ウルトラマンコスモス(円谷プロ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

2001年(平成13年)7月6日から2002年(平成14年)9月27日までの間にTBS系で放送。
『ウルトラマンコスモス』の制作は円谷プロダクション。全65話が放送された。
春野ムサシ=ウルトラマンコスモスが、怪獣と人間の共存を願い、むやみに殺傷せず、一方で邪悪な敵には敢然と立ち向かう姿を描いた作品。

『ウルトラマンコスモス』のあらすじ・ストーリー

西暦2001年。
母星が滅びたため、新たな居住地を求めるバルタン星人と、それを追うウルトラマンコスモスが地球へ飛来する。
バルタン星人との戦いにより、エネルギーを失い倒れてしまうウルトラマンコスモス。
その時、地球人の少年・春野ムサシと出会い、救われる。

その出会いから8年後の西暦2009年。
宇宙から謎の光るウイルスが飛来する。
国家間の壁を越え、怪獣や異星人の調査・研究および救援・保護を行う機関「SRC」。
その怪獣保護区域・鏑矢諸島に棲息している怪獣リドリアスに憑依、禍々しい姿と変異、カオスリドリアスとなり暴れ出してしまう。

SRC宇宙開発センターのパイロット候補生である春野ムサシは、「輝石」の音色を奏で、カオスリドリアスを元の姿へと戻すことに。
しかし、防衛軍の無認識な攻撃により、正気を取り戻したリドリアスが再び凶暴な姿になってしまう。
春野ムサシは、カオスリドリアスの攻撃を受け、窮地に陥ってしまう。

その時、持っていた「輝石」が光り輝く。
その光は、巨大な生命エネルギーを地球に呼び寄せ、春野ムサシの元へ。
8年前に出会った、ウルトラマンコスモスとの「再会」となる。

まるで、相手を慈しむような体術と戦闘により、カオスリドリアスから光のウイルスを切り離すことに成功。
リドリアスは本来の姿を取り戻し、SRC怪獣保護区域・鏑矢諸島へと戻って行く。

その後。
春野ムサシは勇敢な行為を評価され、SRC特捜部隊である「TEAM EYES」に入隊する。
そして、怪獣たちを保護しながら、「カオスヘッダー」と名付けられた謎の敵と対峙していくこととなる。

ウルトラマンコスモスについて

出身地:不明
年齢:2万歳

≪ルナモード≫
・身長:47メートル
・体重:4万2千トン
・飛行速度:マッハ7
・走行速度:マッハ2
・水中速度:マッハ1
・潜地速度:マッハ1.2
・ジャンプ力:1000メートル
・握力:6万トン

ウルトラマンの「優しさ」「慈愛」を体現する「月の優しき光のごとき、慈しみの青い巨人」のモード。
防御力・持久力共にに優れている。
太極拳のような動きを見せ、相手を攻撃せず、受け流す。
また、拳を握らず、平手で怪獣と対峙するのが特徴的である。

輝石

ウルトラマンコスモスが、11歳の頃のムサシに授けた、真の勇者にのみ託されるといわれる青い小さな石。
地球に無い鉱物が含まれている。

19歳からの春野ムサシは、ペンダントとして身に着けている。

ウルトラマンコスモスの力を心から必要としている時にコスモスを出現させることができる。
また、他者の手に渡って見世物にされそうになると消え去ることも。
手で振り回し、風を切らせることで、リドリアスを落ち着かせる音色を奏でることも可能。
数多くの不思議な力を宿している。

コスモプラック

春野ムサシがウルトラマンコスモスに変身するためのアイテム。

ウルトラマンコスモスと一体化した後、輝石がスティック状の変身アイテムに変化。
変身機能だけでなく、春野ムサシ自身の中に宿っているウルトラマンコスモスと対話する際の媒体としての力も備えている。

コロナモード

・身長:47メートル
・体重:4万2千トン
・飛行速度:マッハ9
・走行速度:マッハ2.5
・水中速度:マッハ1.5
・潜地速度:マッハ2
・ジャンプ力:1200メートル
・握力:10万トン

邪悪な敵と対峙する際、ルナモードからモードチェンジする。
ウルトラマンの「強さ」を体現した「太陽の燃ゆる炎のごとき、戦いの赤き巨人」のモードである。

エクリプスモード

・身長:47メートル
・体重:4万2千トン
・飛行速度:マッハ16
・走行速度:マッハ3
・水中速度:マッハ2
・潜地速度:マッハ1.5
・ジャンプ力:2200メートル
・握力:8万トン

カオスヘッダー・メビュートに敗れ光を失ったウルトラマンコスモスが、春野ムサシの「勇気」と、金環日食の光によって復活、ルナとコロナの両方の力を併せ持つスタイル。
「優しさ」と「強さ」、そして「勇気」を体現した「太陽と月が重なる金環日食の溢れるフレアーのごとき、神秘の巨人」のモード。

ルナモードからコロナモードを経てチェンジしなければならないため、活動時間は最大約1分が限界である。

ミラクルナモード

カオスヘッダーとの最終決戦において、憎しみをぶつけ、死力を尽くすも、力が残り少なくなり窮地に追いやられてしまうウルトラマンコスモス。
その時、春野ムサシの「カオスヘッダーも救いたい」との強い想いが、分離してしまったウルトラマンコスモスと再び一体化することにより変身した奇跡のフォーム。
また、力を失いかけたルナモードのウルトラマンコスモスが、力を取り戻す過程の形態でもある。
最終回にのみ登場する。

金色に光り輝く神秘的な姿をしている、ウルトラマンコスモス・ミラクルナモード。

TEAM EYES

EYESとは、Elite Young Expert Squadronの略称。
日本領海内の太平洋上に浮かぶSRCの本部基地である人工島・トレジャーベースにのみ配属されている特捜チームである。

基本的には怪獣の保護、異星人との友好的なコンタクトを目的としている。
やむを得ない場合のみ、武器の使用が認められている。

出撃態勢は3つに分けられている。
「コンディションレベル・イエロー」(怪獣保護などの態勢)
「オレンジ」(保護と攻撃の両面を考えた中間態勢)
「レッド」(攻撃態勢)

本編に登場する「TEAM-EYES Network」という公式ホームページには、怪獣目撃情報や隊員日記などが掲載されている。

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