めだかボックス(Medaka Box)のネタバレ解説まとめ

%e3%82%a2%e3%83%8b%e3%83%a1 %e3%82%81%e3%81%a0%e3%81%8b%e3%83%9c%e3%83%83%e3%82%af%e3%82%b9  %e3%83%97%e3%83%ad%e3%83%a2%e3%83%bc%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%b3%e6%98%a0%e5%83%8f

原作:西尾維新、作画:暁月あきら。
週刊少年ジャンプに掲載、コミック全22巻。ジャンル「学園異能インフレ言語バトル漫画」。
ありとあらゆる事を完璧に出来る、黒神めだかが生徒会長となり学園の問題を仲間達と解決していく物語。超人を人為的に作り出す「フラスコ計画」編から「能力者」と呼ばれるキャラがめだかと戦う。原作者は「物語シリーズ」で有名、キャラの独特な名前、推理、言葉遊び、パロディが豊富。

概要

20120304 276701

「箱庭学園」を舞台とし、一年生にして脅威の98%の支持率で98代目の生徒会長になった黒神めだかが、生徒の悩みを解決する為に目安箱を設置しそれを解決する物語。
目安箱は通称「めだかボックス」と呼ばれ、話の初期ではなんでも出来てしまう完璧超人の黒神めだかが一話ごとにその中の悩みを解決していく読みきり方式だった。

その後は、超人を人為的に作り出す「フラスコ計画」が学園で研究されていると知り、生徒会の仲間と解決しに行くバトル展開や、黒神の永遠のライバルが登場したりなど少年漫画特有のストーリーになっている。
その事に対してキャラクター自身が発言するメタフィクション的な台詞回しが特に多い傾向にある。
(例・それはこの世が週刊少年ジャンプだとしたら彼女は主人公だからだよ)

単行本は全22巻、2011年にはテレビアニメ化されている。
話数カウントは「第○箱」。

世界観

超能力めいた得意な才能が存在しており、それらを「スキル」または「スタイル」と呼び、戦闘での要となる。

「箱庭学園」が舞台であるが授業風景などはほとんどなく、特別なクラス編成により1~9組「通常/普通(ノーマル)」10~12組「特例/特別(スペシャル)」13組「異常(アブノーマル」が分かれている。
後に、球磨川禊によって「過負荷(マイナス)」のスキルを持った生徒が集まる-13組が設立される。

通常/普通(ノーマル)

特に何の能力も持たない一般生徒。
1から4組は「普通科」、5・7・9組は「体育科」、6・8組は「芸術科」となっている。

特例/特別(スペシャル)

箱庭学園が特待生として迎え入れた、言わば「エリート」。
部活の部長や格委員会委員長などが在籍している、特殊なスキルが使用できる生徒も居る。
10組は「特別普通科」 11組は「特別体育科」 12組「特別芸術科」

異常(アブノーマル)

箱庭学園が特待生として迎え入れた中でも「才能や資質のではなく物理的に不可能な事すら実行してしまう」、人間では到底不可能な行い「偉業ではなく異常」な能力を持った生徒のみ在籍している。13組生は学費免除どころか登校義務さえ免除されている。主人公のめだかも13組に属している。
注目すべきは「その能力があるから不可能な事を実現できる」のではなく、「生まれながら異常である故にそれができてしまう」というところにある。
例えばめだかの異常性は「全てを完璧にできてしまう」というものであり、数学者が数年かけて解いた難問を一目見ただけで解いてしまったり、ドラムを叩いた際には寸分の狂いもなく譜面通りに演奏をした。しかし、これはめだかの異常性が成せる事であり、めだかが努力の故に獲得した能力ではない。それ故、めだかは出来ない人の気持ちが分からないなど、ただ単に「優れた人物」ということではなく、まさに「異常(アブノーマル」なのである。

過負荷(マイナス)

球磨川禊が中心となり全国の高校から転校してきた生徒が所属。
「異常(アブノーマル」並みの能力を持っているが、その全てが「欠点にしかならない」能力の持ち主。「異常(アブノーマル」が「生まれついての異常者」ならば「生まれながらの敗者」が過負荷(マイナス)である。
世界屈指のマイナスを持つ球磨川は人生において一度も勝利したことがない。それは球磨川が「弱いから」、「才能がないから」という理由があるわけではなく、「生まれついての敗者」であるため「勝つことができない」というのが正しい。
過負荷は劣等感まみれで馴れ合うこともほぼ不可能であり、クラスには席の上に携帯電話が置いてありそれで会話するなどクラスとしてなりたっていない事がしばしばある。
モットーは「ぬるい友情・無駄な努力・むなしい勝利」

主要人物

黒神 めだか(くろかみ めだか)

Maxresdefault

CV・豊崎愛生
本作のヒロイン兼主人公、1年13組、10月2日生まれ、身長166.2cm、体重56kg、スリーサイズはB98/W59/H87。
箱庭学園第98・99代生徒会長であり容姿端麗、才色兼備、身体能力もオリンピック選手並みであり実家は世界経済を担う大金持ちと全てにおいて完璧な人物。

「見知らぬ他人のために生まれてきた」を信条にし、誰からの相談でも24時間365日受け付けると公言し一年生にして98%の支持率で箱庭学園の生徒会長になった。
一般常識には疎く、信者は多いが友達は幼馴染の人吉善吉しかいなかった。
そして、最終的に「見知らぬ他人」の為なら親友でも足蹴にしてしまう彼女は、本来の異常性も相まってどんどん人間離れしていき物語の中盤では孤立してしまう。

その後、善吉に「見知らぬ他人の役にたつために生まれてきた」信条を粉々に打ち砕かれ、生きる意味を失った彼女に善吉は「それはお前自身が決めることだ」と一喝し、黒神めだかは今まで他人の為に生きてきた人生から脱却し自分の目標を探すこととなる。
最終回で大人になってからは異常性が失われたが、本来の優秀さで黒神グループの総帥として働いている。

黒神めだかの真骨頂(善吉談)
主に彼女の性格をあらわす特徴。

その1「上から目線性善説」
悪事を行った人間に対して「仕方なくそうなった責任は必ずある」と勝手に考え、力ずくで更正させようとする特有の性質。

その2「ツンデレ」
普段は古風で男勝りな口調、性格だが、感謝を現す際などはデレて乙女口調にスキンシップが激しくなる。

その3「行きすぎ愛情表現」
全人類を家族だと思っており(対象は敵見方問わず)愛情表現がハグからのキスと激しい。
小学校に入る前は誰にでも行っており、善吉に止められめったに行うことはなくなった。

その4「乱神モード」
本人の怒りが最高潮に達したときになる、自力で感情のコントロールができない暴走状態。
髪の色が青白く変色(アニメ版では赤白く発光)し、身体能力も向上する。

スキル 「完成(ジ・エンド)」

他人のスキルを本来の持ち主より使いこなし完成された状態で体現・会得できる。
後に、直接観察しなくても他人のスキルの情報を聞くだけで、推理と仮説を立てることによりそのスキルを体現することができるようになったり、過負荷も自由に体現できるようになるなどチート並の使い方も会得している。
ただしこのスキルは解析によるものであるため、めだかの「見知らぬ他人の役にたつために生まれてきた」信条のため、「必要でなければ幼馴染すら容赦なく切り捨てる」という非情な性格があだとなり技術的なものしか複製・昇華できず、芸術的な要素は全く学習できないという欠点も存在する。

人吉 善吉(ひとよし ぜんきち)

C0118924 1744948

CV・小野友樹(幼少期・真堂圭)
本作のもう一人の主人公であり語り手、1年1組。身長約173cm。
箱庭学園第98・99代生徒会庶務、箱庭学園第100代生徒会長。
めだかの幼馴染であり2歳から彼女が多大な信頼を置いている人物。

中学の頃は不良めいたこともしており、斜に構えた態度だが基本的には熱血で善人である、また努力家でもある。
ずっとめだかの傍にいて問題点も良い点も見てきた、そしてめだかを傍で支える事が自分の役目だと思い汚れ役を率先として引き受けている。
めだかやその他スキル持ちと比べどこまでも「凡人」である。

スキル 「欲視力(パラサイトシーイング)」

生徒会戦挙で球磨川禊と共に瀕死状態になった際、安心院なじみが与えたスキル。
球磨川禊から奪われた視力を回復するだけでなく、他者の視線を覗くスキル。

keeper
keeper
@keeper

Related Articles関連記事

トップをねらえ!(Aim for the Top GunBuster)のネタバレ解説まとめ

『トップをねらえ!』とは、1988年にGAINAXによって制作された庵野秀明初監督のSFロボットアニメ作品。主人公タカヤ・ノリコが、努力と根性で苦難を乗り越え成長しながら未曾有の脅威「宇宙怪獣」と戦っていく。OVAの金字塔とまで言われ、いまだに多くのファンに愛され続けている。キャッチフレーズは「炎の熱血友情ハードSF宇宙科学勇気根性努力セクシー無敵ロボットスペクタクル大河ロマン!!!!!」。

Read Article

刀語(Katanagatari)のネタバレ解説まとめ

『刀語』とは、西尾維新のライトノベル作品である。全12話で、作者初の時代小説となる。2010年1月から12月にかけてテレビでアニメ化されている。「刀を使わない剣士」の鑢七花は、「奇策士」を名乗る女・とがめに誘われ、「完成形変体刀」とよばれる刀を集める旅に出ることとなる。人を知らぬ男と心を無くした女の物語が始まる。

Read Article

トップをねらえ2!(Aim for the Top2! DIEBUSTER)のネタバレ解説まとめ

トップをねらえ2!(Aim for the Top2! DIEBUSTER)とはGAINAXの設立20周年記念作品として制作され、2004年11月から発売されたたOVA作品。1988年に制作されたOVA作品「トップをねらえ!」の続編になる。 物語は、宇宙パイロットを目指すアンドロイドのノノが、ひょんなことから宇宙の最前線で戦うパイロットのラルクと出会うところから始まり、宇宙怪獣との戦いを描く。

Read Article

〈物語〉シリーズ(化物語シリーズ)のネタバレ解説まとめ

『戯言シリーズ』や『めだかボックス(漫画原作)』を代表作に持つ人気小説家・西尾維新(にしおいしん)が趣味全開で手がけたライトノベルシリーズ、およびそれらを原作としたアニメ、ゲーム作品。女吸血鬼に魅入られた少年・阿良々木暦と、超常的現象〈怪異〉に取り憑かれた少女たちがとある田舎町で巻き起こす、可笑しくも不気味な青春の物語。

Read Article

新世紀エヴァンゲリオン・ヱヴァンゲリヲン新劇場版の機体とパイロットまとめ

『新世紀エヴァンゲリオン』とはGAINAXによるアニメ作品、及びそこからメディア展開された作品である。14歳の少年少女が、巨大な人造人間エヴァンゲリオンに乗り込み、使徒と呼ばれる謎の敵と戦うのが主軸。そこに聖書や心理学の要素を絡めた実験的な作風や人間ドラマが人気を呼び、社会現象にまでなった。2007年には「再構築」として『エヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズが公開。今尚アニメ界で異彩を放つ作品。

Read Article

めだかボックス(Medaka Box)の名言・名セリフまとめ

「めだかボックス」は2009年より「週刊少年ジャンプ」に連載された漫画作品。 主人公の完璧超人「黒神めだか」は圧倒的支持で箱庭学園生徒会長となり、幼馴染の「人吉善吉」と共に生徒会活動をスタートする。その活動の一つが目安箱、通称「めだかボックス」に投書された案件の解決。次第に増える個性豊かな生徒会メンバーと共に、生徒間トラブルを通してめだか達の成長を描く。奥深く考えさせられる名言の数々が名高い。

Read Article

【アニメ】化物語から始まる西尾維新の「物語シリーズ」視聴順まとめ

西尾維新プロジェクトと称されるアニメ化真っ最中の【物語シリーズ】は、現代の怪異に出会った少年少女の姿を描いた作品です。その多さ故、視聴前は混乱必至ですが各シリーズの放送順を知ることでスムーズに楽しむことができます。今回は各シリーズの大まかなあらすじ/放送順/時系列順でご紹介。

Read Article

目次 - Contents