Sound Horizon(サウンドホライズン、サンホラ、SH、幻想楽団)の徹底解説まとめ

「Sound Horizon」とは主宰Revoを唯一のメンバーとし、作品ごとに沢山のゲストヴォーカルや声優を呼ぶ音楽ユニット。作品はほぼ全て物語になっており、難解な歌詞や台詞は思わず考察してしまう魅力を持つ。別名義「Linked Horizon」も有名。アルバムやシングルは毎回オリコンランキングで上位に入る。

参加メンバー

■全作詞・作曲・編曲
Revo

■ジャケットイラスト
yokoyan

■ヴォーカル/キャラクター
Θανατος(※似非)
宇都宮隆(レオンティウス)
岩崎良美(ソフィア)
栗林みな実(アルテミシア)
霜月はるか(詩女神六姉妹三女フリギア、メリッサ)
内藤彩加(詩女神六姉妹四女リディア、φ)
MIKI(詩女神六姉妹長女イオニア、カッサンドラ)
REMI(詩女神六姉妹次女ドリア、μ)
KAORI(詩女神六姉妹五女アイオリア、カピア)
YUUKI(詩女神六姉妹六女ロクリア、レナ)
Jimang(ズヴォリンスキー、変態神官)
Eλευσευς(※似非)

■ナレーション/キャラクター
深見梨加(イサドラ)
飛田展男(モブ全般)
大塚明夫(ポリュデウケス)
桑島法子(アレクサンドラ)
若本規夫(スコルピオス)
ゆかな(幼少エレフ)
井上麻里奈(オリオン)
小山力也(カストル)
日髙のり子(フィリス)
中村悠一(オルフ)
Binchai
Ken Summerstone
Ike Nelson

備考

第六の地平線だからか、一曲目の冥王の「冥」の字に「六」が入る。

「Moira」とはギリシャ神話の運命の女神モイラ(モイライ)に由来しているが、サンホラでは「ミラ」と読む。
また冥王と書いてタナトスと読むが、ギリシャ神話では冥府の王はハデスでタナトスは死そのものとされている。
Moiraは架空の古代ギリシャで、神話もサンホラオリジナルのものであるため、神様の名前なども(ギリシャ神話を参考にはしているが)違う様子。
また作中に出てくる考古学者ズヴォリンスキーの持っている本「エレフセイア」の訳者が「クロニカ」という名前で、クロニカとはクロニクルセカンドに出てくるキャラクター名であるが、その作品との関わりは不明(ただのファンサービスと言う声が多い)。

アルバムに隠されたアドレスを見つけ隠しページ(現在はすでに閉鎖された)へ行き、問題を解くと隠しトラック「神の光 -Μοιρα-」を手に入れられる。
CDやDVDの店舗特典がかなりの数存在し、多数のyokoyan氏の書き下ろしの絵と全キャラクターの立ち絵が存在する。

TMネットワークの宇都宮隆や、タッチでお馴染みの岩崎良美、アニソン界で有名な栗林みな実がゲストに加わる。
Revoは元々宇都宮隆のファンで夢の共演を果たし、ファンクラブでも対談をした。
栗林みな実はその後のサンホラにも何度も登場している常連になった。
コンサート中、岩崎良美が出れない日は代役を井上あずみが勤め、その後ライブでは岩崎氏のパートをずっと井上あずみが歌っている。

声優の中村悠一もここからサンホラの常連メンバーとなる。
中村氏は参加する前から元々サンホラのファンであったらしい。
また中村悠一の演じる「オルフ」というキャラクターが、「Elysion 〜楽園幻想物語組曲〜」収録の「エルの絵本 【魔女とラフレンツェ】」に出てくる「オルフェウス」と名前が似ている。
さらにMoiraのジャケ絵に居るオルフの姿が、魔女とラフレンツェのコンサート映像出てくるオルフェウスの姿と同じ見た目であることから、2人は同一人物なのでは?という考察がある。

幼少期のミーシャのアクターを声優の「黒沢ともよ」が担当し、この頃はまだ声優ではなく子役であった。
アクターであるためコンサート中一言も喋らなかったが、強い存在感を出していた。
そして次のアルバム「Märchen」ではなんとメインボーカルの一人という重要な役に抜擢され大活躍をした。

限定盤パッケージは布地で、幼いエレフとミーシャが描かれている。

Prologue Max「イドへ至る森へ至るイド」(イドへいたるもりへいたるイド)

男の方がメルヒェン、金髪の女の子がエリーゼ。

概要

2010年6月16日に発売した、サンホラ初の「プロローグマキシ」と名づけられたシングル。
オリコンランキング、週間2位・デイリー1位・2010年6月度月間8位。

次作「Märchen」に続く物語。

舞台は中世のドイツ、テレーゼとエリーザベトとメルツの3人の物語の序章という形の物語。
貴族出身の分けあり女性「テレーゼ」は、息子「メルツ」と共に森でひっそりと暮らしていた。
テレーゼは助産師をしたり薬を作ったりして過ごしていた。
ある夜、お忍びの后妃がテレーゼの元に訪れて瀕死の娘「エリーザベト」を助けて欲しいとテレーゼに頼む。
テレーゼにより助かったエリーザベトは、人里は慣れた森で幽閉されて育つ。
メルツは生まれつき盲目であったが、不思議な出来事(詳細不明)で視力を手に入れる。
そしてエリーザベトの部屋の窓の前をメルツが通りかかり、2人は出会った。
メルツとエリーザベトはお互いに初恋の相手になるが、メルツの引越しが決まり別れがきた。
エリーザベトは自身をモデルに作られたお人形「エリーゼ」をメルツに私、「絶対に迎えに来てね」と約束をした。
メルツはその帰り道、見知らぬ男2人に出会う。
無垢なメルツは男達を疑わずに母テレーゼの元に案内をした。
しかし2人の男はテレーゼを狙っており、用済みになったメルツは持っていた人形と共に井戸に落とされて死んでしまう。
テレーゼは男達に攫われ、言われ無き罪で魔女として火刑台に送られ死んでしまう。
2人の死を知ったエリーザベトは、その後誰の事も愛せないまま当時では行き遅れと呼ばれる年齢まで結婚せずに居た。
しかしある日、当主でもある兄に呼び出される…。

【コンサート】
Märchen 〜キミが今笑っている、眩いその時代に…〜

【PV】
光と闇の童話

収録曲

1、光と闇の童話
2、この狭い鳥籠の中で
3、彼女が魔女になった理由

通常盤ボーナストラック
テレーゼ、もしくはエリーゼの為に(インスト)

限定盤ボーナストラック
黒き死の進行(インスト)

参加メンバー

■全作詞・作曲・編曲
Revo

■ジャケットイラスト
yokoyan

■演奏者
マーティ・フリードマン - ギター
桜庭統 - アコースティックピアノ・キーボード
淳士 - ドラム
長谷川淳 - ベース
弦一徹 - ヴァイオリン

■ヴォーカル/キャラクター
Märchen von Friedhof(メルヒェン・フォン・フリードホッフ)(※似非)
Joelle(エリーザベト)
MIKI(テレーゼ)
初音ミク(エリーゼの歌声)
Junger März_PROTOTYPE β(メルツの歌声)

■声優/キャラクター
大塚明夫
深見梨加(アンネリーゼ)
飛田展男(トム)
沢城みゆき(エリーザベトの母など)
谷井あすか(メルツ)
大川透(ヴァルター、ハンスなど)
藤田咲(幼少エリーザベト、エリーゼ)
Sascha

備考

エリーザベトを担当した「Joelle(ジョエル)」は、その後のサンホラやリンホラに多々登場する常連メンバーになる。
人形のキャラクター「エリーゼ」の歌声をヴォーカロイドの「初音ミク」が担当し、通常の声を初音ミクの中の人である藤田咲が担当した。

演奏者に世界的有名なギタリスト「マーティ・フリードマン」が参加。
ライブやコンサートにも登場した。

歴史的な背景を反映しており、ペスト病を思わせる歌詞がある。
またタイトルの「イド」を「井戸」やイド(自我という意味)と掛けている。

限定盤のジャケ絵。左がメルツ、右がエリーザベト。よく見ると奥にメルヒェンとエリーゼが居る。

7th Story CD「Märchen」(メルヒェン)

通常盤ジャケ絵。左から、磔刑にされた「エリーザベト」、縛られた「先妻」、眠らされた「野ばら姫」、井戸に落ちた「継子」、その上にエリーゼ(左)とメルヒェン(右)、毒リンゴを食べた「雪白姫」、吊るされた「田舎娘」、斧で刺し殺された「修道女」。

概要

2010年12月15日に発売した、7番目のストーリーCD。
オリコンランキング、週間2位・2010年12月度月間10位。
2010年12月度ゴールドディスク認定。

前作「イドへ至る森へ至るイド」から続く物語。

テーマは「衝動」、または「復讐劇」「童話」など。
舞台はイドへ至る森へ至るイド同様、中世のドイツ。
グリム童話と七つの大罪が元ネタになっている。

井戸の底で主人公「メルヒェン」は目が覚める。彼には記憶が無かった。
一緒に居た人形の少女エリーゼから復讐を促され、メルヒェン自身もそうしたいと思いその「衝動」に従った。
7人の屍人姫(Märchenに出てくるヒロイン達の通称名)達にの復讐に手を貸す事にする。
一人目のヒロインは修道女。自分を捨て、そして殺した母親に復習した。【ヘンゼルとグレーテル、暴食の罪】
二人目のヒロインは田舎娘。自分の内臓を取った女将に復讐した。【絞首架の男、強欲の罪】
三人目のヒロインは雪白姫。自分を毒リンゴで殺した(が雪白は生き返った)継母に復讐した。【白雪姫、嫉妬の罪】
四人目のヒロインは継子。自分にばかり働かせた継母と義妹に復讐した。【ホレおばさん、怠惰の罪】
五人目のヒロインは野ばら姫。自分を殺そうとした賢女・アルテローゼに復讐した。【茨姫、傲慢の罪】
六人目のヒロインは先妻。沢山の妻を娶っては殺し続けた夫に復讐した。【青髭、色欲の罪】
七人目のヒロインはエリーザベト。愛を貫いて死を選ぶが、復讐はしないと断った。【憂悶聖女、憤怒の罪】
エリーザベトまで辿り着いたメルヒェンは、自身が「メルツ」であったことを思い出す。

童話が元ネタであることから、メロディも童話・ファンタジーのような雰囲気のものが多い。
コミカルなやり取りがあり大人の悪ふざけのように聞こえるが、楽しそうな雰囲気とは裏腹に読み解いていくと壮絶な物。

収録曲

1、宵闇の唄
2、火刑の魔女
3、黒き女将の宿
4、硝子の棺で眠る姫君
5、生と死を別つ境界の古井戸
6、薔薇の塔で眠る姫君
7、青き伯爵の城
8、磔刑の聖女
9、暁光の唄

参加メンバー

■全作詞・作曲・編曲
Revo

■ジャケットイラスト
yokoyan

■演奏者
西山毅 - ギター・スティール・ギター
YUKI - ギター・クラシック・ギター
斉藤"Jake"慎吾 - ギター・クラシック・ギター
マーティ・フリードマン - ギター・クラシック・ギター
長谷川淳 - ベース
五十嵐宏治 - ピアノ・シンセサイザー・ハルモニウム・チェンバロ
河合英史 - ピアノ・シンセサイザー・ハルモニウム・チェンバロ・電子ピアノ
松本圭司 - ピアノ・シンセサイザー・ハルモニウム
淳士 - ドラム
Ken☆Ken - ドラム
阿部徹 - ドラム
阿部薫

■ボーカル/キャラクター
Märchen von Friedhof(※似非)
彩乃かなみ(修道女)
MIKI(テレーゼ、アルテローゼなど)
桐山和己(ヘンゼル)
小林さゆみ(グレーテル)
REMI(田舎娘)
Jimang(鏡、女将)
黒沢ともよ(雪白姫)
鈴木結女(青王子、赤王子)
Ceui(継子)
井上あずみ(ホレおばさん、アプリコーゼ)
石井千夏(義妹)
下川みくに(野ばら姫)
栗林みな実(先妻)
大塚明夫(青髭)
Joelle(エリーザベト)
初音ミク(エリーゼの歌声)

■ボイス/キャラクター
Idolfried Ehrenberg(イドルフリート・エーレンベルク)(※似非)
飛田展男(モブ全般)
沢城みゆき(モブ全般)
谷井あすか(メルツ)
大川透(モブ全般)
中村悠一(エリーザベトの兄など)
藤田咲(エリーゼ、幼少のエリーザベト)
Sascha

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