ウルトラマンオーブ(円谷プロ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ウルトラマンオーブ』とは、円谷プロダクション制作で2016年に放送されたウルトラシリーズの特撮テレビドラマ。ウルトラシリーズ50周年記念作品にあたる。主人公の風来坊クレナイ・ガイ/ウルトラマンオーブは旅の途中に魔王獣の復活を感じ取りとある街に立ち寄る。そこで起こる運命の出会いや、戦い、ガイ自身の葛藤を描く。キャッチコピーは「光の力、おかりします!!」「覚醒せよ、光の戦士。」「史上初!!合体から変身!」。

演:石黒英雄(ウルトラマンオーブの声も担当)

本作の主人公であり、ウルトラマンオーブに変身する力を持っている青年。銀河を旅する風来坊である。
時期は不明ではあるが、100年以上前から地球を訪れ旅をしている。
オーブニカというハーモニカに似た楽器を肌身離さず持っており、奏でながら旅をする。
ふとしたきっかけで、SSPの事務所に居候することになり行動を共にすることになる。
ぶっきらぼうな性格だが、先輩ウルトラマンに「さん」をつけて呼び、渋川の仕事に一定の信頼を置き労いの言葉をかける礼儀正しさも持ち合わせている。
クールに振舞おうとしているが、どこか決まらないことも多く、コミカルなシーンも多い。
普通の人間には聞き取れない音を聞くことができたり、驚異的な跳躍力や高速移動など並外れた身体能力を持っている。
銭湯にはとても強いこだわりがあり、一番風呂を「地球一番の贅沢」と称している。湯船に飛び込んだジェッタやシンに注意をしたり、マガジャッパーに「かけ湯をしてから入るのがマナー」と言うほどである。
また、ラムネが好きな飲み物であり飲んでいるシーンが多く存在する。霧島ハルカがガイのことをオーブと呼び、周りの子ども達が聞きつけ騒動になりかけた際には、自身を「ラムネのお兄さん」と言い張りその場を乗り切る。(これ以降ファンの間でもラムネのお兄さんという愛称が定着している)
ルサールカでのマガゼットンの戦いで、ナターシャを守れなかったこと(後に生きていたことが判明する)で力を制御できずに放ったオーブスプリームカリバーによりオーブカリバーが消失し本来の力を失っている。この事件以降は、他のウルトラマンの力を借りないと変身できなくなっているが、地球を守るという決意はそのままに戦っている。
その後、SSPや様々な絆の力でオーブカリバーを再び手にし本来の力を取り戻す。そして、地球を捕食しようとするマガタノオロチを打倒することになる。
マガタノオロチとの戦いの後は、夕日をバックに世界に残る新たな脅威から人々を守るために旅立っていった。

夢野 ナオミ(ゆめの ナオミ)

演:松浦雅

SSPの発起人兼代表。シンとジェッタからはキャップと呼ばれている。
代表であり取り仕切る立場ではあるが、買い物を任されたり雑務をやったりすることが多い。
しかし、探求心は人一倍あり破天荒な性格も相まってシンやジェッタを振り回したり単身危険に飛び込み災難にあうことも少なくない。
またSSPの経営状態も芳しくないためアルバイトを掛け持ちし、経営を支えている。
幼少のころからマガゼットンとオーブオリジンの戦いの様子を夢で見ており、SSPを結成するきっかけとなっている。オーブオリジンを初めてみた際に夢で見ていた光の巨人はオーブの本来の姿であることを知る。
ナターシャの子孫でありナオミは玄孫にあたる。ナターシャは、ガイと共に過ごしていたときのオーブニカのメロディを代々受け継がせており、ガイの吹くメロディを知っていたのもこのためである。
マトリョーシカのお守りを代々受け継いでおり、最後の1つの中にナターシャの写真が収められている。この写真のおかげでガイは闇の力を抱きしめる勇気を得て、オーブオリジンへの覚醒へと至った。
実家は酒造業を営んでおり、ナターシャの娘以降なぜか女児しか産まれない家系であり、自身が好きなことをするためには結婚し跡取りを見つけなければいけないというしきたりがある。

早見 ジェッタ(はやみ ジェッタ)

演:髙橋直人

SSPのウェブ更新・カメラ担当。
UMAや超常現象などに詳しいと自称しており、自分たちの発見したスクープで有名人になることを夢見ている。
動画の撮影時には自分の実況を入れるというスタンスを貫いており、度々閲覧者にうるさいなどの批判を寄せられている。
また幼少時代からヒーローに憧れを持っており自身の動画により人々の役に立ちたいという熱い想いを持つ。
ウルトラマンオーブの正体を追っているが劇場版までガイだとは気づかなかった。(渋川一徹やババルウ星人ババリューらがオーブだと勘違いする場面もあった)
マガタノオロチとの戦いの中、シンと共に瓦礫に閉じ込められてしまうが、シンの導き出したマガタノオロチの弱点をすぐさまSSPのサイトにアップし仲間に伝えている。
これがマガタノオロチ撃退のきっかけとなった。

松戸 シン(まつど シン)

演:ねりお弘晃

SSPの調査分析担当。
小学生時代にカオス理論の高次元定理を発見し、23歳という若さで博士号を取得している天才。
物理学や古代文明、医学など様々な分野の知識を持っているが常識に欠ける一面もある。また車はあまり得意ではないようで「運転するには進化し過ぎた人間」と自称している。
夢は人に役立つ巨大ロボットを作ることであり、小学生で参加したロボットコンテストの審査員である小舟惣一とは長い知り合いで工場に手伝いに行くこともある。
最終決戦では、マガタノオロチによって瓦礫にジェッタと共に閉じ込められてしまうが、危機的状況の中太平風土記を読み解きマガタノオロチの弱点を発見することに成功した。

ビートル隊

渋川 一徹(しぶかわ いってつ)

演:柳沢慎吾

ビートル隊の隊員であり、ナオミの叔父。
ガイからは「渋川のおっさん」と呼ばれており、娘の徹子からは「一徹」と呼ばれている。
柔道5段、空手3段の腕前を持っている。とても義理堅い性格だが軽いところやドジなところが目立ちSSPにからはあまり尊敬の念を持たれていない。
終盤で情報特務隊隊長であることが判明し、SSP一同が驚愕するというシーンもある。
事件解決のためSSPの事務所に訪れ情報交換を度々行っており、SSPとも一緒に行動することも多い。
義姉である圭子とは一緒に変装したり、荷物持ちに呼ばれたりと頭が上がらない様子。

菅沼 龍太郎(すがぬま りゅうたろう)

演:佐野史郎

ビートル隊日本支部長官である、
軍事組織であるビートル隊を取り仕切る立場であるが、軍人出身ではなく政府関係者の出身である。
渋川が捕らえたジャグラーの尋問を行い、そこでマガタノオロチの存在を知る。その後、首都圏に避難勧告を出す。
最新兵器の大陸間弾道ミサイル「スパイナーR1」を使いマガタノオロチの復活を阻止する作戦に出るが、逆に復活のきっかけとなってしまう。
常に厳しい表情をしている姿が印象的だが、マガタノオロチを打ち破った後に一人安堵の表情を浮かべ息をつくシーンもあった。

オーブと敵対する勢力

ジャグラス ジャグラー

演:青柳尊哉

オーブ/ガイの宿敵。かつてはガイと同じ光の勢力に身を置いていたが、実力で勝る自分ではなくガイが光の力(オーブカリバーの所有者)に選ばれたことをきっかけに、ガイへの嫉妬心が芽生える。
その後、さらに力を欲した結果闇に魅入られて以来ガイと雌雄を決する戦いを繰り広げている。
生身の姿でもガイに引けを取らない(オーブオリジン覚醒までは優勢)戦闘能力を持っており、さらに蛇心流(じゃしんりゅう)と呼ばれる剣術も使う。
また、片頭痛持ちでありオーブニカの音色を聞くと悪化する体質である。
キザな性格をしているが、言動や考える計画、行動などはどこか狂気を帯びており用済みになった者や邪魔な者は容赦なく斬り捨てている。
かつて封印された魔王獣を復活させている張本人であり、マガオロチを復活させることを目的としている。
また、魔王獣のカードを手に入れることが本来の目的であったため、魔王獣を倒したガイに「ありがとう」と言うシーンもある。
しかし、最終決戦であるマガタノオロチ戦では、ナターシャを救ったことやナオミを庇ったことから光を捨てきれないことを指摘されオーブ、ビートル隊と共闘しマガタノオロチに挑む。
ガイとはかつての戦友であっただけに、抜群のコンビネーションを見せている。最後は身を挺してマガタノオロチを動きを封じ、自分ごと光線を打つようガイに指示している。
戦いの後は、ひそかにガイを見送りながら更なる力を求めて旅立つ。

ゼットン星人マドック

kunier92
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@kunier92

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