マンガ「20世紀少年」のあらすじ紹介!【ネタバレ・キャラ紹介・元ネタ解説あり】

『20世紀少年』とは、浦沢直樹による漫画作品。2008年から2009年にかけて映画化もされている。
コンビニの店長として働く中年の男・ケンヂの身の回りで、不可解な事件が相次ぐ。やがて、それらの事件はケンヂとその仲間たちの子供のころの妄想を現実化したものであるということに気が付く。少年時代に共に未来の世界を想像した仲間を集めたケンヂは、仲間とともに事件の首謀者である「ともだち」と呼ばれる人物の正体を探る。

カンナ

本名・遠藤カンナ。
ケンヂの姪。ケンヂの姉・キリコと「ともだち」の間にできた子供である。

ケンヂのことをとても尊敬しており、彼が残したカセットテープを大切にしている。また、ケンヂのことを批判されると相手が教師や警察であっても殴り掛かかることがあり、そのため学校では問題児とみなされていた。

生まれながらにして超能力と人を引き付けるカリスマ的な能力を持っており、マフィア同士やマフィアとホームレスの争いを終結させ、「ともだち」と戦う仲間を増やした。

「ともだち」と戦うためには時に武力闘争も辞さないという考えを持っており、それゆえユキジやヨシツネと対立することがある。

ともだち暦3年の世界ではヨシツネたちとは別行動をとり、「ともだち」に対抗する武装派の組織のリーダーとして活動していた。

小泉響子

カンナと同じ高校に通う女子高生。明るく楽観的な性格で、「エロイム・エッサイムズ」というバンドの追っかけをしている。

歴史の授業の自由研究のテーマを問われた際、たまたま開いたページに乗っていた「悪魔のテロリスト・遠藤ケンヂ」について調べると答えてしまったことをきっかけに血の大みそかの真実を知ることとなる。またその結果「ともだち」による洗脳施設である「ともだちランド」に送られることとなる。
「ともだちランド」でヨシツネに保護されたことから「ともだち」との戦いに深くかかわることとなる。

神様によりボーリングの才能を見出され、のちにボーリングの大会で優勝する。

神様

予知能力を持つ老人。

かつてケンヂたちを原っぱの秘密基地から追い出すきっかけとなったボーリング場を作った人物。
ボーリングをこよなく愛し、再ブームを夢見ている。

1997年の世界ではケンヂの家の近くで仲間とともにホームレス生活をしていた。ケンヂが「ともだち」と戦う運命にあることを予知しており、ケンヂが「よげんの書」を思い出すきっかけとなったドンキーの元生徒と彼を引き合わせる。ケンヂが指名手配された際は使われなくなった隠れ場所を用意してやるなど、ケンヂ一派に協力的である。

2014年には、株の予想が当たったことがきっかけで世界的な大富豪になっていた。偶然出会った小泉響子に2000年の大みそかの事件の真実を伝える。

その後、再び破産してしまい、ともだち暦3年の時点ではホームレスに戻り、ボーリング場で生活している。

ヤン坊・マー坊

ケンヂたちの小学校時代の同級生の双子。
残虐な性格のいじめっ子で、「史上最悪の双子」として恐れられていた。
少年時代は小太りな体格だった。

2000年には「Y&M」という会社を立ち上げ、成功を収めていた。また、体型もスリムになっていた。
2000年の大みそかの際、ヨシツネからケンヂ一派としてともに戦ってほしいと要請されるが、当時指名手配されていたケンヂを本当にテロリストだと思っていたため、断る。
その後、ヨシツネから伝えられたケンヂたちのアジトを万丈目に教えてしまうが、その際に「捕まっても罪が軽くなるようにしてほしい」と頼み込んでいた。

2001年以降、それぞれ会社の社長、科学技術省長官として出世するが、体型は元に戻ってしまう。
2015年のウイルスで部下が死亡してしまったこと、もともと万丈目派であったことから「ともだち」を裏切り、ケンヂたちに協力するようになる。

蝶野将平

歌舞伎町の警察署で働く若い刑事。臆病で頼りない面もあるが、正義感の強い性格。
「ともだち」の部下により殺害された伝説の刑事・チョーさんの孫。祖父のことをとても尊敬しており、祖父のような刑事になりたいと思っている。

ある事件をきっかけにカンナと深くかかわり、血の大みそかの真実を知ることになる。

角田

漫画家志望の青年。
仲間とともに住んでいたアパートで漫画を描いていたが、インターネットで公開していた漫画が偶然2000年の大みそかの事件の真実に似ていたため、新青少年保護育成条例違反で逮捕されてしまう。その後、懲役80年の刑を言い渡され海ほたる刑務所に収監されてしまう。
そこで同じく収監されていたオッチョに出会い、血の大みそかの真実を知る。
その後、オッチョとともに海ほたる刑務所を脱獄し、仲間が住むアパートに帰る。

春波夫

国民的な人気演歌歌手。
表向きは「ともだち」の広告塔として活動するも、裏では「ともだち」に対抗する運動に協力している。
2000年の大みそか以来、逃亡犯になっていたマルオを自らのマネージャーとして匿う。

かつてケンヂとともにバンドを組み、ドラマーをしていたが、ある時ほかのバンドに引き抜かれてしまい、そのことを「ケンヂを裏切った」として後悔し続けている。

似顔絵が得意で、そのことがマルオが「ともだち」の正体を知る際の重要なポイントとなった。

「ともだち」の一派

ともだち

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