ファイト・クラブ(Fight Club)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ファイト・クラブ』とは、1996年に発表されたアメリカの小説家チャック・パラニュークによる同名小説が原作となっている、1999年制作のアメリカ映画である。不眠症で悩む会社員「僕(エドワード・ノートン)」はある日火事が原因で住む家を失くし、謎の男タイラー・ダーデン(ブラッド・ピット)の家に居候することになった。「泊めてもいいが条件がある。俺を殴れ」という突拍子ないタイラーの言葉をきっかけに、二人はお互いを殴り合う行為にハマっていく。

『ファイト・クラブ』の概要

『ファイト・クラブ』とは、1996年に発表されたアメリカの小説家チャック・パラニュークによる同名小説が原作となっている、1999年制作のアメリカ映画である。
当初、本作は三人の監督(ピーター・ジャクソン、ダニー・ボイル、ブライアン・シンガー)にオファーがあったが、三人とも断られて最後に白羽の矢が当たったのがデヴィッド・フィンチャーだった。彼はもともと原作のファンであった。しかし彼は処女作『エイリアン3』で思っているような映画撮影ができず、作品自体も評価されなかったので、制作会社である20世紀フォックスに対して強い不信感を抱いていた。

『エイリアン3』の失敗から、ハリウッドから干されていた彼は、その復讐といわんばかりに、6,300万ドル(約70億円)という大金の予算を引き出す事に成功した。その結果映画自体の評価は賛否両論、暴力的で反社会的な内容と映画を嫌う者もいる一方で、大きな反響も呼んだ。だが評論家からの評価も高くなく、当初は巨額の製作費も回収できず、興行収入的にも失敗した。この失敗で制作会社の20世紀フォックスの重役が何人も解雇された。

しかし後に発表された英国最大発行部数を誇る映画雑誌『エンパイア』が過去最高の映画に関する調査を行い、その結果を集計した所、「歴代最高の映画ランキング500(The 500 Greatest Movies of All Time)」では堂々の10位にランキングされる。このランキングは雑誌の読者1万人とハリウッド映画関係者150人、映画評論家50人を対象にした調査で、改めてこの映画の人気がうかがえる。
また同じく『エンパイア』誌のキャラクター部門のランキング「Empire's The 100 Greatest Movie Characters of All Time(2008)」では、タイラー・ダーデン(演:ブラッド・ピット)が第1位を記録している。IMDb(Internet Movie Database)でも、過去の映画トップ250には、10位以内にランキングされている。

以下は物語の概要である。

不眠症で悩む本作の主人公(演:エドワード・ノートン)が、自分と正反対の人格を持つタイラー・ダーデン(演:ブラッド・ピット)に出会う。主人公とタイラーが共に開催する殴り合いの“ファイト・クラブ”。それが次第に社会に対するテロ活動“プロジェクト・メイヘム”に発展し、遂にはタイラーとの対峙、決別を通して主人公の人間的成長を描く物語である。
本作の最大の魅力の一つは、ブラッド・ピット演ずるタイラー・ダーデンの圧倒的存在感だ。彼の男らしく鍛え抜かれた体やスタイリッシュなファッション、そして「物に支配される生活を捨てろ!もっと進化しよう!なるようになるさ!」とバーで主人公に語るタイラー・ダーデンの姿は非常に魅力的である。

『ファイト・クラブ』のあらすじ・ストーリー

ビルの最上階

ビルの最上階、主人公の「僕」は銃を口にくわえさせられて、椅子に座らされていた。
「僕」はここから、過去の出来事を振り返り1人語りが始まっていく。

「僕」の経歴とタイラー・デーン

「僕」は大手自動車メーカーのリコール査定の仕事をしている30歳のサラリーマン。高級家具を取り揃えることが趣味で、物質的には何不自由ない暮らしを送りつつも満たされない感情を抱き、不眠症を患い精神科を訪れる。医者の勧めもあって、重病患者のグループカウンセリングを渡り歩き患者と一緒に心から涙することで、不眠を解消していた。肉体的苦痛を経験した人々の一員になることが、「僕」の安定剤となった。
しかし、睾丸ガンの会にマーラ(ヘレナ・ボナム=カーター)という女性が現れてから、その楽しみの効果は消えた。彼女も「僕」と同じ偽の患者だった。「ニセモノが混ざっていると意味がない」と、自分の事は棚に上げてマーラと交渉するが、その日から次第にこの娯楽から熱が冷めていった。「僕」は彼女に対して嫌悪感を抱きながらも、連絡先を交換していた。彼女は「僕」にとって気になる存在であり、この日を境に不眠症が再発する。

そんなある日、「僕」は出張中の機内で、石鹸の行商人だというタイラー・ダーデンという男に出会った。タイラーは会話が機知に富み、ユーモアに溢れ、それでいてどこか危険な雰囲気の男だった。タイラーは「家庭にあるもので、どんな種類の爆弾でも製造できる」と「僕」に伝える。彼の所持する石鹸が入った鞄は、主人公の所持していた鞄と同じものであった。タイラーは会話を終えると、鞄を持ち席を立ってしまう。
タイラーはワイルドで喧嘩に強く女性にモテる。まさに「僕」の理想だった。

出張から帰ると家が火事で全焼しており、物欲で満たされていた空間が跡形もなく消えてしまった。泊まる場所に困った「僕」は、何故か一度機内で話しただけのタイラーに助けを求めた。タイラーは快く承諾したが、一つ条件を出してきた。それは「俺を殴れ」という突拍子もない条件だった。

「僕」の真実

ボロボロになるまでタイラーと殴り合った「僕」は、肉体的な痛みの中でいつもずっと求めていた生きている実感を得た。
互いに仕事をしながら、ときどき夜、バーの外で殴り合う。それを見ていた酔っ払いが殴り合いに徐々に参加しはじめる。やがて人数が多くなってきた時には、地下室で1対1の喧嘩をする秘密結社ファイト・クラブが設立するまでに至った。

今までとは違う環境の中での生活は、徐々に「僕」を変貌させていった。以前の様に自助グループに通わなくなった。また不眠に悩まされる事もなくなり、以前のように高級品を買い揃える事もなくなる。
そんなある日、「僕」はマーラ・シンガーから電話を受ける。「睡眠薬を大量に飲み過ぎたから助けてほしい」という内容であった。しかし彼「僕」はこの電話を無視する。受話器は切らなかった。
翌日の朝、奇妙な夢を見たと呟く主人公。マーラ・シンガーが何者かとセックスをする夢を見たのだ。しかしタイラーのボロ家で最初に「僕」が出くわしたのは、タイラーではなく、マーラ・シンガーだった。「僕」はマーラを家から追い出す。
次にタイラーが現れた。彼は何故か機嫌がいい。主人公が切らなかった電話でマーラと会話したタイラーは彼女を助け出し、一晩中マーラとセックスをしていたのだった。
こうしてタイラーとマーラは親しくなり、三人の奇妙な生活がはじまっていく。「僕」はタイラーとマーラの情事の喘ぎ声に苛立ちを感じ始める。
その後警察からの報せで、「僕」は自宅の爆発が何者かによって故意に引き起こされたものであることを知る。仕込まれていたのは自家製ダイナマイトだった。「僕」は犯人がタイラーであることに気づくが、何の負の感情も抱かない。むしろ、物質至上主義から解放してくれたタイラーに感謝の念すら抱いているのであった。
「僕」はタイラーと二人でファイト・クラブのリーダーとして人々を束ね、互いの拳で痛みを分かち合う。「僕」は物質の執着から離れた場所でリアルな自分を手に入れたのだった。

しかしファイト・クラブのメンバー達が徐々に増え、次第にテロ集団に変化していく。
タイラーは「職業が何だ。財産が何の価値になる。車も関係ない。人は財布の中身でも、ファッションでもない。お前らは歌って踊るだけのこの世のクズだ」と彼らに向けて演説する。
タイラーは自ら訓練を課し、破壊活動プロジェクト・メイヘムの工作員を増やしていく。訓練を課すのはタイラー邸の前で、三日三晩立ち続けられたもののみである。彼らは“スペース・モンキー”と呼ばれた。
スペース・モンキーで構成される、“タイラー軍団”は作られていく。その中には「僕」の親友のボブ(ロバート・ポールセン)や、エンジェル・フェイスと呼ばれる金髪の青年も混ざっていた。
ある夜「僕」が帰宅すると、スペース・モンキー達とタイラーが、テレビのニュース速報を見ていた。タイラーとスペース・モンキー達は、ビルの爆破と火災を起こしたのだった。
「君たちがやったのか?」と問う「僕」に対し、ボブは「プロジェクト・メイヘム ルールその1 何も質問するな」と答える。
何も知ることができないことに苛立つ「僕」。「僕」はタイラーに、自分だけが除け者な理由を問うと、彼は「参加したければ、自分から参加しろ!」と答えて姿を消した。

タイラーの計画を阻止しようと彼の居場所を追うが、メンバーの一人から「ダーテンさん」と呼ばれたことで、「僕」は真実を理解した。
「タイラー・ダーデン」とはもう一つの「僕」の人格だったのだ。ファイト・クラブを取り仕切っていたのも、破壊活動を計画していたのも、全て「僕」一人で行われていたことだった。「タイラー・ダーデン」とは「僕」の社会に向けた欲望そのものだった。

計画の妨害

高層ビルの同時爆破テロを阻止するため「僕」はついにタイラーと対決するも彼に捕らえられ銃を突きつけられる「僕」。絶体絶命のところで「タイラーが銃を持っているということは、自分が銃を持っていることだ」と気づく。同時にタイラーに向けて撃っても意味がないことを悟り、一思いに自分自身に向けて引き金を引いた。
これにより、タイラーとの決着はついたが、計画そのものは止められなかった。
タイラー・ダーデンの仕掛けた爆弾により高層ビルが次々と破壊されていく中「僕」は恋人となったマーラの手を取り「心配するな。これからはすべて良くなる。」と優しく語りかけて映画は終わる。

『ファイト・クラブ』の登場人物・キャラクター

主人公(ナレーター)(演:エドワード・ノートン)

この物語の主人公。固有名詞がなく、映画のクレジットで「ナレーター」と表記される。

米国の大手自動車メーカーのリコール部門に勤務し、金銭的には不自由ない生活を送る。彼の家は高級家具や、職人手作りの食器、ブランド衣類などが揃っている。
彼は最新式のライフスタイルを送るため、家具家財を揃える事に夢中になっている。
しかしそれと反比例するかの様に、彼の心は満たされずそして重度の不眠症を患っている。

受診した精神科医の勧めで、睾丸ガン患者の集う自助グループに出席する。そこでロバート・ポールセン(ボブ)に出会い、彼の胸で抱きしめられ号泣し、その晩はぐっすり眠る。一時的に不眠症は改善され、彼は自助グループに参加する事が病みつきになる。

しかし、様々な自助グループに参加している彼の前にマーラ・シンガーが現れる。
自身と同じく死にかけている訳でもない彼女の参加により「僕」は再び不眠症に悩まされる。
そんな中、「僕」はタイラー・ダーデンに出会う。二人は“ファイト・クラブ”を結成する。
そして彼の思想、物質至上主義の否定、痛みを知りどん底を味わう事により得られる、真の意味での生の喜びを体感し、不眠症に悩まされ心の満たされない生活から解放される。
一方タイラーは、マーラ・シンガーとも親しくなり彼女と頻繁にセックスをする。
主人公にとってマーラは自助グループで出会った女性だったが、彼女と親密になったのは「僕」ではなく、タイラーであり、彼女はタイラーと「僕」の共同住居にも出入りするようになる。タイラーとマーラの情事の喘ぎ声が家中響き渡り、「僕」はイラつきマーラに冷たく接する。

タイラーと二人で始めた“ファイト・クラブ”は、やがてタイラーの暴力性を社会全体に向けるテロ組織“プロジェクト・メイヘム”に変貌していく。

「僕」はタイラーにプロジェクト・メイヘムの計画の全容も知らされず、苛立つ。
そしてある日、忽然と姿を消したタイラーを追って、全米にある“ファイト・クラブ”の支部を探し回っているうちに、自身がタイラー・ダーデンであると、支部のメンバーから伝えられる。

タイラーは「僕」の裏の顔で、「僕」の人格が眠っている時、タイラー・ダーデンとして行動していたのだった。
二人で活動している様に見える時も、彼はもう一方の人格であるタイラー・ダーデンを、客観視しているつもりになっていた。周囲の人間にはタイラー=ナレーターであり、当然のごとく「僕」の姿しか見えていない。それは勿論マーラ・シンガーにとっても同じ事だ。
自身の正体の確認の為、彼女に電話するナレーターに彼女も「あなたがタイラー・ダーデン!!」と伝える。

タイラーの計画の全容を調べ、テロ活動を阻止せんとする「僕」の前に再びタイラーは現れ、「僕」と対峙する。しかし「僕」は殴り合いに負け、ビルの屋上でタイラーに銃を突き付けられて絶望しかけたその時、自身の幻であるタイラーが銃を持っているのではなく、実は自分自身が銃を持っている事に気付く。そして自分の頭部に向かって銃を撃ち、もう一方の人格であるタイラー・ダーデンを倒し、彼と決別する。
タイラーとの決別の後、プロジェクト・メイヘムのメンバー達に連れてこられたマーラに「これからは大丈夫だ」と伝える。

テロ活動の阻止はかなわず、爆破されるビルの前で二人は手を繋ぐ。

タイラー・ダーデン(演:ブラッド・ピット)

出張帰りの「僕」の前に、タイラーは最初石鹸の行商人として登場した。
彼はハンサムで自信満々、筋骨隆々、精力絶論と「僕」とは正反対の人物であった。

彼は石鹸の製造販売以外にも、映画館の映画技師の仕事や、パーティー会場のウェイターの仕事も行っている。
しかし石鹸の中身は痩身クリニックから盗んだ人間の脂肪を使う、映画館では上映中のファミリー映画にポルノの一コマを挿入する、パーティー会場ではスープに自身の小便を混ぜるといった過激な行動や嫌がらせを行っていた。
「僕」の自宅が爆発してしまった時、電話を「僕」から受け、酒場で彼の相談にのる。
酒場から出て「僕」に自身を殴るように要求し、二人だけで殴り合いをはじめた事がきっかけで、後の“ファイト・クラブ”にまで発展する。
タイラーは自宅の廃墟に主人公を住まわせ、共同で生活し、「僕」の価値観を変えさせる。
痛みや死を身近に感じる事によりはじめて得られる喜び、タイラー曰く「どん底を知る者のみが味わえる生の喜び」を伝授する。その為に「僕」の手の甲を薬品で焼いたり、車でわざと交通事故を起こしたりする。

一方でマーラ・シンガーとも親しくなり、二人は激しいセックスをし、「僕」を苛つかせる。

ファイト・クラブのメンバーが増えると、自宅に志願するメンバーを泊まらせ訓練し、社会に対して破壊活動を行うテロリストグループ“プロジェクト・メイヘム”を結成する。
“プロジェクト・メイヘム”は最初過激なイタズラから、次いで街の破壊活動、そして金融ビルをダイナマイトで同時に爆破する非常に危険なテロ行為にまで発展する。
物語終盤で「僕」の理想像が具現化した姿、「僕」の第二の自我である事が判明する。
「僕」がその事に気付き、“プロジェクト・メイヘム”による金融ビルの同時爆破の計画を阻止せんと行動すると、「僕」の前に立ち塞がる。
物語後半のタイラーはスキンヘッドと、よりアグレッシブなファッションスタイルで登場する。
「僕」と格闘する時は、カンフーの様な動きも見せる。

マーラ・シンガー(演:ヘレナ・ボナム=カーター)

この物語に登場するヒロイン。彼女は「僕」が通う、自助グループの睾丸ガン患者の会に出席する。
彼女も「僕」と同じく、病気で死にかけている訳でもない。また「僕」と同じく生きている実感がない。二人には共通点がある。

当初、主人公は自身の心の拠り所である自助グループに、「僕」と同じく死にかけている訳でもない彼女が参加している事に対して、不快感を示していた。
「僕」にとって自助グループは、死にかけている人間の魂の声が聴ける、“生の実感”を体験できる重要な場所だ。
そこに死にかけている訳でもなく、観光気分の彼女がいては、彼は充足感を得られない。
だがマーラも、「映画より安くて、コーヒーつき」と彼に参加する理由を説明するものの、本心では「僕」と同じく、“生の実感”を求めて参加しているのだ。

そのため「僕」と彼女は、互いに参加する自助グループの曜日を分ける事で合意する。
マーラ・シンガーはヘビースモーカーで、コインランドリーの他人の服を平気で持ち出し古着屋で売る、車が頻繁に行き交う道路を躊躇なくわたるといった、彼女の哲学、「死は目の前にある」を体現した女性だった。

マーラの雰囲気に惹かれたのか、「僕」は彼女と連絡先を交換する。
だがタイラーと主人公の共同生活が始まると、マーラはタイラーの家に電話をし、「睡眠薬を大量に飲み過ぎたので助けてほしい」と「僕」に話す。
「僕」はこの電話を無視する。しかし、切らずにそのままになっていた電話に出たタイラーによって、彼女は助けだされる。タイラーとマーラは一晩中セックスをする。

その後、彼女はタイラーの家に頻繁に出入りし、タイラーとの情事を繰り返し、「僕」を悩ませる。「僕」は内心マーラの事が気になっていたが、彼女はタイラーと親しくなり、自分は除け者になったと感じていた。
「僕」はそんなマーラに対して冷たく接するが、なぜかそんな「僕」の態度にマーラは怒り家を出て行く。
しかし一方で彼女は、「胸にしこりがあるから確認してほしい」と「僕」の職場に電話し、彼女のアパートに彼を招いたりもする。

物語後半で「僕」とタイラー・ダーデンは同一人物である事が判明する。「僕」は混乱していた自分を素直に認め、彼女に愛の告白をする。対してマーラは、「僕」が二重人格で精神を相当病んでいると認識しており、彼の愛を拒絶する。
それでも「僕」はタイラーの計画(プロジェクト・メイヘム)により、彼女が始末されてしまうのを防ぐ為、彼女に街から出て行くように伝える。

マーラはタイラーの部下に捕えられ、最終的には「僕」とタイラーがいるビルに連れてこられる。
しかし別人格であるタイラーを倒した「僕」は、彼女の手を握る。

二人は窓の外で崩壊していくビルを眺める。

ロバート・ポールセン(ボブ)(演:ミート・ローフ)

ロバート・ポールセン(通称ボブ)は、主人公が初めて訪れた自助グループ、睾丸ガン患者の会で出会った人物だ。

彼は元々プロのボディビルダーだったが、薬物の乱用(ステロイド剤という競走馬用に使う強い薬)の結果、睾丸ガンを発症してしまう。
彼はガンの治療のために投与された女性ホルモンの影響で、胸が大きくなってしまった。
主人公とボブは、自助グループで互いにパートナーとなる。ボブは彼(ナレーター)に自身の思いのたけをぶつけ、彼(ナレーター)を抱きしめる。ボブの女性の様に大きな胸の抱きしめられ、彼の正直で悲痛な訴えを聞いた主人公は、感激し涙を流す。
ボブとの出会いで不眠症の主人公は、その晩はぐっすり眠る事ができる。
主人公がタイラー・ダーデンに出会い、彼(ナレーター)の関心が自助グループの会合からファイト・クラブに移った後も、二人は再開する。
ボブはファイト・クラブに参加していた。
彼はファイト・クラブで彼(ナレーター)とファイトし、二人の絆はより強くなる。

やがてボブは、タイラーが組織したプロジェクト・メイヘムの実行部隊に志願し、構成員の一人となる。

ボブはプロジェクト・メイヘムの「一石二鳥作戦」に参加する。公園の広場に設置された大型の丸いオブジェの台座を破壊し、転がっていくオブジェをコーヒー店に直撃させ、店を破壊するという作戦だった。計画は成功したかに見えたが、駆け付けた警官にボブは頭部を撃ち抜かれ死亡する。
ボブの死を悲しむ主人公。
「彼の名はロバート・ポールセン!」と連呼する、プロジェクト・メイヘムのメンバー達。

“ロバート・ポールセン”の名前はプロジェクト・メイヘムの殉教者の名前として、メンバー達の心の中に残る事になる。

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テルマ&ルイーズ(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『テルマ&ルイーズ』(Thelma and Louise)とは、1991年5月にアメリカで公開されたロードムービーである。平凡な主婦テルマが、友人のウェイトレス、ルイーズと共にドライブに出かけた。途中のドライブインで、テルマが見知らぬ男たちにレイプされそうになった時、ルイーズは男たちを射殺してしまう。二人はそのまま銀行強盗をして逃避劇を繰り広げる。二人の女性の日常から転落していく様を描いたバイオレンス作品。

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マネーボール(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

マネーボール(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『マネーボール』とは、2011年にアメリカ合衆国で制作されたスポーツ映画。マイケル・ルイスによるノンフィクション『マネー・ボール 奇跡のチームを作った男』を原作としている。野球に統計学を用いて、弱小チームを常勝チームに変えていくゼネラルマネージャーのビリー・ビーンの栄光と苦悩が描かれていく。実在のゼネラルマネージャー役を演じたオスカー俳優ブラッド・ピットの演技が見どころである。

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アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』とは2016年公開のアメリカの3D映画。2010年公開の『アリス・イン・ワンダーランド』の続編。ティム・バートン製作・製作総指揮。監督は ジェームズ・ボビン。3年の船旅から戻ったアリスが青い蝶のアブソレムに導かれ、鏡の中に入り再びアンダーランドを訪れる。そこで病んでいる親友のマッド・ハッターを救うために過去に遡り、過去を変える時間の旅に出る。ヒットした前作と比べアメリカ、日本ともに興行成績は振るわず、厳しい評価になった。

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ハリー・ポッターと死の秘宝(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ハリー・ポッターと死の秘宝(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ハリー・ポッターと死の秘宝』とは、イギリスを舞台に魔法使いの少年・ハリーが闇の魔法使い・ヴォルデモートと立ち向かうファンタジー映画。ホグワーツに戻らず、分霊箱を探す旅に出かけたハリー、ロン、ハーマイオニー。数少ない手がかりを探しながら、困難な旅を続けていく。そんな中ホグワーツにヴォルデモートが現れ、戦闘が始まる。多くの仲間が死んでいく中、ついにハリーはヴォルデモートと対峙することになる。J・K・ローリングの小説が原作のシリーズ。第七弾。

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Mr.&Mrs. スミス(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

Mr.&Mrs. スミス(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『Mr.&Mrs. スミス』とは、ダグ・リーマン監督による2005年公開のアクションムービーである。脚本を手掛けたのはサイモン・キンバーグ。主役となる夫婦の夫「ジョン・スミス」をブラッド・ピットが演じ、妻「ジェーン・スミス」をアンジェリーナ・ジョリーが演じている。本作はお互いに暗殺者という身分を隠して結婚したスミス夫妻の壮大な夫婦喧嘩の物語であり、2人の関係性の変化が見どころとなっている。 ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーは本作での共演がきっかけで親しくなり、2014年に結婚した。

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17歳のカルテ(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

17歳のカルテ(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『17歳のカルテ』とはアメリカの映画。原題は、『Girl, interrupted』。青年期に精神疾患と診断された主人公スザンナ・ケイセンの精神病棟での成長を描いている。ベトナム戦争の長期化や貧困・人種差別による社会分断の深刻化、主要人物の暗殺など情勢が不安定だった60年代アメリカを舞台に、病棟の内と外、パーソナリティーの正常と異常、自己存在への疑問と確信、それらとは一体何なのかを「境界性パーソナリティー障害」と診断されたスザンナ・ケイセンの視点を通して描いていく。1999年公開。

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ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』とは、イギリスを舞台に魔法使いの少年・ハリーが闇の魔法使い・ヴォルデモートと立ち向かうファンタジー映画。復活を遂げたヴォルデモート。しかし魔法省はそれを受け入れずホグワーツに干渉するようになる。そんな中、ダンブルドアは「不死鳥の騎士団」を再び活動させる。五年生となったハリーたちはヴォルデモートに対抗するため、ダンブルドア軍団を結成。そしてヴォルデモートや死喰い人と再び対峙することとなる。 J・K・ローリングの小説が原作のシリーズ第五弾。

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スーサイド・スクワッド(DCEU)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

スーサイド・スクワッド(DCEU)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『スーサイド・スクワッド』とは、2016年8月にアメリカ合衆国で公開された、悪役だらけのヒーローアクション映画である。DCコミックスが刊行する人気アメリカン・コミックスシリーズ『スーサイド・スクワッド』の実写映画化されたものでもある。スーパーマンの死から数か月後、米国政府の高官・アマンダによる対メタヒューマン特殊部隊「タスクフォース」、通称”スーサイド・スクワッド”のメンバーになった元精神科医ハーレイ・クインが、恋人のジョーカーと複数の犯罪者たちと共に、世界崩壊の危機に立ち向かっていく。

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ダラス・バイヤーズクラブ(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ダラス・バイヤーズクラブ(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ダラス・バイヤーズクラブ』とは、2013年のアメリカ映画で、エイズ患者ロン・ウッドルーフの実話をもとに描いている。仕事中の事故で病院に搬送されたロンは、検査の結果、エイズで余命30日と宣告される。彼は独自にエイズについて勉強し、アメリカで未承認の薬を海外から持ち込んで会員に提供する会社「ダラス・バイヤーズクラブ」を立ち上げる。監督はジャン=マルク・ヴァレが務め、主人公のロンをマシュー・マコノヒーが演じ、ジャレッド・レト、ジェニファー・ガーナーらが共演した。

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ティム・バートンのコープスブライド(アニメ映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ティム・バートンのコープスブライド(アニメ映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ティム・バートンのコープスブライド』とは、ティム・バートン監督によるストップモーション・アニメーション映画。同監督の『チャーリーとチョコレート工場』と同時進行で制作され、主演も同じジョニー・デップだ。ジョニー・デップにとっては声優初挑戦作品となった。 結婚を目前に控えた内気な青年が、死体の花嫁と結婚してしまうというストーリー。 第78回アカデミー賞長編アニメーション賞にノミネートされ、2005年ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞の長編アニメ賞を受賞するなど、高い評価を得た。

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エノーラ・ホームズの事件簿(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

エノーラ・ホームズの事件簿(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『エノーラ・ホームズの事件簿』とは、2020年にNetflixで公開されたイギリスのミステリー映画である。原作はアメリカの作家ナンシー・スプリンガーの小説『エノーラ・ホームズの事件簿シリーズ』。名探偵シャーロック・ホームズに妹のエノーラがいたらという設定で、好奇心旺盛で破天荒なエノーラが、失踪した母の捜索をきっかけに、政治家の息子であるテュークスベリー侯爵の事件に巻き込まれ、母から教わった知識や武芸を使い、解決を目指していく物語。

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いい意味で裏切られた名作映画まとめ!イメージと違う衝撃的な展開が魅力的!

いい意味で裏切られた名作映画まとめ!イメージと違う衝撃的な展開が魅力的!

ここではCMや告知から想像するイメージと実際の内容にギャップがある、いい意味で裏切られる名作映画をまとめた。男同士の友情と成長を描いた作品と思いきや衝撃的なラストが待ち受ける『ファイト・クラブ』、カルト教団の裏の顔を描くと見せかけておいて重厚な人間ドラマを展開する『ザ・マスター』などを紹介している。

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「鬼才」デヴィッド・フィンチャー監督の作品まとめ!ダークな世界観が魅力的

「鬼才」デヴィッド・フィンチャー監督の作品まとめ!ダークな世界観が魅力的

ダークな世界観が特徴的な映画監督のデヴィッド・フィンチャー。記事中では『ゴーン・ガール』『ファイト・クラブ』『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』『セブン』など、彼が監督を務めた名作の数々を紹介している。「鬼才」と評されるフィンチャー独特の世界観を味わってみてはいかがだろうか。

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【レ・ミゼラブル】ヘレナ・ボナム=カーターの七変化まとめ!ジョニー・デップに負けてない!【ハリー・ポッターシリーズ】

【レ・ミゼラブル】ヘレナ・ボナム=カーターの七変化まとめ!ジョニー・デップに負けてない!【ハリー・ポッターシリーズ】

ヘレナ・ボナム=カーターといえば、『レ・ミゼラブル』のテナルディエ夫人役や『ハリー・ポッター』シリーズのベラトリックス・レストレンジ役が有名ですよね。なんとなく想像される通り、どこかぶっ飛んでいる役が多いのが彼女の特徴です。他にどんなのを演じているか、この記事でまとめました。ジョニー・デップも良い意味で変な役が多いけど、ヘレナだってそれに負けてないですよ!

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【トム・クルーズ】この渋さがたまらない!海外のカッコイイおじさま俳優まとめ【ブラッド・ピット】

【トム・クルーズ】この渋さがたまらない!海外のカッコイイおじさま俳優まとめ【ブラッド・ピット】

海外の俳優たちを見てみると、けっこう歳がいっているはずなのにめちゃくちゃカッコイイ人っていますよね。ヒゲや長髪など、日本人男性がやるとあまりウケが良くないビジュアルも、海外だとなぜか魅力的に映るのが不思議です。この記事では、アラフォー以上の海外の俳優についてまとめました。いやぁみんなカッコイイですね!このシブさ、そして全身から溢れ出る大人の余裕と色気がたまらん。

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