クソゲーだったFF14が作り直しを経て新生エオルゼアとして生まれ変わるまで

ネットワークを通じて多くの人々がコミュニケーションを取り、広大な世界を冒険するMMORPGとしてサービスを開始した「ファイナルファンタジーXIV」。大人気MMORPGとしてその名が知れ渡るまでの道は、けして順風満帆ではなかった。一つのゲームを、まるまる「作り直す」という異例の取り組み。大人気RPGの世界が「新生」し、注目を集めるまでの経緯について解説。

対応に遅れ続ける運営側

前述してきたような不具合、そこから湧き出す不満が各所から上がる中、そもそも「運営に不具合を報告できないという不具合」まで存在。
これによって長らく不具合は放置されてしまい、結果として「修練値バグ」のような大量BANという悲劇までが生まれてしまった。
そもそもゲーム自体の処理が重いうえに頻繁にクライアントが落ちる中、報告をしても延々放置され、一向に改善しないという状態に、ユーザの不満は解消されるどころかむしろ強まっていってしまう。
後半では、スクウェア・エニックスの和田社長自ら、「FFXIV」の評判が悪い、ということが認められる発言まで飛び出す。

泥沼化していく対応

人気対策RPG「FF」の名を継いでこそいるが、製品版になっても多くの「アラ」を残したままの「FFXIV」。
溢れかえる不具合、安定しないサーバ状態に完全に運営は対応を追われ、満足なアップデートもできなかった。
このため、更に「遊ぶためのリソース不足」が目立ちだし、本来ユーザが望んでいる「アップデートで広がっていく世界」が、まるで実現されなかった。
シリーズでおなじみとなった、冒険者が乗ることで素早くフィールドを駆ける鳥・チョコボが「馬鳥」などと表わされるという事件も有名。そもそも「Final Fantasy」というシリーズの土台そのものがまるで徹底されていなかった。
本来、ユーザの声を聞き、バージョンアップすることによって「進化」「改善」していくこともMMORPGの魅力の一つではあるが、それどころか運営が進めば進むほど、「FFXIV」に対する人々の目は厳しくなり、そこには不満の声が上がるようになってしまう。
ユーザの不信感を少しでも拭うべく、サービス終了直前には「無料期間の再延長」といった施策まで取り入れられた。
ファンの誰もが待ち望んだはずの大規模MMORPGは、毎週、同時接続ユーザ数が10パーセントずつ低下していくという、異例の事態を引き起こしてしまったのだ。

世界を作り直すという決断

ゲーム本編のメインストーリーまで巻き込んだ、世界の「崩壊」

出典: www.google.com

どうにもならない状況を打破すべく、スクウェア・エニックスはある「決断」を下す

2010年12月10日、発売元であるスクウェア・エニックスから、ホームページおよび会員メールにて、ある重大な事実が告げられる。
サービス開始から2ヶ月あまりでのプロデューサー・田中弘道氏の退任、および吉田直樹氏のプロデューサー就任である。
これに加え、大幅な開発・運営スタッフの入れ替え、無料期間の当面の延長およびPlayStation3版FFXIVの発売延期が告知された。
「FFXIV」から人が離れていく中でのスタッフの入れ替え。これこそが、発売元が下した、ある大きな決断の第一歩だった。
彼らは一度はサービス開始までこぎつけた「FFXIV」の世界を、もう一度「作り直す」ということを決意するのである。
ユーザ数が減少しているとはいえ、それでもプレイヤーがまだいるゲームを、また1から組み立てなおす。
そのために、まず彼らは現在の「FFXIV」の世界を、一度「終わらせてしまう」ことにしたのだ。
ストーリーの中でプレイヤー達は「帝国」との大規模な戦争に巻き込まれ、その中で戦争の首謀者が世界目掛けて巨大な隕石「メテオ」を落とす。
これによって世界は一度、未曽有の大災害を体験し、全てが破壊されつくしてしまう。
シナリオの中で世界を「終わらせる」ことで、一度歴史をゼロにし、全ての問題点を解消した「新生FFXIV」を作り出すことを、決意したのである。

出典: www.google.com

新たな「FFXIV」の指揮を任されたプロデューサー・吉田直樹氏

プロデューサー・吉田直樹氏を筆頭に形成された新たな製作チーム。
彼らに課せられた世界の「新生」のための課題は、多岐に渡った。
主な改修項目だけでも「コピー要素の強い全マップの作り直し」、「新たなグラフィックエンジンの搭載」、「サーバーシステムの新設計と根本的高速化」、「ユーザーインターフェースの全リニューアル」、「インゲームコミュニティシステムの大幅拡充」と、「FFXIV」というゲームを構築する全てを作り直すという大規模なものばかりだった。
ユーザが遊ぶために必要なマシンスペックを手軽なものにしつつ、それでいてギリギリまでグラフィックの質を落とさない。かつ、快適な回線速度で遊ぶことができ、ユーザにとって使いやすい見た目のウィンドウ、ボタンのデザイン、配置。
ゲームとしての「質」と、そこにいるユーザ達の「遊びやすさ」を両立するため、日夜彼らの「作り直し」は続いた。
「FF」という人気シリーズの看板は傷付いたが、信頼を取り戻すため、「旧FFXIV」を稼働・修正しつつ、「新FFXIV」を作っていくという同時並行作業は、前代未聞の取り組みだった。
一つのMMORPGが生まれ変わるまで、実に一年以上の歳月を要することとなる。

「新生」した新たな世界

ついに再起動した「FFXIV」

出典: www.google.com

冒険者達が歩む世界「エオルゼア」は、長い年月の果てに「新生」する

2010年9月に「旧FFXIV」が稼働し、そこから実に3年。2013年8月27日に、ついに「FFXIV」はMMORPGとして生まれ変わることとなる。
ゲーム内のストーリーにて、帝国の「メテオ計劃」によって破壊しつくされた、広大な世界「エオルゼア」。
未曽有の大災害は「第七霊災」と呼ばれ、生まれ落ちた巨大な竜・バハムートによって、世界は焼き尽くされてしまう。
しかし「光の戦士達」の力によって世界崩壊は免れ、5年後、エオルゼアを舞台に新たな時代が始まる。
ストーリー、グラフィック、システム、サポート体制、全てを「総入れ替え」することによって、PS3、PCにて「FFXIV」は再稼働する。
タイトルを「ファイナルファンタジーXIV:新生エオルゼア」とし、見事にバトンタッチを果たしたのである。

不満を解消し、「遊びやすさ」を見直したシステム

出典: i.ytimg.com

「旧FFXIV」のシステムを完全に撤廃。より簡単にプレイヤーが「冒険」を楽しむ工夫が、随所に見られた

「旧FFXIV」に比べて見劣りはすれど、それでも美しいグラフィックはそのままに、「新生FFXIV」はかつてユーザ達が不満点として述べた点を、大幅に改良していた。
かつては美麗なグラフィックばかりを重視するあまり、画面の処理落ちや全体的にラグが目立つもっさりとした動きが目立ったが、調整を重ねることでユーザが遊びやすい快適な速度を維持しつつ、キャラクター、背景、エフェクトの美しい描画を実現している。
処理落ちを回避するために表示ユーザ数を減らす、といった施策も不要となり、大人数が同箇所で生活、戦闘している様子が見えるのは、オンラインゲームの醍醐味を取り戻したともいえる。
「旧FFXIV」ではバージョンアップごとに改変、凍結を繰り返しいまいち定まっていなかった戦闘システムは、コントローラやキーボードと連動したコマンドシステムに統一。直感的にスキルやアクションを繰り出すことで、シンプルな戦闘システムへと変更された。
そしてなにより、「新生FFXIV」では「コンテンツファインダー」というシステムを導入。
これは、一人で遊んでいるプレイヤーでも気軽にダンジョンやコンテンツに挑戦できるよう「サーバを超えて、同じ目的のプレイヤーとオートマッチングする」というシステムだ。
従来のMMORPGなどでは、モンスターと戦うためのいわゆる「狩場」に向かう前に、まずは同目的のユーザを探し、募集する必要があり、このため準備から戦闘までのプロセスが非常に時間がかかっていた。
こういったリアルな時間設定もまた、オンラインゲームが「時間がかかる」という印象を抱かれている一因でもあり、これによって日々の忙しさの中では、手を出しづらい、というユーザも多い。
しかし「コンテンツファインダー」はこの工程を解消してくれるため、短期間でコンテンツに挑戦することができる。
ストーリーのクエストなどでも経験値やアイテムは入手できることから、自然とレベルも上がっていくため、長時間をかけてレベル上げをしなければならない、という手間暇が解消された。
「時間がかかって当たり前」というMMORPGのお約束を取り払っていくことで、「手軽に遊べる」という現代を生きるユーザにとって望ましい形へと、敷居を低くしている。

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当初は「旧FFXIVのような残念な出来なのでは?」というユーザの一抹の不安はあったが、改善されたユーザーインターフェース、快適に遊べる環境、美しさを損なわないグラフィックで描かれた世界に、再び人々は夢中となる。
時間をかけずに遊べる施策もあいまって、今までオンラインゲームという世界に踏み込むことを躊躇していたユーザまでもが「FFXIV」の世界に興味を持ち、「新生FFXIV」稼働直後は、予想以上のアクセス数にサーバダウンするという事態まで発生。
だが、整えられたサポート体制によりフォーラムを通してユーザの声を反映し、すぐさま対応、改善していくバックアップ体制も準備されていた。
結果、エオルゼア各地は「冒険者」で溢れかえり、街で、フィールドで、ダンジョンで各々のスタイルで遊ぶプレイヤー達の姿が見えた。
かつて「FF」という看板に大きな傷跡を残してしまった「FFXIV」だが、改善点を見直し、作り直された世界でようやく、人々はMMORPGの世界に没頭することができるようになったのである。

こまめに進化していく世界

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常に増えていく様々な「遊び」。シーズンごとに開かれるイベントも。画像はハロウィンの一幕

もちろん、パーティを組んでの戦闘、ストーリーの進行だけがメインテーマではない。
手に入れた素材アイテムを使って物を作る、木工師、裁縫師、調理師などの「クラフター」。フィールドで採掘や伐採を行い資源を手に入れる「ギャザラー」といった、いわゆる「職人」としての遊び方も備えられている。
冒険者としての装備も好きに見た目を付け替える「ミラージュ・プリズム」というシステムにより、装備の強弱だけではなく、ファッション性にこだわる遊び方も実現した。
また、こまめなパッチによって不具合などを修正するだけではなく、現実世界のシーズンに合わせるようなイベントも随時実装。
それぞのイベントをこなすことで見た目や効果も特殊な専用装備がもらえるなど、プレイヤーに様々な方向から訴える遊び方が用意されている。

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ニコニコ生放送やイベントで、度々登場し、今後の方針やユーザからの意見に答える開発陣。FFXIVを実際にプレイする著名人が参加することも

alex48695
alex48695
@alex48695

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