ファイナルファンタジーXII(FF12)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

ファイナルファンタジーXII(FF12)とは2006年に発売されたFFシリーズの12作目。ダルマスカのダウンタウンに住む少年ヴァンは、祖国を支配する帝国に一泡吹かせるため王宮に忍び込んだことから世界を揺るがす大きな運命に巻き込まれていく。イヴァリースというひとつの歴史の中で、登場するキャラクターたちはそれぞれ印象的な台詞を残している。

ただ自由でありたいだけ

空中要塞バハムート内において、ヴェインの問いに対して答えたアーシェのセリフ。

ヴェイン「ひとつお尋ねしたい。──あなたは何者だ?亡国の復讐者か?あるいは救国の聖女か?」
アーシェ「どちらでもないわ。私は私──ただ、自由でありたいだけ」

アーシェが抱いていた野望である「死者たちのための復讐」を叶えるため、そのために帝国を滅ぼす力として「神授の破魔石」を求めていた。
「神授の破魔石」を求める旅の中、一行はオキューリアという存在と遭遇する。歴史を裏から操るオキューリアは神を自称し、アーシェのことを「正しき歴史を導く聖女」と定義し、オキューリアが導く歴史に背く帝国を滅ぼせと促す。
アーシェはストーリー中の旅を通じ、「苦難の道であっても、手軽に強力な力を発揮できる神授の破魔石に頼らないダルマスカを取り戻したい」という目標を決めた。大灯台で神授の破魔石を捨てたのもそのためで、帝国の誇る空中要塞バハムートに乗り込んだのも帝国への復讐を遂げるためではない。
過去にとらわれ復讐という野望にも固執せず、オキューリアから与えられた役割をこなすのでもなく、自分がどうありたいか、どう行動したいかを自分の意思で示したい。その思いで空中要塞バハムートに乗り込んだのである。

FF12のテーマである「自由」に対し、アーシェは「自分の意志で行動すること」を答えとして出したのである。

パンネロの名言・名セリフ

でもね、亡くなった人たちの心は、もう動かないんだよ

神授の破魔石を求め、その母体である天陽の繭を目指しリドルアナ大灯台の最上階を目指して進む一行。
歴史を裏から操るオキューリアの言うとおり、天陽の繭から新たな破魔石を取り出して武器とし、帝国への復讐を遂げるのか、それとも天陽の繭を破壊しオキューリアの支配を断ち切るのか。どうするのか迷っているアーシェの心を推し量るパンネロの台詞。

パンネロもヴァンやアーシェのように2年前の戦争で大切な家族を失い、孤児として暮らしてきている。
そのためパンネロもまた帝国を憎んでもおかしくない人物であるが、パンネロは帝国への復讐を願っていない。
それは自分がいくら憎んだとしても故人の心が動くことは無い、とわかっているからである。
パンネロはパーティ内最年少のキャラクターであるが、彼女だけがひとりで過去を消化していたのだとわかるセリフ。

シドの名言・名セリフ

歴史を人間の手に取り戻す

本作のカギとなる重要な台詞の1つ。
歴史を裏から操るオキューリアという神と人間の戦いを表現する象徴的なものである。

FF12の舞台であるイヴァリースという世界は、オキューリアという神々が裏で操って作り上げたものである。
ストーリーでも重要なアイテムとなる「神授の破魔石」についても同様で、神授の破魔石はオキューリアが与えたものであり、オキューリアが選んだ人間がオキューリアが与えた神授の破魔石をもって戦乱を平定し、オキューリアの望む歴史を作らせるためのものだった。
その存在を知ったシドは憤り、「歴史を人間の手に取り戻す」という目標を掲げるのであった。

そのために取った手段は非常に独善的であり、息子バルフレアから「父親がおかしくなった」と非難され挙句に逃げ出されてしまう。

神を踏み台にして何が悪い!

リドルアナ大灯台でのシドとの決戦のシーンにて、シドが息子バルフレアの糾弾に対して言った台詞。

シドは歴史を裏から操るオキューリアという神の存在を、オキューリアの離反者であるヴェーネスという人物から聞かされていた。
そのため、神にいいように操られる歴史、ひいては国や人々というものは、人間の可能性を追求するシドにとって我慢がならないものだった。
離反者であるヴェーネスもシドと志を同じくし、神授の破魔石の秘密を教えて「人造破魔石」を作り出した。

この「人造破魔石」の存在はオキューリアの不興を買い、そしてそれを破壊する神々の代理者として、帝国への復讐心を持つアーシェがオキューリアに選ばれた。

ガブラスの名言・名セリフ

どれだけあがこうが、人は過去から逃れられん

リドルアナ大灯台での戦いにおいて、復讐を迷うアーシェに対し、帝国のジャッジマスター(治安維持組織の将軍)ガブラスが言った台詞。

リドルアナ大灯台に同行を申し出てきた空賊・レダスが、実は元帝国の人間でありナブディス国が滅ぶ原因を作ってしまった人物だと告白したシーンに続いて発せられる。
シドの言われるままにナブディス国に保存されていた神授の破魔石を発動させ、同国を滅ぼしたことを悔いるレダス。そのように、人は過去の行いに縛られるのだ、という台詞に続く。

そしてガブラスは、復讐のために新たな神授の破魔石を手に入れろと促す。
しかしこの後、神授の破魔石(強大な力)があっても過去は変えられない、強大な力に安易に頼ってダルマスカを取り戻したいわけではないのだとアーシェに突っぱねられる。

ガブラス自身、過去にとらわれている。
19年前の戦争で故郷と家族を捨て、祖国ランディスを出ていったバッシュへの復讐心がガブラスを突き動かしている。
そんなガブラスだからこそ出た台詞であろう。

その他サブキャラクターの名言・名セリフ

空賊がスマートで格好いいってのはイメージだよ

ラバナスタ・ダウンタウンにいるNPCの、元空賊サマルとの会話で聞ける。

空を自由に飛び回る空賊は自由で気ままで開放的なものに見える。だからこそ少年少女たちの憧れにもなる。
だが、それは単なるイメージであり、実際はそんなものではない。
確かに自由かもしれないが、それはすべての責任を自分で負って、初めて得られるものである。
今の苦しみから逃れることが自由になるということではない、というのがサマルの台詞の全文。

FF12のテーマには「自由」の対比として「義務」(しがらみ)というテーマもあるが、その両方を簡潔かつ明確に言い表している。
シナリオの要点がこの台詞に集約されているといっても過言ではない。

「今の苦しみから逃れることが自由ではない」という部分は、身内を亡くし帝国を恨むヴァンとアーシェ、豹変した父から逃げたバルフレアを暗示している。
また「すべての責任を自分で負う」という部分は、森を出たが故にヴィエラ族としての能力が衰えたフラン、祖国を捨てダルマスカに仕えたバッシュのことを指しているといえる。

「自由」と対比してしがらみの存在を提示しているが、しがらみの存在そのものを否定はしておらず、「自由」を手放しで賛美してはいない内容になっている。

眠れないのに夢を見るのはヤバイクポ!!

モブ(賞金首モンスター)の討伐を専門とするクラン・セントリオのリーダーであるモンブランが依頼文を読み上げながら言った台詞。

依頼の要旨は、「剣豪と自称する謎の人物に決闘を申し込まれ敗北し、報奨として愛用の武器を奪われてしまった。悔しくて夜も眠れず、奪われた時の光景を夢に見てしまう」というもの。
依頼文を読み上げながら茶々を入れたこの台詞は、今までのモンブランのイメージを覆した。
というのも、モンブランはこの依頼以外はいたって冷静に話をしており、「ヤバイ」などといったフランクな単語は一切使ってこなかった。
数々の依頼の紹介を通じ、プレイヤーにとっては真面目で堅実な人物とのイメージが定着した頃にこの「ヤバイ」発言である。

ちなみに、「剣豪と自称する謎の人物」はFFシリーズおなじみのギルガメッシュである。
プレイヤー(ヴァンたち)がギルガメッシュを討伐し武器を持ち主に返したところ、依頼者は安眠できるようになったらしい。

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