ハンニバル(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ハンニバル』とは、2001年の米英伊合作によるサイコ・スリラー映画である。原作はトマス・ハリスの同名小説で、大ヒット作『羊たちの沈黙』の続編に当たる。監督はリドリー・スコットが務め、主人公レクター役は前作から引き続きアンソニー・ホプキンスが担当した。元精神科医で狂気の連続殺人鬼「ハンニバル・レクター博士」を巡る、極めて猟奇的な物語。FBI捜査官クラリスは彼を追うのだが、その先には身も凍る恐ろしい惨劇が待っていた。息を飲むスリリングな展開と、絵画のような映像によるコントラストは必見である。

マッテーオは暗がりで声を掛けられる。

吹き替え:松本保典(ソフト版)

メリーランド州ボルチモアの大富豪、メイスン・ヴァージャーの配下で汚れ仕事を請け負うカルロ一味のひとりである。何人か居るカルロが従える弟分(実際の兄弟かは不明)の中では、最も若く見える。いわゆるギャングやマフィアというより、泥臭い「やくざ者」のイメージである。

マッテーオは兄貴分であるカルロに従い、雇い主ヴァージャーが進める復讐計画を手伝っていた。国際指名手配犯のハンニバル・レクターを捕らえ、恐ろしい手段で亡き者にするのが目的である。そして、ある情報提供者のタレコミからレクターの潜伏先を突き止め、カルロ一味は現地に飛んだ。

ところが、レクターがある古い建物でひとりになるのを待っていたマッテーオたちが目にしたのは、無残に首くくりの状態で殺された情報提供者の姿だった。カルロは弟分のマッテーオとピエロに「ヤツを捕まえろ!ぶっ殺してもかまわん」と命じ、別々の出入り口からふたりを差し向けた。逃げ道を塞ぎ、挟み撃ちにする作戦である。カルロ自身は正面から建物に入った。

しかし、彼らの意図を早くから察知していたレクターは、準備万端で待ち構えていたのだ。情報提供者を殺害した後、彼らが個別に出入り口を押さえると予想したレクターは、裏口に通じる部屋で身を潜めていた。そこへ現れたのはマッテーオである。彼は、内心ビクビクしており、しきりに仲間の名前を呼んでいた。探すのはレクターであるはずだが、誰も居ない不気味な雰囲気のする暗い部屋で、心細くなったのだろう。

突然「こんばんは」と言って、レクターが背後からマッテーオに声を掛ける。振り返ったマッテーオが驚くのも束の間、喉元にパックリ開いた切れ目から鮮血を吹き出しながら、彼は昏倒する。レクターが医療用の鋭いメスで、マッテーオの喉を正面から切り裂いたのだ。
そして返り血を軽く拭き取り、レクターは何も無かったような風情でその部屋を後にする。

しばらくして、マッテーオの変わり果てた姿を発見したカルロは、悲しい目で弟分の顔を見つめる他に何もしてやれなかった。大きな犠牲を払ったにもかかわらず、レクターの捕縛作戦は完全に失敗してしまったのである。

ピエロ(演:アレックス・コラード)

ピエロは太った大男である。

吹き替え:遠藤純一(ソフト版)

メリーランド州ボルチモアの大富豪、メイスン・ヴァージャーの配下で汚れ仕事を請け負うカルロ一味のメンバーである。見上げるような大男で、腕っぷしが強いため力仕事は得意であろう。

ピエロはカルロに従い、雇い主ヴァージャーが進める復讐計画を手伝っていた。国際指名手配犯のハンニバル・レクターを捕らえ、恐ろしい手段で亡き者にするのが目的である。そして、ある情報提供者のタレコミからレクターの潜伏先を突き止め、カルロ一味は現地に飛んだ。

ところが、レクターがある古い建物でひとりになるのを待っていたピエロたちが目にしたのは、無残に首くくりの状態で殺された情報提供者の姿だった。カルロは弟分のピエロとマッテーオに「ヤツを捕まえろ!ぶっ殺してもかまわん」と命じ、別々の出入り口からふたりを差し向けた。逃げ道を塞ぎ、挟み撃ちにする作戦であった。しかし、マッテーオを殺されたうえレクターには逃げられてしまう。

業を煮やしたヴァージャーは、レクターをおびき出す餌を探した。それは、以前レクターと奇妙な信頼関係を構築することに成功し、ある殺人事件を解決に導いたFBIのクラリス・スターリング捜査官であった。レクターお気に入りの彼女を罠に掛け、苦しめれば必ず姿を見せると踏んだのだ。
ヴァージャーの推察通りアメリカに現れたレクターは、スターリングを監視していたカルロたちによって捕らえられる。念願のレクターを手に入れたヴァージャーは、この日のために準備しておいた専用の処刑場へ彼を連行した。
ピエロはレクターを柱付きの台車に載せ、立ったまま厳しく拘束したうえ、異様なマスクを被せた。そして、この日のために育てていた大型のイノシシをレクターに向けて放とうとする。あえて凶暴になるよう飼育したため、人を襲って食料とするのをためらわない。レクターを亡き者にする恐ろしい手段とは、このことであった。

だがその時、彼らの居場所を突き止めたスターリングが単独で現場に突入する。彼女の目的は救出では無く、レクターを犯罪者として逮捕するためであった。しかし、武装していたカルロたちと銃撃戦になり、スターリングは負傷して気を失ってしまう。だが、彼女の射撃は的確であった。まず、カルロが撃たれて致命傷を負う。続けて、腹部に銃弾を受けたピエロは地上に倒れ込んだ。あまりの激痛に巨体を揺さぶり、ピエロはのたうち回る。
スターリングを撃ったのは、階上に居たもうひとりの手下だったが、彼は相撃ちとなり死亡した。

カルロとピエロは戦闘不能に陥り、結果としてレクターは拘束を逃れる。その時、飢えたイノシシの群れが囲いを破り、飛び出してきた。しかし、負傷したスターリングを抱きかかえて立つレクターには目もくれず、イノシシたちは素通りしてゆく。ピエロは、血を流して動かないカルロをなんとか逃がそうと引きずり始めた。しかし、カルロは重いうえ脚を撃たれたピエロは力が出ない。

悪戦苦闘し、悶絶するピエロたちに凶暴なイノシシは襲いかかった。血の匂い、そして叫び声に反応するようピエロたちが育てたのだから皮肉である。そのため、静かにじっと立っていたレクターらは難を逃れたのである。
ピエロは生きたまま、身体中をイノシシの牙によってズタズタにされ、やがて息絶えるのだった。

その他の人物

バーニー・マシューズ(演:フランキー・R・フェイソン)

バーニーはレクター博士との間に信頼関係を築いた。

吹き替え:玄田哲章(ソフト版)、北川勝博(テレビ朝日版)

連続殺人犯ハンニバル・レクターが収監されていた精神科病院の看護師(または看守)である。6年の長きに亘り、凶暴かつ狂気に満ちた人格を持つレクターの世話を務めた。その間、病院職員の中で彼だけがレクターとの信頼関係を維持することができたのである。
彼は大きな体躯に似合わず、常に丁寧な言葉で周囲に対する気遣いを忘れない、柔和な人物であった。犯罪者であるレクターに対しても敬意を払い、慎重かつ注意深く接していたのだ。そのため、複雑で入り組んだ性格のレクターにも好まれたのだと思われる。

FBIは当時、世間を騒がせていた連続殺人事件の解決に向け、実習生だったクラリス・スターリングをレクターの元へ送り込み、捜査への協力を要請する。ふたりは奇妙な信頼関係を築き、やがてレクターから得られたヒントを頼りに、クラリスは事件を解決することに成功する。しかし、その過程でレクターは脱走計画を企て、恐ろしい手段によって逃亡してしまう。(前作『羊たちの沈黙』より)

7年前のレクター逃亡劇の後、しばらくしてバーニーは精神科病院を解雇される。経営状態が悪化したのと、施設の老朽化が進んだためである。その後のバーニーは、医療関係の仕事を続ける傍ら、資格取得を目指して精神医学の勉強に励んでいた。しかし、あまり良い職に恵まれなかったのか、年齢を重ねても独り身で、しかも家計は苦しかった。
そこでバーニーは生活費と学費を稼ぐため、あることに手を染めていた。それは、解雇される前に病院から持ち出したレクターにまつわる品々を、オークションに掛けて金に替えることだった。

有名な犯罪者であるレクターの私物や彼に関するものは、一部のマニアにとっては貴重な品になり得る。当然ながらバーニーはそのことを見越しており、病院が倒産した際に持ち出したのだろう。当時はゴミとして廃棄されたはずで、違法性は無いと思われるが倫理的には褒められたものではない。なぜなら、レクターの犯罪によって多くの人命が無残に奪われ、遺族は今でも辛い思いをしているからである。
おそらくバーニーは、何年も経ってからこのことを始めたようである。プレミアが付いて価値が上がるのを待っていたか、あるいは良心が咎め迷っていたのか。いずれにしろ、レクターの逃亡から7年を経て出回り始めた品は飛ぶように売れた。とりわけ、かなり大口の落札者がメリーランド州ボルチモアにひとり居た。大富豪のメイスン・ヴァージャーである。

その日バーニーは、ヴァージャー邸に招かれていた。多くの品々を「まとめ買いしたい」とのオファーがあったからだ。また、バーニーと実際に会って当時の話を聞きたいとの申し出もあった。
ヴァージャーは「あの施設でのふたりの関係はどうだったんだ?」と、バーニーに尋ねた。「ふたり」とは、クラリスとレクターのことである。バーニーは「お互いを認め合っているようだった」と答えた。ただし、礼儀をわきまえた距離を置いてである。それは、バーニーとレクターの間柄とも似ている。「彼らは親しくなったわけだな?」と、ヴァージャーが促すと「そうですね」とバーニーは答えた。

その後、バーニーは靴が入るくらいの箱を差し出す。「とっておきの品」とでも言いたいのか、話の最後にその中身を披露したのだ。上蓋を開いてバーニーが見せたのは、変わった形をしたマスクであった。レクターが脱走劇を繰り広げたテネシー州メンフィスで、移送される際に拘束され被せられていた、あのマスクである。
「い、いくらだ」ヴァージャーは声を震わせながら尋ねた。バーニーが「25万でどうです?」と答えると、すぐにその場で小切手を用意した。25万ドルと言えばかなり高額(約2千7百万円)ではあるが、それでも喉から手が出るほど欲しい品であったのだろう。

それからしばらくして、バーニーは思いがけない人物の訪問を受ける。今ではFBI特別捜査官となり、立派に職務をこなしているクラリスである。彼女はこの時、国際指名手配犯であるレクターの捜索担当になっていた。その調査の一環であったが、バーニーにとっても懐かしい顔であった。収監されていたレクターの世話をしていた際、彼女と何度も会っている。

当時の思い出話も束の間、クラリスは本題を切り出した。収監中のレクターが女性看護師を襲った際、彼は腕を骨折しているのだが、その時のレントゲン写真を探しているのだ。その話をする前にクラリスは、バーニーに断る口実を与えないため、ある書籍の売買にまつわる話をした。高額で買い取られた料理本にはレクター直筆のサインが記されており、売主は偽名だったが筆跡はバーニーのものと一致したことも調べ上げていた。

否も応も無く、バーニーは観念したように収納ボックスを探り、大きな茶封筒を取り出した。そして、一緒に古い録音テープの束をクラリスに手渡す。姑息な思惑から病院長が盗聴していたもので、クラリスとレクターの会話が記録されていると言う。
「博士とは夜中に皆が寝静まった後、よく話をしました。あなたの事も言っていましたよ」と、バーニーは言葉を添えた。「博士は私のことをなんて言ってたの?」と、クラリスは彼の言葉に興味を示した。するとバーニーは「行動心理学の話の中で、宙返りをするハトの例えにあなたの名前が出ました」と続けた。ある種類のハトは、両親の癖を顕著に受け継ぐ傾向がある。大きく宙返りする癖が片方の親だけなら良いが、もう片方も同じような癖がある場合、その子供はさらに大きく宙返りするようになり、下手をすると地面に激突して死んでしまう。

「博士は、あなたの行く末を何よりも気に掛けているようでした」という意味の事をこの後、バーニーはクラリスに話したに違いない。クラリスが純粋で、曇りのない正義感を規範とする人物であるため、時に無謀とも思える行動に出ることをレクターは当時から看破していたのである。そして、レクターがクラリスに対する想いの片鱗を打ち明けたのは、このバーニーだけである。そう考えると、3人の関係は奇妙な縁でつながっているようにも見えるのだ。

イヴェルダ・ドラムゴ(演:ヘイゼル・グッドマン)

車から降りたイヴェルダ。胸に赤ん坊の頭が見える。

吹き替え:火野カチ子(ソフト版)、定岡小百合(テレビ朝日版)

アフリカ系ギャングのボスであった夫の死を受け、その部下や組織を引き継いだ女性リーダーである。ワシントンD.C.を縄張りとする広域犯罪組織を仕切っており、麻薬の製造及び売買、そして武器弾薬の密輸などを手広く行っている。

イヴェルダは、以前モデルをしていたほどのスラリとしたスタイルの持ち主で、一見すると大人しそうだが内面は凶暴である。しかもエイズに罹患しており、いわゆるキャリアと見られている。何度か逮捕され、投獄されたが受刑者のひとりをスプーンの柄で殺害するなどしているようだ。何人か子供が居るらしいが、詳細は不明である。
FBIのクラリス・スターリング捜査官とは因縁があり、彼女によって組織犯罪取締法違反容疑で2度も検挙されている。

イヴェルダの組織はアジトのひとつに麻薬の精錬所を設けており、この日は大量の原料を粉状に加工する工程であった。指示を下し監督するため、数人の取り巻きを連れてアジトに入ったイヴェルダだったが、この情報は密告者によってすでに捜査当局側へ漏れていた。
捜査員たちは密かに包囲態勢を取り、四方からアジトに突入して一気に制圧する作戦を執っていた。指揮を任されていたのは、イヴェルダ逮捕の経験を買われたスターリングである。

だがイヴェルダは、当局がアジトに突入するより早く、生まれて間もない赤ん坊をキャリーバッグに載せて外に出てきてしまう。スターリングは、胸に赤ん坊を抱いたイヴェルダを目にした途端、即座に作戦中止を決断する。そもそも建物内で制圧するのは一般人の犠牲を出さないためであり、外に出て来られてはその危険は避けられない。そのうえ、犯罪者の子であっても赤ん坊に万が一のことがあれば大問題になってしまうからだ。

仲間の多くは全く然りと同意したが、ある部隊のリーダーだけは功を焦りスターリングの命令に従わない。無線で説得するスターリングと揉めるうち、イヴェルダの部下が彼の持つ銃器に気が付き発砲し始めた。こうなるとやむを得ず、包囲した捜査員たちが応戦したので何人か居たギャングは全員、撃たれて死亡する。
イヴェルダはスターリングに声を掛け、車からゆっくり姿を現した。銃撃戦の直前、車に乗り込んでいたため無傷だったのだ。スターリングは両手を挙げるようイヴェルダに警告したが、彼女は意に介さない。親しげに話し掛けるそぶりを見せながら、キャリーバッグに隠し持ったマシンガンを取り出し、スターリングに向けた。そして、すぐに数発の銃弾が放たれ、そのうち一発がスターリングの腹部に直撃する。だが、倒れ込む前に撃ったスターリングの弾はイヴェルダの急所を貫き、彼女をほぼ即死させたのだ。
スターリングは防弾チョッキを装備していたため打撲だけで済んだが、イヴェルダは赤ん坊を抱えたまま息絶えてしまう。波乱に満ちた人生を送ったイヴェルダだったが、結局このような劇的な形で自ら幕を閉じたのである。

飛行機の少年(演:イアン・イワタキ)

レクター博士を知らない少年は無邪気に話し掛ける

吹き替え:矢島晶子 (ソフト版)

ラストシーンにのみ登場するアジア系の少年。作中では語られないが、おそらく日本人として描かれている。その根拠だが、ネット上にある意見をまとめると日系俳優をわざわざ起用していることがまず挙げられる。また、レクターは青年時代に年上の日本人女性に養育され、愛された経緯がある。そのエピソードに対し、暗に関連付けているものと考えられるからである。

全てに決着を付けた後、レクターは旅客機に乗り再び逃避行を開始する。そして機内でひとり、食事を取ろうと準備をしていた。食通の彼は機内食が口に合わず、お手製の「ランチボックス」を持参して搭乗するのが常である。すると、隣の席に座るアジア系の少年が目を輝かせながら寄ってきて「美味しそう」とつぶやく。きらびやかな料理の数々に、興味津々の様子だ。
イチジクやキャビアなど、数ある珍味の中からフォアグラに似た薄灰色のソテーを見つけた少年は「少し食べさせて」とおねだりをする。レクターは「これは君の口には合わんよ」と言うが、少年は物欲しそうに見つめている。
「君は面白い子だ。ママに言われたんだね?何でも食べなさいと。私の母も同じように言っていたよ。“特に新鮮なものを”とね」そう言うとレクターは、人の脳味噌で作ったソテーを少年の口に運んで食べさせてやった。

レクターはこのアジア少年と同じ子供時代に、不幸な経緯から最愛の妹を食して生き延びた。その残酷無残な経験が、怪物レクターを生んだと言える。だからこそ、この少年に自覚は無いものの、純粋な食欲から人の脳味噌を食べてしまうこのシーンはとてもスリリングで興味深い。

香水の鑑定士(演:マーク・マーゴリス)

専門家として説明をしている鑑定士の男

国際指名手配犯ハンニバル・レクターが書いたと見られる手紙に、微かに残った香りを鑑定するシーンにのみ登場する。調香師または鑑定士と呼ばれる、香りの専門家である。

マーク・マーゴリス演じる男は5人いる鑑定士のうち、最も年長者で経験豊富に見える男性だ。鑑定士らの意見をまとめ、最後に詳細な説明をする。
「これはハンドクリームの香りだ。主成分は竜涎香で、テネシーラベンダー、羊毛などが配合されている。専門店で特別に調合されたものでしょう。」
そして彼はこう付け加える。「そのような専門店はフランス、イタリアなどにある。リストを作成するが、数はそう多くは無い」
鑑定を依頼したFBIのクラリス・スターリング捜査官は、この手がかりを元にレクターの潜伏先を突き止めてゆく。

印象に残る顔立ちながら、コアな映画ファンでない限りマーゴリスのプロフィールを知る人は少ないだろう。
それもそのはずで、これまで数々の映画やドラマに出演しながら、ほとんど大役を演じることが無かったからだ。とはいえ、近年ではブライアン・クランストンとアーロン・ポールが主演した話題作『ブレイキング・バッド』(2008〜2013)へ出演している。テレビドラマシリーズの同作品において、主人公らを脅かす麻薬カルテルの元組員役として車椅子の老人を演じた。セリフの少ないキャラクターながら、マーゴリスは同作品での演技が評価され、2012年のプライムタイム・エミー賞の最優秀ゲスト出演賞にノミネートされている。

『ハンニバル』の用語

アメリカ合衆国司法省

ロバート・F・ケネディ司法省ビル外観。

アメリカ合衆国司法省とは、日本における法務省に当たる行政機関である。誤解されがちだが、司法制度(裁判所)などに対する指揮命令権は持たない。あくまでも行政として法を執行する機関であり、その専門部署としてFBIなどがある。本部は首都ワシントンD.C.の「ロバート・F・ケネディ司法省ビル」内に置かれており、各機関を合計した総職員数は11万人を超えると言われている。

作中ではポール・クレンドラーが司法省のスポークスマンとして登場。FBIのクラリス・スターリング捜査官らと、公私に亘り駆け引きを繰り広げた。

司法省内の捜査機関

FBI(連邦捜査局)

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