ウルトラマンオーブ(円谷プロ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ウルトラマンオーブ』とは、円谷プロダクション制作で2016年に放送されたウルトラシリーズの特撮テレビドラマ。ウルトラシリーズ50周年記念作品にあたる。主人公の風来坊クレナイ・ガイ/ウルトラマンオーブは旅の途中に魔王獣の復活を感じ取りとある街に立ち寄る。そこで起こる運命の出会いや、戦い、ガイ自身の葛藤を描く。キャッチコピーは「光の力、おかりします!!」「覚醒せよ、光の戦士。」「史上初!!合体から変身!」。

CV:松本健太

ウルトラマンオーブを倒し名を上げるために地球にやってきた宇宙人。
自身が育てた個体のハイパーゼットンデスサイズを工場に隠していた。
真渡子(まどこ)と名乗り女子高生に化け、宇宙人を見たと虚偽の連絡をナオミに入れ拘束。
その後SSPに連絡を入れ、ナオミを解放して欲しければガイ一人で来ることを要求した。
ガイにナオミを救出されてしまった後は、ハイパーゼットンデスサイズを目覚めさせオーブと戦わせる。
ハイパーゼットンデスサイズが敗れたあとはガイと格闘戦を繰り広げるが圧倒され、武器の電磁砲をウルトラマンのカードで跳ね返され敗れる。
最期は、この星に侵略する価値などなく滅びの運命をたどっていることを言い残し絶命する。

悪質宇宙人 メフィラス星人ノストラ

CV:安元洋貴

惑星侵略連合の長であるメフィラス星人。
銀色のマントを身に着けている。高い知能指数を持っており、ドン・ノストラとメンバーから尊敬されている。
ジャグラーからは作戦や考え方が時代遅れだと言われている。予想外の事態が起こると怒りを表にだすことも多い。
ウルトラマンベリアルのカードを持っており、ジャグラーから魔王獣のカードを奪うための切り札としている。
第10話ではオーブを倒す報酬にベリアルのカードを渡すとジャグラーにけしかけオーブとジャグラーを戦わせる。
隙をついてナックル星人ナグスにジャグラーを暗殺させる。
その後、死んだと見せかけていたジャグラーの策にはまりベリアルのカードを奪われナグス共々斬殺される。

幻覚宇宙人 メトロン星人タルデ

CV:外島孝一

惑星侵略連合のメンバーであるメトロン星人。
争いを好まない紳士的な性格である。宇宙ケシの実を混入させる「幻覚タバコ作戦」を立案するが喫煙者の減少のため失敗する。
地球の夕日の美しさに惹かれており、アジトの円盤を隠していた入らずの森が再開発されることを聞くと、環境破壊を行う人間に怒りをあらわにしている。
ナグスとノストラがジャグラーに殺害されて以来、2人を守れなかった自分を悔やみジャグラーに復讐を決意。
両手にシリンダー錠の銃器ラウンドランチャーを装備し、ジャグラーに迫る。
蛇心剣を奪い優勢であったが、ガイとナオミに阻止され失敗。その後、オーブとの戦いに敗北。
最期は、夕日の美しさに感動するもこれから迫る脅威をガイに忠告し爆発する。

暗殺宇宙人 ナックル星人ナグス

CV:岸哲生

惑星侵略連合のメンバーのナックル星人。
好戦的な性格で、宇宙最強を自称している。銃器を使った戦いや、格闘術も得意としている。
入らずの森に迷い込んだSSPをガイの仲間と知ると、空間を歪め森に閉じ込め黒服2人に襲わせるが玉響姫の介入により失敗。
その後、ガイとの戦闘になるが圧倒され撤退。
策略によりジャグラーを暗殺しカードを奪うことに成功したが、これはジャグラーの策略であり後にジャグラーに斬殺される。

暗黒星人 ババルウ星人ババリュー(馬場竜次)

演:中村龍介

惑星侵略連合のメンバーであるババルウ星人。
他の個体と同じく高い変身能力を有するが、あまり戦闘能力は高くない。
メフィラス星人ノストラからオーブと人々の絆を壊すため「ニセウルトラマンオーブ」として出現するが、偶然出現したテレスドンと戦う羽目になってしまう。
この時、子どもを助けたことがきっかけでヒーローに憧れを持つようになる。
人間態となり惑星侵略連合から逃亡していたが、ジェッタに見つかった際に金髪の青年に変身し「馬場竜次(ばばりゅうじ)」と名乗る。ジェッタにはオーブの正体であると勘違いされ共に行動することになる。ジェッタからは尊敬を込めて「馬場先輩」と呼ばれている。
そして、オーブとして子どもたちやジェッタ達と接するうちに優しさに芽生え、子どもたちを守ることを決意。
ジャグラーの送り込んだケルビムに対し、ニセオーブに変身し戦うが圧倒され本来の姿に戻ってしまう。この時、子どもたちに詫びるが子どもたちからの応援により再び戦う。
ケルビムにトドメを刺されそうになったところで本物のオーブに助けられる。
その後は、人間態で清掃員として働く姿をガイに目撃されており、マガタノオロチ復活の前に地球を離れ他の星に避難している。

SSPを取り巻く人々

ナターシャ・ロマノワ

演:プラダ

ガイと親しい仲にあったルサールカの少女。
傷ついたガイを介抱したことをきっかけにガイと親しくなる。
ルサールカに突如現れたマガゼットンとオーブオリジンの戦いに巻き込まれ命を落としたかと思われたが間一髪のところジャグラーに救われる。
ガイはナオミのマトリョーシカの中の写真を見るまでこの事実を知らなかった。
動乱の時代を過ごした後、日本にて夢野家の男性と国際結婚し幸せに暮らす。
その中で、子孫にオーブニカのメロディを伝えている。

玉響姫(たまゆらひめ)

演:モーガン茉愛羅

入らずの森にある古墳に眠る姫君。
太古の霊能力者であり、絶世の美女であったとされる。このため、マガオロチに狙われてしまうがゾフィーと共にマガオロチを封印することに成功する。
入らずの森に彼女は思念体となって存在しており、幽霊がでるという噂にもなっている。
入らずの森に調査に来たSSPと渋川一徹がナックル星人ナグスの罠にはまってしまったときには、手助けをし窮地を救っている。
マガオロチ復活前には巨大な姿としてガイの前に出現。マガオロチ復活後には石碑を壊され消滅してしまうがナオミたちが石碑を復元し圭子が苗を植えた際に再び復活。
ガイの前に現れベリアルとゾフィーのカードを託す。ガイがベリアルのカードをオーブリングに拒絶されスキャンできずにいるところ、彼を守るためマガオロチを足止めするが、マガ迅雷によって消滅させられてしまう。

霧島 ハルカ(きりしま ハルカ)

画像右がハルカ

演:宇野愛海

予知夢によって未来を予言できる特殊能力者。
魔王獣のことを予知夢で見ており、ひそかにブログに公開していた。
このブログを見たナオミがコンタクトを取り出会うことになる。また、予知夢の中でガイがオーブに変身するところを見ており彼の正体を知る数少ない人物。
この予知夢はすべて的中しており、「未来は変えられない」と考えておりこの悲しみをSSPやガイに吐露している。
オーブが敗北する予知夢を見ていたが、「未来は変えられる」というガイの力強い言葉により勇気づけられる。
彼女の助言でオーブは怪獣に勝利。未来は変えられることを知り、自身の能力を前向きに捉え歩みだす。
また、ガイがベリアルのカードを手にすることも予知しておりガイに警告を発する。マガタノオロチ出現前にもガイの元へ現れ予知夢の内容を伝えている。

夢野 圭子(ゆめの けいこ)

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