ファイナルファンタジーXII(FF12)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

ファイナルファンタジーXII(FF12)とは2006年に発売されたFFシリーズの12作目。ダルマスカのダウンタウンに住む少年ヴァンは、祖国を支配する帝国に一泡吹かせるため王宮に忍び込んだことから世界を揺るがす大きな運命に巻き込まれていく。イヴァリースというひとつの歴史の中で、登場するキャラクターたちはそれぞれ印象的な台詞を残している。

おかしくなったんじゃ、なかったんだな

ドクター・シドの陰謀の動機を知ったバルフレアの独り言の台詞。

ドクター・シドはバルフレアの父親である。
なぜバルフレアが父親であるシドのもとから飛び出し空賊となったかというと、ある時を境に急に父親の様子が変容してしまったことによる。
何もない空間に向かって「ヴェーネス」と語りかけ、「歴史を人間の手に取り戻す」と訳の分からない言葉を繰り返すシドから逃げ出すような格好でバルフレアは空賊になった。

シドが語りかけていたヴェーネスとは、歴史を裏から操る神オキューリアから離反した神の一人である。歴史をいいように操作するオキューリアを抹殺するため、シドに力を貸すこととなった。ヴェーネスから知識を借り、シドは人造破魔石の作成に至ることとなる。
ヴェーネスは自分が姿をさらしてもよいと思った特定の人物の前にしか姿を見せないという性格をしている。つまりシドは、何もない空間に話しかけていたわけではなく(おそらく魔法の一種で)姿を隠していたヴェーネスと話していたのだ。
気がふれてしまったのではなく、実はきちんと筋が通る理由があったのだと知り、バルフレアは父親への誤解を改めていく。

空は遠いな

ストーリー序盤、ナルビナ城塞地下牢でのバルフレアの台詞。
地下牢からさらに地下、バルハイム地下道に飛び降りる際にぼやいた。

FF12のテーマである「自由」とその対極にある「義務や掟、過去といったしがらみ」をモチーフにした台詞である。
バルフレアはしがらみにとらわれているということを示唆するメタ的な発言ととらえると、単なる愚痴ではなく深みをもつものとして読むことができる。

ならお前が決めろ。楽になれる方を選べばいい。──どうせ戻らない

ナルビナ牢獄を脱獄し、バルハイム地下道を進む途中のイベントシーンより。
バッシュはヴァンにダルマスカ国王暗殺事件の真相を知らせる。戸惑うヴァンにバルフレアがこう発言した。

ヴァンの兄レックスは国王暗殺の一味として扱われ、薬と魔法で自白を強要された後に死亡した。
バッシュはそれに対して、彼は帝国の策略に使われただけであるとレックスの無実を伝える。
そして、レックスは最後まで祖国や弟を守ろうとしたのだと告げる。
この時ヴァンは「バッシュは国王暗殺の主犯であり、兄が亡くなったのはバッシュのせい」と思い込んでいた。
それに反するバッシュの真相は今まで信じてきたものを覆すものであり、特に兄の死の責任をバッシュに押し付けられないものだった。

バルフレア自身はバッシュの話を一応信じたようだが、意固地になっているヴァンを諭すようなことはせず、選択を委ねている。
「楽になれる方」という言い方が、レックスの運命を全てバッシュの責任にしてしまいたいヴァンの心理を見透かしている。

フランの名言・名セリフ

ヴィエラが森の一部だとしても、森はヴィエラのすべてではないわ

霧ではないわ ミストよ

「ヴィエラ族は森とともにあらねばならない」とエルトの里の掟を説く族長ヨーテに対し、フランが言った台詞。

FF12のテーマは「自由」なので、それを束縛するしがらみである「掟」を題材にしたシーンと考えられる。
ヴィエラ族は森以外で生きられないわけではないが、森で暮らしてこそヴィエラ族らしく生きられる。
フランはヴィエラ族の掟を破って森を飛び出し自由を手に入れたが、ヴィエラ族らしさが失われていった。
フランの生き方はヴィエラ族らしい生き方ではない。しかしヴィエラの生き方の一つではある。

このシーンと台詞の本質は、人と変わった生き方をすることが自分らしさではなく、自分の信じる道を進むことが事の本質で、他人と同じか違うかの問題ではないということ。
自分はどうありたいのか、何がしたいのかが問題になる。このことはFF12のシナリオの中で様々なキャラクターを通じて一貫して描かれている。

レイスウォール王墓でのフランの台詞。
霧もミストも同じ言葉であり、いったい何が違うのかとプレイヤーの突っ込みを受けまくった。

FF12(と、FF12と同一世界観であるシリーズ全般)における「ミスト」とは、空中に漂う特殊なエネルギーのこと。
普段は目に見えないものだが、濃いと黄色のもやのようなものとして目に見ることができる。
平たく言うならば「魔力」であり、これを用いることで魔法を使うことができる。

一方「霧」は単なる自然現象であり、天候の一種。
他キャラクターがミストを指し「ただの霧ではない」と発言することから、ミストも霧の一種として扱われているようである。

英語での台詞は「Not fog.……Mist」となっており、明確に別のものとして区別がなされている。

バッシュの名言・名セリフ

だからこそ……あがくのだ!

戦艦シヴァでのバッシュの台詞。
「どうあがいても帝国には勝てはしない、現実が見えるだろう」というウォースラに対して力強く言い放った。

たとえ策略で裏切り者に仕立て上げられようとも、帝国の支配に屈さず戦い続けるというバッシュの性格があらわれている台詞である。
同じダルマスカ王国の騎士であるウォースラは「これ以上勝ち目のない戦いを続けても民に無用の苦しみを与えるだけ」と悟り、帝国の傘下に入ることを選ぶ。
それに対しバッシュはそれでも戦い続けるという選択をしている。
この両者の対決が行われる戦艦シヴァでの戦闘は前後のイベントシーンと合わせてFF12内でも屈指の名シーンである。

あのような未来もありえます

キルティア教の総本山・神都ブルオミシェイスに向かう際のイベントシーンで発した台詞。

アルケイディア帝国の皇子ラーサーは、自国とロザリア帝国の戦争を止めるため、キルティア教の総本山・神都ブルオミシェイスに向かおうとしていた。
大戦を止めるよう制止するようにキルティア教の大僧正に訴えかけようという算段であった。

アーシェたちはそのラーサーに同行することになる。
戦争を望まず穏健派ではあるが、ラーサーは祖国を占領した帝国の人間である。そんな人物と行動をともにすることは、帝国への復讐を誓うアーシェにとっては複雑な心境であった。
手を取り合うことを夢見るラーサーを見て復讐をやめるか悩むアーシェに対し、バッシュがこの台詞を言った。
バッシュの視線の先には、占領されたダルマスカ王国の民であるヴァンとパンネロがラーサーと仲良く語り合っている姿があった。

アーシェは「復讐を忘れ、帝国におもねろというのは屈辱だ」とぼやくが、「民のためなら屈辱も甘んじて受けるのが王家の義務です」と厳しく諭す。
アーシェの一臣下として精神的な支えになろうというバッシュの立ち位置を示すシーンである。

アーシェの名言・名セリフ

お前はやめて

各所のイベントシーンでアーシェが発言する。
自国の元王女であるアーシェを「お前」呼ばわりするヴァンにいちいち言い返している。
この「やめて」と突っぱねる台詞が登場するシーンはヴァン個人の無礼より、ヴァン自身から「現実」を突き付けられたことに対する拒絶の意味合いが強い。

例えば、王家の証を持たない王女は無力であると厳しく叱責されたアーシェはバルフレアの飛空艇を勝手に使い、王家の証があるというレイスウォール王墓へと向かおうとする。
飛空艇の操縦席に座り、コックピットをいじるアーシェを見つけたヴァンは「飛空艇を盗むって…だいたいなんだよお前!」と咎めるシーンがある。
その時に厳しくヒステリックに「お前はやめて!」と叫ぶ。これはヴァンの無礼そのものよりも、自分が無力であるという現実をヴァンに突きつけられたことによる拒絶である。

「お前はやめて」と言い返すアーシェだが、ストーリーが進んでいくうちに現実を受け入れたことや、ヴァンへの仲間意識が芽生えたことにより「お前はやめてよ」と柔らかい言い方になっている。
ここまでくると現実への拒絶というよりはヴァンの無礼に対する咎めの割合が大きくなっている。

続編であるFF12RWでも、「お前」呼ばわりするヴァンに対し「相変わらずね」と諦め半分で呆れている。

貴様に何がわかる!

戦艦リヴァイアサンで帝国の将軍ギースの「名誉ある降伏を拒むとは、まったくダルマスカらしい!」という台詞に対してのアーシェの返答。

王家の証である「神授の破魔石」を我々に渡せば、その見返りとしてダルマスカ王国の復権を認めよう、というのがギースの提案であった。
それはつまり、帝国に膝を折って服従せよという意味である。帝国に従順であるならば、という条件など帝国に復讐を誓うアーシェには受け入れられるものではない。
「ふざけるな!」と激昂したアーシェに「名誉ある降伏を拒むとは、まったくダルマスカらしい!」と続く。

ダルマスカ王国の敗北、属国化と数々の屈辱を受けながらも祖国奪還を目指してきたアーシェの苦悩が反発した台詞。

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