際のところは両想いだったようである。普段隠している分、それをはっきりと指摘された際は頬を赤らめ、珍しく言葉に詰まっていた。
ダイと初めて会った際に執り行おうとしていた王家の儀式は、王族ならば14歳になった時に必ず行わなければならないものだが、前回実施されたのは50年も前だという。このことから、レオナが生まれた時点で父であるパプニカ王はかなりの高齢だったことがうかがえるる。

レオナの装備

パプニカのナイフ

パプニカ製の特殊な金属で作られたナイフ。柄に宝石の埋められた青い刀身の美しいナイフで、儀式のためにデルムリン島を訪れたレオナから「呪文が苦手ならせめていい武器を持っておかなきゃ」、「自分が持ち歩いていると怒られる」とのことからダイに贈られた。柄元の宝石の色だけが違うほぼ同じ構造のものが全部で三振り存在し、最初にダイに贈られたものは赤い宝石をあしらった「太陽」のナイフ。他に青い宝石が埋め込まれた「海」のナイフ、緑の宝石が施された「風」のナイフが存在する。
サイズは大振りのナイフといった程度だが非常に頑強で、その後クロコダインとの戦いに至るまでダイはこれをメインウェポンとして愛用。ロモス王から新しい装備を拝領した後も、サブウェポンとして活躍した。
バランとの戦いの中でダイの竜の騎士の力に耐え切れず崩壊するも、レオナからは改めて「風」のナイフが送られる。大魔王バーンとの決戦直前、「守り切れる保証は無いから共に戦ってほしい」とダイからレオナに護身用に返還。バーンの大技を回避する場面などで活用された。レオナが隙を突いてバーンに切りかかる際に使用したのもこのナイフである。
真の姿を表し、ダイとレオナの絆を象徴するアイテムである。

ゴールドフェザー

バーンパレスの決戦において、アバンからレオナに譲渡されたマジックアイテム。名前の通り金色の羽根のような形状をしており、根元部分には魔法力を増幅する輝石が使われている。
相手に投げつけて突き刺すことで、一瞬だけ動きを止めることが可能。これはマグマ並みの高熱の血液を持つキルバーンにも通じたため、なんらかの毒というよりそういう効果のある呪文の類が施されているのだと思われる。
魔法の効果を増幅する力があり、通常の呪文が通じない灼熱のトラップや大魔王の力で封じられた門などを、罠解除や開錠の初歩的な呪文を増幅させることで突破している。もともとの製作者であるアバンはこれを器用に使いこなしていたが、レオナが使用するシーンはあまり見られなかった。

シルバーフェザー

バーンパレスの決戦において、アバンからレオナに譲渡されたマジックアイテム。名前の通り銀色の羽根のような形状をしており、根元部分には魔法力を溜め込む性質を持つ聖石が使われている。
ゴールドフェザーが攻撃の補助に使うものならこちらは回復用で、根元部分を突き立てることで魔法力を回復する。一本で並みの魔法使い2~3人分の魔法力を全回復させるほどの効果を持つが、この時期のポップは一本だけでは全回復に至らず、その成長ぶりにアバンは大いに感心していた。
大魔王バーンとの二度目の戦いで、ダイが竜の騎士の最強呪文ドルオーラで勝負をかけようとした際、なんの打ち合わせも無くこれを放って彼の魔法力を回復。ドルオーラの二連射という前代未聞の攻撃につなげ、一度はバーンをも退けた。

おどりこのふく

バルジ島の決戦後、ダイの新しい武器を求めて彼やポップと共に訪れたベンガーナのデパートで試着した服。
ダイが別の装備の試着中だったためポップに披露するも、「もっと地味なのにしろ」と猛反対される。一方でレオナ本人は「動きやすい」とわりと評価していた。
1991年のアニメ版では、この後さらに「てんしのローブ」や「あぶないみずぎ」、「はでなふく」や「ぬいぐるみ」などを次々と試着しては楽しそうにしていた。

レオナの使用した呪文

ベホマ

最上位の回復呪文。ちなみにもっとも初級のものがホイミ、中級のものがベホイミ、その上がこのベホマとなっている。
元ネタであるドラゴンクエストシリーズでは「HPを全回復させる」効果があり、生きてさえいれば傷一つない状態にまで一気に回復できる。しかし本作においては作劇上の都合もあり、重傷が一瞬で完治するような描写は無い。
レオナ自身修得はしているものの完全にこの呪文を使いこなしているとは言いがたく、「怪我の治療と体力の回復を一度に行うのは無理」と明言している。それでもバラン戦において彼女がこれを使用できなければクロコダインは死に、バランの消耗も少なくなり、ダイたちの勝利はありえなかった。
派手な活躍こそないが重要な呪文で、バラン戦後の治療やドルオーラでバーンを退けた後のダイの回復などにも大活躍している。

ザオラル

死者を蘇生させる秘術。肉体がある程度無事であるなど、施す際にはいくつかの条件があり、さらに熟達した使い手でも成功率は50%ほど。
自爆呪文メガンテを仕掛けて死んだポップを蘇らせるためにレオナが使用。その後は幸か不幸か使用する機会に恵まれなかった。
元ネタであるドラゴンクエストシリーズには、死者を100%復活させる「ザオリク」という呪文が存在するが、本作では名前すら出てこない。原作者である三条陸は、「作劇上の都合で登場させないことにした」とコメントしている。

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