『ジョジョの奇妙な冒険』のキャラクター&スタンドの元ネタまとめ

荒木飛呂彦の漫画シリーズ『ジョジョの奇妙な冒険』に登場するキャラクターやスタンド名は、作者の好きな洋楽を元ネタにしたものが多い。ここではジョジョのキャラクターやスタンドと、元ネタになった洋楽作品と合わせて紹介する。

Knockin' on Heaven's Door 天国への扉

映画『ビリー・ザ・キッド/21才の生涯』のサウンドトラック・アルバム『ビリー・ザ・キッド』に収録、シングルとして1973年にリリースされた楽曲。ビルボード Hot 100 のシングル・チャートで12位を記録した。2004年に、『ローリング・ストーン(Rolling Stone)』誌が選んだ「ローリング・ストーンの選ぶオールタイム・グレイテスト・ソング500では、190位にランクされている。

間田 敏和(はざまだ としかず)/スタンド名:サーフィス(うわっ面)

間田 敏和

スタンド:サーフィス(うわっ面)
自分たちより強いよそ者である承太郎の存在を嫌い、町から追い出そうと画策し、最終的には殺害しようとする。

「サーフィス」は、等身大の木製デッサン人形をベースに、触れた人間の姿、仕草、声紋から全てコピーするスタンド。自律型スタンドで性格までコピーされるため、大雑把な命令には従うが本体の間田に忠実な訳ではない。スタンド名の由来は、アメリカのバンド「サーフィス」から。

サーフィス

アメリカのR&B/ポップ・グループ。
1990年、「The First Time」が大ヒットした。そのほか、「Happy」、「Closer Than Friends」、「Shower Me With Your Love」、「You Are My Everything」、「Never Gonna Let You Down」などのヒット曲がある。

Surface - The First Time

大ヒット曲「The First Time」

山岸 由花子(やまぎし ゆかこ)/スタンド名:ラブ・デラックス

山岸 由花子

スタンド:ラブ・デラックス
康一を異常に愛する容姿端麗な女子高生。普段はクールで素っ気無い態度だが、非常に身勝手でキレやすく、思い込みの激しい性格。

「ラブ・デラックス」は、髪の毛を自在に伸ばし動かすスタンドである。縛りつけたり締め上げたりする単純な攻撃から、標的の頭皮に「ラブ・デラックス」の一部を植え込むことにより、頭皮から強引に引き回し歩行を阻害することにより行動範囲に制限を加える等幅広く応用が利く。名前の由来は、イギリスのバンド「シャーデー」のアルバム『ラヴ・デラックス』から。

シャーデー

女性ソロ歌手だと誤解されることもあるが、女性ボーカルとバックミュージシャンから成るバンドの名称である。1984年デビュー。第2次ブリティッシュ・インヴェイジョンを背景にして、アルバム『Diamond Life』が英国のみならず米国などでもヒット。翌年の米グラミー賞最優秀新人賞に輝いた。ジャズとアダルト・コンテンポラリーをミックスしたサウンドや、アデュの落ち着いたミステリアスなボーカルが特徴。寡作ながら、発表する作品はいずれもが世界的なヒットとなっている。

ラブ・デラックス

『Love Deluxe』は1992年にリリースされたSadeの4thアルバム。「No Ordinary Love」、「Kiss Of Life」などの名曲が収録されている。

Sade - No Ordinary Love

トニオ・トラサルディー/スタンド名:パール・ジャム

トニオ・トラサルディー

スタンド:パール・ジャム
杜王町でイタリア料理店「トラサルディー」を営むイタリア人の男性(ナポリ生まれ)。「自分の作った料理でお客様に快適になってもらうこと」を望み、それに情熱の全てをかける。年は若いが、料理人としての腕前は億秦の舌を唸らせ、「天使のような料理人」とまで言わせるほど高い。本名はアントニーオ・ヴォルペであることが小説版『恥知らずのパープルヘイズ』で明かされた。

「パール・ジャム」は、料理に混入し、食べた者の身体の不調を治すスタンド。顔と腕のあるプチトマトのような姿をしており、複数いる。アメリカのグランジロックバンド「パール・ジャム」が名前の由来である。

出典: aclp1.c3cdn.com

パール・ジャム

1990年代前半、シアトルを中心として従来のMTVを中心とした商業主義ロックに反抗するオルタナティヴ・ロック・ムーブメントが若者を中心に大流行し、その中でも、パール・ジャムは当時のジェネレーションXたちの苦悩の代弁者とまで評され、その世代の旗手として位置づけられていた。ローリングストーン誌が行った90年代を代表する曲というテーマの読者投票では、「Black」が選ばれており、2005年にUsa Today誌が行った最も偉大なアメリカのロック・バンドというテーマの読者投票では、イーグルスなどの大御所を抑えてパール・ジャムが選ばれるなど、アメリカの一般聴衆からの評価は高い。

Pearl Jam - Black

静・ジョースター(しずか・ジョースター)/スタンド名:アクトン・ベイビー

静・ジョースター

杜王町で迷子になっていた所をジョセフ・ジョースターに保護された身元不明の赤ん坊。作中では「透明の赤ちゃん」と呼ばれ、両親及び素性は全くの不明だった。ジョセフ・ジョースターの養女となり、のちにファンブックで「静」の名前が与えられたことが明かされた。

「アクトン・ベイビー」は物体や生物を透明化させる能力。当初は静本人を透明化しているだけであったが、ストレスによりスタンド能力が強く発現するようになると、本体を中心として球状に一定距離内のものを無差別に透明化するようになる。
スタンド名の由来は、アイルランド出身のロックバンド「U2」のアルバム『アクトン・ベイビー』から。

出典: cdn.hitfix.com

U2

デビューからオリジナルメンバーの変更なく活動しているバンドで、これまでに発表した作品は世界中のファンから支持されており数多くの賞を受賞している。中でもグラミー賞獲得数22作品は“ロックバンド史上最多”となっている。2005年には「ロックの殿堂」入りもしている。「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100組のアーティスト」において第22位にランクインしている。トータルセールスは、1億7,000万枚超と言われている。

出典: www.cdjournal.com

アクトン・ベイビー

1993年のグラミー賞最優秀ロック・グループ受賞。ルーツ・ミュージックに接近した1980年代後半の音楽性と決別し、対極的な「1990年代型U2」を宣言した作品。硬派なロックサウンドから打ち込みを駆使したダンス・ビートへ転向し、歌詞も官能や不道徳を赤裸々にさらけだすものになった。

U2 - Even Better Than The Real Thing - official video

収録曲「Even Better Than The Real Thing」

矢安宮 重清(やんぐう しげきよ)/スタンド名:ハーヴェスト

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