Sound Horizon(サウンドホライズン、サンホラ、SH、幻想楽団)の徹底解説まとめ

「Sound Horizon」とは主宰Revoを唯一のメンバーとし、作品ごとに沢山のゲストヴォーカルや声優を呼ぶ音楽ユニット。作品はほぼ全て物語になっており、難解な歌詞や台詞は思わず考察してしまう魅力を持つ。別名義「Linked Horizon」も有名。アルバムやシングルは毎回オリコンランキングで上位に入る。

Revoの日記内容

Revo個人サイト(現在はもう閉鎖されている)では、CDの発売前になるとRevoが意味深な発言をしていた。
反転しないと読めない字があったり、謎の英単語が羅列されていたりなど、唐突に謎を仕掛けてくる。
ファンはそれらを考察し、お祭り状態になる事もしばしばあった。
エイプリルフールの日には、Revoは何故か毎年丸一日ずっと更新し続ける熱意を持っており、WEB小説的な小ネタを披露していた。
そしてその小ネタ(曲タイトルなど)は忘れた頃に現実になるという伏線を散りばめているため、ネタだからと言って侮れないものであった。
また、シングル「イドへ至る森へ至るイド」の発売時にはあらすじが日記内に公開されたが、いざ発売されてみると全然違う内容でファン達からは「まんまと騙された!」との声が上がった。
しかし、その後発売された7thアルバム「Märchen」の内容を深く考察していくと、あらすじは実は嘘ではなかったことが後々発覚したこともあった。

難解な歌詞

これで「草を食む虫は飲まれ、その蛙をのむ蛇も食われ、その鳥を食う鷹は空をどこまでも高く自由に飛び去った、遠くで鳴り響いた銃声、ほふった彼もいずれ死して土に還る、彼らを繋ぐ鎖で編んだピラミッドには勝者など誰もいない」と読む。

サンホラの歌詞はとても難解で、何の話をしているのか分からない様な事がある。
しかし前後の歌詞やSE、ジャケ絵などの情報からそれを紐解いていくのがサンホラの音楽を聞く楽しさの一つである。
歌詞は年々イラスト化していき、「絵そのもの」が歌詞であることもある。
そういった曲はカラオケでも絵で出てくるため、歌詞の暗記が必須である。
また歌詞カードに表記の無い歌詞も数多く存在しており、聞き取れるか聞き取れないかギリギリの音量で台詞が入っていたりもする。
CD内では聞き取れない音量の台詞がPVでは聞き取れる音量で入っていたり、PVにのみ台詞が入っていたりすることもある。
歌詞カードでは日本語表記であるが英語でナレーションされていることもあり、表記されてる事と少しニュアンスの違う言い方をしていたりすることもある。
例えば「流浪の三姉妹」という表記でありながら、英語ナレーションでは「ヒターナシスターズ」と言っている(ヒターナとはジプシーの事)。
さらに歌詞カードに表記が一切無いドイツ語ナレーションなども入り、もはや一般的な知識量の人間が一人で全て把握するのは不可能な領域に入っている。
サンホラを本気で考察しようと思うと、想像力の他にも膨大な知識量や情報収集能力などが必要となってくる。

他の曲との繋がり

サンホラの音楽は、同一アルバム全体で一つの物語になっていたり、一つの曲で物語になっている。
しかし他のアルバムの曲とも繋がっていることがある。
収録アルバムが異なっても「メロディが一緒」な所は何らかの繋がりを持つシーンであり、ある曲で出てきたキャラクターが他の曲でも出てくることもある。
例えば「Elysion 〜楽園幻想物語組曲〜」に出てくる魔女オルドローズは、「Märchen」に出てくる賢女アルテローゼと同一視される考察が一般的である。
また、「澪音の世界」と言う曲のメロディが「星屑の革紐」という曲の最後に流れ、同じ世界観とキャラである事が伺える(具体的にどう繋がるのかは各々が考察するところ)。
このようなシーンやキャラが多数存在し、どことどこが繋がっているのかを考えたり、人の考察を読んだりして楽しむ事が出来る。

CDの仕掛け

サンホラのCDには物理的に仕掛けがある事がある。
例えば「Roman」の歌詞カードの一番最後のページの最後の行にこっそりとアドレスが書かれてあり、それを入力すると隠しページへ行くことが出来る。
そして歌詞カードに仕掛けられた謎を解くとボーナストラックを聞くことが出来たりする(現在はレコード会社を移動したため、アドレスを入力してもホームページ自体が消えている)。
シングル「聖戦のイベリア」では、隠しページで非常に難しいネットで調べても分からないような難問が出され、最後の問題は何を聞かれているのかすら分からないもので、結局解けたものは一人も居なかった(答えが存在しなかったとも言われている)。
「Moira」初回限定盤では、CDケースを解体して謎を解くとボーナストラックが聞ける仕掛けが施されていた。
「Märchen」にはそういった仕掛けは無いが、何かあるはずだと思ったファンがケースに入っていたCDを保護するために入っていた「ただの白い紙」を炙るといった珍事が起きた。
「ヴァニシングスターライト」の初回限定盤ではケースのどこかに手紙が隠されており、その手紙は作中に出てくる手紙で考察のヒントになっている。
こういった経緯から、サンホラのCDはまずケースを解体するというのがファンの間では恒例行事になっている。

考察

上記のように頭を使った遊びが色々出来るサンホラであるが、自分では考えられない、他人の考察がみたいという人はツイッターやホームページなどを検索すれば沢山出てくる。
しかし答えはRevoが正解発表でもしない限り存在しないため、自分が好きな考察を探したり考えるのがサンホラの楽しみ方である。
答えを発表しない理由をRevoは、「聞いた人全てにそれぞれ答えがあり、人それぞれの解釈で楽しんでもらいたい」と語っている。
そのためファンも好きな解釈をして良いし、他人の解釈を否定してはいけないというルールで各々楽しんでいる。
二次創作も多数存在している。

裏話・トリビア・小ネタ

曲中に出てくるRevoがヴォーカルを勤めるキャラクターを「Revoと似て非なる存在」略して「似非」と呼ぶ。
しかし、似非=Revoと公言するのは夢が無く粋では無いため、あくまで似非に中の人など無くキャラクターそのものが出演していると扱うのが『暗黙の了解』である。
うっかり口にすると「それは言ってはいけない奴だろ」という雰囲気なるため要注意。
またライブでは似非と似非が合体して、首から上と首から下が別のキャラになったりもする。

メジャーデビュー前のCD

同人活動時代の音楽。
現在はオークション以外での入手は不可能。
名曲揃いで、ライブでも披露される。

1st Story CD「Chronicle」(クロニクル)

概要

テーマ「年代記(歴史)」

サンホラ一作目の作品。
歌は無く全てインストで、声のみ入っている曲がある。

収録曲

1、Sound Horizon
2、Black Chronicle
3、詩人バラッドの悲劇
4、アーベルジュの戦い
5、樹氷の君〜凍てついた魔女〜
6、蒼と白の境界線
7、雷神の左腕
8、少女人形
9、君が生まれてくる世界

参加メンバー

■全作詞・作曲・編曲
Revo

■ジャケットイラスト
yokoyan

■ボイス・コーラス
葉芹
宮坂紀伊

2nd Story CD 「Thanatos」(タナトス)

keeper
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