ファイナルファンタジーIV ジ・アフター -月の帰還-（FF4TA）とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ミシディアの黒魔道士でポロムの弟。
黒魔法の使い手で、諸国からレクチャーを要請されるほど。
FF4から成長したが、狭いミシディアを出て広い世界に出ていきたいと願っている。

ポロム

ミシディアの白魔道士で、ポロムの双子の姉。
長老を支え、ミシディアの魔法を守護している。

ギルバート

商業国家ダムシアンの国王。
セシルのバロン王国と協力し、世界の経済を保っているが、財政問題も抱えている。
セシルが操られていることをいち早く看破するなど、知恵に長けた一面を見せる。

謎の少女

流星に乗って『青き星』に飛来し、各地のクリスタルを集める。
強力な召喚魔法や白黒の魔法を操る謎の人物。

その正体は、クリエイターによって作りだされた実験体マイナス（複数形は「マイナデス」）である。
『真月』の中心部には、実験施設があり、大勢のマイナスが培養・収容されていた。
彼女らの役割は、クリエイターの代行者として、その星の歴史が記録されたクリスタルを集めることである。

物語の終盤、マイナスの幼生体が主人公たちによって保護される。
幼生体はまだ何の使命も与えられていない、まっさらな状態の幼女であった。

クリエイター

本作のラストボス。
元は他の星の生命体だったが、文明の進化により星が崩壊し、彼らの一族は人工の月へと移住し、宇宙を旅していた。
だが旅の最中仲間たちを失い、最後の1人となってしまった彼は、自分たちは、どう進化をたどるべきだったのかを究明するため、生命の進化などの情報を記録する「クリスタル」を作って宇宙中にばら撒き、自分の手足として動くマイナスを作ってそのクリスタルを回収させ、進化の情報を集めていた。
だが、主人公たちの青き星での進化が、彼の望んだ結果に至らなかったため、そこに暮らす人類を「劣等種」と呼び滅ぼそうとする。

システム

月齢

月の満ち欠けにより魔法や物理攻撃などの威力が変動するシステム。
月齢の影響は、味方だけでなく、敵モンスターにも影響するため、敵味方の能力を考えて、最も有利な月齢でダンジョン等に挑むのが良いとされる。

月齢によって変化するステータスは以下の通り。

満月…黒魔法が強化、物理攻撃が弱体化。
下弦の月…物理攻撃が強化、特殊コマンドが弱体化。
新月…特殊コマンドが強化、白魔法が弱体化。
上弦の月…白魔法が強化、黒魔法が弱体化。

一部のダンジョンでは特定の月齢の時に強力なモンスターが出現する場合がある。
事前に街でその情報を得ておかないと、意図せず入ったダンジョンで強力なモンスターが出現し、全滅する危険性がある。

ATB（アクティブ・タイム・バトル）

FFシリーズおなじみのバトルシステム。
各キャラクターには行動順を示すATBゲージがあり、ゲージが最大になるとそのキャラクターの順番がくる。
ATBゲージが貯まる速度はキャラクターの素早さに応じて変化する。
順番になり、コマンド決定後、そのコマンドに応じた待機時間が改めて必要となる。
強力な魔法や特技をコマンド入力していると待機時間は長くなる。
ATBでは、コマンド入力中にも時間は流れており、素早い敵ならこちらの入力中に攻撃を受けることもある。
コマンド入力中の時間経過を止める「ウェイト」モードも選択できる。

バンド

2人以上のキャラクターのアビリティを組み合わせて発動させる連携技のこと。
イベントによって習得するバンド、コマンド入力を試すことで発見できるバンドもある。
すべてのキャラクターのバンドの数は81種類。

バンドは最初から使える訳ではなく、その技を実行できるメンバー同士の親密度が必要量に達すると使うことが出来る。
親密度を上げるには、バンドを実行できるキャラクター同士がパーティーにいる状態で、何度か戦闘に勝利する必要がある。
バンド習得後も勝利する度にバンドの経験値が増えていき、バンドの技レベルがアップする。
バンドの技レベルが上がると、威力が増したり消費MPが軽減される。

オートバトル