アニ・レオンハート(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

アニ・レオンハートとは、『週刊少年マガジン』に連載されている諫山創原作の漫画・テレビアニメ作品に登場する人物である。主人公のエレン・イェーガーと同じ第104期訓練兵団に所属し、卒業後は憲兵団に入団する。口数が少なく感情を表に表さないため、取っ付きにくい印象を与える性格。しかし格闘技に優れており、冷静な判断を下せるため訓練兵団卒業の際は4位の成績を収める実力の持ち主。

アニ・レオンハートのプロフィール・人物像

氏名:アニ・レオンハート
誕生日:3月22日
身長:153cm
体重:54kg
血液型:A型
担当声優:嶋村侑

ブロンドヘアの短い髪を後ろで束ねており、鷲鼻で鋭い目つきが印象的な少女。小柄な体格だが、格闘術に優れている。口数が少ないうえ、感情を表に出さないため、同期のエレン・イェーガーからは「いつも怖い顔している」と言われていた。人とつるみたがらず、食事をとる時でさえ一人でいるなど単独行動が目立つ。
そして常に気怠そうな雰囲気を醸し出しており、訓練兵団で行われる格闘術の訓練も真面目に取り組んでいない。おまけに格闘術訓練のことを「こんなの意味ないよ」とまで言い切っている。訓練兵団卒業後に憲兵団に入団するアニだが、その理由は「無意味な世界から遠ざかるため」と語っている。
気怠い雰囲気と、何も期待せず全てを諦めたかのような発言を度々繰り返す謎めいた少女だ。

アニ・レオンハートの正体

ストヘス区での戦いで女型の巨人となったアニ

彼女の正体はパラディ島に潜む「始祖の巨人」を奪還するために選出された「マーレの戦士」であった。パラディ島に存在する人々は「悪魔」と呼ばれ、その島に存在する人は戦闘員であっても民間人であっても区別することなく殺して良いとマーレでは教えられていた。そしてマーレの戦士として選ばれた人物とその家族には自由な暮らしが約束されている。マーレに住むエルディア人は、マーレ人から迫害を受けているのだが、名誉マーレ人の称号が与えられると蔑まれることがなく普通の暮らしを送ることが可能となるのだ。世界の脅威とされているパラディ島の悪魔を倒し世界を救うこと、そしてマーレで迫害を受けているエルディア人さえも救い出すこと、これらの重大な任務を果たすことがマーレの戦士の役目だ。
その任務の教育は父からも受けていた。「成さなければならないことは何があっても成さなければならない。そのためには多くの血が流されなければならない」「使命を果たせ。使命を果たすことがお前がこの世に生を受けた意味だ」父はアニに何度もそう言い聞かせた。
始祖の巨人を奪還するために7人の子どもたちが巨人の力を継承しているのだが、アニはこの中で「女型の巨人」の力を継承している。始祖奪還のためにパラディ島を奇襲した際、ウォール・マリア破壊の混乱に乗じて壁内に潜伏することに成功。その後、同じマーレの戦士であるライナー・ブラウンとベルトルト・フーバーと協力して始祖奪還計画を実行する。

アニ・レオンハートの来歴・活躍

父からの厳しい訓練

戦闘訓練を受けるアニ

彼女の父親は外国から来たエルディア人で、収容所に入れられていた時にまだ赤子であったアニと出会った。アニをマーレの戦士とすることで豊かな暮らしを手に入れることが父の目的であった。そのためにアニが幼い頃から格闘術の猛特訓を受けさせていたようだ。過酷な特訓のせいで足が腫れあがっても休むことは許されなかった。父にとってアニは豊かな暮らしを手に入れるための手段でしかなかった。
一人の子どもとして向き合ってもらうことはなく、アニ自身その辛さを一番感じていたため、ある日アニは父が二度と歩けることが出来なくなるまで何度も父の足を蹴り続けた。一人前の戦士になるためだけに教え込まれた格闘術と、一人の子どもとして見つめられなかった悲しさや怒りを、その瞬間父に全てぶつけたのだ。父の足はボロボロになり、その後は杖をついて歩かなければならなくなったが「これなら武器がなくても敵を倒せる」と、アニの成長ぶりを喜んだのだ。厳しすぎる訓練によってアニは子どもらしく過ごす生活は一切できなかったが、その訓練によって一人前のマーレの戦士となることができたのだ。

父との約束

父の言葉を思い出すアニ

アニの父は豊かな生活を手に入れるために捨て子であったアニを引き取り、過酷な特訓を受けさせた。いわばアニは父にとって豊かな生活を手に入れるための手段でしかなかったのだが、アニが始祖奪還のためにパラディ島へ出発する日の朝、父は泣きながらこう言った。「俺が間違っていた。今更許してくれとは言わない。けど一つだけでいい。頼みがある。この世の全てからお前が恨まれることになっても父さんだけはお前の味方だ。だから約束してくれ。帰ってくるって」と、泣きながら懇願したのだ。一人の子どもとして見つめられたことがなく、まともに歩けなくなるまで蹴り続けたほど父への恨みは深かったようだが、父からの切実な願いはアニの心の中に強く焼き付けられたようだ。
後に、アニが女型の巨人であるということが発覚しエレン達調査兵団に追い詰められた際、壁をよじ登って逃げようとしたところをミカサ・アッカーマンに阻止される。地面へ落下していく瞬間、彼女は父との約束を思い出し号泣していた。普段感情を露わにしないアニが大粒の涙を流していたのだ。
憲兵団に所属していた時に交流のあったヒッチ・ドリスに、街を滅茶苦茶にし多くの死者を出したことを咎められた際、アニは「私はこれまでに取り返しのつかない罪を犯したと思っている。でも父の元へ帰るためならまた同じことをやる。」と語っている。それほど父との約束はアニにとって命がけのものであり、アニの全てなのだ。

訓練兵団入団

マルコの立体機動装置を外すアニ

父との約束を果たすため、アニはライナー・ブラウンとベルトルト・フーバー、そしてリーダーのマルセル・ガリアードと共にパラディ島に上陸する。途中マルセルが無垢の巨人に食われると言うトラブルがあったが、ライナーの「このまま帰れば責任を取らされて粛清される」という主張を受け、三人だけで作戦を続行することになった。
ウォール・マリアの壁を破壊し、その混乱に乗じてアニ達は壁内に侵入。その後開拓地で暮らしながら「始祖の巨人」の情報を集めていたが、さらに有力な情報を得るため訓練兵団に入団する。アニは昼間訓練した後、夜は王都に潜入して情報収集を行うという生活を送っていた。しかし王都で手練れの憲兵であるケニー・アッカーマンに遭遇し、これ以上の情報収集は不可能と判断したアニは、壁内に入ってから5年間で得た情報を持ってマーレに帰りたいと提案する。しかしライナーはその提案に納得せず、「始祖の巨人」をあぶりだすためにウォール・ローゼを破壊することを画策する。
そして訓練兵がトロスト区に滞在するタイミングで、ベルトルトが再び「超大型巨人」に変身しトロスト区の扉を破壊した。巨人が流入し街中が混乱する中、アニ達はウォール・ローゼ破壊のタイミングを見計らっていたが、そこで予想外の事態が起こる。同期のエレンが巨人に変身したのだ。エレンが「始祖の巨人」の鍵を握っているかもしれないと考えたアニ達は、この後エレン奪取を目指すようになる。
エレンが岩で穴を塞ぐ様子を見ながら今後のことを話し合っていたベルトルトとライナーだが、その会話を同期のマルコ・ボットに聞かれてしまう。ライナーはマルコを抑え込み、口封じのためにアニにマルコの立体機動装置を奪うよう命じた。アニはパラディ島の住人に情が移っていないことを証明するため、泣く泣くマルコの立体機動装置を奪い、巨人に食わせて彼を殺害した。
トロスト区攻防戦が終わった後、罪の意識にさいなまれたアニは、道路に横たわる無数の死体を見ながら「ごめんなさい…」と呟いていた。

第57回壁外調査

調査兵団の前に現れたアニ

トロスト区攻防戦の後、捕獲した二体の巨人が何者かによって殺されるという事件が起きた。その犯人はアニだったが、持ち物検査で奪ったマルコの立体機動装置を提出したことで犯行は発覚しなかった。
そしてかねてからの志望通り憲兵団に入団したアニは、調査兵団に入団したライナー・ブラウンとベルトルト・フーバーと連携して第57回壁外調査にてエレン誘拐作戦を決行する。
壁外調査の目的は、ウォールマリア奪還のための拠点開発とされていたが、本当の目的は兵団の中に潜む裏切り者をあぶり出すことであった。それを知らないアニは「女型の巨人」に変身して調査兵団の長距離索敵陣形を襲い、壊滅的な被害を与える。しかし調査兵団団長エルヴィン・スミスの策により、エレンを囮に巨大樹の森に誘い込まれ、一時ワイヤーで拘束されてしまう。極限に追い込まれたアニは叫びの力で無垢の巨人を呼び寄せ、自身を喰わせることによって巨人の秘密が調査兵団に知られることを阻止した。
そして撤退途中の調査兵団に再び奇襲をかけ、リヴァイ班に所属するペトラ・ラル、オルオ・ボサド、エルド・ジン、グンタ・シュルツらを殺害。巨人化したエレンと交戦し、エレンの一瞬の隙をついて強力な一撃を食らわせたことによりエレンを捕獲。その後エレンを連れ去る途中でリヴァイ・アッカーマン、ミカサ・アッカーマンに追いつかれエレンを奪い返されたことにより任務は失敗に終わる。任務を成し遂げられなかったアニは静かに涙を流していた。

ストヘス区での戦い

ストヘス区で戦うエレンとアニ

壁外調査にてエレン捕獲に失敗し、ウォール・ローゼに帰還したアニ。その後ストヘス区で憲兵団の仕事をしていた矢先、アルミンから呼び出される。アルミンは雨具を身に着け、フードを被り、立体起動装置をつけていた。憲兵団は、壁外調査で調査兵団が成果を出せなかったことを理由に、エレンの身柄を引き取ろうとしていた。アルミンはそれを阻止しようと考え、エレンを壁の外に逃がすためにそのような重装備をしていたようだ。そしてアルミンは、検問を通る際に憲兵団であるアニがいた方が都合が良いため、アニに一緒に来てほしいと協力を依頼した。アニはその頼みを受け入れ、アルミンとミカサ、エレンに同行する。
だがそれは表向きの理由であり、本来の目的は女型の巨人の正体がアニではないかという疑念から、アニを地下深くに幽閉することであった。アルミンは第57回壁外調査にて女型の巨人と交戦しているのだが、その際女型の巨人がエレンの顔を既に認知していたこと、同期しか知らないエレンのあだ名「死に急ぎ野郎」に反応を見せたこと、そして捕獲した二体の巨人が何者かによって殺害された時に実施された立体起動装置の検査で、アニは亡くなったマルコ・ボットの立体起動装置を所持していたことから、女型の巨人の正体はアニではないかと考えた。
地下に入る直前でアニはアルミンらの真の狙いに気付き、巨人化する。調査兵団と女型の巨人の戦いが今度はストヘス区という、民間人が多く存在する場所で始まった。巨人化したエレンと女型の巨人の激闘によって多くの人が瓦礫の下敷きとなる。アニはエレンを激しく殴りつけ、立ち上がれなくなっている隙に壁をよじ登ろうとする。だが壁に向かう途中で意識を取り戻し、追ってきたエレンによってアニも重症を負う。再び壁をよじ登ろうとするアニであったが、ミカサによって阻止され、壁から落下していく。その際アニは父との約束を思い出し、涙を流していた。エレンに喰われる直前で自らを硬質化させ、水晶で身を覆うことで喰われることは阻止できたが、その後4年間アニはずっと眠りについたまま目覚めることはなかった。

目覚め

硬質化が解かれたことによって目覚めたアニ

9fkskor0008
9fkskor0008
@9fkskor0008

Related Articles関連記事

進撃の巨人(漫画・アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

進撃の巨人(漫画・アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『進撃の巨人』とは、諫山創による日本の漫画作品。『別冊少年マガジン』で連載されていた。ジャンルはダークファンタジーであり、人類存亡をかけて巨人との戦いに挑む人々の物語が描かれている。巨大な壁に守られた人類達の元に、圧倒的な力を持った「巨人」が出現。主人公のエレン・イェーガーは目の前で母を捕食され、巨人の殲滅を誓う。日本国内だけでなく、海外からの人気も高く、テレビアニメや実写映画化をはじめ、様々なメディアミックス展開がされている。

Read Article

進撃の巨人の九つの巨人まとめ

進撃の巨人の九つの巨人まとめ

『進撃の巨人』とは、諫山創によるダークファンタジー漫画およびそれを原作としたアニメ・小説・ゲーム・映画などのメディアミックス作品。人類を無差別に殺す謎の生命体「巨人」が存在する世界を舞台に、巨人を駆逐することに執念を燃やす主人公エレン・イェーガーの戦いを描く。作中ではエレン以外に巨人化の能力を持つ人物が登場し、それらは「九つの巨人」と呼ばれている。「九つの巨人」はそれぞれ「始祖の巨人」や「鎧の巨人」などの固有名称を持ち、普通の巨人とは一線を画す特殊技能を持っている。

Read Article

進撃の巨人の壁・地区・歴史情報まとめ

進撃の巨人の壁・地区・歴史情報まとめ

『進撃の巨人』とは、諫山創によるダークファンタジー漫画およびそれを原作としたアニメ・小説・ゲーム・映画などのメディアミックス作品。人類を無差別に殺す謎の生命体「巨人」が存在する世界で、生き残った人類は3重の壁を築き、その内側でかろうじて命脈を繋いでいた。しかしそんなある日、壁を超える巨体を持つ「超大型巨人」によってシガンシナ区の扉が壊され、巨人の大群が壁内に侵入。人類は活動領域の後退を余儀なくされた。巨人に母親を殺されたエレンは、全ての巨人を駆逐することを心に誓う。

Read Article

進撃の巨人の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

進撃の巨人の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『進撃の巨人』とは、巨人たちに立ち向かう人類の戦いと世界の謎を描いた、諫山創による漫画作品。人類を守る壁を破壊し侵入した巨人によって両親を喪った少年エレン・イェーガー。巨人を滅ぼすためエレンは調査兵団に参加し、巨人との戦いに身を投じる。作品の人気が高まるに従い、個々のキャラクターへの注目も高まって、彼らが発した心揺さぶるセリフに惹かれる読者も増えていった。巨人という死に直結する敵が常に存在する世界での物語は、数々の名言を生み出した。

Read Article

進撃の巨人の恋愛関係・カップル・カップリング・夫婦・恋人まとめ

進撃の巨人の恋愛関係・カップル・カップリング・夫婦・恋人まとめ

『進撃の巨人』は、諫山創原作の漫画である。少年漫画雑誌『別冊少年マガジン』で2009年から連載された。突如現れた巨人により人類は滅亡の危機にさらされるが、巨大な壁を建設することで100年間平和を保ってきた。しかしある日超大型巨人が壁を蹴破り、人類は再び巨人の襲来に遭う。巨人に母を捕食された主人公・エレンは、巨人のせん滅を誓って調査兵団に入団する。大迫力の戦闘シーンの合間には、エレンや幼なじみのミカサらをめぐる恋愛要素も描かれている。

Read Article

進撃の巨人の回収済み・未回収の伏線・謎まとめ

進撃の巨人の回収済み・未回収の伏線・謎まとめ

『進撃の巨人』とは諫山創の漫画およびそれを原作としたアニメである。2009年から少年漫画雑誌『別冊少年マガジン』で連載された。正体不明の巨人の脅威に怯える人類は、強固な壁を作り100年間の平和を実現していた。しかしある日超大型巨人が壁を破壊し、人類は再び巨人に襲撃される。巨人に母親を喰われたエレン・イェーガーは巨人を駆逐するために調査兵団に入団。巨人との対戦の中で、巨人の正体やエレンたちの出生の秘密など、たくさんの伏線が明かされてゆく。

Read Article

ユミル・フリッツ/始祖ユミル(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ユミル・フリッツ/始祖ユミル(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ユミル・フリッツは『進撃の巨人』の登場人物で、「始祖ユミル」とも呼ばれている。エルディア人こと「ユミルの民」の始祖となった女性で、光るムカデのような生物と接触したことで彼女は「始祖の巨人」の能力を得たとされている。マリア・ローゼ・シーナという名前の3人の娘達がおり、パラディ島の3重の壁は彼女達の名前から名付けられた。ユミルの死後、巨人化能力は3人の娘達に引き継がれ、さらに子々孫々に脈々と継承されることとなった。

Read Article

ジーク・イェーガー(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ジーク・イェーガー(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ジーク・イェーガーとは『進撃の巨人』の登場人物で主人公エレン・イェーガーの異母兄。「獣の巨人」の継承者として調査兵団の前に立ちはだかり、高い投擲能力で多くの兵士を殺傷した。「九つの巨人」の継承者で組織されるマーレの戦士部隊のリーダーであり、多くの戦場でマーレに勝利をもたらしてきた。しかしその真の目的はエルディア人の救済であり、全てのエルディア人から生殖能力を奪うことで巨人の力を巡るこれ以上の悲劇を起こらないようにしたいと考えている。

Read Article

リヴァイ・アッカーマン(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

リヴァイ・アッカーマン(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

リヴァイ・アッカーマンとは『進撃の巨人』の登場人物であり、調査兵団に所属する兵士長。1人で1個旅団(約4000人)並みの戦力を持つとされ、「人類最強の兵士」として名高い。三白眼と刈り上げた髪型、小柄な体格が特徴で、ブレードを逆手に持って回転しながら巨人の肉を切り刻む戦闘スタイルを好んでいる。性格は冷静沈着で無愛想。スラム出身ということで言動も粗暴である。神経質で潔癖症だが、部下の最期を看取る際には汚れを気にせず手を握るという仲間想いの一面もある。

Read Article

エレン・クルーガー(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

エレン・クルーガー(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

エレン・クルーガーとは『進撃の巨人』の登場人物で、ユミルの民であることを偽造してマーレ人になりすまし、マーレ治安当局の職員として潜入していたエルディア復権派のスパイである。九つの巨人の一つである「進撃の巨人」の力を身に宿し、通称「フクロウ」と呼ばれている。 ユミルの呪いによって寿命が近い自分の代わりに、グリシャ・イエーガーにエルディア復権の願いを託して壁の中へ行くよう指示した。その後進撃の巨人を継承させる為無垢の巨人化したグリシャに捕食され、スパイとしての任務を果たし、その生涯を終えた。

Read Article

フロック・フォルスター(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

フロック・フォルスター(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

フロック・フォルスターとは『進撃の巨人』の登場人物で、104期訓練兵団の卒業生。当初は駐屯兵団に所属していたが、ウォール・マリア最終奪還作戦の前に調査兵団に移籍した。「獣の巨人」を倒すための特攻作戦では唯一生き残り、瀕死のエルヴィン団長をリヴァイ達の元へ連れて行った。その後はエレンをパラディ島の救世主として祭り上げる「イェーガー派」の中心人物として、兵団総統を暗殺しクーデターを先導した。

Read Article

エレン・イェーガー(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

エレン・イェーガー(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

エレン・イェーガーとは諫山創による漫画『進撃の巨人』の主人公。壁の外の世界に強い憧れを持っており、幼少期から調査兵団に入ることを目指してきた。その想いは、母親を巨人に食い殺されたことで一層強まり、調査兵団に入って巨人を駆逐することを心に誓う。性格は熱血漢で直情的。無鉄砲と思えるほどの勇敢さから、強大な巨人相手にも物怖じせずに向かっていく。命の危機に瀕した際に巨人化する能力に目覚め、人類の自由のためにその力を振るっていくことになる。

Read Article

ファルコ・グライス(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ファルコ・グライス(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ファルコ・グライスとは『進撃の巨人』のキャラクターでマーレの戦士候補生。戦士候補生の同期であるガビ・ブラウンに好意を抱いており、彼女を救うために「鎧の巨人」継承を目指している。内気な性格だが、「悪魔の末裔」と言われるパラディ島の人々に対しても自分達と変わらない人間だと捉える優しい心の持ち主。心的外傷を負った兵士にも親切に接しており、そこでクルーガーと名乗る負傷兵と出会い、交流を深めていく。

Read Article

グリシャ・イェーガー(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

グリシャ・イェーガー(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

グリシャ・イェーガーとは『進撃の巨人』の登場人物で主人公エレン・イェーガーの父。シガンシナ区で診療所を開き街の人々から尊敬を集めていたが、シガンシナ区に巨人が流入した後行方不明となる。失踪直前エレンに巨人化の薬を打ち込み、世界の真実が隠された自宅地下室の鍵をエレンに託した。物語中盤で彼が壁外の世界から「始祖の巨人」奪還のためにやってきた巨人化能力者であったことが明らかとなる。

Read Article

ピーク・フィンガー(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ピーク・フィンガー(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ピーク・フィンガーとは『進撃の巨人』の登場人物で「車力の巨人」の継承者。「九つの巨人」継承者で構成されるマーレの戦士の一員として、数々の戦場で功績を打ち立ててきた。当初は始祖奪還計画に参加せずマーレ本国を守っていたが、850年「獣の巨人」であるジーク・イェーガーと共にパラディ島に上陸する。ウォール・マリア奪還を狙う調査兵団との決戦では後方支援を担当し、負傷したジークと「鎧の巨人」であるライナー・ブラウンの逃走を助けた。性格はマイペースだが、冷静沈着で判断力に優れている。

Read Article

キース・シャーディス(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

キース・シャーディス(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

キース・シャーディスとは『進撃の巨人』の登場人物で第104期訓練兵団の指導教官。スキンヘッドに顎ひげを生やした強面の男性で、訓練兵の間では鬼教官として恐れられている。元々は第12代団長として調査兵団を率いていたが、無謀な壁外調査を繰り返し多くの部下を死なせたにもかかわらず成果を残せなかったことから、自分の無能を悟りエルヴィン・スミスに団長職を引き継がせた。主人公エレンの父親であるグリシャ・イェーガーとは以前から面識があり、彼が消息を絶つ直前に顔を合わせた最後の人物である。

Read Article

ダイナ・フリッツ(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ダイナ・フリッツ(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ダイナ・フリッツとは『進撃の巨人』の登場人物。主人公エレンの父親グリシャの前妻で「獣の巨人」ジークの母。その正体はフリッツ王家の末裔。ストーリー上、巨人の歴史と王家の情報を語る重要な役割を持つ。パラディ島に移住することを拒みマーレに留まった一族は、代々巨人の情報を隠し持っており、その末裔であるダイナはエルディア復権派と共に始祖の巨人の奪還を企てるが、計画は息子ジークの密告により失敗。ダイナは巨人化後、グリシャの後妻であるカルラを捕食する。最期はエレンの持つ座標の力で巨人の群れに喰われた。

Read Article

ロッド・レイス(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ロッド・レイス(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ロッド・レイスとは、「進撃の巨人」に登場するキャラクターである。壁内人類の真の王家であるレイス家当主。実質的には壁内での最高権力者である。ウーリ・レイスの兄であり、フリーダ・レイスやヒストリア・レイスの父親。正妻との間に5人の子がいたが、当時使用人として働いていたアルマとも関係を持ち、ヒストリアが産まれたことにより、事実的には子供は6人。だがグリシャにより正妻との間の子は皆殺されてしまい、生き残っている子供はヒストリアただ1人である。

Read Article

ケニー・アッカーマン(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ケニー・アッカーマン(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ケニー・アッカーマンとは『進撃の巨人』の登場人物で、中央第一憲兵団対人立体機動部隊の隊長。かつて「切り裂きケニー」の異名を取った大量殺人鬼だったが、ウーリ・レイスとの出会いを経て現在は中央第一憲兵団に所属し対人戦闘を専門とする部隊を率いている。リヴァイ・アッカーマンの育ての親であり、彼に戦闘技術を教えた人物でもある。その戦闘能力はリヴァイと同等かそれ以上であり、対立した調査兵団を大いに苦しめた。

Read Article

ヒッチ・ドリス(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ヒッチ・ドリス(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ヒッチ・ドリスとは『進撃の巨人』の登場人物で、憲兵団の新兵。アニ・レオンハートとは同期でルームメイト。ウェーブヘアが特徴の少女で、軽薄で不真面目な言動が多い。他の新兵同様安全な内地で楽をするために憲兵団に入ったが、実は機転の利くところがある。アニのことは愛想のない同期だと思っていたが、ストヘス区の戦闘以降行方不明になったことを心配しており、アニの正体が「女型の巨人」であることを知って大きなショックを受けていた。同期のマルロ・フロイデンベルクに好意を持っているが、マルロ本人は気づいていない。

Read Article

エルヴィン・スミス(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

エルヴィン・スミス(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

エルヴィン・スミスとは『進撃の巨人』の登場人物であり、調査兵団第13代団長である。調査兵団は人類の生存圏を広げることを目的とし、日々巨人との死闘を繰り広げている。その類まれなる頭脳と判断力から大きな功績を挙げているが、目的のためなら手段を選ばない非情さから「悪魔的」と称されることもある。彼の真の目的は世界の真実を解き明かし、「人類は王家によって記憶を改竄された」という父の仮説を証明すること。人類最強と称されるリヴァイ兵士長を調査兵団に入れたのも彼である。

Read Article

ベルトルト・フーバー(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ベルトルト・フーバー(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ベルトルト・フーバーとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団団員。第104期訓練兵団を3位で卒業し、どの分野でもそつなくこなすことができる優秀な人物である。ただし優柔不断で判断を他人に任せる傾向があり、積極性に欠けることから他の同期と比べると少し影が薄い。その正体は、ウォール・マリア陥落の主因となった「超大型巨人」であり、始祖奪還作戦のために大国マーレから派遣された「マーレの戦士」の1人だった。任務を達成し故郷に帰ることを切望していたが、結局その願いは叶わず異国の地で命を落とすこととなる。

Read Article

ライナー・ブラウン(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ライナー・ブラウン(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ライナー・ブラウンとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団の団員。主人公エレン・イェーガーとはウォールローゼ南区第104期訓練兵団時代の同期である。責任感が強く、リーダーシップもあることから同期の中ではまとめ役を担っていた。しかし、その正体はウォール・マリアを破壊した「鎧の巨人」であり、始祖奪還を目的にパラディ島に送り込まれたマーレの戦士である。正体が判明した後はたびたびエレン達と対立し、始祖の力を巡って死闘を繰り広げていく。

Read Article

ポルコ・ガリアード(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ポルコ・ガリアード(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ポルコ・ガリアードとは『進撃の巨人』の登場人物で「顎の巨人」の継承者。「九つの巨人」継承者で構成される「マーレの戦士」の一員として、「顎の巨人」の持ち味である硬い顎と牙や俊敏性を活かし数々の戦場で活躍している。戦士候補生時代の同期であるライナー・ブラウンとは「鎧の巨人」継承権をめぐって争ったライバルだった。自分ではなく能力の低いライナーが「鎧の巨人」継承者として選ばれたことや、兄のマルセルがライナーをかばって巨人に食われたことから、ライナーに対して悪感情を抱いている。

Read Article

ガビ・ブラウン(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ガビ・ブラウン(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ガビ・ブラウンとは『進撃の巨人』の登場人物で、「マーレの戦士」候補生。天真爛漫で型破りな性格で、憧れの従兄であるライナーから「鎧の巨人」を継承するため日夜訓練に励んでいる。パラディ島のエルディア人を悪魔の末裔として強く憎んでおり、彼らを皆殺しにして自分達善良なエルディア人を収容区から解放することを願っていた。しかし成り行きでパラディ島に渡ることとなり、そこで出会った人々との交流からガビの考え方は変化し始める。

Read Article

ハンジ・ゾエ(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ハンジ・ゾエ(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ハンジ・ゾエとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団所属のベテラン兵士。初登場時は分隊長だったが、後にエルヴィン・スミス団長の後を継いで調査兵団第14代団長に就任する。ゴーグル(平常時は眼鏡)を着用し、茶髪を無造作に1つにまとめた中性的な外見をしている。明るく聡明な人物だが、巨人に対する情熱は人一倍で変人揃いの調査兵団内でも特に異彩を放っている。ウォール・マリア最終奪還作戦以降は左目を負傷したことから眼帯を着用している。

Read Article

アルミン・アルレルト(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

アルミン・アルレルト(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

アルミン・アルレルトとは『進撃の巨人』の登場人物で、主人公エレン・イェーガーの幼馴染。金髪ボブカットの中性的な外見を持つ。大人しいが芯の強い勇敢な性格で探求心が強い。祖父の影響で人類はいずれ壁の外に出るべきだという思想を持っており、エレンが外の世界に憧れるようになったのもアルミンの影響である。小柄で身体能力は低いものの、知能や判断力はずば抜けており、エレンや調査兵団の窮地をその知略で度々救っている。

Read Article

ダリス・ザックレー(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ダリス・ザックレー(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ダリス・ザックレーとは『進撃の巨人』の登場人物で憲兵団・駐屯兵団・調査兵団の3つの兵団を束ねる総統。特別兵法会議においてエレン・イェーガーの処遇を調査兵団に委ねた人物である。王政編では調査兵団団長のエルヴィン・スミスや駐屯兵団司令官のドット・ピクシスらと共にクーデターに加担する。実はエルヴィンが決起する以前から王政に根深い嫌悪感を抱いており、密かに体制転覆の機会をうかがっていた。王都制圧後は身柄を拘束した王政幹部達に喜々として拷問を行っている。

Read Article

進撃!巨人中学校(漫画・アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

進撃!巨人中学校(漫画・アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『進撃!巨人中学校』とは中川沙樹が描く、諫山創の『進撃の巨人』の公式学園パロディ漫画。2015年にProduction I.G製作でアニメ化。前半をアニメパート、後半を出演声優たちによるバラエティ番組の実写パートとして30分枠で放送。中学生になったエレン・イェーガーは進撃中学校へ入学する。学校には巨人も在籍しており、エレンは巨人に恨みを持っており巨人を駆逐しようと非公式部活「調査団」へ入部した。

Read Article

ミカサ・アッカーマン(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ミカサ・アッカーマン(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ミカサ・アッカーマンとは諫山創による漫画『進撃の巨人』の登場人物で、主人公エレン・イェーガーの幼馴染。本作のヒロイン的ポジションで、幼い時にエレンに助けられた経験から、彼を守ることを自分の使命だと考えている。驚異的な身体能力を持ち、トップの成績で訓練兵団を卒業。実戦でも1人で複数の巨人を討伐する実績を残す。性格は寡黙で口下手だが、エレンのこととなると取り乱す一面もある。物語後半において、母方の祖先が東洋にあるヒィズル国将軍家だったことが明らかになった。

Read Article

クリスタ・レンズ/ヒストリア・レイス(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

クリスタ・レンズ/ヒストリア・レイス(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

クリスタ・レンズ(ヒストリア・レイス)とは、諫山創による漫画『進撃の巨人』の登場人物。第104期訓練兵団卒業生であり、主人公エレン・イェーガーは同期の1人。小柄で温厚、思いやりのある可愛らしいアイドル的な存在として登場する。同期のユミルと仲が良い。成績10位以内に入っているが、実際はユミルからその座を譲られただけで身体能力は人並みである。本名はヒストリア・レイスといい、壁内世界の真の王家の末裔であることが後に発覚する。

Read Article

イェレナ(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

イェレナ(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

イェレナとは『進撃の巨人』の登場人物で反マーレ派義勇兵の中心人物。マーレに滅ぼされた国の出身で、「獣の巨人」継承者で王家の血を引くジーク・イェーガーの信奉者として活動し、パラディ島の近代化に大きく貢献した。ジークの提唱する「エルディア人安楽死計画」達成のためなら寝食を共にした仲間すら殺害する冷酷な性格の女性。しかし実際にはマーレの被害者というのは虚偽であり、「世界を救う英雄」に憧れているだけのごく一般的なマーレ人である。

Read Article

ジャン・キルシュタイン(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ジャン・キルシュタイン(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ジャン・キルシュタインとは『進撃の巨人』の登場人物で、調査兵団に所属する兵士。第104期訓練兵団を6番で卒業した。自己の保身を第一に考える現実主義者で、思ったことを率直に言い過ぎる性格からたびたび主人公のエレン・イェーガーと対立していた。当初は巨人の脅威から逃れるために内地への配属を希望していたが、友人のマルコ・ボットが戦死したことで考えを大きく変え、調査兵団に入団する。入団後は持ち前の現状把握能力を活かして同期のまとめ役として活躍した。

Read Article

フリーダ・レイス(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

フリーダ・レイス(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

フリーダ・レイスとは『進撃の巨人』の登場人物であり、レイス家の長女。黒髪で青い瞳を持つ。レイス家当主のロッド・レイスとその正妻の第1子として生まれた。表向きは地方の貴族として振る舞っているが、実際は壁内の真の王家の末裔。レイス家に代々引き継がれている特別な巨人能力を叔父のウーリ・レイスから引き継ぎ、宿している。本人の飾らない性格は多くの者から慕われており、妾の子である異母妹ヒストリアにも姉として優しく接していた。

Read Article

ユミル(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ユミル(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ユミルとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団の兵士。主人公エレン・イェーガーと同じ104期訓練兵団の卒業生で、そばかすと鋭い目つきが特徴の少女。打算的な性格で、世間ずれした攻撃的な言動が多い。同期のクリスタ・レンズに強い執着心を抱いており、本来ならユミルが成績上位10位以内に入るべきところをクリスタに譲ったという経緯があった。その正体は60年以上もの間壁外を彷徨っていた巨人の1人であり、偶然「顎の巨人」を継承したことで人間に戻った巨人化能力者である。

Read Article

目次 - Contents