アリス・ギア・アイギス(アリスギア)のネタバレ解説・考察まとめ

『アリス・ギア・アイギス』とは、コロプラより配信されているスマートフォン用ゲームアプリである。機械生命体ヴァイスの襲撃により地球を捨て宇宙船団による航海を続ける人類は、ヴァイスに対抗し得る高次元兵装「アリスギア」を開発。それから3世紀、若い女性だけが操作できるアリスギアによって宇宙船団の平和は守られてきた。その船団の一つ「東京シャード」のヴァイス対策企業「成子坂製作所」に新たな隊長が赴任したことで物語が始まる。

レアリティごとの性能差

同一のアクトレスであれば同レベルにおけるステータスに差はないが、レアリティが高いアクトレスはレベル上限が高いため最終的にはステータスで勝ることになる。また、レベルが高いほど習得スキルが増え、特にLv80で習得する各アクトレスの専用スキルはレベル上限限界値に達しても☆3以下のアクトレスでは習得できない。
レベルアップに必要な経験値は同レベル帯でもレアリティが高いほど大きくなり、☆2で☆1の2倍、☆3で3倍、☆4で4倍になる。
装備キャパシティはレアリティが高いほど大きくなり、☆4まで進化させた専用ギアをフル装備できるのは基本的には☆4アクトレスだけである。
2019年6月のアップデートによりレベル上限解放が一定段階に進むごとに装備キャパシティが増加する仕様になり、これによって☆3のアクトレスであっても最大レベル上限まで到達すれば☆4専用ギアのフル装備が可能となった。

☆1:初期レベル上限:Lv15 最大レベル上限:Lv15 装備キャパシティ:60
☆2:初期レベル上限:Lv30 最大レベル上限:Lv70 装備キャパシティ:100
☆3:初期レベル上限:Lv60 最大レベル上限:Lv80 装備キャパシティ:140
☆4:初期レベル上限:Lv80 最大レベル上限:Lv90 装備キャパシティ:180

☆2の最大上限レベル解放に伴う装備キャパシティ増加数:2レベルごとに+3(Lv70まで) / 最大で+60
☆3の最大上限レベル解放に伴う装備キャパシティ増加数:2レベルごとに+5(Lv70まで)、2レベルごとに+3(Lv71~Lv80) / 最大で+40

また、前述したように☆4アクトレスは各キャラ固有のSPスキルを所有しており、☆3までのアクトレスが持つ汎用SPスキルよりも性能が強力である。

アナザータイプは、通常タイプより性能の振れ幅を極端に設定しているため得意・不得意がはっきりしている。育成や運用に関してはゲーム熟練者向けである。

信頼度とファン数

アクトレスの絆エピソード解放に必要なステータス。
信頼度は「更衣室」で信頼度上昇アイテムをプレゼントすることで上昇させることが可能であり、ファン数は戦闘に出撃して任務を成功させることで上昇する。チームリーダーに設定されたアクトレスにはより多くのファン数が加算される。
絆エピソードを最後まで解放し閲覧することで専用アクセサリが入手できる。
絆エピソード解放のためにはどちらかだけ上げればよく、すぐに進めたいならプレゼントを使用し、ゆっくりで良いなら出撃でファン数を増やしていくことになる。

アリスギア

アクトレスに装備する武器と防具のことである。
ショットギア(射撃武器)とクロスギア(近接武器)の総称をウェポンギア、トップギア(上半身防具)とボトムギア(下半身防具)の総称をドレスギアとする。
主にシェル解析によって入手するが、一部のギアはイベントの報酬で入手することができる。

汎用ギアはアイコンの背景が青色、特殊進化が可能な汎用ギアは背景が紫色、イベントで配布されるイベントギアは背景が緑色、特定アクトレスの専用ギアは背景が赤色である。無装備状態で装着される貸与ギアは背景がグレーである。

特殊ギア

「ストライクウィッチーズ」コラボで実装された特殊なアリスギア。エミッションではなく魔力で動作するため、従来のアリスギアとは併用できない(系統の違うギアを装備すると強制解除されてしまう)。
・ウェポンギア:第二次世界大戦時の実銃を模したもの。
・トップギア:使い魔の力を行使するワッペン。外見上は無装備に見える。
・ボトムギア:「ストライクウィッチーズ」で言うところのストライカーユニット(飛行脚)。

ショットギアの属性

実弾属性(上)とエネルギー属性(下)

ショットギアには4種類の種別と4つの攻撃属性だけでなく、「実弾属性」「エネルギー属性」という属性が設定されている。表示アイコンの右下に銃弾のアイコンが付いているのは実弾属性、ビームのアイコンが付いているのはエネルギー属性である。
これらの属性は基本的な射程とチャージ攻撃、ブースト射撃といった挙動に違いがある。(射程はショットギア個々で射程重視型や散弾型など違いがあるためあくまで基本の性能とする)
また、実弾属性の武器は反動が強く、射撃時にアクトレスが後方に流されることがある。

・ライフル
射程と速射性は平均。極短射程で通常射撃でも拡散弾を放つショットガン型のギアもライフルに分類されている。
基本射程は実弾40、エネルギー35。
チャージ攻撃は実弾型は直進弾の速射+グレネード(炸裂弾)、エネルギー型は拡散する追尾式レーザーをチャージ時間に応じた数だけ発射する。
前ブースト射撃は長射程低威力の連射、横ブースト射撃は横移動しながらの3連射、後ブースト射撃は横への薙ぎ払い式連射。
・デュアル
射程は短いが速射性が高く、多数のヴァイスの中に飛び込んで一気に殲滅するのに向いている。
基本射程は実弾31、エネルギー28。
チャージ攻撃は高速連射。エネルギー型の場合弾丸に追尾性能が付属する。
前ブースト射撃は長射程低威力の連射、横ブースト射撃は旋回しながらの低威力横薙ぎ連射、後ブースト射撃は左右に散らしたマルチロック式連射。
・バズーカ
射程は短めで速射性も低いが、高威力で爆発を伴うためヴァイスが密集しているところに撃ち込むと爆風でまとめて吹き飛ばすことが可能。
基本射程は実弾35、エネルギー30。爆風の範囲も実弾型の方が広い。
チャージ攻撃は広範囲の爆発を伴う弾丸を発射する。実弾型の方がより広範囲。
前ブースト射撃は弾速の早い低威力射撃(実弾型は3連射)、横ブースト射撃は目標を散らした2連射(ブーストゲージを使い切る)、後ブースト射撃は射程の短い追尾弾(エネルギー型は大型追尾弾)。
・スナイパー
射程が長く威力も高いが速射性が低く、照準設定時に移動が止まる弱点がある。実弾型は通常攻撃にも貫通性能があり、エネルギー型は発射後のビームが一定時間攻撃判定を残すので多数の敵を巻き込みやすい。
基本射程は実弾65、エネルギー80。スナイパーのみエネルギー型が射程において有利となる。
通常攻撃のみならず特殊射撃においても実弾型とエネルギー型ではまったく使い勝手が違う。
チャージ攻撃は実弾型が高威力の大型弾による狙撃、エネルギー型は貫通性能を持つ追尾式レーザーを複数本発射する。
実弾型の前ブースト射撃は高威力弾、横ブースト射撃と後ブースト射撃は低威力の小型弾。
エネルギー型の前ブースト射撃は低威力の多段ヒット型ビーム、横ブースト射撃と後ブースト射撃は大きく威力の落ちる連射ビーム。スナイパーでは珍しくブースト移動したまま攻撃が可能だが命中性能は低い。

クロスギアの特性

打撃属性(上)と斬撃属性(下)

クロスギアは近接武器の総称であり、攻撃タイプ別に4+1種類の形態がある。また斬撃と打撃の属性があり、いずれかに耐性を持つヴァイスも存在する。表示アイコンの右下に弧型のアイコンが付いているものは斬撃属性、星型のアイコンが付いているのは打撃属性である。
・両手剣
両手持ちの大型剣型クロスギア。攻撃力と攻撃速度のバランスが良く扱いやすい。三連撃の最後に中射程の衝撃波を発生させる。
特殊攻撃は自分を中心に一定範囲を薙ぎ払う回転斬り。特定専用ギアの派生進化型は特殊攻撃からの追加入力で追撃を発生させることが可能である。
・片手剣
片手持ちの剣型クロスギアと盾のセット。攻撃力は低いが攻撃速度が速い。重装甲型の一部大型ヴァイスは片手剣の攻撃に耐性を持つものがある。
特殊攻撃は盾によるガード。アクトレスと専用武器の組み合わせによってはガードからのカウンター攻撃やシールド突撃を派生させることが可能である。
・ランス
槍型のクロスギア。初撃の踏み込み性能が高く一気に近接戦闘に持ち込めるが攻撃力自体は高くないため大型ヴァイス戦より小型ヴァイス相手の乱戦向き。
特殊攻撃は近接攻撃属性を持つ大型ビーム弾の発射。
・ハンマー
鈍器型の両手持ちクロスギア。攻撃速度は遅いが攻撃力が高く、またハンマー攻撃時は防御力が上昇する特性がある。三連撃の最後には範囲攻撃の衝撃波を発生させる。一部の大型ヴァイスはハンマーの持つ打撃属性を弱点とするものがある。
特殊攻撃は一回転してからの叩きつけ。高い威力を持つが攻撃範囲が狭い。特定専用ギアは通常攻撃コンボ発生中に追加入力で独自の特殊攻撃を発生させることが可能である。
・拳銃
「ストライクウィッチーズ」コラボと同時に実装された小型の拳銃型クロスギア。攻撃力は低いが攻撃速度が速い。
特殊攻撃はその場回避(通常のターン回避より無敵時間が長い)。攻撃型の拳銃では特殊攻撃がガード(追加入力で前進しての攻撃)になっている。属性はハンマーと同じ打撃属性。

強化と進化

アリスギアの「進化」は外見や性能が変化するものがある

アリスギアはゴールドを消費する(強化)またはアリスギアを合成する(合成)ことでレベルを上げることができる。レベルはレアリティごとに上限が設定されている。
一部の汎用ギアやイベント入手ギア、そして専用ギアはレベルを上限まで上げて進化素材を消費することで進化させることができる。進化したギアは再度Lv1に戻る。進化可能なギアは第4段階までは通常の☆3ギアよりも強化費用が安く設定されている。イベント入手ギアは進化に専用素材が必要となるものがあるので素材の入手漏れに注意。
ギア進化は「調査任務」を3番目の「ワイルドキャット宙域」までクリアすることで解放されるため、早めにクリアしておきたい。
分岐進化は性能が変更されるため、必要な進化かどうか確認してから行った方が良い。また、一部のイベント入手ギアには進化により属性を変更できるものやギアスキル内容が変更されるものがある。これらも必要に応じて進化させるかどうかを判断すべきである。

☆1:Lv15
☆2:Lv30
☆3:Lv40
☆3(進化第1段階):Lv50
☆3(進化第2段階):Lv60
☆4(進化第3段階):Lv70
☆4(進化第4段階):Lv75
☆4(進化第5段階):Lv80

アイコンの背景が紫色のウェポンギアは通称「マルチ武器」と言われ、マルチでドロップするギアシェルからのみ取得可能である。マルチ武器は最初の進化でランダムにパッシブスキルを取得するがスキル内容に当たり外れがあるため、他にやることがなくなった上級者向けのエンドコンテンツである。

装備コスト

アリスギアには装備コストがあり、アクトレスはその装備キャパシティ内までのギアしか装備することはできない。
ギアのレアリティ別コストは下記の通りである。☆4のギアは現在専用装備を3段階以上進化させたものしか存在しない。

☆1:5
☆2:15
☆3:30
☆4:45

装備キャパシティの問題で☆4装備を3つまでしか装備できない☆3アクトレスを運用する場合、ドレスギア2種と得意武器のみ専用ギアで固めて準得意武器は諦める、あるいはウェポンギアを専用ギアにしてドレスギア2種を進化させたイベント産汎用ギアまたは進化を第2段階で止めた専用ギアにすることで少しでもステータスを上げつつ攻撃性能を優先するという選択肢がある。専用ギアのギアスキルを優先する場合は逆にドレスギアを専用ギアにしてウェポンギアを汎用ギア(可能であれば進化させたもの)または進化を第2段階で止めた専用ギアにするのも手である。
2019年6月のアップデートにより☆3以下のアクトレスはレベル上限解放の回数に応じて装備キャパシティが増加するようになったため、装備に関してはこれまでより幅広い選択が可能になっている。

合成

「調査任務」を「ワールウインド宙域」まで進行させることで解放される機能である。
不要なアリスギアを合成素材に使用して強化の代わりにアリスギアのレベルアップに使用することが可能になる。しかし、合成の真価はそこではなく「品質値」の付いたアリスギアを合成素材に使うことでアリスギアの品質値を上昇させることができる点にこそある。
品質値の付いたアリスギアはレベル表記の上方に「+1」等の数字が水色で表記されている。品質値の最大値は+99である。
ウェポンギアは品質値+1ごとにATKが0.6、属性値が0.3上昇。トップギアは品質値+1ごとにHPが4上昇、ボトムギアは品質値+1ごとにDEFが1上昇する。

カスタムキット

「調査任務」を「ファイアブランド宙域」まで進行させることで解放される機能である。
装備スロットが付いているアリスギア(四角形の武器アイコンの右側に凹みが付いている)にカスタムキットを装備して能力を上昇させることができる。
カスタムキットは調査宙域でドロップするキットシェルを解析することで入手可能であり、レアリティの高いシェルほどレベルの高いカスタムキットが出てくる。
現在カスタムキットはL1~L3まで存在しており、数字が大きいほど効果が大きい。
一度装備したカスタムキットは取り外しができないが、別のカスタムキットによる上書きは可能である。
カスタムキットの種別は下記の通りである。

・HP制御チューン:HPが3~7%上昇
・防御制御チューン:基礎防御力が3~7%上昇
・冷撃強化キット:冷撃攻撃力が2~4%上昇
・焼夷強化キット:焼夷攻撃力が2~4%上昇
・電撃強化キット:電撃攻撃力が2~4%上昇
・重力強化キット:重力攻撃力が2~4%上昇
・近接強化キットS:斬撃攻撃力が3~5%上昇
・近接強化キットB:打撃攻撃力が3~5%上昇
・射撃強化キットPH:実弾攻撃力が3~5%上昇
・射撃強化キットEN:エネルギー弾攻撃力が3~5%上昇
・強化キットOD/E:奇数エリアでの戦闘時に電撃攻撃力が6~10%上昇、複数装備時には効果重複なし
・強化キットOD/G:奇数エリアでの戦闘時に重力攻撃力が6~10%上昇、複数装備時には効果重複なし
・強化キットOD/H:奇数エリアでの戦闘時に焼夷攻撃力が6~10%上昇、複数装備時には効果重複なし
・強化キットOD/F:奇数エリアでの戦闘時に冷撃攻撃力が6~10%上昇、複数装備時には効果重複なし
・強化キットEV/E:偶数エリアでの戦闘時に電撃攻撃力が6~10%上昇、複数装備時には効果重複なし
・強化キットEV/G:偶数エリアでの戦闘時に重力攻撃力が6~10%上昇、複数装備時には効果重複なし
・強化キットEV/H:偶数エリアでの戦闘時に焼夷攻撃力が6~10%上昇、複数装備時には効果重複なし
・強化キットEV/F:偶数エリアでの戦闘時に冷撃攻撃力が6~10%上昇、複数装備時には効果重複なし
・SPチャージHP:戦闘中にHPが50%以下になるとSPゲージが6~12%上昇、複数装備時に効果重複あり

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