ベルトルト・フーバー(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ベルトルト・フーバーとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団団員。第104期訓練兵団を3位で卒業し、どの分野でもそつなくこなすことができる優秀な人物である。ただし優柔不断で判断を他人に任せる傾向があり、積極性に欠けることから他の同期と比べると少し影が薄い。その正体は、ウォール・マリア陥落の主因となった「超大型巨人」であり、始祖奪還作戦のために大国マーレから派遣された「マーレの戦士」の1人だった。任務を達成し故郷に帰ることを切望していたが、結局その願いは叶わず異国の地で命を落とすこととなる。

ベルトルト・フーバーのプロフィール・人物像

身長:192cm
体重:81kg
年齢:16歳
誕生日:12月30日
CV:橋詰知久/観世智顕(少年期)

ベルトルト・フーバーとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団団員。黒髪と長身が特徴の少し気弱な少年。104期訓練兵団を第3位で卒業する優秀な能力を持つが、主体性に欠ける受け身な性格からあまり目立つ存在ではなかった。
内地で安全な生活を送るために当初は憲兵団への入団を希望していたが、トロスト区で巨人に遭遇した後心境の変化があり、最終的に調査兵団を選択した。
同郷のライナー・ブラウンとは仲が良く、よく行動を共にしている。5年前に巨人に襲われた故郷に帰る事が2人の共通の目的であると語っている。
同期のアニ・レオンハートにひそかに想いを寄せている。

正体

ベルトルトの正体は、シガンシナ区の扉を破壊し、人類の活動領域を後退させた「超大型巨人」。「鎧の巨人」であるライナーや、「女型の巨人」であるアニと共謀し、壁内世界に眠る「始祖の巨人」の能力を奪うことが目的だった。
大国マーレから派遣された彼ら「マーレの戦士」は、845年シガンシナ区の扉を破壊し、その混乱に乗じて壁内に侵入。その後は兵士に成りすまして「始祖の巨人」の行方を探っていたが、トロスト区防衛線で同期のエレン・イェーガーに巨人化能力があるとわかった後は方針を転換。憲兵団ではなく調査兵団に入り、エレンを近くで監視することにした。
ウォール・マリア最終奪還作戦においては調査兵団の前に立ちはだかり、多大な犠牲を出したものの、エレンとアルミン・アルレルトによる囮作戦の前に敗れる。本体を引きずり出され、巨人化したアルミンに捕食されるという形で命を落とし、「超大型巨人」の能力はアルミンに受け継がれた。

ベルトルト・フーバーの来歴・活躍

始祖奪還作戦に参加

射撃能力を買われ、ベルトルトは戦士候補生に合格する

大国マーレのレベリオ収容区で生まれ育ったベルトルト。幼い頃マーレの戦士募集に応じ、その高い射撃能力から戦士候補生に選出された。後に運命を共にすることになるアニやライナーともそこで出会っており、落ちこぼれのライナーに優しく手を差し伸べる姿もあった。
「超大型巨人」を継承した後、かねてよりのマーレの念願であった始祖奪還計画に参加する。ベルトルトは「女型の巨人」を継承したアニ、「鎧の巨人」のライナー、「顎の巨人」のマルセル・ガリアードと共にパラディ島上陸メンバーに選ばれた。

そして島に入ったマーレの戦士達だが、思いもよらない不運に襲われる。リーダー的存在であったマルセルが無垢の巨人に食われてしまったのだ。
マルセルを失い、作戦続行は困難だと判断したアニとベルトルトは島を離れようとするが、ライナーの強い反対によりこのまま作戦を続けることになった。
3人はなんとか壁にたどり着き、「超大型巨人」に変身したベルトルトの一蹴りでシガンシナ区の扉を破壊した。しかし力を使い果たしたベルトルトの元に巨人が迫る。死を覚悟したベルトルトだったが、なぜかその巨人はベルトルトの元を離れて壁内へと向かっていった。
そしてベルトルトとアニ、ライナーは巨人流入による混乱に乗じ、壁内世界へ侵入する。ライナーがシガンシナ区とウォール・マリアを繋ぐ内扉をも破壊したことで、壁内人類はウォール・マリア区域を捨てることとなった。

104期訓練兵団入団

その後2年間開拓地で労働を行っていた3人だったが、このままでは始祖についての情報を得られないと考え、兵士に志願することを決める。訓練兵団で良い成績を残して憲兵団に入り、貴族に近づくことで情報を得る作戦である。
そして3年後、狙い通り訓練兵団で10位以内という優秀な成績を残した3人は、憲兵団に入団する権利を得る。しかし訓練兵団で同期達と多くの時間を共に過ごしたことで、ライナーやベルトルトは敵であるはずの彼らに友情を感じるようになっていた。
一方、アニは訓練の傍ら情報収集を続けていたが、中央憲兵に手練れがいたため、これ以上の情報を得るのは難しいと関していた。この手詰まりの状況を打破するため、ライナーはウォール・ローゼの破壊を提案。決行日は、訓練兵がトロスト区の固定砲整備を行う解散式翌日ということに決まった。

ベルトルトは手筈通りトロスト区の壁を破壊し巨人を流入させる。しかし予想外だったのは、同期のエレン・イェーガーが自分達と同じ巨人化能力を持っていたことだった。
ライナーとベルトルトは、エレンこそが求めていた始祖の手がかりかもしれないと話すが、その話を偶然同期のマルコ・ボットに聞かれてしまう。マルコに自分たちの正体がバレることを危惧した2人は、やむなく彼を始末することにする。駆けつけてきたアニと共にマルコの立体起動装置を奪い、マルコを巨人に食わせて殺害した。

調査兵団を選択

トロスト区の騒動が一段落した後、ベルトルト達は改めて所属兵団を問われる。当初は貴族に近づくために憲兵団を志望していたベルトルトとライナーだが、より重要度の高いエレンの監視をするため調査兵団に志望を変更する。一方、アニはかねてからの予定通り憲兵団に配属されることが決まった。
そして最初の壁外調査の日、調査兵団を「女型の巨人」に変身したアニが襲撃し、エレンを奪おうとする。ベルトルトはその際、巨大樹の森に巨人を通さない任務を命じられた。

壁外調査終了後はウォール・ローゼ南西の施設に同期達と共に隔離されていたが、周辺に巨人が発生したことで住民の避難誘導と壁の破壊箇所捜索のため駆り出される。
ベルトルトはライナーと共に南班に参加し、同期のコニー・スプリンガーの故郷であるラガコ村方面へ向かう。ラガコ村には住民どころか死体1つなく、コニーの家にひっくり返って身動きの取れない巨人が1体いるだけだった。実はウォール・ローゼ内に発生した無垢の巨人はラガコ村の住民が変身させられたものだったのだが、この場でその事実に気づいたのはライナーとベルトルトだけだった。
夜になり、破壊箇所の捜索と住民の避難を終えた各班はウトガルド城で合流する。そこへ、無垢の巨人を率いたマーレの戦士部隊の戦士長ジーク・イェーガーが「獣の巨人」の姿で姿を現した。ジークが自分達を助けに来たと知ったベルトルトとライナーは静かに歓喜の表情を浮かべる。
ウトガルド城内に巨人が侵入した際は、押しとどめようとするライナーを救うために農機具のフォークで巨人の目を刺し貫くという活躍を見せた。
しかし調査兵団の奮闘もむなしく徐々に追い詰められ、残るは104期だけという瀬戸際、同期のユミルが今まで隠していた巨人化能力を明かして群がる巨人達をなぎ倒していく。
実はユミルは、あの時マルセルを食った無垢の巨人であり、彼から「顎の巨人」を継承したことで人間に戻れるようになったのだ。
ユミルの奮戦や応援の調査兵団が到着したことで、ベルトルト達は一応の危機を脱する。

エレン拉致

「超大型巨人」に変身したベルトルトは、エレンとユミルを口に入れて連れ去る

調査兵団が撤退の準備をする中、ライナーは唐突に自分たちの正体をエレンに明かし始めた。ベルトルトは戸惑いながらも、ライナーが今ここで決着をつけることを望んでいるのだと理解し、巨人化してエレンを拉致しようとする。死闘の末、エレンとユミルの拉致に成功したベルトルトとライナーはウォール・ローゼ壁外へ逃走した。
エレンをマーレに連れ帰るため、巨大樹の森で長距離移動に備えて体力回復を図るベルトルト達。しかし予想より追手の到着が早かったため、夜になる前に出発を余儀なくされる。
ベルトルト達は、ユミルが想いを寄せるクリスタの身柄の保証を条件に、彼女を味方に引き込むことに成功した。
しかし後ろから追手が迫るだけでなく、前からエルヴィン団長が無垢の巨人を引き連れてきたことで行く手を阻まれてしまう。「鎧の巨人」が無垢の巨人に群がられて身動きが取れないでいるうちに、同期のミカサ・アッカーマンやアルミン・アルレルト達がエレンを奪還しようと近づいてきた。
アルミンはベルトルトの動揺を誘うため、拘束されたアニがユトピア区の地下で拷問を受けていると告げる。実際にはアニは硬質化能力で自分の身を守っているため無事だったのだが、この言葉を信じたベルトルトはアルミンに斬りかかろうとし、その隙にエレンを奪われてしまった。
その後もどうにかしてエレンを取り戻そうとするが、エレンがとっさに「始祖の巨人」の能力を発動したため、無垢の巨人の攻撃の矛先が全てベルトルトとライナーに向かってしまう。そこで2人の窮地を救ったのはユミルだった。
ユミルはクリスタに別れを告げた後、「顎の巨人」返還のためにマーレに渡ることを同意した。

シガンシナ区決戦

ユミルをマーレに送り届けた後、ベルトルトとライナーはジークと「車力の巨人」継承者ピーク・フィンガーと合流。シガンシナ区で調査兵団を待ち受けることとなった。
ベルトルトとライナーはアニの救出を主張したが、ジークはそれに反対。「鎧の巨人」と「獣の巨人」の一騎打ちの末、ジークに軍配が上がりアニ救出は後回しにされることとなった。
そして予想通り、エレンと調査兵団はウォール・マリアの穴を塞ぐためシガンシナ区にやってきた。ウォール・マリア側に待機していたジークは投石で退路を塞ぎ、ここで人類と巨人の決着を付けようとする。
当初はライナーが壁に隠れて奇襲を行う計画だったが、その作戦は失敗に終わりライナーは窮地に追い込まれる。ライナーは最後の力でベルトルトに合図を送り、ジークはベルトルトの入った樽をシガンシナ区市街に投げ込んだ。
当初ベルトルトは「超大型巨人」に変身し周辺を吹き飛ばそうとしていたが、ライナーの状態が思ったより深刻だったためひとまず断念する。そしてアルミンとの対話に臨み、普段の気弱さを感じさせない堂々としたふるまいを見せた。
そしてライナーを助けに行くと見せかけ、「超大型巨人」の変身による爆風でハンジ班のほとんどを吹き飛ばした。一度ライナーを気遣って変身を断念したため、しばらくは変身しないだろうという敵の思考の裏をかいた形である。
その後も圧倒的な破壊力と全身から発する熱風で調査兵団勢力を寄せ付けなかったが、消耗戦に弱いという弱点をアルミンに見抜かれる。そして真正面から向かってくるアルミンが囮だと気づかず、彼を熱気で焼き殺そうと力を使い果たした隙を狙われ、背後からエレンにうなじを削ぎ落されてしまった。

ベルトルトの死

巨人化したアルミンに食われるベルトルト

本体を引きずり出され、四肢を切断されたベルトルト。そこへ「車力の巨人」と力を使い果たしたジークが現れるが、リヴァイが追ってきたためジークはベルトルトの救出を諦め、ライナーだけを奪って去っていった。
残されたベルトルトは、巨人化したアルミンに捕食されることとなり、「超大型巨人」の能力はアルミンへと受け継がれる。捕食される直前に目を覚ましたベルトルトは泣き叫び、かつての仲間やアニ、ライナーに助けを求めながら命を落とした。
ベルトルトの死後、病を患っていた彼の父は、「名誉マーレ人」として手厚い看護を受けてこの世を去ったと語られている。

ベルトルト・フーバーの能力

高い身体能力

ミカサに一歩も引かず渡り合うベルトルト

shuichi
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@shuichi

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アルミン・アルレルトとは『進撃の巨人』の登場人物で、主人公エレン・イェーガーの幼馴染。金髪ボブカットの中性的な外見を持つ。大人しいが芯の強い勇敢な性格で探求心が強い。祖父の影響で人類はいずれ壁の外に出るべきだという思想を持っており、エレンが外の世界に憧れるようになったのもアルミンの影響である。小柄で身体能力は低いものの、知能や判断力はずば抜けており、エレンや調査兵団の窮地をその知略で度々救っている。

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ダリス・ザックレー(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ダリス・ザックレー(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ダリス・ザックレーとは『進撃の巨人』の登場人物で憲兵団・駐屯兵団・調査兵団の3つの兵団を束ねる総統。特別兵法会議においてエレン・イェーガーの処遇を調査兵団に委ねた人物である。王政編では調査兵団団長のエルヴィン・スミスや駐屯兵団司令官のドット・ピクシスらと共にクーデターに加担する。実はエルヴィンが決起する以前から王政に根深い嫌悪感を抱いており、密かに体制転覆の機会をうかがっていた。王都制圧後は身柄を拘束した王政幹部達に喜々として拷問を行っている。

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進撃!巨人中学校(漫画・アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

進撃!巨人中学校(漫画・アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『進撃!巨人中学校』とは中川沙樹が描く、諫山創の『進撃の巨人』の公式学園パロディ漫画。2015年にProduction I.G製作でアニメ化。前半をアニメパート、後半を出演声優たちによるバラエティ番組の実写パートとして30分枠で放送。中学生になったエレン・イェーガーは進撃中学校へ入学する。学校には巨人も在籍しており、エレンは巨人に恨みを持っており巨人を駆逐しようと非公式部活「調査団」へ入部した。

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ミカサ・アッカーマン(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ミカサ・アッカーマン(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ミカサ・アッカーマンとは諫山創による漫画『進撃の巨人』の登場人物で、主人公エレン・イェーガーの幼馴染。本作のヒロイン的ポジションで、幼い時にエレンに助けられた経験から、彼を守ることを自分の使命だと考えている。驚異的な身体能力を持ち、トップの成績で訓練兵団を卒業。実戦でも1人で複数の巨人を討伐する実績を残す。性格は寡黙で口下手だが、エレンのこととなると取り乱す一面もある。物語後半において、母方の祖先が東洋にあるヒィズル国将軍家だったことが明らかになった。

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クリスタ・レンズ/ヒストリア・レイス(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

クリスタ・レンズ/ヒストリア・レイス(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

クリスタ・レンズ(ヒストリア・レイス)とは、諫山創による漫画『進撃の巨人』の登場人物。第104期訓練兵団卒業生であり、主人公エレン・イェーガーは同期の1人。小柄で温厚、思いやりのある可愛らしいアイドル的な存在として登場する。同期のユミルと仲が良い。成績10位以内に入っているが、実際はユミルからその座を譲られただけで身体能力は人並みである。本名はヒストリア・レイスといい、壁内世界の真の王家の末裔であることが後に発覚する。

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イェレナ(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

イェレナ(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

イェレナとは『進撃の巨人』の登場人物で反マーレ派義勇兵の中心人物。マーレに滅ぼされた国の出身で、「獣の巨人」継承者で王家の血を引くジーク・イェーガーの信奉者として活動し、パラディ島の近代化に大きく貢献した。ジークの提唱する「エルディア人安楽死計画」達成のためなら寝食を共にした仲間すら殺害する冷酷な性格の女性。しかし実際にはマーレの被害者というのは虚偽であり、「世界を救う英雄」に憧れているだけのごく一般的なマーレ人である。

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ジャン・キルシュタイン(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ジャン・キルシュタイン(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ジャン・キルシュタインとは『進撃の巨人』の登場人物で、調査兵団に所属する兵士。第104期訓練兵団を6番で卒業した。自己の保身を第一に考える現実主義者で、思ったことを率直に言い過ぎる性格からたびたび主人公のエレン・イェーガーと対立していた。当初は巨人の脅威から逃れるために内地への配属を希望していたが、友人のマルコ・ボットが戦死したことで考えを大きく変え、調査兵団に入団する。入団後は持ち前の現状把握能力を活かして同期のまとめ役として活躍した。

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フリーダ・レイス(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

フリーダ・レイス(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

フリーダ・レイスとは『進撃の巨人』の登場人物であり、レイス家の長女。黒髪で青い瞳を持つ。レイス家当主のロッド・レイスとその正妻の第1子として生まれた。表向きは地方の貴族として振る舞っているが、実際は壁内の真の王家の末裔。レイス家に代々引き継がれている特別な巨人能力を叔父のウーリ・レイスから引き継ぎ、宿している。本人の飾らない性格は多くの者から慕われており、妾の子である異母妹ヒストリアにも姉として優しく接していた。

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ユミル(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ユミル(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ユミルとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団の兵士。主人公エレン・イェーガーと同じ104期訓練兵団の卒業生で、そばかすと鋭い目つきが特徴の少女。打算的な性格で、世間ずれした攻撃的な言動が多い。同期のクリスタ・レンズに強い執着心を抱いており、本来ならユミルが成績上位10位以内に入るべきところをクリスタに譲ったという経緯があった。その正体は60年以上もの間壁外を彷徨っていた巨人の1人であり、偶然「顎の巨人」を継承したことで人間に戻った巨人化能力者である。

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