巨匠・宮崎駿の後継者は庵野秀明!鈴木敏夫が記者会見で公言【スタジオジブリ】

スタジオジブリから数々の名作を世に送り出してきた巨匠・宮崎駿。彼の引退後、誰が日本アニメ界を牽引するのか大きな注目が集まりました。細田守や宮崎吾朗の名が上がる中、「第27回東京国際映画祭」の記者会見場で「宮崎駿なき後は、庵野秀明氏しかいない」という鈴木敏夫プロデューサーの発言から、庵野秀明が後継者に選ばれたと報道されました。

「風立ちぬ」で長編アニメから引退を発表した宮崎駿監督

引退作品となった「風立ちぬ」

宮崎駿(はやお)監督(72)は2013年9月6日、東京都内で会見を開き、「僕の長編アニメーションの時代は終わった」と語り、正式に第一線から退くことを明らかにした。

出典: www.asahi.com

「僕は何度も今まで辞めると言って騒ぎを起こしてきた人間なので、当然まただろうと思われているんですけど、今回は本気です。」

出典: news.mynavi.jp

「創造的人生の持ち時間は10年だ」という「風立ちぬ」劇中の台詞について宮崎監督は「ピークは10年間に違いない。だから自分の場合、そのピークの10年間はずいぶん前に終わったんだ」と語る。

出典: news.mynavi.jp

そして後継者探しに。

高畑勲監督

1935年10月29日生(78歳)。
アニメ作品は『火垂るの墓』『平成狸合戦ぽんぽこ』『かぐや姫の物語』など。宮崎駿とともにスタジオジブリを立ち上げ、「天空の城ラピュタ」のプロデューサーも勤めた。だが、宮崎監督と同世代であるため後継者というより同志であると思われる。

出典: ameblo.jp

細田守監督

1967年9月19日生(46)
アニメ作品は『サマーウォーズ』『時をかける少女』『おおかみこどもの雨と雪』など。諸般の事情で制作中止になってはしまったものの『ハウルの動く城』で宮崎駿に監督に抜擢されてことがある。

庵野秀明監督

1960年5月22日生(54歳)。
アニメ作品は『新世紀エヴァンゲリオン』『トップをねらえ!』『ふしぎの海のナディア』など。
宮崎駿監督の引退作となった『風立ちぬ』では主人公・堀越二郎の声優を宮崎監督のオファーを受けるかたちで務めている。

出典: ameblo.jp

宮崎吾朗監督

1967年1月21日生(47歳)。
アニメ作品は『ゲド戦記』『コクリコ坂から』。宮崎駿監督の実の息子。父親である宮崎駿の大ファン。三鷹の森ジブリ美術館の総合デザインを手がけた。しかし、後継者というには経験が少ないという声もある。

www.huffingtonpost.jp

と思ったら引退撤回か?

ツイッターではこんな画像も。

2013年12月31日にTOKYO FMで放送された『鈴木敏夫のジブリ汗まみれスペシャル』で、鈴木氏の口から述べられた。

出典: news.livedoor.com

鈴木氏は「宮さんはねぇ、ボランティアでなら映画を作ってもいいと言い出してるんですよ最近」「もともと会見でも"自由に生きる"とは言ってるんですよねぇ だから映画を作る自由もあるってことでしょうねぇ」と発言した。

出典: news.livedoor.com

一作を完成させるたびに燃え尽き「あとは、若い者に......」とはいうものの、結局は自分がやらないと満足出来ないのが、宮崎監督の本質といえる。

出典: news.livedoor.com

これについてネット上は既に大騒ぎになっており、「長編アニメだけ引退して他はやるってことか」「すると思った」「引退撤回大歓迎!!」「もはや儀式www」といった声が上がっている。

出典: news.nicovideo.jp

そして遂に、彼が後継者に指名される。

出典: news.mynavi.jp

庵野秀明監督

スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーが26日、都内で行われた『第27回東京国際映画祭』(10月23日~31日)の記者会見場で「宮崎駿なき後は、庵野秀明氏しかいない」と太鼓判を押した。

出典: headlines.yahoo.co.jp

「向こう10年、庵野が日本のアニメーション界を牽引していくことになると思う」、「才能のある人にしかものはつくれない。天から与えられた才能を大事にしてこれからも作品を作ってもらいたい」とはっぱをかけた。

出典: headlines.yahoo.co.jp

庵野氏は「お恥ずかしいです」と照れながらも、「けっこう面白いの作ってたんだ、という再発見あった」と笑顔。「僕も50歳半ば、宮崎駿監督が『もののけ姫』を作っていた頃の年齢になりました。もっと頑張ります。働きます」と力を込めた。

出典: headlines.yahoo.co.jp

宮崎駿と庵野秀明の深い関係

出典: d.hatena.ne.jp

庵野氏(左)と宮崎氏(右)

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