Sound Horizon(サウンドホライズン、サンホラ、幻想楽団)の徹底解説まとめ

「Sound Horizon」とは主宰Revoを唯一のメンバーとし、作品ごとに沢山のゲストヴォーカルや声優を呼ぶ音楽ユニット。作品はほぼ全て物語になっており、難解な歌詞や台詞は思わず考察してしまう魅力を持つ。別名義「Linked Horizon」も有名。アルバムやシングルは毎回オリコンランキングで上位に入る。

ファンクラブで行った人気投票第1位の曲。「Roman」収録。
一度聞いたら忘れられないような美しいメロディラインで、KAORIとYUUKIの可憐な歌声が耳に強く残る曲。
人間の一生を物語に例えたアルバム「Roman」のリード曲であるため、要所要所に時計の音が入っており、刻々と時を刻んでいく人間の命を感じさせる。
ライブ・コンサートでやる時はKAORIとYUUKIが人形の動きを再現した踊りをする。
曲の最後にはRomanのアルバム内に出てきた台詞が入り乱れて波のように入ってくる。
この曲に出てくるイヴェールはファン達の間でも特に人気のキャラクターで、朝と夜の物語のイントロが流れると感激して泣き出すファンもいる。

歌:Hiver Laurant、KAORI、YUUKI
ナレーション:大塚明夫、Jimang、緑川光、田村ゆかり、能登麻美子

【登場キャラクター】
イヴェール:緑川光/Hiver Laurant
オルタンス:田村ゆかり/KAORI
ヴィオレット:能登麻美子/YUUKI
賢者(サヴァン):Jimang

死せる者達の物語

サンホラの全体的な雰囲気が掴みやすい曲。ファンクラブ投票では4位。「Moira」収録。
KAORI、YUUKI、REMI、内藤彩加、MIKI、霜月はるかのハモりやコーラスが美しく、Moira全体を現す一曲。
後半には宇都宮隆のソロパート、そこへΕλευσευςがハモり、さらに栗林みな実がハモり、またさらにそこへYUUKIたちもハモりに参加していき、合計9人で歌うラストのサビは最高潮に盛り上がる。
コンサートでは、幼少のエレフが大人のエレフになる描写や、幼少のエレフとミーシャと大人のエレフとミーシャが背中合わせになり何年か時間が経った事を再現する演出がある。
そして最後には、Moiraのキャラクター達がステージ中央に集結しアルバムジャケットと同じ位置に立ち、ジャケ絵を再現する。

歌:Ελευσευς、栗林みな実、宇都宮隆、KAORI、YUUKI、REMI、内藤彩加、MIKI、霜月はるか
ナレーション:中村悠一、桑島法子、若本規夫 など

【登場キャラクター】
エレフセウス:Ελευσευς
アルテミシア:栗林みな実
レオンティウス:宇都宮隆
アレクサンドラ:桑島法子
スコルピオス:若本規夫

StarDust

一期の頃の人気曲。ファンクラブ投票9位。「Elysion~楽園幻想物語組曲~」収録。
覚えやすく歌いやすい曲であるためカラオケで人気の曲。
さらに原曲がAramary一人で全て歌・台詞・ナレーションをしているため、カラオケでもAramaryの真似をして一人寸劇を楽しむファンも多い。
二期になってからはKAORI・栗林みな実・FUKIがそれぞれ歌っている。
KAORIが歌うときは昼ドラバージョンとなり、Revoが作中に出てくる浮気した恋人役をし、他の女性ヴォーカルとイチャイチャしているのをKAORIが見てしまう演出がある。
栗林みな実が歌うときはアイドルっぽい演出になり、「私輝いてる!?」「良い意味で!」というファンとの恒例の掛け合いがある。
NeinのコンサートではアンコールでFUKIが原曲の物語を再現しており、迫力のある叫び演技を見せる。
このように歌うヴォーカルによって雰囲気が変わる曲でもある。

歌・台詞・ナレーション:Aramary
台詞:Jimang

【登場キャラクター】
星屑に踊らされた女(ファンの通称名:スタダ子):Aramary
仮面の男アビス:Jimang

この狭い鳥籠の中で

Joelleがヴォーカルをする人気曲。「イドへ至る森へ至るイド」収録。
しっとりしとしたバラード曲であるが、ラストのサビで非常に盛り上がる曲。
大人になったエリーザベトが過去を振り返っている曲であるため、ライブ・コンサートでは幼少エリーザベト役の子役が出てきて物語を再現する。
エリーザベトはこの曲の中でメルツ(メルヒェン)に対する恋心と彼を喪った悲しみを歌っている。
しかし最後のサビでメルヒェンとエリーザベトの2人でハモるも、死者のメルヒェンは生者のエリーザベトには見えず、2人は目を合わせない演出が涙を誘う。
だが、ライブ「Revo's Halloween Party」では、Revoのサングラスをかけたハロウィーン・ナイトがメルヒェンの衣装を着て登場したため、もはや誰なのか分からずシュールな笑いを生んだ。
サングラスは外し忘れだった模様。

歌:Joelle
ナレーション:大塚明夫

【登場キャラクター】
エリーザベト:Joelle
幼少エリーザベト:藤田咲
ヴァルター:大川透

即ち...光をも逃さぬ暗黒の超重力

サンホラのライブ・コンサートの雰囲気が掴める一曲。ファンクラブ投票2位。
「Nein」予約限定デラックス盤についたマキシシングル「マーベラス小宇宙(仮)」に収録。
映像は、BD「Nein 〜西洋骨董屋根裏堂へようこそ〜」(スペシャル盤)収録のもの。

CDがついたのは予約限定のみのライブ限定曲。
サビの「超重力」のところで観客も一緒にやる振り付けがあり、ステージでは炎が出るなどの派手な演出もあり、ライブでは大人気の曲。
盛り上がる曲であるため、一番最後に演奏される事が多い。

歌:Revo(もしくは似非キャラ)
ラップ部分:Ike Nelson

Sound Horizonの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

Revoの仕掛ける謎の数々

サンホラの最大の魅力の一つと言って良い程、語る上で欠かせないのが仕掛けられた謎の数々の存在である。
物語の内容やCDケースなどに多数の伏線が散りばめられ、Revo本人以外全て把握するのは不可能とも言われている。
CD発売後何年も経ってから、ふとしたきっかけで気づかれる伏線もある。

Revoの日記内容

Revo個人サイト(現在はもう閉鎖されている)では、CDの発売前になるとRevoが意味深な発言をしていた。
反転しないと読めない字があったり、謎の英単語が羅列されていたりなど、唐突に謎を仕掛けてくる。
ファンはそれらを考察し、お祭り状態になる事もしばしばあった。
エイプリルフールの日には、Revoは何故か毎年丸一日ずっと更新し続ける熱意を持っており、WEB小説的な小ネタを披露していた。
そしてその小ネタ(曲タイトルなど)は忘れた頃に現実になるという伏線を散りばめているため、ネタだからと言って侮れないものであった。
また、シングル「イドへ至る森へ至るイド」の発売時にはあらすじが日記内に公開されたが、いざ発売されてみると全然違う内容でファン達からは「まんまと騙された!」との声が上がった。
しかし、その後発売された7thアルバム「Märchen」の内容を深く考察していくと、あらすじは実は嘘ではなかったことが後々発覚したこともあった。

難解な歌詞

これで「草を食む虫は飲まれ、その蛙をのむ蛇も食われ、その鳥を食う鷹は空をどこまでも高く自由に飛び去った、遠くで鳴り響いた銃声、ほふった彼もいずれ死して土に還る、彼らを繋ぐ鎖で編んだピラミッドには勝者など誰もいない」と読む。

サンホラの歌詞はとても難解で、何の話をしているのか分からない様な事がある。
しかし前後の歌詞やSE、ジャケ絵などの情報からそれを紐解いていくのがサンホラの音楽を聞く楽しさの一つである。
歌詞は年々イラスト化していき、「絵そのもの」が歌詞であることもある。
そういった曲はカラオケでも絵で出てくるため、歌詞の暗記が必須である。
また歌詞カードに表記の無い歌詞も数多く存在しており、聞き取れるか聞き取れないかギリギリの音量で台詞が入っていたりもする。
CD内では聞き取れない音量の台詞がPVでは聞き取れる音量で入っていたり、PVにのみ台詞が入っていたりすることもある。
歌詞カードでは日本語表記であるが英語でナレーションされていることもあり、表記されてる事と少しニュアンスの違う言い方をしていたりすることもある。
例えば「流浪の三姉妹」という表記でありながら、英語ナレーションでは「ヒターナシスターズ」と言っている(ヒターナとはジプシーの事)。
さらに歌詞カードに表記が一切無いドイツ語ナレーションなども入り、もはや一般的な知識量の人間が一人で全て把握するのは不可能な領域に入っている。
サンホラを本気で考察しようと思うと、想像力の他にも膨大な知識量や情報収集能力などが必要となってくる。

他の曲との繋がり

サンホラの音楽は、同一アルバム全体で一つの物語になっていたり、一つの曲で物語になっている。
しかし他のアルバムの曲とも繋がっていることがある。
収録アルバムが異なっても「メロディが一緒」な所は何らかの繋がりを持つシーンであり、ある曲で出てきたキャラクターが他の曲でも出てくることもある。
例えば「Elysion 〜楽園幻想物語組曲〜」に出てくる魔女オルドローズは、「Märchen」に出てくる賢女アルテローゼと同一視される考察が一般的である。
また、「澪音の世界」と言う曲のメロディが「星屑の革紐」という曲の最後に流れ、同じ世界観とキャラである事が伺える(具体的にどう繋がるのかは各々が考察するところ)。
このようなシーンやキャラが多数存在し、どことどこが繋がっているのかを考えたり、人の考察を読んだりして楽しむ事が出来る。

CDの仕掛け

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