ウルトラマンZ(円谷プロ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ウルトラマンZ』とは、円谷プロダクション制作で2020年に放送された『ウルトラシリーズ』の特撮テレビドラマで、令和ウルトラマンシリーズとしては第2作目にあたる。キャッチフレーズは「ご唱和ください、我の名を!ウルトラマンゼット!」。
対怪獣ロボット部隊、ストレイジに所属する主人公のナツカワハルキは、地球にやってきた怪獣との戦いの中で若きウルトラマン、ゼットと運命の出会いを果たす。巨大ロボット『特空機』の戦いと、その裏で暗躍する影に果敢に立ち向かうハルキとゼットの熱血コンビの活躍を描いた作品。

出典: twitter.com

演:林摩耶

セレブロの憑依したクリヤマ長官によって解散させられたストレイジに代わり組織された『第一特殊空挺機甲群』の作戦部長の女性。実質的には隊長としての役回り。

本作に登場する純粋な人間キャラクターではほぼ唯一ストレイジのメンバーと明確に敵対したキャラクターであり、セレブロの『文明自滅ゲーム』を象徴するような存在であると言える。

ある意味ではユカ以上のマッドサイエンティストのような性格であり、作中ではセレブロの憑依したクリヤマ長官とともにキングジョーストレイジカスタムにD4レイを使うよう促し、その結果ゼットがいなければ街中の次元崩壊が抑えられなかったにも関わらず、被害には目もくれずウルトラマンの光線の力に目を輝かせるなど、人や街を守るための防衛組織の所属でありながら周囲への被害を一切考慮していなかった。
その後、バロッサ星人が来襲した際にもキングジョーストレイジカスタムにバロッサ星人の撃破ではなくウルトラマンゼットのゼスティウム光線のデータを取ることを優先していた。

ウルトロイドゼロがD4レイを放った結果機能停止した時にも、D4レイの制御に成功したという結果しか見ておらず、貴重なウルトロイドゼロを操縦できるパイロットのヨウコの安否を一切気にしていなかった。

最終回では基地奪還にやってきたヘビクラによって峰撃ちで気絶させられ、物語からフェードアウトした。

カブラギ・シンヤ

出典: m-78.jp

演:野田 理人(放送中に芸名を『林カラス』に改名。)

地球防衛軍日本支部怪獣研究センター生科学研究所に所属する青年。
カブラギ本人の出番はかなり少なく、セレブロに寄生される直前のシーンとセレブロに乗り捨てられたシーン、そして最終回のセレブロ捕獲シーンのみ。
ゼットに撃破されたゲネガーグの残骸を収容していたが、うっかりこけて中身をこぼしてしまい、その中にいたセレブロに寄生されてしまう。
その後は怪獣研究職の立場を利用され、様々な怪獣メダル作成のために怪獣の断片をくすねていた。

最終的には警務隊保安課のアサノに身柄を拘束されかけた際にセレブロがアサノに体を乗り換えたことで、混乱し訳も分からぬまま連行されていった。

最終回ではユカとともにセレブロを捕獲。これまでに見せなかったハイテンションでユカを「姐さん」と呼び慕う姿を見せた。

ウルトラマン

ウルトラマンゼット

出典: m-78.jp

声:畠中 祐

ハルキと一体化して戦う新人ウルトラマン。年齢は5000歳。
ウルトラマンゼロの弟子を自称しているが、ゼロ本人は「お前を弟子に取った覚えはない」と言われている一方的な師弟関係。

出身地はM78星雲・光の国と言われているが、体色の青いブルー族の特徴(戦闘よりも技術開発などの頭脳労働の方が得意)と一致しないこと、YouTubeで公開されている公式ボイスドラマでの出身地は非公開、との発言から本当に光の国出身なのかは現状不明。
言葉の頭に「ウルトラ」とつけたり、「ご唱和ください、我の名を!」という決め台詞など、地球の文化や言語に慣れていない故の独特の喋り方をする。
かつては「ご清聴ください!」という決めゼリフだったが、ジードとの出会いと共闘でウルトラマンとして認めてもらい、みんなに名前を呼んでもらえるようにと「ご唱和ください、我の名を!」という決め台詞にすることを決めた。(EXPO THE LIVE)
まだ新人ながらも宇宙警備隊の一員として立派な心意気を持っており、ハルキとはよき熱血体育会系コンビとしてともに戦う。

ゼロ曰く「半人前どころか1/3人前」のヒーローで、その力を補うためにもウルトラメダルとウルトラゼットライザーでのウルトラフュージョンを使い戦う。

『ウルトラマンクロニクルZヒーローズオデッセイ』ではセレブロの一件をゼロに語り、三分の一人前のゼロの弟子としてではなく、立派な一人前のウルトラマンとしてゼロに認められた。

ウルトラマンゼロ

出典: m-78.jp

声:宮野 真守

ゼットが師匠と慕うウルトラマン。
ウルトラマンノア(様々な宇宙で神様のように祀られているとてもすごいウルトラマン。)から授けられた『ウルティメイトイージス』を纏った姿、『ウルティメイトゼロ』で時空を超えて様々な宇宙のウルトラマンやウルティメイトフォースゼロという仲間たちとともに悪のウルトラマン、ウルトラマンベリアルをはじめとする数々の強敵たちと戦ってきた歴戦の戦士。
本作では師匠であるウルトラマンレオから、防具にもなる『ウルトラゼロマント』を授かっている。

ゼット本編では冒頭でブルトンに四次元空間に飛ばされたが、『シャイニングウルトラマンゼロ』(ゼロ自身の秘められた力を開放した姿)の時間を操る力で脱出しゼットとジードに加勢、ともにセレブロの変身したベリアル融合獣に立ち向かった。

『ウルトラマンZボイスドラマ』では、ゼットが地球に来る前のゼロとゼットのやりとりが描かれており、そちらではレギュラーとして登場した。
玩具では『ウルトラマンジード』にてゼロと一体化していた伊賀栗レイトのウルトラアクセスカードが商品化され、それとウルトラゼットライザー、ウルトラマン、ウルトラセブン、ウルトラマンエースのメダルでウルトラフュージョンする『グランドセイバードゼロ』の存在が上記のボイスドラマでも語られているが、玩具及びゲーム限定のギミックとなり劇中では登場しなかった。

ウルトラマンジード/朝倉リク

出典: m-78.jp

演:濱田龍臣

かつてウルトラマンゼロと激闘を繰り広げた悪のウルトラマン、『ウルトラマンベリアル』の息子。
ウルトラマンベリアルが遺した細胞片、『デビルスプリンター』を追う中で、そのデビルスプリンターによって復活した『ラストジャッジメンター ギルバリス』(『劇場版ウルトラマンジード つなぐぜ!願い!!』に登場した、知的生命体の排除を目的とする人工知能怪獣。)との戦いで本来の変身アイテムである『ジードライザー』が破損してしまったため、ウルトラマンヒカリ(『ウルトラマンメビウス』などで活躍する光の国の科学者ウルトラマン)からぺガ(リクの親友のペガッサ星人)を通して新たな変身アイテムとして渡されたウルトラゼットライザーと『ウルトラマンギンガ』『ウルトラマンエックス』『ウルトラマンオーブ』のウルトラメダルで変身した『ギャラクシーライジング』の姿で新たな戦いに挑む。
劇中ではギルバリスを追ってゼットのいる地球にやってきた。
しかし、デビルスプリンターだけではベリアルのメダルが作れなかったセレブロに狙われ、その体に宿るベリアル因子を抽出されベリアルメダルが作られてしまった。
その後、セレブロがベリアルメダルを使い変身したベリアル融合獣にゼットとゼロとともに打ち破った。
そしてゼットにこの地球を任せ、迎えに来たぺガとともに再びデビルスプリンターを追い宇宙へ旅立っていくのだった。

その後、ブルトンが倒されたことでグリーザが誕生したことを察知しこの地球に急いで引き返してくる。
ゼットと正体を隠し乱入してきたヘビクラの変身したファイブキングとともに戦うが、存在が無であるグリーザにはギャラクシーライジングではダメージを与えられず、ゼットに自身のメダルを託しグリーザの中から『宇宙の穴を縫う針』を取り出すためにその身をグリーザの中に取り込まれていった。
そしてグリーザの中にある『宇宙の穴を縫う針』とリクのベリアル因子が融合し、べリアロクが生まれた。
デルタライズクロ―に変身したゼットによって救出され、ゼットがグリーザを倒すのを見守った。
ウルトラマンヒカリによって修復されたジードライザーが届いたことで変身に使っていた3枚のメダルをゼットに託し、再び宇宙へ旅立っていくのだった。

ゼットの地球にアブソリュートタルタロスが襲来した際には、ゼットから3枚のメダルを借りギャラクシーライジングに変身。タルタロスの差し向けた怪獣たちやベリアルの平行同位体(タルタロスが別の世界から連れてきた存在)とと激闘を繰り広げた。(EXPO2021)
また、『EXPO THE LIVE』ではゼットとの出会いと、ジードダークネス率いる怪獣軍団との戦いが描かれた。

ウルトラマンA(エース)

出典: m-78.jp

声:高峰 圭二

かつて異次元人ヤプールが送り込む超獣からとある地球を守り抜いた、ウルトラ6兄弟の5番目の戦士。

ヤプールの怨念から復活した殺し屋超獣バラバに苦戦するゼットの前に現れ、ともに戦った。
実はゼットの名付け親であり、地球の言葉で最後を意味する『Z』から、長きにわたる戦いを終わらせる最後の勇者になれ、という願いがこめられている。

宇宙人

セレブロ

『ウルトラマンゼット』の黒幕。
アブソリュートタルタロス事件(ウルトラギャラクシーファイト 大いなる陰謀での出来事)で多くのウルトラマンたちが光の国を離れているタイミングでゲネガーグを操り、光の国からウルトラメダルとウルトラゼットライザーを奪って地球へとやってきた。
『文明自滅ゲーム』という悪趣味なゲームのためにいくつもの星を滅ぼしてきているかなりの極悪宇宙人。
肉体が非常に脆弱なため、他の生物の体に寄生しないと生きていけない生物で、劇中ではカブラギ、アサノ、クリヤマ長官に寄生していた。
「キエテ・カレカレータ」というという宇宙語が口癖。「私はいい気分だ」という意味。
今までのウルトラシリーズの黒幕に比べて愉快犯的な側面が強く、それ故か計画の粗も目立つ。

グルジオライデンを地球に送り込み、オーバーテクノロジーを用いた兵器開発を促し特空機を作らせていった。
最終的には最終兵器であるD4レイを搭載したウルトロイドゼロを強奪、デストルドスへと変貌させ地球の文明を破壊しようとした。
しかしゼットによりデストルドスが撃破されたことで計画は失敗。
セレブロはユカとカブラギに捕獲され、じっくり調査された後に解剖されるという哀れな末路を辿るのだった。

このように、「文明を持つ星に怪獣などを利用し恐怖を植え付けることで防衛のために強力な兵器を開発させ、自身の作った守るための力で文明が滅んでいくように仕向けて行く」というのが『文明自滅ゲーム』の内容。
ウルトラマンは原則として「その星の文明の選択に干渉しない」という考えがあるため、その星の人間に寄生して兵器を暴走させるセレブロの手口はウルトラマンに察知されなかったのだと推測されている。

しかし、光の国からウルトラメダルとウルトラゼットライザーを奪ってしまったが故にゼットを地球に招くことになってしまったこと、運悪くジャグラスジャグラーがセレブロの計画を利用しようと暗躍していたことが彼が上述の末路を辿った原因であろう。

ウルトラマンゼット(ヒーロー)のウルトラフュージョン・タイプチェンジ

ゼロの弟子を自称する新人ウルトラマン。ここでは主にハルキと歴代ウルトラ戦士のメダルでウルトラフュージョンした姿について解説する。

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