ファイナルファンタジー(FF)のジョブまとめ

ファイナルファンタジーシリーズのジョブとは、プレイヤーが任意にキャラクターのジョブ(役割)を決定し、その能力をもってバトルやダンジョンを攻略していくシステムである。代表的なものにナイト、モンク、白魔道士、黒魔道士がいる。状況によってジョブを切り替えていくことをジョブチェンジといい、ジョブを取得、切り替えしていくゲームシステムをジョブシステムや、ジョブチェンジシステムなどと呼ぶ。

きぐるみ士

FF10-2に登場するドレスフィア。
能力補正が高く、また高性能なアビリティが揃っている。

着ぐるみを着てぬいぐるみを手にした衣装で戦う。
FF10-2のプレイヤーキャラクターであるユウナ、リュック、パイン3人それぞれが違う衣装デザインをしており、使うアビリティもそれぞれ違う。
ユウナは回復、補助に特化し、リュックはステータス異常や妨害に特化、パインは攻撃に特化しているという特徴づけがなされている。

強力であるが、このドレスフィアが使用できるようになるのは終盤も終盤のラストダンジョン前、しかも寄り道してやりこみをしないといけない。
また、一部の装備品を手に入れると着ぐるみ士のドレスフィアの入手条件が消滅してしまい、一度エンディングを迎えて「強くてニューゲーム」でデータを引き継がなければ取得できなくなってしまう。

機工士

FF12、FF14、FFTに登場する。FFTAでも登場するが、ジョブというよりは機械技師という意味合いで使われる。

初出はFFTで、仲間となるムスタディオ専用ジョブ。
銃を装備でき、遠距離から狙撃する。弓での攻撃と違い、攻撃対象との間に障害物があるとそちらに当たってしまう。
これらの特色はFFTA、FFTA2ではガンナーに引き継がれている。

FF12ではインターナショナルゾディアックジョブシステムで選択できるジョブの1つとなっている。
銃は対象の防御力を無視してダメージを与える武器であり、ダメージ計算は装備者のステータスに依存しない。
そのため、低レベルクリアなどのやりこみの際には重宝する。しかし何の縛りもなく普通にプレイする分にはそれほど使われない。

FF14では拡張ディスク「蒼天のイシュガルド」にて追加されたジョブ。
タレットという据置式の機銃と銃によるアタッカー役であり、遠距離攻撃を得意とする。必殺技であるリミットブレイク「サテライトビーム」は巨大なタレットからビームが発射され、フィールドを縦に引き裂くド派手な演出となっている。

曲芸士

FFTA、FFTA2に登場する。
手先が器用な種族であるモーグリ族の専用ジョブ。

曲芸士の使うアビリティ群「曲芸」は敵に色々なものを投げつけるというもの。
相手を通常攻撃しかできない状態異常「バーサク」にする「火炎ビン」、行動不能にする「ダガー」「輪っか」、対象に即時にターンを回す「スマイル」など、便利で使いやすいアビリティが揃う。
しかもこれらはMPを消費せず、即時発動する。

ターンを即座に回す「スマイル」は反則級の効果であり、一種のバランスブレイカーとなっている。
曲芸士が登場する両作品はどちらもダメージのインフレが激しく、補助技はあまり注目されないが、行動順に影響する「スマイル」は重要なアビリティとなっている。

余談であるが、スマホゲームのパズル&ドラゴンズに、スクウェアエニックスの作品「クリスタルディフェンダーズ」のコラボで登場した。
攻撃力上昇のコンボの発動が比較的容易であり、ゲーム自体のバランスを崩すものとしてパズル&ドラゴンズユーザーからの反響は非常に大きかった。
その結果、公式サイトで曲芸師に関する見解が発表されるという異例の対応がなされた。また、Yahooニュースなどの大手ニュースサイトでも取り上げられるほどの話題となった。
ちなみにコラボ元である「クリスタルディフェンダーズ」はFFTA2のキャラモデル(ドット絵)を流用したゲームであるが、「クリスタルディフェンダーズ」そのものに曲芸師のジョブは登場していない。

吟遊詩人(詩人)

FF3、5、11、14、FFTに登場する。
細かい部分は作品によって異なるが、どれも歌で敵を状態異常に陥らせたり味方のステータスを上げたりと補助に特化したジョブである。
パーティの補助を重視したジョブであるが、FF3やFF4では補助能力を重視しすぎたあまり特筆すべき強さを持ち合わせていないので、「吟遊詩人=役立たず」なイメージを持っているプレイヤーも多い。

FF14では補助能力を備えたアタッカーという立ち位置となり、弓術士(いわゆる弓使い)から吟遊詩人にジョブチェンジする。
古の弓兵が戦いの際、弓の弦を弾いて詩を吟じたことがはじまりとされるジョブ。
弓使いの発展形であるためか、シリーズ歴代の吟遊詩人と狩人を合わせたような技が揃っている。
歌によるパーティ支援はもとより、狩人のジョブの代名詞である「乱れ打ち」も使用できる。

クレリック

FFTの敵キャラクター専用のジョブ(というより地位や身分の呼称)。
「クレリック」という言葉自体は「聖職者」「僧侶」「牧師」などを意味する。

FFTの主人公であるラムザの妹、アルマの専用ジョブ。
使えるアビリティ群は「聖魔法」と記述されているが、中身はいくつかの白魔法であり、実質白魔道士のようなものである。
アルマはシナリオ3章、4章に登場し、どちらもジョブは「クレリック」だが、内部プログラムでは同名の別ジョブとして扱われている。

「クレリック」といういかにも宗教的なジョブ名だが、「プリースト」や「ビショップ」といった聖職者めいた名前のジョブは存在しない。
強いて言うなら、海外版FFTでは白魔道士が「プリースト」と書かれているくらいである。

黒魔道士(黒魔道師、黒魔導士)・黒魔法使い

作品によっては「黒魔道師」「黒魔導士」等の表記ゆれが存在する。

FF1から登場するジョブであり、FFシリーズの代名詞ともなっている。
攻撃魔法を主体する魔法体系「黒魔法」を操る魔道士。帽子を深く被り、目が光っているのが特徴的。
パーティではアタッカーを担い、様々な属性の攻撃魔法で相手の弱点をついて戦うというのが全シリーズに共通した特色である。

FF9ではジョブではなく、ひとつの種族として登場する。
本作に登場する魔力を多分に含んだ有害な気体「霧」から生成されたゴーレム兵であり、本来は魂を持たないはずだが、次第に自我に目覚める個体が現れ、それらが集まり外側の大陸にて集落を形成しているという設定がある。

FFシリーズの代名詞ともなっているためか、ジョブの概念が登場しない作品などにも「黒魔道士」という名称が登場することもある。
そういった場合には、属性魔法を駆使する魔法使いというよりは呪術などを専門とする魔道士といった意味合いで使われることが多く、FF12では「シャレコウベを抱えて年に数回どこかに向かう黒魔道士の集団がいる」といったような話が聞ける。

賢者・セージ

FF3、4に主に登場するジョブ。FFTA、FFTA2にも「セージ」という別名で同じ役割のジョブが登場するため、この項で扱う。

FF3では最強の魔道士ジョブとして登場した。各魔道士ジョブのいいところを足して平均的にしたようなステータスをしており、一言で言うなら高水準でまとまった万能ジョブである。
あまりに万能すぎて最終的にパーティに賢者が1人以上いるという状況も珍しくはない。

FF4では仲間の一人であるテラの専用ジョブ(というより役職)。
最初は賢者とは名ばかりの中級魔法すら使えない老魔道士であるが、レベルアップするにつれ様々な魔法を思い出していき、魔法を思い出した後は大半の魔法を使えるようになり、賢者という名称にふざわしくなる。

FFTA、FFTA2では「賢者」というジョブそのものはいないが、「攻撃魔法と回復魔法の両方を備えているジョブ」として「セージ」が登場する。
「賢者」の訳語は「セージ」である点や覚えるアビリティの内容から、実質同じものとして扱われる。
なぜ「賢者」でなく「セージ」となったかについては、DS(ないし3DS)の画面では賢者の「賢」の字が潰れてしまうからである。

幻術士

FFTA、FFTA2に登場するジョブ。

魔法使い系の上位ジョブで、フィールド全域の敵のみに攻撃する「幻術」を用いる。
「幻術」は消費MPが多い、命中率が低め、威力は最下級など欠点は多いが、前線に出る必要もない全域攻撃という長所がそれを補って余りある。
装備品などで魔法の威力を高めておいた状態で「幻術」を打てば最初の1ターンで戦闘が終了してしまうことも。

敵として出現した場合は逃げ回りながら「幻術」で攻撃してくるため少し厄介である。

剣聖

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