ウルトラマンタロウ(Ultraman Taro)のネタバレ解説まとめ

1973年(昭和48年)4月6日から1974年(昭和49年)4月5日までの間にTBS系で放送。
『ウルトラマンタロウ』の製作はTBS・円谷プロダクション。全53話が放送された。
前作ウルトラマンAの後に地球防衛の任務に就くウルトラマンタロウ。地球では宇宙科学警備隊ZATの東光太郎として活躍しながら、超獣以上の力を持つ怪獣や宇宙人との戦いを描いた物語。

あらすじ・ストーリー

ボクサーを志している青年・東光太郎(ひがし こうたろう)が、長い船旅の末、巨大タンカーで日本に帰国。

その時、港を超獣オイルドリンカーが襲うが、クレーンで抑え込み、追い払うことに成功する光太郎。
その夜、彼の持ち帰ったチグリスフラワーの花から突如、触手が現れる。
これを発見する宇宙科学警備隊ZAT(ザット)が、対処・処分を実施する。

海中から超獣オイルドリンガーが、地中から怪獣アストロモンスが出現。
アストロモンスは、オイルドリンガーを丸のみしてしまう。
光太郎は、自分で始末をつけようと怪獣アストロモンスに立ち向かうが、失敗してしまう。

運よく助かり、翌朝、救助される。
亡き母と瓜二つの「緑のおばさん」(ウルトラの母の人間体)が、光太郎にウルトラバッジを与え、激励をする。
「ねぇあなた、やりかけたことは最後までおやりなさいよ。途中でやめたらダメですよ。気をつけてね」

その後、光太郎は、ZAT(ザット)に入隊。
東京に、怪獣アストロモンスが再び現れる。
光太郎は、小型戦闘機に搭乗し、怪獣に立ち向かう。
しかし、怪獣の攻撃を受け撃墜、炎に包まれてしまう。

死線を彷徨う光太郎をウルトラ5兄弟が助け、彼をウルトラの国へと運ぶ。
ウルトラの母が、光太郎にウルトラの命を授け、ウルトラ6番目の弟・ウルトラマンタロウが誕生。
地球に帰還し、怪獣アストロモンスを撃退する。

そしてこの先、光太郎は、左腕に装着したウルトラバッジを掲げてタロウに変身、地球に襲い来る怪獣や宇宙人と戦うことになる。

ウルトラマンタロウについて

出典: m-78.jp

・身長:53メートル
・体重:5万5千トン
・年齢:1万2千歳(放映当時の設定は1万8千歳)
・出身:M78星雲・光の国
・飛行速度:マッハ20
・走行速度:マッハ1(時速1240キロ)
・水中速度:160ノット
・地中速度:マッハ6
・ジャンプ力:600メートル
・腕力:ウルトラ兄弟の中で一番のパワーを誇る。
・職業:宇宙警備隊支部長、宇宙警備隊の筆頭教官

ウルトラマンタロウは、ウルトラの父とウルトラの母の実子。

「タロウ」という名前は、光の国では「勇気を持ち正義を愛する者」という意味が込められている。

主題歌に「ウルトラマンNo.6」とあるが、ウルトラ兄弟6番目の戦士という意味がある。
兄弟の中では若手であり、末っ子も相まって、血気盛んな活躍をするが、時には怪獣を許したり、復活させたりするといった優しさも兼ね備えている。

頭部の2本の角「ウルトラホーン」は、ウルトラの父の家系のみに伝わるもの。
光線技を放ったり、タロウを基本体としたウルトラ5兄弟との合体のために使用することも可能。

ウルトラバッジ

出典: www.google.co.jp

緑のおばさんの姿に変身したウルトラの母から、お守りとして授けられた変身アイテム。
普段は左袖側面に装着している。
危機が訪れ、バッジ中央にあるウルトラルビーが輝く時、光太郎はタロウに変身をする(作品後半では輝きは省略されている)。

尚、光太郎は第53話(最終回)で、ウルトラバッジを空の彼方に投げ、ウルトラの母に返す。

変身方法

「タロウ―ッ!!」と叫び変身をする東光太郎。

基本は、ウルトラバッジを右手に持ち、両腕を左右に広げ、眼前から頭上にかざし、「タロウーッ!!」と叫んで変身する。

変身時にウルトラマンの名前を叫ぶシーンは本作が先駆けで、以降のシリーズに継承されている。

変身ポーズに関しては、演者の篠田三郎さん自らが考えたという。

タロウブレスレット

ウルトラマンタロウが持っている攻撃用小型ブレスレット。
ブレスレットは左手首に装備している。
両刃の槍・ブレスレットランサー(ウルトラランサー)に変化させたり、光の輪・セット光線を放つことなどが可能。

キングブレスレット

直径:1.6m
厚さ:55cm
重量:3.5t

口輪やマジックハンド、水の入ったバケツに変形させることができたり、ブレスレットリライブ光線、ドライヤー光線を放ったり、タロウバリヤーを発動したり、ブレスレットランサーに変形可能など、多種多様な能力を持っている。

ZAT(ザット)

ZAT(ザット)とは、Zariba of All Territory(地球全領土における防護柵)の略称。
地球外からの脅威に立ち向かう特殊編成部隊である。

本部はニューヨークの国連本部内にある。
アメリカ、アルゼンチン(南米)、フランス(フランス)、南アフリカ連邦(アフリカ)、日本(極東)、北極の6ヵ所に支部がある。

出典: www.google.co.jp

ZAT極東支部の所在地は、東京都千代田区霞ヶ関1丁目1番地1号にある。

keeper
keeper
@keeper

Related Articles関連記事

ウルトラマンを倒した怪獣・宇宙人たち!

子供たちから憧れを持たれ、圧倒的な国民的ヒーローであるウルトラマン。そんなウルトラマンは、実は結構敗北しています。初代ウルトラマンを倒して、その後、シリーズ最大の敵となるゼットン、4人のウルトラマンを相手にしても勝利してしまうヒッポリト星人など、強力な怪獣・宇宙人が登場します。 歴代のウルトラマンを打ち倒し、視聴者に衝撃を与えた怪獣・宇宙人をまとめました。

Read Article

『ウルトラマンシリーズ』に登場する悲しき運命を背負った怪獣・宇宙人たち

『地球の平和を守るために怪獣と戦う』がウルトラマンの一般的な印象だと思うが、作品の中にはそこから大きく逸脱した回が存在する。迫害・いじめをテーマにした回、やむなく怪獣になるしかなかった者、そういった回では怪獣はかわいそうに思えるほど悲痛な最後を迎える。 ジャミラやピグモンなど、悲痛な最後を遂げた怪獣・宇宙人たちを紹介する。

Read Article

ウルトラマンコスモス(Ultraman Cosmos)のネタバレ解説まとめ

2001年(平成13年)7月6日から2002年(平成14年)9月27日までの間にTBS系で放送。 『ウルトラマンコスモス』の制作は円谷プロダクション。全65話が放送された。 春野ムサシ=ウルトラマンコスモスが、怪獣と人間の共存を願い、むやみに殺傷せず、一方で邪悪な敵には敢然と立ち向かう姿を描いた作品。

Read Article

帰ってきたウルトラマン(ウルトラマンジャック)のネタバレ解説まとめ

1971年(昭和46年)4月2日から1972年(昭和47年)3月31日の間にTBS系で放送。 『帰ってきたウルトラマン』の制作は円谷プロダクション。全51話が放映された。 世界各地で地殻変動や異常気象が相次ぎ、眠っていた怪獣が目覚めていく。 その怪獣たちと戦う防衛チーム・MAT(マット)と、共に戦う巨大ヒーロー・ウルトラマンの活躍を描いた物語。

Read Article

ウルトラマンオーブ(Ultraman Orb)のネタバレ解説まとめ

『ウルトラマンオーブ』とは、2016年7月9日から12月24日にテレビ東京系列で毎週土曜日朝9時から放送されたウルトラシリーズの作品。ウルトラシリーズ50周年記念作品。主人公の風来坊クレナイ・ガイ/ウルトラマンオーブは旅の途中に魔王獣の復活を感じ取りとある街に立ち寄る。そこで起こる運命の出会いや、戦い、ガイの自身との葛藤を描く。キャッチコピーは「光の力、おかりします!!」

Read Article

ウルトラマンティガ(Ultraman Tiga)のネタバレ解説まとめ

1996年(平成8年)9月7日から1997年(平成9年)8月30日までの間にTBS系で放送。 『ウルトラマンティガ』の制作は、円谷プロダクション・毎日放送。全52話が放送された。 1998年、第29回『星雲賞』映画演劇部門・メディア部門を日本の特撮テレビドラマとして初めて受賞。 「光の巨人」ウルトラマンティガ=マドカ・ダイゴ、GUTSメンバーと、迫りくる「闇」との戦いを描いた作品。

Read Article

ウルトラQ(Ultra Q)のネタバレ解説まとめ

1966年1月2日から7月3日にかけて放映されたTBS系で放送されたテレビ番組。白黒作品。 ウルトラシリーズ第一弾にあたる。円谷プロダクション制作。全28話。 世界のバランスが崩れた「アンバランスゾーン」で巻き起こる怪事件や怪獣出現を描く。 後のシリーズと違い、防衛組織やスーパーヒーローが登場しないことが特徴。 2011年、『総天然色ウルトラQ』と題してカラーライズされた。

Read Article

ウルトラマンA(ウルトラマンエース、Ultraman Ace)のネタバレ解説まとめ

1972年(昭和47年)4月7日から1973年(昭和48年)3月30日までの間にTBS系で放送。 『ウルトラマンA』の制作はTBS・円谷プロダクション。全52話が放送された。 地球を侵略しようと企む新たな敵・異次元人ヤプール。そのヤプールが送り出す怪獣以上の強敵・超獣に対して、超獣攻撃隊・TAC(タック)と、共に戦う巨大ヒーロー・ウルトラマンAの活躍を描いた作品。

Read Article

ウルトラマンダイナ(Ultraman Dyna)のネタバレ解説まとめ

1997年(平成9年)9月6日から1998年(平成10年)8月29日までの間にTBS系で放送。 『ウルトラマンダイナ』の制作は、円谷プロダクション・毎日放送。全51話が放送された。 前作『ウルトラマンティガ』が闇の力を倒し、世界に光を取り戻してから7年後の2017年。アスカ・シン=ウルトラマンダイナ、スーパーGUTSメンバーと、謎の生命体スフィアとの戦いを描いた作品。

Read Article

ウルトラマン(初代ウルトラマン、Ultraman)のネタバレ解説まとめ

1966年(昭和41年)7月17日~1967年(昭和42年)4月9日の間にTBS系で放送。 『ウルトラマン』とは、劇中に登場する巨大変身ヒーローの名前。制作は円谷プロダクション。 映像上の題名は「ウルトラマン 空想特撮シリーズ」である。全39話放送された。 ウルトラマンと地球人のハヤタ隊員が一心同体となり、科学特捜隊と共に、怪獣や侵略宇宙人を倒し、地球の平和を守るストーリーである。

Read Article

ウルトラマンレオ(Ultraman Leo)のネタバレ解説まとめ

1974年(昭和49年)4月12日から1975年(昭和50年)3月28日までの間にTBS系で放送。 『ウルトラマンレオ』の製作はTBS・円谷プロダクション。全51話が放送された。 「生きる厳しさと哀しさを鮮烈に謳う」をテーマに掲げ、主人公・おゝとり(おおとり)ゲン=ウルトラマンレオが、強敵や周囲の人々たちとの軋轢により過酷な状況に追い込まれ苦悩しながら成長していく物語。

Read Article

ウルトラマンガイア(Ultraman Gaia)のネタバレ解説まとめ

1998年(平成10年)9月5日から1999年(平成11年)8月28日までの間にTBS系で放送。 『ウルトラマンガイア』の制作は、円谷プロダクション・毎日放送。全51話が放送された。 高山我夢=ウルトラマンガイア、XIGメンバー、そして、藤宮博也=ウルトラマンアグルが、それぞれの思いを胸に、襲い来る根源的破滅招来体に立ち向かう作品。

Read Article

ウルトラセブン(Ultra Seven)のネタバレ解説まとめ

1967年(昭和42年)10月1日から1968年(昭和43年)9月8日の間にTBS系で放送。 『ウルトラセブン』は、劇中に登場する巨大変身ヒーローの名前。制作は円谷プロダクション。全49話が放映された。 地球侵略を企む的生命体=宇宙人に対して、地球を守るウルトラ警備隊。 そして、警備隊ら地球人と協力をするヒーロー・ウルトラセブンの活躍を描いた物語。

Read Article

ウルトラマンジード(Ultraman Geed)のネタバレ解説まとめ

ウルトラマンジードとは2017年7月8日から12月23日にテレビ東京系列で毎週土曜日朝9時から放送されたウルトラシリーズの作品のタイトル、および作中で主人公が変身するヒーローの名称である。悪のウルトラマン、ウルトラマンベリアルの遺伝子を持つ主人公朝倉リク/ウルトラマンジードの、運命に立ち向かう戦いの中でかけがえのない仲間との出会い、成長する姿を描く作品。キャッチコピーは「運命―覚悟を決めろ」

Read Article

ウルトラマン80(ウルトラマンエイティ、Ultraman 80)のネタバレ解説まとめ

1980年(昭和55年)4月2日から1981年(昭和56年)3月25日までの間にTBS系で放送。 『ウルトラマン80』の製作はTBS・円谷プロダクション。全50話が放送された。 M78星雲・光の国より地球へやってきたウルトラマン80=矢的猛が、人間の負の感情・マイナスエネルギーが怪獣を生み出すということに気付き、新任教師となり根本を断つ日々と、UGM隊員として活躍する日々を描いた物語。

Read Article

ウルトラマンなどの成田亨のデザインの世界

1966年に生まれ、今も作品が作られ続ける「ウルトラマンシリーズ」。「ウルトラマン」の初期シリーズで、ウルトラマンなどのデザインで作品を支えたのが、彫刻家・成田亨だ。ウルトラマンのみならず、怪獣、メカニック、コスチュームなど、成田亨のデザインワークスは古びないものだ。 そういった、成田亨のデザインを紹介したい。

Read Article

まさかの円谷プロ公式!「ウルトラ怪獣擬人化計画」地球を萌やす怪獣たちはフィギュアも熱い!

「ウルトラマンを知らない若い世代に、怪獣の魅力を通じてもっと作品を知ってもらおう」という志から始まったプロジェクトが、何をどう間違えたのか怪獣の萌え擬人化というメディア展開に発展した異色の「ウルトラ怪獣擬人化計画」! 既に商品化も始まっているウルトラ怪獣達の萌えるフィギュアをご紹介しましょう!

Read Article

今こそ注目したい!ウルトラマンゼロについてあれこれ

今やウルトラマンギンガがメインを張っているウルトラワールド。しかし、ギンガ登場まで、子供たちを大いに沸かせていたヒーローがいることをご存知でしょうか?彼の名はウルトラマンゼロ。ゲスト出演を果たした映画や主役を務めるパチンコの発表など、2015年もまだまだ目が離せません。そんなゼロについてまとめました。

Read Article

目次 - Contents