羊たちの沈黙(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『羊たちの沈黙』とは、1991年にアメリカで製作されたサイコ・スリラー映画で、アカデミー賞主要5部門を獲得した大ヒット作品である。トマス・ハリスの同名小説をジョナサン・デミ監督が映像化した。ジョディ・フォスターとアンソニー・ホプキンスが主演を務める。連続殺人事件の調査として、FBIは実習生クラリス・スターリングを抜擢。収監中の猟奇殺人犯で、元精神科医のハンニバル・レクターに捜査の協力をさせるべく派遣する。クラリスはレクターとの奇妙な関係を築く一方、自らの過去と対峙してゆくことになる。

『羊たちの沈黙』の概要

廊下の奥に見えるのがレクター博士の独房だ

『羊たちの沈黙』(The Silence of the Lambs)は、1991年にアメリカで製作・公開されたサイコ・スリラー映画である。監督を務めるのは、多くのドキュメンタリー映画を手掛けその分野の受賞経験もあるジョナサン・デミ。本作における成功の印象が強いが、2008年公開の『レイチェルの結婚』ではヴェネツィア国際映画祭に出品されている。主演のクラリス・スターリング役には、『告発の行方』(1989)ですでにアカデミー主演女優賞を獲得しているジョディ・フォスターが抜擢された。彼女は『タクシードライバー』(1976)など多くのヒット作品にも出演している。また、ハンニバル・レクター役のアンソニー・ホプキンスは、1980年公開『エレファント・マン』で高い評価を得ていたイギリスの俳優である。彼は芸術にも造詣が深く、レクター役に当たっては犯罪者の文献を読み漁るなどの研究を敢行しており、独特の存在感と鬼気迫る演技を披露した。
原作はトマス・ハリスが執筆した同名小説であり、彼にとっては『ブラック・サンデー』『レッド・ドラゴン』に続くベストセラーとなった。脚本はテレビや舞台などの劇作家として活躍していたテッド・タリーが務め、本作において高い評価を受けた。

興行的に本作は大成功を収めており、1900万ドル(約22億円)の予算に対し全世界で2億7千万ドル(約225億円)もの興行収入を達成している。また、各界からも高い評価を得ており、アカデミー賞を始めとした多くの賞を受賞している。アカデミー賞では7部門にノミネートされ、作品賞、監督賞(ジョナサン・デミ)、主演男優賞(アンソニー・ホプキンス)、主演女優賞(ジョディ・フォスター)、脚色賞(テッド・タリー)の5部門を受賞。本作以前に主要5部門を受賞できたのは、『或る夜の出来事』『カッコーの巣の上で』の2作品のみである。ちなみに、ホラー・オカルト系映画としてアカデミー作品賞を受けたのは本作が初めての快挙であり、それまでは皆無であった。
また、公開から20年を経た2011年にはアメリカ国立フィルム登録簿に新規登録されたことが話題となった。アメリカ国立フィルム登録簿とは「国立フィルム保存委員会」が半永久的な保存を推奨している映画・動画作品のリストである。

音楽を担当するのは『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズで2度のアカデミー賞作曲賞を受賞したハワード・ショアだ。名匠デビッド・クローネンバーグ監督の『スキャナーズ』や『ザ・フライ』などですでに高い評価を得ており、ダークな中にもオペラティックで美しさを秘めた彼独自の世界観を余すところなく披露している。
また、背景音楽以外では4つの楽曲が挿入されている。「American Girl」は、Tom Petty & The Heartbreakersが1977年にリリースしたカントリー・ソングだ。キャサリン・マーティンが車を運転して帰宅する際にカーラジオから流れ、曲に合わせ大声で歌うシーンに使われている。「Goodbye Horses」は、ク・ラザロー(Q Lazzarus)が1988年にリリースした曲で、彼女唯一のヒット曲である。バッファロー・ビルがメイクを施し、ほぼ全裸でトランス状態となり踊るシーンで使われている。「Alone」は、Colin Newmanが1980年に発表したアルバム「A-Z 」の中の1曲で、バッファロー・ビルが被害者の皮膚をミシンで縫い合わせるシーンで流れている。また、ハンニバル・レクターお気に入りの曲としてバッハの「ゴルトベルク変奏曲BWV988」が使われている。レクターは特にグレン・グールド(ピアニスト、作曲家1945~1982)が演奏したバージョンを愛したとされるが、本作においてそれは使われておらず別の演奏者のものである。後半のシーンで、2名の警官を殺害した後、血まみれのレクターはこの曲に酔いしれている。

『羊たちの沈黙』の物語は、連続殺人事件を追うFBIが実習生クラリス・スターリングを、元精神科医で猟奇殺人犯のハンニバル・レクターの元へ調査のために送り込むところから始まる。知性があり、教養もあるが人肉を食する殺人鬼でもあるレクター博士と、まだ若く小柄だが賢く美しい女性であるクラリスは、やがて奇妙な信頼関係を構築する。レクターの並外れた洞察力を捜査に役立てたいクラリスは、自らの個人的な秘密と交換に事件解決のヒントを得てゆく。だがそれは、最も辛い過去のトラウマに向き合う試練でもあった。
本作は、観客を飽きさせない工夫が随所に施されている。セリフの言い回しや内容であったり、撮影手法からコマ割りに至るまで、それら全てが緻密に計算されている。そのため観客は最後まで、クラリスと共に驚き、悩み、そして恐れるのだ。しかもサイコ・ホラー映画でありながら、サスペンス要素やスリリングな場面も多い。映像的には高い芸術性も追求しており、時代を超えていつまでも語り継がれる名作だと言えるだろう。

『羊たちの沈黙』のあらすじ・ストーリー

クラリス・スターリング

訓練中に呼び出されたクラリス

クワンティコのFBIアカデミーで、クラリス・スターリングは実習生として訓練に励んでいた。
ある日、クラリスは行動科学課のジャック・クロフォードから呼び出される。

クロフォードはクラリスに、収監中の連続殺人犯で元精神科医のハンニバル・レクターに面談調査を行うよう任務を課した。
クロフォードは、世間を騒がせている連続猟奇殺人犯「バッファロー・ビル」を追っていた。事件では若い女性が殺害され、その遺体からは皮膚が広範囲に渡って剥がされていた。
捜査は行き詰まっており、犯人像の絞り込みのために収監中の連続殺人犯たちの心理分析を進めていた。
若く美しい女性ならば、協力を拒むレクターの警戒心が多少緩むかもしれないとして、クロフォードは特に優秀なクラリスを抜擢した。
身を引き締めるクラリスに、クロフォードは「レクターをまともな人間と思うな」と念を押した。

ハンニバル・レクター

クラリス(左)に事件のヒントを与えるレクター博士(右)

ハンニバル・レクターはボルチモアにある「ボルチモア精神異常犯罪者診療所」に収監されていた。
クラリスはそこで責任者であるフレデリック・チルトン博士に会う。

チルトンもレクターには十分警戒するようクラリスに注意を促す。
以前胸の痛みで医務室に運ばれたレクターは、かがみこんだ看護師の顔に食らいついたにも関わらず、脈は正常だったと話した。
しかし初対面のクラリスをいきなりデートに誘ったチルトンに、クラリスはここからは一人で行く、と微笑みながら伝えた。
暗い病棟の入口で待っていた看守兼看護師のバーニーは、緊張しているクラリスを気遣う言葉をかけた。

最も奥の監房にいたレクターは直立不動の姿勢で、まっすぐこちらを見据えていた。
身なりを整え気品を漂わせるレクターとクラリスは、礼儀正しく挨拶を交わした。

クラリスが質問事項に答えるよう依頼してもレクターは拒み、実習生のクラリスがここに来た理由がバッファロー・ビルの捜査であることも見破る。
レクターはクラリスにバッファロー・ビルが皮をはぐ理由を分析させる。
殺人犯のほとんどは記念品を欲しがると言ったクラリスに対し、レクターが鋭い眼光を向けると、クラリスは物怖じすることなく「あなたは食べたわ」と返した。

するとレクターは質問事項の書類を受け取ったが、今度はクラリスの分析を始める。
その分析がことごとく当たっていたために、衝撃を受けたクラリスはつい言い返してしまったが、礼儀を欠くことはなかった。

レクターは歯をむき出し「ツツツツ」と舌をすするような音を立てたあと背を向け、クラリスは立ち去るほか無かった。
その途中、クラリスが歩きながら隣の独房にいたミグズの方へ顔を向けると、彼は手に持っていた彼の精液をいきなり投げてきた。
それを顔に受けてしまったクラリスがティッシュで顔を拭き、立ち去ろうとすると、レクターの声が聞こえた。
彼はクラリスを呼び戻し、ミグズの非礼を詫びた。
レクターは「私の患者だったミス・モフェットを探せ」と、事件のヒントをクラリスに与えた。

ある日、クロフォードから「ミグズはレクターになじられた挙句に自殺した」と告げられた。
クラリスは、「ヘスター・モフェット」名義で10年間先払いで借りられた貸倉庫を見つけた。
そこで、男性の頭部だけが入ったホルマリン漬けのガラス容器を見つけた。

ヘスター・モフェット(Hester Mofet)はアルファベットの綴りを並び替えると「私の残りもの(the rest of me)」となり、この倉庫を借りたのはレクターだとクラリスは考えた。
このホルマリン漬けのことを尋ねるために、クラリスはすぐにレクターに会いに行った。

真っ暗闇なレクターの監房に向かって、クラリスは綴り遊び(アナグラム)を解き、ホルマリン漬けの首を見つけたことについても告げた。
レクターは食事の引き出し口を通して、清潔そうなタオルをクラリスに渡し、ホルマリン漬けの首の「名前はベンジャミン・ラスペール。私の元患者だ」と明かした。
クラリスがさらに情報を求めると、「ただ、窓が欲しい。青々とした木々や水のせせらぎが見たい。チルトン先生から遠くへ離れたい」と、レクターは心境を吐露した。
逮捕を手助けしようと言ったレクターは、「ビルはもう次の獲物を探しているぞ」と口にした。

バッファロー・ビル

レクターの推察通りに、メンフィスでキャサリン・マーティンが何者かに連れ去られた。
同じ頃、ウエストバージニアで女性の変死体が発見されるとすぐに、クラリスはクロフォードと現地に飛んだ。
クロフォードによると、被害者は3日間生かされ、死後になって皮膚を剥がれているようだった。

通夜が行われていた被害者の家に到着すると、クラリスは幼い頃に亡くなった父親の葬儀を思い出した。
検視の所見を命令されたクラリスは、被害者の喉に昆虫のサナギが詰まっているのを発見する。

研究者によると、成虫の背中にはドクロのような模様があるスズメガの一種のものであることが判明した。
キャサリン・マーティンの母親は有力な上院議員であり、メディアは事件を大々的に報道し始める。

クラリスはレクターに、ある取引を持ち掛ける。
その内容は、母親であるマーティン上院議員は森が見える病院へレクターを移すかわりに、犯人逮捕とキャサリン救出にレクターが協力するというものだった。
「魅力的だな」とつぶやき、レクターは興味を示した。

クラリス個人の情報をレクターは求め、クラリスは彼の求めに応じた。
子供時代の最悪の思い出を尋ねられ、クラリスは田舎町の警察署長だった父が幼い頃に亡くなったことを明かした。
レクターが父親の死後どうしたか尋ねると、親戚の牧場に行ったがそこから逃げ出したのだとクラリスは言う。
クラリスはその理由を求めるレクターに「交換条件よ」と分析の続きを促した。
するとレクターは、犯人は自分を性的倒錯者(性同一性障害のこと)と思い込んでいるとヒントを与えた。

チルトン博士

拘束服とマスクでレクターの自由を完全に奪ったうえで、チルトンはようやく彼の監房に入った。
盗聴器を仕掛けていたチルトンは、レクターの場所を動かすような取引はなく、クラリスに騙されていることを告げる。
外に出ろと命じられたバーニーは、チルトンのレクターに対する態度に憤りを感じつつもそれに従った。
レクターの興味はチルトンでは無く、無造作に置かれているチルトンのペンに向けられていた。

チルトンは「私がマーティン上院議員に掛け合い、別の病院に行けるよう手配をした」と言い、「犯人の名前を言え」と脅した。
レクターは「名前はルイス。苗字はメンフィスで議員に直接言う」と答えた。
クラリスとクロフォードはレクター移送の決定後にこのことを聞かされたが、打つ手は無かった。

メンフィス国際空港で、マーティン上院議員とレクターの面会は実現した。
得意満面の様子のチルトンは、メンフィス警察からサインを求められたが、自分のペンを見つけられなかった。
厳重な警備のなか、レクターは流れるように犯人の情報を語り出すが、いきなり「娘さんを母乳で育てましたか?」と質問をし、さらに「乳首は硬くなったか?」と言い出した。
顔を強張らせ立ち去ろうとしたマーティン議員に、レクターは不敵な笑みを浮かべつつ「議員さん、服をお大事に」と言い残した。

子羊の悲鳴

磔にされたボイル警部補

メンフィス警察のレクターに会いに来たクラリスは、前回の質問に答え始めた。

夜中に何かの悲鳴で目を覚ましたクラリスは納屋で屠殺されていた子羊たちが悲鳴を上げるのを目にした。
逃がそうと一頭の子羊を抱えて連れ出したが、ほんの数キロ逃げただけで保安官に捕まり、親戚に養護施設へと送られた。

「今でも子羊の悲鳴が聞こえるか?」と聞かれたクラリスが頷くと「もしキャサリンを救えたら、明け方に悲鳴を聞いて目覚める事は無くなると思うか?」とレクターは尋ねる。
クラリスは悲しそうな表情で「分からないわ」と、同じ言葉を繰り返した。
それを聞いたレクターは穏やかな声で「ありがとう。教えてくれて。ありがとう」と言った。

だがチルトンがやって来て、クラリスは追い出されてしまう。
連れ出されるクラリスに「勇敢なクラリス。子羊の悲鳴が止んだら知らせてくれ」とレクターは声をかけ、「資料を返す」と言いながら、バッファロー・ビルの資料を掲げた。
クラリスは警官の手を振り払い、レクターのそばまで駆け寄った。
その時、資料を受け取ろうと差し出したクラリスの指と、レクターの指が愛撫するかのように触れ合った。
レクターに芽生えていた感情は「尊敬」か、あるいは「愛情」か、彼しか知るよしはない。

1人になったレクターに、警部補のボイルとペンブリーが夕食を届けにきた。
レクターはパーテーションの向こうで口からだした細い金属を隠し持ったまま、進んで鉄格子と手錠に掛けられた。
その金属で自ら手錠を外したレクターは、そばに来たボイルの腕を鉄格子と手錠に掛け、自由を奪った。
レクターはペンブリーの顔面に喰らい付き、落ち着いた様子でボイルに警棒を振り下ろした。

ボイルの返り血を浴び、彼の遺体が横たわるそばでレクターはバッハの『ゴルトベルク変奏曲BWV988』の旋律に酔いしれていた。
レクターはペンブリーの銃を奪い、今度はボイルから奪った小型のナイフでペンブリーの顔を丸ごと剥ぎ取った。

銃声が館内に響き、1階ロビーは騒然とした。
直ちにレクターの檻に向かった数名の警察官が目にしたのは、磔にされ腹を裂かれたボイルの死体であった。
それは天使が翼を広げ、羽ばたいているようにも見えた。

近くに倒れていた血まみれのペンブリーは呼吸をしており、担架で運び出された。
エレベーターに乗った警官たちは、天井から血液が滴り落ちて来るのを確認した。
警官らがエレベーター内部の天板を外すと、ぶら下がったのは血にまみれた「顔の無い男」だった。
それはレクターの囚人服を着せられたペンブリーの遺体であり、運び出された警官姿の男こそがレクターだった。

同じ頃、病院に向かう救急車の中で、危篤状態と思われた男がペンブリーの「顔」を脱ぎ捨てると、レクターは救急隊員に襲いかかった。
モニターに映ったレクターの脈拍は正常だった。
殺人鬼ハンニバル・レクターはそのまま姿を晦ました。

対決

レクター脱走の報を受け、ルームメイトのアーディリア・マップはクラリスの身を案じるが、クラリスは自分が襲われることはないと言った。
クラリスは、レクターがヒントを残したであろうバッファロー・ビルの資料を手に取り、彼を当てにするなというアーディリアを止めて、改めて調べ始めた。

レクターの残したいくつものヒントから、最初の犠牲者フレデリカ・ビンメルの周囲に犯人がいるとクラリスは考えた。
訪れたフレデリカの部屋でクラリスは作りかけと思しき服を見つける。
クラリスは、バッファロー・ビルは女性の皮膚で洋服を作ろうとしているのではないかとひらめいた。
すぐにクロフォードに仮説を報告するが、クロフォードはホシを見つけたとして移動中であった。

クラリスは聞き込みで得た情報を元に、フレデリカが出入りしていた「リップマン夫人」の家を訪れるが、リップマン夫人はすでに他界していた。
そこにはジャック・ゴードンと名乗る男性が住んでおり、屋内には洋服の仕立て道具が所狭しと置かれていた。

クラリスはスズメガを目にし、その男性がバッファロー・ビルであることを確信する。
警告を発しクラリスは銃を構えるが、ビルは一瞬の隙を突いて建物の奥へ逃げてしまう。
クラリスがビルを追い掛けて地下室に下りると、井戸の中にキャサリンを発見した。
彼女の無事を確認しクラリスはビルを捜索するが、ビルはブレーカーを落とし、辺りは漆黒の闇に包まれた。
ビルは暗視スコープを装着し、銃を持ってゆっくりとクラリスに近づいた。
ビルはまだ自分に気づいていないクラリスに銃口を向け、撃鉄を上げた。
撃鉄が上がったわずかな音に反応し、音の方へ銃を向けてクラリスはためらいなく銃弾を放った。
ビルは床に倒れて全身を痙攣させ、やがてピクリとも動かなくなった。
連続殺人犯バッファロー・ビルの最期である。

羊たちの沈黙

キャサリンは無事に保護され、クラリスもまた顔に軽い火傷を負っただけで無事であった。
駆け付けたクロフォードは、小さなクラリスを抱きかかえて彼女をねぎらった。

その後FBIアカデミーの卒業式に臨んでいたクラリスに、電話がかかる。
「クラリス、子羊の悲鳴はやんだかね」
クラリスはそれが誰の声なのかすぐに分かった。
クラリスに連絡を取るのは危険なはずだが、彼はどうしても声を聞きたかったようだ。
「もう切るよ。これから、古い友人を夕食に。バーイ」と言ってレクターは電話を切る。
視線の先には、警護に囲まれたチルトンの姿があった。

そして、電話口に残されたクラリスは「レクター博士、レクター博士」と繰り返し、何度も彼を呼び続けていた。
ハンニバル・レクターは雑踏の中に消えていった。

『羊たちの沈黙』の登場人物・キャラクター

主人公

クラリス・スターリング(演:ジョディ・フォスター)

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