マンガ「20世紀少年」のあらすじ紹介!【ネタバレ・キャラ紹介・元ネタ解説あり】

『20世紀少年』とは、浦沢直樹による漫画作品。2008年から2009年にかけて映画化もされている。
コンビニの店長として働く中年の男・ケンヂの身の回りで、不可解な事件が相次ぐ。やがて、それらの事件はケンヂとその仲間たちの子供のころの妄想を現実化したものであるということに気が付く。少年時代に共に未来の世界を想像した仲間を集めたケンヂは、仲間とともに事件の首謀者である「ともだち」と呼ばれる人物の正体を探る。

ケンヂ達秘密基地のメンバーが、小学校時代に妄想した未来の世界が描かれたスケッチブック。
自然災害やウイルスにより危機的な状況に陥る未来の世界を、ケンヂ達秘密基地のメンバーが救うといった内容。
描かれた出来事は、「ともだち」により実現されていってしまう。

しんよげんの書

ケンヂ達の「よげんの書」の存在を知った小学校時代の「ともだち」が、自らも仲間とともに未来の世界を妄想して描いたスケッチブック。
作成にかかわったメンバーは「ともだち」、サダキヨ、ヤマネ。
2000年のおおみそかに巨大ロボットが現れ、ケンヂたちがそれに立ち向かうところで終わりになっている「よげんの書」の先の未来を描いている。
「ともだち」により、描かれた内容が実現されていく。

血のおおみそか

東京に巨大ロボットが出現し、さらに世界中でウイルスがばらまかれ、多数の犠牲者を出した2000年の大みそかの事件こと。
事件の実際の首謀者は「ともだち」だが、2014年の世界ではケンヂが首謀したものとされている。

ともだちランド

「ともだち」について疑問を持ったり、「ともだち」の真実に近づいてしまった人間を洗脳するためのテーマパーク。
「ともだちランド」で洗脳しきれなかった者を再教育するための「ともだちワールド」という施設も存在する。

ドリームナビゲーター

ともだちランドのスタッフ。「ともだち」に対し非常に従順である。

ヴァーチャルアトラクション

「ともだち」の少年時代を忠実に再現した仮想現実空間。
「ともだち」の記憶をもとに作られているが、「ともだち」にとって都合の悪い箇所は隠されている。

『20世紀少年』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

「ケーンヂくん、あーそーびーまーしょー」(4巻第11話「闇の奥」他)

「ともだち」がケンヂに向けてたびたび発するメッセージ。
「ともだち」は、少年時代のケンヂへの妬みや恨みからケンヂたちが描いた「よげんの書」を実現し、世界滅亡を企んでいた。
「ともだち」にとっては世界を滅亡させることはケンヂ個人との遊びという感覚でもあったのだ。
「ともだち」の少年時代に対するこだわりとケンヂへの強い執着心が感じられる、不気味かつ印象的なフレーズである。

「ムチャはしないでくれ……一般の人を巻き添えにしないように……自分の命が危ないと思ったら……一目散に、逃げてくれ」(5巻第6話「さいしゅうかい」)

2000年の大みそか、友民党の本部に乗り込む直前にケンヂが仲間たちに向かって言ったセリフ。
後に、ユキジやヨシツネ、カンナも自分たちの生徒や部下に向かって同じセリフを言っている。
ケンヂ一派の信義を表す印象的なセリフである。

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