アリス・ギア・アイギス(アリスギア)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『アリス・ギア・アイギス』とは、コロプラより配信されているスマートフォン用ゲームアプリである。機械生命体ヴァイスの襲撃により地球を捨て宇宙船団による航海を続ける人類は、ヴァイスに対抗し得る高次元兵装「アリスギア」を開発。それから3世紀、若い女性だけが操作できるアリスギアによって宇宙船団の平和は守られてきた。その船団の一つ「東京シャード」のヴァイス対策企業「成子坂製作所」に新たな隊長が赴任したことで物語が始まる。

アイテム

「素材(進化素材やカスタムキット)」、「コスチューム」「アクセサリ」、「その他(好感度上昇アイテムや各種イベント交換アイテム)」の所持状況を確認できる。

ショップ

アイテム交換所が設置されている。

【常設】
・ギア交換所:ギアメダルを専用ギア(進化段階は最初期)やギフトークンと交換できる。専用ギアは1個がギアメダル120枚。コラボキャラの専用ギアは交換対象外である。
・ギフトークン交換所:メインストーリーのクリア報酬やイベントでの交換等で入手できるギフトークンをコラボ衣装や新規髪型、新型専用武器等と交換できる。☆3アクトレスのSOLラプターも未所持に限りギフトークンで入手可能。
【臨時】
各種イベントのアイテム交換所が設置される。イベントのアイテム交換所はイベント終了から7日後までは開設されている。
また、一部のコラボにおいては期間限定のギア交換所が設置されコラボキャラの専用ギアをギアメダルと交換できる。

受取箱

運営から配布されるプレゼントを受け取ることができる。(コラボ記念の配布☆3アクトレス、不具合の補填、各種記念日のプレゼント、等々)

フレンド

フレンドには「フォロー」「フォロワー」の2種類が存在する。
・フォロー:他のユーザーをフォローしている。そのユーザーのサポート設置アクトレスがサポーター選択画面で優先表示される。
・フォロワー:自分をフォローしている他のユーザー。自分のサポーター設置アクトレスがそのユーザーの選択画面に優先表示されている。
お互いをフォローしている相互フォロー状態だと、そのフレンドにメッセージを送信することができる。

ゲーム開始時は、できるだけ高レベルのアクトレスをサポートに設定しているプレイヤーを多数フォローするのが望ましい。自分のフォロワー数を考えるのは自分もレベルと装備の充実したアクトレスをサポート欄に置けるようになってからで良いだろう。
自分がサポートに設定してあるアクトレスが使用されると1回につき一定額のゴールドが貰える。

実績

「Game Center」(ios)、「Googleplay ゲーム」(Android)と連携する。

ヘルプ

ゲームの操作方法や進行方法についてのおおまかな説明と機種変更時の注意点、利用規約、特定商取引法表記、資金決済法などが表示される。

オプション

ゲームの各種オプションが表示される。

・サウンド関連:各種音量。
・グラフィック関連:画像の精度。描画性能の低い機種での高解像度プレイは遅延やアプリの強制終了が起こりやすいのでここで調整する。
・バトル関連:いわゆるコンフィグ。戦闘中の機体操作の最適化。
・ホーム関連:ホーム画面に表示するアクトレス数の調整。
・おまかせ装備関連:おまかせ装備の操作や対象を変更。
・ウィンドウ関連:アイテム獲得ウインドウや所持上限警告のオンオフ。
・実験的機能:未実装の調整中機能を使用する。サポート対象外となるため警告ウィンドウが出る。
・その他:課金ストッパーやプッシュ通知のオンオフ等。
・データインストール:ゲーム内データを端末にインストールして通信量を軽減する。
・アカウント設定:他端末への引き継ぎ処理。
・タイトルに戻る:タイトル画面へ戻る。
・購入処理の完了:カラット(課金石)の購入処理が何らかの要因で中断した場合にその処理を完了する。

『アリス・ギア・アイギス』の用語

機械生命体ヴァイス

ヴァイス

21世紀末に地球を襲撃し、人類を宇宙移民船ムーンシャードによる放浪の旅へと追いやった機械生命体。人類が地球を捨てた今も宇宙船団を追って執拗に人類を攻撃している。自身の周囲の次元を遮断することにより通常兵器の攻撃を無効化するため、21世紀当時の人類では手も足も出なかった。3世紀前に開発された「高次元兵装・アリスギア」だけがヴァイスのその能力を相殺することができる。かつては人類存亡の危機をもたらしたヴァイスだが、アリスギアが普及し対ヴァイス対策が行き渡った今となってはその脅威は害獣程度に落ち着いている。しかし今でもヴァイスへの対抗手段はアリスギア以外に存在しないため、アクトレスの処理範疇を超えるヴァイスの襲撃はシャード壊滅の危機となり得る。また、通常のヴァイスは体長1.5~2メートルほどであるが稀に「大型ヴァイス」と呼ばれる体長数メートル~十数メートルの大型個体が出現することがあり、これらの大型個体は耐久力が高く攻撃も強力なため練度の低いアクトレスにとっては脅威である。ヴァイスの次元操作能力は攻撃の遮断だけではなく移動にも使用され、堅固な外殻を持つムーンシャードの市街地にヴァイスが出現するのはこの次元跳躍能力によるものである。この能力は集団になるほど強力になると思われ、本編中でも群れになったヴァイスが長距離の次元跳躍で逃走する描写が見られた。群れになったヴァイスは知性や判断力もその数に合わせて上がると思われる。
ヴァイスの残骸「シェル」から抽出されるパーツやエネルギーはアリスギアの開発・改良に欠かせないものであるため、各国の上層部はヴァイスを単なる脅威としてだけではなく「資源」と見なしている節がある。
ヴァイスにはその攻撃特性により4つの属性として「焼夷」「冷撃」「電撃」「重力」があり、それに対抗するためアリスギアもこの属性を備えている。
なお、ヴァイスの種別名称は発見者により命名されるため、規則性はあまりない。

特異型ヴァイス

稀に出現する小型ヴァイスの特異型。中枢部が赤いのが特徴。耐久力が高く同族のヴァイスを大量に呼び寄せるため小型といえども侮れない相手である。
識別名に「.adv」が付いている小型ヴァイスは特異型以上の進化を遂げた変異種で、耐久力も攻撃性能も大幅に向上している。

ヴァイスワーカー系

大型ヴァイスに準ずる個体で人型ヴァイスとも呼ばれる。ロボットのような形状をしており、大きさや挙動はアリスギアに近い。複数種の混成で集団行動をしてくることが多い。

・ヴァイスワーカー(ViceWorker)
基本型。片手剣とライフルを持っている。

・VWシールド
盾を持ち対アリスギア用防御フィールドを張る耐久型。

・VWスプレッド
バズーカ装備型。通常射撃は弱いが広範囲の爆風を発生させるバズーカを撃ってくる。

・VWハンマー
ハンマー装備型。近接攻撃に耐性があり高威力のハンマーで連続攻撃をしてくる。

・VWソード
両手剣装備型。やはり近接攻撃に耐性があり衝撃波を発生させる大型剣を振り回す。射撃は貧弱。

・VWスナイパー
スナイパーライフル装備型。機雷を撒いて距離を取りつつ追尾性能の高い長距離射撃をしてくる。

・VWスキャッター
新型のヴァイスワーカー。「スキャッター(撒き散らす者)」の名前通り、射程は短いが大型で持続時間の長いエネルギー機雷を撒き散らす。手斧を持っており近接戦も強い。

・VWキャノン
新型のヴァイスワーカー。両肩の大型砲から火柱状の爆発を連続発生させる砲撃と弾速の早い大型弾を放つ。

・VWヘヴィ
大型のヴァイスワーカー。VWソードとVWスプレッドの折衷のような武装をしており、ギアスキルのような特殊弾幕を展開する。
チャージ攻撃や一定ダメージを受けた後の無敵時間がある、等の大型ヴァイスに準ずる仕様を持っている。

パターン化された行動を取る他のヴァイスと違い、偏差射撃などアクトレス側の挙動に対応した攻撃をしてくるため厄介な相手である。

大型ヴァイス

体長数メートル~十数メートル、種によっては数十メートルにも及ぶ大型個体のヴァイス。耐久力も高く攻撃も強力なため練度の低いアクトレスにとっては脅威だが、その分撃墜スコアや獲得報酬が高いためヴァイス対策企業同士の係争決着手段として用いられることの多い撃墜スコア競争ではいかに大型ヴァイスを多数撃破するかが焦点となる。また、大型ヴァイスから得られるシェルからは貴重な強化パーツが入手できることもある。
小型ヴァイスが成長することで大型ヴァイスになるため、一部のヴァイス対策企業はシャード外壁にいる小型ヴァイスをわざと見逃し大型に育つまで待ってから撃破するというスコア稼ぎの不正行為を行っていた。

・サーペント
最も多く目撃される大型ヴァイス。4枚の翼を持つ大蛇のような外見。
攻撃は苛烈だが体節が剥き出しの弱点であり爆風や貫通の特性を持つ武器には極端に弱い。

・ポイゾネルモス
サーペントに次いで目撃例の多い大型ヴァイス。蛾を思わせる外見で、高速移動しながら誘導弾を放ち追い詰めると瞬間移動で逃げる。
毒性を持つ弾を放つため被弾するとじわじわ耐久力を削られる。

・レントラー
斧のような翼を持つ大型ヴァイス。攻撃範囲の広い光刃を放ち、自身も高速回転しながら突撃してくる。
麻痺効果を持つ光刃を放つこともあるので要注意。

・セルケト
蠍を思わせる形態の大型ヴァイス。尾からは強力なビーム砲を発射し、また物理攻撃武器としても使用してくる。ワスプと呼ばれる誘導兵器を射出してくるのも脅威。
気絶効果を持つ機雷をばら撒く特異個体も存在する。

・ケルベロス
上級種の大型ヴァイス。高機動性を持つ獣型と対応力の高い人型に変形可能で、有利な間合いを保ちながら攻撃を仕掛けてくる難敵。

・ファルコン
鳥型の大型ヴァイス。常に高速で移動するため攻撃が当たりづらい。時には射撃、時には突撃とこちらを翻弄するように攻撃を繰り返すが案外打たれ弱いところがある。

・オベリスク
巨大な柱状の大型ヴァイスで上下端に多数の砲台を備えている。中央で分割されており、中枢部を開閉しながら攻撃してくる。外壁の防御力が高いため中枢部が見えている時に攻撃しないと有効打を与えられない。

・キャリアタートル
巨大な亀型の大型ヴァイス。「空母亀」の名前の通り、艦載機代わりの誘導兵器ワスプを展開して攻撃してくる。外殻は硬いが頭部と前脚、後脚を攻撃することでダメージを与えることができる。弱点は頭部だが、脚部を先に破壊しないと苛烈な攻撃に晒されることとなる。頭部の形状が異なる亜種が存在する。広範囲攻撃でうまく頭部と四肢を巻き込めば一気に大ダメージを狙える。

・キュプロクス
土偶のような外見をした巨人型の大型ヴァイス。全方位に放たれる強力なホーミング攻撃による連続被弾が脅威となるが、本体自体はそれほど耐久力がないので短期決戦が要求される。他の大型ヴァイスより重装甲であり、低威力のクロスギアによる連打は効果が薄い。

・キュプロクス・クリサリス
キュプロクスの弱小型。現在はヴァイスコロニーの防衛機構としてのみ存在を確認している。

・リムルインバス
カブトガニ型の大型ヴァイス。大型ヴァイスの中では小型の部類で高速移動が得意。背面装甲は全ての攻撃に耐性を持ち、またエネルギー系の射撃攻撃を吸収してビームとして撃ち返してくる特性を持つ。

・ヒュドラ
現在はヴァイスコロニーの防衛機構としてのみ存在を確認している大型ヴァイス。名前の通り複数の頭を持つ蛇のような外見である。頭部が残っている限り本体をダメージ軽減バリアで守護するため、頭部を破壊しない限り撃破することは困難である。

・ヒュドラ・クリサリス
現在はヴァイスコロニーの防衛機構としてのみ存在を確認している大型ヴァイス。ヒュドラの弱小種。

・ウェルウィッチア
「ストライクウィッチーズ」コラボで初登場した大型ヴァイス。2枚の殻で中枢部を防御している形状で、接近されると瞬間移動で逃げる。

・バンブラ
ヴァイスミディアム直近を防衛する大型ヴァイス。側面に3対の牙がついた樽を3つ重ねたような独特の形をしており、回転しながら合体や分離を繰り返して攻撃してくる。耐久力は各部位で共有されている。

・ケプリ
ごく最近出現するようになった大型ヴァイス。フンコロガシに似た姿をしており、岩石をコントロールして攻撃や防御に使用する。

・ネペンテス
ごく最近出現するようになった大型ヴァイス。ウツボカズラに似た姿をしており、自身に従属する特殊な小型ヴァイスを攻撃や防御に使用する。

・リコサアラゴギ
ごく最近出現するようになった大型ヴァイス。クモに似た姿をしており、凍結効果を持つクモの巣や気絶効果を持つ弾を発射する子機を射出する。近接攻撃を封じる攻撃手段が多く遠距離戦を強いられる。

・ガーデン
ごく最近出現するようになった大型ヴァイス。巨大な植物型の本体を守るようにスプラウト(芽)と呼ばれる砲台型の子機が多数配置された要塞タイプの大型ヴァイス。子機がバリアを張っているため、ある程度子機の数を減らさないと攻撃が通らない特性を持つ。

・ヘケト
ごく最近出現するようになった大型ヴァイス。蛙に似た姿をしており、全身からオレンジ色の球体を発射する。これらの球体はレーザー砲台兼機雷であり、攻撃を行いつつ自爆で本体への接近を防ぐ。また、本体は機敏で格闘戦能力に長ける。

・クインカエルラ
「バトルガール ハイスクール」コラボに登場した大型イロウス。初めてのヴァイスではない大型エネミー。行動パターンはポイゾネルモスに酷似している。

・クインアルバ
「バトルガール ハイスクール」コラボに登場した大型イロウス。クインカエルラから生まれた新型で、外見はクインカエルラそっくりだが行動パターンは進化。セルケトによく似たウェーブ状の拡散ビームや落雷のような攻撃位置指定型ビームを使うようになり、より強敵になっている。

・デュラハン
「プロジェクト東京ドールズ」コラボに登場したピグマリオン。今コラボ内では、大型ヴァイスのリムルインバスに取り憑き巨大化している。人間の肋骨と背骨のような不気味な外見で、首と両腕の代わりに赤い鉤爪が生えている。攻撃パターンは憑依先のリムルインバスに似ているが、鉤爪を振り回しての格闘戦も行うためより戦いづらい相手である。

一部の大型ヴァイスには属性に特化した変異種が存在しており、これらはより強力な攻撃と高い耐久力を持つ強敵である。

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