マンガ「20世紀少年」のあらすじ紹介!【ネタバレ・キャラ紹介・元ネタ解説あり】

『20世紀少年』とは、浦沢直樹による漫画作品。2008年から2009年にかけて映画化もされている。
コンビニの店長として働く中年の男・ケンヂの身の回りで、不可解な事件が相次ぐ。やがて、それらの事件はケンヂとその仲間たちの子供のころの妄想を現実化したものであるということに気が付く。少年時代に共に未来の世界を想像した仲間を集めたケンヂは、仲間とともに事件の首謀者である「ともだち」と呼ばれる人物の正体を探る。

1959年から2014年にわたって放送していたテレビ番組・「ヤン坊マー坊天気予報」のキャラクター。

春波夫:三波春夫(演歌歌手)

昭和を代表する演歌歌手の1人。
1970年の日本万国博覧会のテーマソング「世界の国からこんにちは」や、1964年の東京オリンピックのテーマソング「東京五輪音頭」を歌ったことで有名。
「20世紀少年」に登場する春波夫も、作中の万国博覧会のテーマソングである「ハロハロエキスポ音頭」という曲を歌っている。

キリコ:ドクター・キリコ(手塚治虫の漫画『ブラックジャック』の登場人物)

「ブラックジャック」に登場する医者。
かつて軍医をしていた経験から安楽死を肯定しており、「死神の化身」と呼ばれながら安楽死の依頼を請け負う。
安楽死に否定的な立場をとる主人公・ブラックジャックと対立する。

カンナの住むアパート・常盤荘の元ネタ

2014年の世界で、カンナは「常盤荘(ときわそう)」という名前のアパートで独り暮らしをしている。
同じアパートには漫画家を目指す2人組の青年・ウジコウジオが住んでいる。また、海ほたる刑務所に収監される前の角田もこのアパートで生活していた。

アパートのモデルは、手塚治虫や藤子不二雄(藤子・F・不二雄、藤子不二雄Ⓐ)など著名な漫画家たちが住んでいたことで有名なアパート「トキワ荘」だと思われる。
「20世紀少年」に登場する「キリコ」、「MONSTER」に登場する「ドクター・テンマ」など、浦沢直樹の作品には手塚治虫に因んだワードやキャラクターが多い。

映画版「20世紀少年」のユキジ役・常盤貴子が登場(5巻第11話「ふたりの大志」)

カンナが住むアパート「常盤荘」の大家として、女優の常盤貴子がモデルと見られる女性が登場している。
ちなみに実際の女優・常盤貴子は、映画版「20世紀少年」でユキジ役を演じている。

「20世紀少年」に登場するアパート・常盤荘の大家の常盤貴子

映画版「20世紀少年」でユキジ役を演じる常盤貴子

映画版『20世紀少年』

概要

堤幸彦監督により、2008年から2009年にかけて公開された「20世紀少年」の映画版。
第1章『終わりの始まり』、第2章『最後の希望』、最終章『ぼくらの旗』の3部作である。

ケンヂ役の唐沢寿明、オッチョ役の豊川悦司など、豪華キャストが出演している。
カンナ役の平愛梨の出世作となった。

基本的なあらすじは原作と同じだが、「ともだち」の最期や正体について異なる点もある。

3部作全てが高い観客動員数を記録したヒット作である。

映画版主題歌

主題歌:T・レックス「20th Century Boy」

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